午後の授業を終えていよいよ放課後を迎えた。
私は部活動には興味はないが図書室に行くことにした
この学校の図書室にはどんな本があるのか興味があったからである
「カオリは放課後はどうするの?」
「ルミナさん。私は図書室に言って少し蔵書を確認してきてみたいので」
「なら私も一緒に付き合うわ。スキューバダイビングの話についてもいろいろと話をしておきたいし」
その言葉を受けて私はそれもそうですねと返答すると一緒に図書室に向かうことにした
この学校の図書室は自習室も兼ねているので放課後は午後5時まで解放されていることを事前に知っていた
図書室で勉強することで今度のテスト対策をすることを兼ねている
ルミナさんと一緒に勉強することでテスト対策をして、補習勉強をしなくてもせずに済むようにしておきたい
もし補習テストを受けることになったらスキューバダイビングどころの話ではない
「ルミナさんも勉強は一緒にしましょうか?」
「ええ、カオリの実力を知っておきたいし、あなたと楽しく話すことは好きだから」
ルミナさんはそう言ってくれた。私はその言葉に少し喜びを感じていた
この学校で初めてできた親友のような存在だからである
第二東京市の学校にいた頃は親友という存在はいなかった
誰からも一定距離を取られた感覚で見られていた
だから友人というのはできなかった。第二東京市を離れたというのはそういう関係もある
できれば親しい友人を作りたかった。本当の意味で信頼できる友人を
親友を作れば何かが変わるかもしれないと思っていたからである
実際にルミナさんという友人ができてから私の心は少し変わってきた
心の色が少し変わった
「ルミナさんは得意な科目は何ですか?」
「私は基本的には英語以外は問題ないわ」
「そうなんですか。意外ですね。ルミナさんは不得意な科目なんてなさそうに見えるのに」
「英語はどうしても苦手なのよ。よかったら勉強のコツでも教えてもらえる?」
「記憶力の問題よ。私は必死に記憶力を上げることに努力していっただけだから」
実際に私は神様なのであらゆる知識を持っている。英語だけでなくあらゆる言語を話すことができる
だからと言って、その知識を使ってインチキでテストの点数稼ぎをしたくない
「カオリ。記憶力を上げるコツって何?」
「ひたすら努力をするだけよ。記憶力を上げるだけでも苦労はある」
実力で記憶力を上げるにはひたすら努力あるのみだ
些細な記憶でも脳にインプットする。その努力は絶え間なくやり続ける必要がある
日常のすべてを完全に記憶するという完全記憶訓練をすれば勉強でも同じことができる
私は毎日、記憶する訓練をしている。どこに何があったかを常に記憶してそれを何度も思い出そうとする
それを繰り返して行えば記憶力が上がると私は考えている
頭脳というのは筋肉なのだと。使っていないとたるんでしまう
だからいつも私は脳を鍛えるためにあらゆることを記憶しようとしている