図書室でルミナさんは勉強をしている。
私は読書しながらもルミナさんが時々問題の解き方について質問をしてくるので、
それを教えて私は再び読書に戻ると言った時間が過ぎていった。
本当にのんびりとした時間である。私たち以外にも勉強をしている生徒はいる
ここは本当に勉強熱心な生徒が多いことが証明されている
第二東京市にいた頃にはこんなに図書室で勉強をしている生徒はいなかった
この学校のテストが難しい理由がわかった気がした
そんなことを考えながら勉強をしていると『僕』にとっては『懐かしい友人』が入ってきた。
惣流アスカさんと碇レイさんである。それと渚カヲル君の3人である
3人は私を見つけると私たちの近くの席に座って自習を始めた
ちらちらとこちらをまるで偵察するかのように見ながらである
正直なところ面倒な相手と捕まったと私は感じてしまった
「ルミナさん。申し訳ないのですが少し用事を思い出したので今日はこのあたりで私は帰りますね」
私はこのいやな空気の場所にいるのが嫌で抜け出すことにした
今なら簡単に逃げ出すことができる。言い訳だって簡単にできる
ルミナさんには申し訳ないけど
「わかったわ。それじゃ私はまだ自習を続けるから。また明日ね。カオリも気を付けてね」
「ありがとうございます」
そう言うと私は席を立つと図書室から退室していった
今は彼らと一緒にいるのは避けておきたい。面倒なことになる前に逃走することにした。
学校さえ出ていけば追いかけてくることはないだろう。
私は図書室を出るとは急いで1階まで階段を駆け下りていった
幸いなことに後をついてくる気配は確認されない。
「今のうちに逃げるとしましょう」
今の『私』には関係がないのだから。ネルフ関係者と接触する理由は存在しない。
すべては今さらなのだから。借りにエヴァパイロットとして登録されそうならあらゆる手段で逃げだす
マスコミに情報を流すことぐらいして見せる。子供1人をネルフが組織でいじめていると
今のネルフは非公開組織ではない。公開組織になっている
マスコミ1つの報道内容で組織の状況が大きく作用するだろうと私は考えている
もう使徒はやってこない。それだけは間違いないのだから非公開組織にし続ける理由はない
それにどこから秘密が漏れるかわからないというリスクを考えれば組織の名前だけでも公開したほうが安全である
私は玄関の靴箱に到着するまでそんなことを考えていた
「それじゃ、帰りましょうか」
下駄箱から靴を取り出すと上履きと履き替えて玄関から外に出ていった
「本当に危ないところだったわね」
もうすこしで嫌な予感になるかもしれないと感じていた
学校を出ると私は少し急ぎ足で家に向かって帰宅していった
すると後ろから駆け足の音が聞こえてきた
「嫌な予感が的中したみたいね」
私は急ぎ足から普通の歩行スピードに戻して後ろを一瞬だけ見ると渚カヲル君がついてきた