今のこの世界を確かめるために   作:アイバユウ

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朝の思わぬ発表

 

登校時間になってようやく登校してきた

私はただ興味を示すわけでもなく、のんびりと窓から見える第三新東京市の風景を眺めていた

本当に良い眺めである。これでネルフからの介入がなければ最高なのだが

現実はそれほど甘くないことはもう経験済みである

それに同学年には碇レイさんやアスカさん。それに渚カヲル君がいる

この3人が最も厄介である。きっと彼らはあきらめるという言葉は知らないのであろう

 

「世の中上手くことが進むことなんてありえないってどこかの本で見たけどその通りね」

 

その本に書かれている通り私の人生はまだまだこれからなのだが

トラブルの種は様々なところに存在している

すべてを上手くかわすことはできないだろう

種という名の地雷はいくつかは踏まないといけないかもしれない

それはそれで面倒なことになるかもしれないので大変である

 

「今の私に求められるのは何物にも動じない覚悟ってところかしら」

 

そんなことを呟きながら私は座席から外を眺めていた

その時廊下を走ってくる足音が聞こえてきた

思わずだれか不審人物かと思ったが結果は違った

同級生になったルミナさんだった

 

「1番乗りにはならなかったわね。おはようございます。水川カオリさん」

 

「ルミナ・アカネさん、こちらこそおはようございます。いつも1番乗りを目指しているんですか?」

 

「だって早朝で1人だけの教室を独占できるのは何か特権みたいに感じませんか?」

 

「それはそうですね。私も同じ考えです」

 

1人の時間を独占する。ある意味では時間を独占しているのだ

普段はうるさい教室なのに、朝の早朝だけは静かな時間帯である

そこに特別感を感じるのは何となく意味が理解できる

 

「フルネームで呼ぶのもあれですし私のことはルミナって呼んでくれていいから」

 

ルミナさんは私のことをカオリって呼ぶからと言ってくれた

親しみやすい関係つくりには良いかもしれないとして了承した

 

「よろしくお願いしますね。ルミナさん」

 

「こちらこそよろしく。カオリ」

 

ルミナさんは自分の席に向かう。それからしばらくすると次々と同級生が教室に入ってきた

これからの楽しい毎日にを送れることを願いながら、私は座席から外を眺めていた

教室に蒼崎先生が入室してくるとこのクラスの委員長が『起立!』と声を出した

私もあわてて椅子から立ち上がって蒼崎先生に礼をして着席をして朝礼が始まった

 

「皆さん、来週は臨時テストを行います。40点以下の赤点を取った人は再テストを受けてもらいますので」

 

その言葉に教室の多くの生徒は『やめてほしい』などといった意見を言っていた

確かに私としても臨時の抜き打ちテストは怖い。

ただしこうやって事前に予告しているとなると抜き打ちテストに入るのかどうかは微妙ではあるが

 

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