今のこの世界を確かめるために   作:アイバユウ

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同級生とのあいさつ

朝礼を受けると私と新しくクラスメートになった同級生と体育館に向かった

始業式があるのだ。通過儀礼のようなものであるが仕方がない

第2東京市の学校に通学していた時も思っていたが、長い話は眠くなってしまう

それもかた苦しい話となると余計に重く感じてしまう

しかし生徒として当然受ける事しか道はないのだ

体育館に到着するとさっそく校長先生からありがたい挨拶と長い話が始まり、

それらが終わると教室に戻ることになった

 

「水川さん。よく耐えることができますね」

 

ルミナさんそう話しかけてきた

 

「第二東京市の中学校の時はもっと長い挨拶と話があったので」

 

それに比べると楽ですよと返答をした

実際のところはその通りなのだから仕方がない

こういう挨拶など話はほとんどの場合でかた苦しい、と言っていいほどつきものなのだから

 

「私は耐えるのは本当に我慢できなくて居眠りをしたくなるけど」

 

「ルミナさん。居眠りはだめですよ。ありがたいお話なのですから」

 

先生からのありがたい話。当たっているのかどうかについては返答は控える

それでも正論であることは間違いない

こういったかた苦しい話は学生だけでなく、社会人になっても必ずある事だ

それに耐えることを学ぶことは極めて重要である

無事に教室に戻ると今度はもう1つの課題が残っていた

私の自己紹介挨拶をしてほしいという事である

 

「今日から転校してきた生徒が1人いることはわかりますね?挨拶をしてもらえますか。水川カオリさん」

 

担任の蒼崎先生の言葉を受けて私は簡単に挨拶をした

 

「初めまして。第2東京市から移住・転校してきました水川カオリと言います。これからよろしくお願いします」

 

簡単に挨拶をすると蒼崎先生は私のことを成績が極めて優秀な優等生ですと、

できればそんな話はしてほしくなかったのだが仕方がない

私は別に成績が良いからと言って何か恨みを買うような立場に置かれたくない

いじめというのはどこの学校にも存在するものである

完全にないとはだれが断言できるだろうか

 

「今年度は皆さんは高校受験がある事を忘れないように勉学に励むように」

 

そう、中学3年生となると高校受験が控えている

私の志望校は第三新東京市公立高等学校にしようと考えている

もちろん私は『神様』と同じ存在なので、テストなどは簡単である

というよりかはテストなどはやったところで答えはすべてわかってしまう

私はこの地球上のすべての知識を持っているのだから

わからないことなどごく一部に限定できるくらいに知識がある

それでも私は『不正行為』はしたくない。

例えば『神様の権限』を使ってのカンニング行為である

私はいつも自分の勉強の実力で勝負している

そうでなければ意味がない

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