ほむらの最後の時間軸にまどかに幼なじみの男がいるお話   作:古明地こいしさん

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魔法少女1

案内されたマンションは広い、親御さんは仕事だろうか

共働きなのかもしれない

男の俺が入っていいのかと抵抗はちょっとあったがまどかやさやかの家にお邪魔する事が多々あるのでそこは気にしたら負けだろうと...

しかしオシャレな家だ。

 

「「「お邪魔します」」」

 

「座って待ってて、紅茶とケーキを持ってくるから」

 

「いやぁ、ありがとうございます!痛っ!?なにすんのさ!カイト!」

 

さやかにチョップする。暴力はよくないので優しくだが

 

「少しは遠慮しろ、助けてもらったんだから....巴先輩、お構いなく」

 

「ふふ、仲がいいのね」

 

「まぁこのメンツでは幼い頃からの付き合いですし、まどかとは家が隣なのでよく家族ぐるみで付き合いがあって」

 

カチャカチャとカップを出して、ケーキも用意している巴先輩

そうなの、と言いながらも慣れた手つきで持ってきてくれた

自己紹介は既に済ませてある。このまどかが持ってる謎の動物、キュウべぇもだ

 

「それで契約してって何か契約書でも書くの?」

 

【いや、僕は君たちの願い事を一つだけ叶えてあげる。その代わりに魔法少女となって魔女と戦ってほしいんだ】

 

「はぁ....さっき巴先輩が口にしてたやつか、確か暁美のやつがお前狙ってたんだっけ?見えてなくててっきりまどかを殺そうとしてるのかと思ったけど」

 

「ほむらちゃんはそんなことしないと思うよ?」

 

結構冷酷な所があるからなぁ、暁美、警告とか言って撃ってきたし、昼はいきなり人生云々でそそくさと無視して保健室行ったし

 

「魔法少女になって魔女と戦うってつまり危険なことさせるって事だろ?」

 

【危険と言えば危険だね、命がけではあるから】

 

「そう、だから簡単に決めちゃダメよ?」

 

ふーん...と、俺は口には出さなかったがこのキュウべえが怪しくて仕方なかった

話し方が遠回しに言うあたりが気になる。母さんも言ってたっけ、詐欺師の人はこういう話し方をするから気をつけろって

一応聞ける情報は聞くか

 

「んじゃ聞くけどメリットは分かった。願い事が叶う...つまり奇跡が起きるとでもとらえればいいわけだ。んじゃあデメリットはなんなんだ?戦うことだけか?それ以外にもあるのか?」

 

【強いて言うなら戦う事で日常生活が大変という感じかな】

 

「そうね、私もパトロールで大変だもの」

 

「それじゃあ他、巴先輩が姿が制服に戻った際に持ってた宝石みたいなのは?」

 

【さっきから君ばかり質問してるけど君は魔法少女にはなれないよ?】

 

あ、こいつ絶対なんかある。俺とは話したくないって感じがダダ漏れだ

信頼信用そんなの皆無になった

 

「まどかやオツムの弱いさやかに理解してもらうためには必要だろ?それに友達だから心配なんだよ、こうやって目にもしたわけだし気にかけるのはおかしい事じゃないんじゃないか?」

 

【....マミが持ってたのはソウルジェム。魔法少女になるためのものだよ】

 

「これの事ね」

 

「...おいキュウべえ、コレ割れたり紛失したら魔法少女は辞められるのか?」

 

【割れたりしたら魔法少女にはなれないね】

 

なれない....か

 

「ね、ねぇ、カイトくん...さっきからキュウべえに質問攻めだけど...」

 

「そんなに気にする事ないんじゃない?願い事も叶うっていうんだし」

 

ため息をつく、少しは考えて欲しい。そういやあんまりテストの点数よくないんだったな、さやかこの前28だっけ点数まどかと俺と一緒に勉強したのに

まどかは泊まり込みで教えたら86点とって、詢子さんにこのまま〜とかなんとか言われたけどあれはアレで酒で酔ってたからな...っと

 

「少しは考えろ、いくらなんでも話が美味すぎる。失礼ですが巴先輩はどんな願い事を?言いたくなければ言わなくて大丈夫です」

 

「....私、事故にあったの....それでキュウべえが現れて....死にたくないって願って今に至るって感じかしら」

 

なるほど、やむにやまれずってところか

 

「キュウべえや、話してないことあるよな?」

 

【なにがだい?】

 

「さっきからはぐらかしたり話をそらそうとして...まるで聞かれたくない、騙そうとする詐欺師のような手口だ」

 

「カイトくん?」

 

「カイト?」

 

「藍上くん?」

 

3人が不安がってるが話を続ける

 

「ソウルジェム...ヒーローものでいえば変身アイテムだろうけどそれの真相はまだ分からない...けど、はっきり言うぞ、キュウべえ。俺から見ればお前は信用ならない。巴先輩には悪いけどキュウべえは良い奴とは言い難いですよ」

 

「ど...どういうこと?」

 

【....】

 

「キュウべえが見えるのは確か素質のある女の子か魔法少女だけでしたよね。俺は今例外ですけど、つまりキュウべえは契約のためにまどか、さやかのような契約してなく素質のある女の子を見つける力があるんだろ、憶測だけど。要は巴先輩の事故で願って魔法少女になった事、それ自体は生きることができてるのでいいですが願い事が決まっていて早い方がこういう契約を持ち込む奴は都合がいい」

 

「キュウべえ...藍上くんが言ってること...おかしなところはあるの?」

 

【訂正する所は特にないね、契約が早いならそれに越したことはないよ。僕としたら、それに魔法少女になれる少女を探すって言うのは僕の役目だからね】

 

横目でキュウべえを見る。その赤い瞳を見て、怪しい瞳だ

そしてなにより顔が無感情すぎる

 

「魔法少女にはなるな...とは言わない。なるならないは結局はまどかとさやかが決める事だ。でもな、それで責任持つのは大切だぞ。何しろ俺たちは第二次性徴期、精神的には幼いんだ」

 

ん?第二次性徴期...?

それらを少年少女....じゃあ魔法"少女"はまどか達の本分だとして...魔女って...いや、そう結論付けるのは早計か。まだ情報が少ない

殺される、もしくは怪我を負うかもしれないけど暁美に聞くしかないか。アイツはなにか知ってそうだし。じゃなきゃキュウべえを狙わない

 

「そ、それじゃあ魔法少女になるならないは置いといてどういったことをするか見てみない?明日また集まりましょう、ダメ....かしら?」

 

上目遣いでそんなこと聞かれちゃ、嫌とは言えないんだが...っ

 

「痛い痛い!まどかなに!?」

 

二の腕をつねられた。顔を見ると頬を膨らませてる

 

「あらあら、鹿目さんってもしかして...」

 

「そうなんです。もうほの字で...」

 

「大変ねぇ」

 

俺たちはOKを出して帰宅する。明日に暁美に接触するか

と、さやかを送ってまどかと共に帰宅した

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