TS少女(25)は今日も魔法少女の業務をこなす 作:雷雷帝王
越谷さんの言葉遣すかしすぎる!なので難産です。ご了承ください
オレは今、株式会社マジルミエの建物に来ていた。そしてオレは来たことを後悔していた
「……社長…その格好は、一体」
「ん?あぁ、気にするな」
はぁ!?いや、いやいや、インパクト凄すぎんだろ……何だあれ、まさか社長が魔法少女のコスプレしてるとは思わないだろ
「社長、この方は……?」
「今日から一緒に働く
「……蕾坂レイです。よろしくお願いしします」
やべぇ、これがこの会社普通なのか……入るとこ間違えたかな
「
「今変身って聞こえましたけど!?!?!?」
「うおっ!?」
いきなりの大声にオレは驚いたが、一瞬にオレの近くにき驚いて叩きそうになったが、ギリッギリッで止めて様子を見ることにした
「社長!?新人入るんですか!?」
「そうだ!だが少し待て、蕾坂はコスチュームにオーダーがあるようだ」
「あの、社長。この人は……」
「二子山、うちの魔法エンジニアだ」
「あぁ〜…成る程、了解」
「新人さん!!」
「!何ですか……」
「オーダーを早く言ってください!!」
「あ、あぁ……はい。えっとまずスカートが苦手なので半ズボンにして下さい。あとタイツとサイバーサングラスもお願いします」
「!?そ、そんな!!勿体ないですよ!?」
「いや〜……オレ、あんまり女の子女の子してる衣装は見るのは好きなんですけど着るのは苦手でして……」
「……成る程、見る専か」
「まぁ、そうなりますね。あとスカートだと履き慣れていないので動きづらくてですね」
「分かった、蕾坂の要望をのもう」
「社長、ありがとうございます。さっきの要望さえのんでくれれば後はご自由にどうぞ」
「聞いたか!二子山、好きにやれ!めっっっちゃ可愛くしろ!!」
「分かりました!!」
二子山さんはそう意気込みながらオレを見て黙った。そしてしばらくして興奮気味に大声を上げた
「…………見えた今期イチかわいい!!」
「そ、そうすか……」
「即変身プログラム組みます!!」
「秒だ秒!!」
二子山さんはパソコンに向かい、すぐにプログラムを組み始めた。社長ともう1人の人がそれを覗き込むと言う謎の画を見せられていた
「できました!!」
「え、もう……え、早」
「これ変身アイテム兼社員証です!!」
そう言って渡された社員証にはこう書かれていた。《魔法少女兼事務員 蕾坂 レイ》と
「これを自分の前にかざしてですね『コードC起動』と命令すれば変身です!」
「了〜解。んじゃ、コードC起動」
オレがそう社員証に命令すると社員証が光だし、キラッキラのエフェクトと共にスーツが一瞬にして白と処々に淡い紺色が入った半袖のワンピースに変わり、更にスカート部分が半ズボンに変わった。半袖から出ていた調整用の紐が半袖にくっつき足先から白色のタイツが現れて脚を覆った。そして指先から肘の手前までくらいの長さのグローブをまとい、脚は膝下くらいのヒールブーツをまとい、更にお腹のところを覆いながら淡い紺色の腰マントが出てきて鳩尾部分に正面が星形のベルトが巻かれて、赤色のアスコットタイが首に巻かれた。最後に薄い赤色のサイバーサングラスが掛けられた。
これで変身完了なんだろうか、そう思いながら社長達を見てみると全員が泣いていた
「エフェクト凝った甲斐があった……」
「いつ見ても変身バンクは泣けるな……」
「初回は涙腺を刺激しますね……」
……何だコイツら、変身バンクだけで泣いてやがる。オレはすぐに変身を解除して元のスーツ姿になった
「あぁ〜…もっと見たかったです」
「はぁ?……そんな事よりそちらの方は誰ですか?」
「ん?ああ、
……何か1人だけ社畜がいるんだが。まぁ、いいか。無理矢理とかじゃなくてこの人自身がやりたがってるのかも知れないしな
「翠川さん、これからよろしくお願いしますね。事務員としてまだまだ未熟ですのでご指導よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくね。蕾坂さん」
「あと1人、
この会社、ヤバいな……魔法少女1人で業務してるのか。……いやオレのとこもそうだったな、零細企業は大体こんなもんか
なんてことを考えていたらその魔法少女が帰ってきたらしい。騒がしい音が聞こえ始めた
「たッだいまァー!」
その声の方を見ると見るからにザ·不良な見た目の女ががホーキを持って帰って来ていた。そしてその女…越谷さんはオレを見るなりハテナマークを頭に浮かべていた
「?お嬢ちゃん、誰だ?」
「今日からこの会社に勤める、事務員の蕾坂レイです。これからよろしくお願いします。越谷さん」
「蕾坂は俺が今日、スカウトした新人だ」
「へぇー社長ちゃんがスカウトしたのかぁ。よろしくなレイちゃん」
そう言って越谷さんはオレの前に手を伸ばした。オレは伸ばされた手に握手した
「はい、よろしくお願いします。越谷さん」
オレはこの変人達の巣窟で本格的に働き始めることになったのだった
オレがマジルミエの事務として働き始めて数週間が経った。スカウトされた翌日に諸々の手続きを終わらせたりしたが、オレが魔法少女として出勤するような事などもなく平和な日々を過ごしていた
オレはこの数週間でマジルミエの雰囲気に慣れてしまった。……人とはなれる生き物だと自分の身を以て思い知らされた。
後は旧いホーキを1台社長にお願いして貰った為、今は好き勝手にカスタマイズしている
「あれ?レイちーメガネ掛けってけど、目悪くなったん?」
「いや、ただのブルーライトカットのメガネ。パソコンずっと見てると目が悪くなるから昨日買った」
「ほぇーそっかぁ」
オレは今、黒縁のメガネを掛けてパソコンと向き合っていた。スカウトされた日から翠川さんに教わって事務の仕事をこなしていた
「と、言っても大半が翠川さんのおかげで仕事量は全然無いんですけどね」
「いやいや、蕾坂さんだってすぐに仕事を覚えてくれたから前より仕事がやりやすくなったよ」
「……あんまり変わってないと思いますけど。たかが1人事務員が増えた程度で減るもんじゃないし、そもそもウチが零細企業なんで大して仕事量も無いですしね」
「……それもそっか!」
なんて話をしていたら備え付けの電話が鳴った。翠川さんがそれを取り、話を聞くとどうやら依頼らしい。翠川さんはその事を越谷さんに伝えて越谷さんは屋上に行き、変身して怪異がいる場所へ飛んでいった
そして今日、新しい魔法少女がマジルミエに入るのだった
蕾坂レイ…魔法少女兼事務員、こんな好待遇で良いのか数日は悩んだが、悩んでいても仕方ないっと考えて悩むのを止めた人。ホーキなどをいじって何時でも魔法少女として出勤出来る様にしてる