教室に到着すると蒼崎先生が来ていた
「蒼崎先生。おはようございます」
「水川さん。今日は早いですね」
「そういう先生こそ、何かあったんですか?」
「水川さんにお話がありまして。ネルフから再度テストを受けてもらえないかといわれたのですが僕としては個人の意思に任せたいと回答しておいたんだよ」
わたしへの興味はまだまだ尽きないようだ
ネルフの彼らは。迷惑な話である。蒼崎先生はつらい立場に追い込まれているとのことである
「蒼崎先生。大変申し訳ないのですがもう彼らとかかわりを持ちたいとは思っていないので遠慮する旨をお伝えしていただけますか」
「わかりました。彼らも意思を尊重すると言っていたのでそのように伝えておきますね」
「そのほかに何かお話というのはありますか?」
「いえ、今日はそれを伝えるために早く出勤しただけだから気にしないでください。カオリさん」
蒼崎先生はそう言うと教室を退室して職員室に向かったようだ
それにしても迷惑な話である。ネルフもあきらめが悪い連中ともいえることである
1度では信用できないということなのか。それとも何か気になることがあるのか
できることなら2度も接触するのは『僕』としても『私』としても遠慮したいところである
なのにあちらから迷惑が舞い込んでくる
「面倒なことに巻き込まれてしまうことは間違いないわね」
ネルフは今も私のことをマークしていることは間違いない
面倒なことに巻き込まれることは間違いないことも事実であることは確かである
とりあえず私は自分の席に着くとこの学校にある購買室に向かうことにした
自動販売機で冷たいジュースでも買って飲もうと思ったからである
その途中で私は碇レイさんと接触することになってしまった
「あの、少しいいですか?」
「購買室に向かうまででしたら良いですよ」
ここで無理に断ると私のことをさらに怪しまれることになると思った
だからこそ多少の譲歩をすることにした
少しぐらいの話をする程度は良いだろうと
「碇シンジ君という名前に聞き覚えはありませんか?」
「ごめんなさい。私は第2東京市から引っ越してきたばかりだから知らないわ」
私は彼女にあなたにとってとても大切な人なのかしらと質問をした
これはレイさんが『僕』のことをどう思っているかを知りたかったからだ
碇レイさんは私にとっては大切な人ですと回答した
「こんなことを聞くと失礼なのかと思いますけど、どんなふうに大切なんですか?」
「謝りたいだけなんです。私が間違えたことの大きさをようやく知ったので」
「レイさんは何か犯罪にかかわったんですか?」
「詳しいことは言えないのでごめんなさい」
レイさんの言葉に私も深入りしてごめんなさいと答えるとちょうど購買室に到着した
私は500mlサイズのペットボトルのオレンジジュースを購入するとレイさんも何か買いますかと質問した
「私は遠慮しておきます」
「そうですか」
私は早速自動販売機で購入したオレンジジュースを飲むとおいしさを感じた
よく冷えているのでとてもおいしかった