TS少女(25)は今日も魔法少女の業務をこなす 作:雷雷帝王
原作の始まりまで来ました!けど、区切りが見つけれずに前後編に分けます!
そして、越谷さんが業務から帰って来たら椅子に座っていた
「越谷さん、バイクはダメ」
「いやだって私のホーキ喰われたし!」
「だからって一般人を業務に巻き込むのはナシ。僕が持ってくお詫びの菓子も安くないんだから」
「……零細ベンチャーには安くない出費ですからね」
「ていうかあの新しい魔道具!!使いにきぃわ!開発元に特攻かけさせろ!!」
「やめて…魔法少女なんだから…」
「そもそもやったら犯罪だよ……」
「…まあ確かに越谷さんには随分無茶させてるよね。それでね、さっき社長と話して新卒で魔法少女を募集することに決まりました!」
「………………え?」
翠川さんの言葉に越谷さんは驚いたのかキョトンとしていた
「社長がね、さっきの退治見て越谷さんに無理させてて申し訳ないって」
「社長ちゃんが…」
「知ってるでしょあの人、魔法少女絶対主義だから」
「オレは基本事務員だから魔法少女の新人は今回が初だね」
「そっか…ついに新人か」
越谷さんがしみじみ〜、となっていると翠川さんがどんな子が来てほしいのか尋ねた
「そーだなあ。まァ、タマのある奴かな。ウチみたいな零細ベンチャーでやってけるような…」
越谷さんがなんてことを言ってるのをオレはパソコンと向き合いながら聞いていたら越谷さんが何かひらめいたのかオレの方を向いて話かけてきた
「というかレイちが出ればよくね?」
「いやですよ、面倒くさい。オレはあくまで臨時の魔法少女であって基本はただの事務員ですー」
「ええ〜いいじゃん。また魔法少女やろうぜー」
「はぁ~…オレが魔法少女を本職にしようがしまいが魔法少女が増えるのはいいことだし、それにオレのやり方は1人の方が効率いいしね」
「そんなもんなの?」
「まあ、大体1人で業務してる魔法少女なんてそんなもんでしょ」
なんて話をしながらオレは自分が先輩になることに内心喜びの嵐だったのであった
しばらくして社長と二子山さんが出かけて社内には、雑誌を読む越谷さんと名刺トランプタワーをしている翠川さんと自分の魔道具をメンテしているオレの3人しかいなかった。暇になったのか越谷さんが翠川さんに話しかけていた
「翠川」
「はい?」
「営業、行かなくていいの?」
「社長が外出てるんで仕事の依頼があったら僕が対応しないと」
「レイちがいるじゃん。…ていうか何やってんのソレ」
「オレは今休憩中でーす」
「名刺トランプタワー」
「暇の極みかよ…固定魔法かけてやろっか」
「それじゃあ意味がね…」
なんて話をしていたら電話が鳴り、1番近くにいたオレが取り対応することにした
「ハイ株式会社マジルミエです」
『もしもし!
「お任せください、秒で魔法少女を向かわせます!」
「越谷さん、翠川さん」
「変身してくる、翠川は退治情報送っといて」
「ホーキは旧いのを」
「了解」
ホーキを取りながら越谷さんは屋上に向かった。翠川さんはパソコンと向き合い、越谷さんのサポートを出来る体勢になった。
オレは翠川さんの後ろから覗き込み何時でも魔法少女として出動出来る様にした
「たッだいまァー」
越谷さんが現場にいた一般人をまた巻き込み業務の手伝いをさせたが無事に業務が完了して戻ってきた
「越谷さん!一般人の協力要請はあれほど…「翠川、一般人じゃねェよ」え……?」
越谷さんは翠川さんの言葉を遮りドヤ顔で言った言葉にオレと翠川さんはキョトンとした
「入社希望の新卒だ」
そう言って後ろにいた新卒の子がペコっとお辞儀した。
オレと翠川さんは数秒固まったがすぐに翠川さんがツッコミをいれた
「いやほとんど一般人でしょ!!」
「こまけーなあ」
「越谷さん、膨れてるところを悪いけどあとで反省文書いて下さいね」
「ええー!?レイちー許してくれよー!」
「1回目ならまだしも、2回目は流石に見逃せませんよ」
「でもちょうど良いかもだな。さっき社長と
「おっ、全員と面通せんじゃん」
……新卒の子、社長見て逃げないかな。なんて心配をオレがしていると社長が入ってきた
「お客さんか?翠川」
「あ──ッ社長!!」
「社長ちゃんおつー」
「越谷さんが新卒の子を…」
「ああ、越谷ご苦労だったな」
「楽勝ッスよ」
なんて話をしてる間にも新卒の子は社長の姿に戦慄していた
「社長の
「社長ちゃん!」
社長が新卒の子に挨拶していると越谷さんが社長に近寄って行った
「早速スカウトとはやるな越谷」
「いや〜楽勝っスわ」
「新卒のいる現場に派遣したの僕です僕!!」
……新卒の子、社長の格好にノーリアクションなのにすっごい驚いてる
「二子山、お前も挨拶…を…」
社長と同じ方向を見ると二子山さんが集中モードで角に座り込んでいた。
……新卒の子怖がってんじゃん。やべぇ、今んとこマイナスしかないぞ
「ああ、二子山くんもいたの!」
「これで全員揃ったじゃん」
「すまん、集中モードだ。後にしよう、管制室にいる」
「あっどうぞ空いてます〜」
そう言って社長は二子山さんを引きずって管制室に入っていった
新卒の子は……あー、すっげぇ来たの後悔してそぉたなぁ。あんなでもいい人達なんだよ……
「
「あ……いや…その……」
新卒の子改め、桜木さんは躊躇している様子だった。分かるよ、オレもはじめは後悔したからね
「あの……私」
「入社希望って事だけど、まずは実地体験ということで、これを覚えてもらいます!」
「これ……ホーキ!」
「そー!」
桜木さんはさっきまでの雰囲気から一転してワクワクを隠せていなかった。桜木さんも女の子、魔法少女にはあこがれるよねー
「移動用魔道具通称“ホーキ”全ての基本の魔道具だよ。魔法少女の主たる移動手段なのはもちろん、専用ソフトをダウンロードしてカスタムもできる。強いて言えば一般人の
なんて説明を翠川さんがしているが桜木さんはすっごい欲望にまみれてる笑顔でホーキを見ていた。……絶対に辞退するのホーキ乗ってからでもいいかって思ってるな
すると桜木さんが自分の中にある疑問をオレ達に問いかけてきた
「い、良いんですか。こんな本格的なものを最初から……私、ほとんど学生なのに…」
蕾坂レイ…越谷さんの業務スタイルにヒヤヒヤしていた人。1回は見逃したが流石に2回目は反省文を書いてもらうことにした