第1話 学生の本分
親の顔なんて知らなかったから、気付けば姉と児童養護施設に居た。
そこに居た養護教員によると、まだ赤ん坊だった俺を抱きながら、これまた幼い姉が門を叩いたらしい。
架空の世界ではよくある設定だが、施設に居る子たちからしたら特別変な話でも無く、同じような境遇だということで一緒に楽しく過ごせていた。
学校にも通うことが出来ていたし、顔も声も知らない親などもはや存在しないものと同じ。
何不自由なく生きていた俺にとって、姉さえ居てくれたらそれで良かった。
人にちゃんと挨拶をする。
ご飯を食べたらご馳走様を言う。
学校の宿題はその日のうちにやる。姉の教えは人生の道標だ。
『あなたはちゃんと勉強をして大学に行って、いい所に就職しなさい』
姉はいつもこう言っていた。
見えないくらい先の話をされてもな……と思いつつ、姉の言うことに間違いは無いから言われるがままに学校の勉強は頑張っていた。
歳が離れていたから姉が先に施設を出ることになった。
働き口が見つかってこれからはそこにお世話になるらしい。
仕事が休みの日には会いに来るからと約束をし、俺も施設を出たら自由に外の世界で暮らしたいなと思うようになった。
大学とやらに入る為に幼い頃から勉強はして、たまの休みに会いに来てくれる姉と過ごす日々に満足していた。
『でも本当、あなたにまでこの体質が引き継がれて無くて良かった』
これも姉がよく言っていた言葉だ。
俺の姉は特異体質で、理由は分からないけど体から冷気を発している。
そのせいで色々と大変な事もあったようだけど、今でも元気で過ごしている。そんな姉の顔に、この頃は笑顔が多い。
『そんなに顔に出てたか。まぁ、弟には言うべきだよね……。──こんな私を愛してくれる人ができたの』
姉の惚気話は退屈だった。
身内の……特に姉が女の顔をしているのは、弟からしたらなんとも形容しがたい気持ちが溢れてくる。
でもまあ嬉しい話には違いない。
"氷の肌"を持つ姉を大事にしてくれる人が現れたんだ。
俺は姉が居て幸せだったから、今度は姉が幸せを享受する番だ。
俺は姉を祝福した。
『大人だね、さすが私の弟。やっぱ私の育て方が良かったからかな』
昔とは違う、女性らしい笑みを浮かべる姉の顔は忘れないようにしている。大事な人との時間を大切にして欲しいから、施設に来る頻度も減らして欲しいと伝えると、頭をくしゃくしゃとされた。
そんな姉がパッタリと施設に来なくなった。
男が出来てもちゃんと会いに来てくれていた姉がだ。
おかしいなとは思いつつも、どこかで幸せに生きてくれているならそれで良いと思っていた。
寂しいと言えば嘘になるけど、個人が自分の幸せを追求することは当然の事だ。
──君のお姉さんな、"商品"として売りに出されとるかもしれへん。
代わりにやけに来訪するようになった関西弁のおじさんからそう言われてから、俺の人生の色はガラッと変わった。
○
汽車に揺られながら、目的地に着くまでの間に1つでも多くの知識を吸収する。もう何周もした教科書にはシワが目立つ。これは俺の努力の証だ。ただの反復……脳に記憶されるまで何度も何度も同じことを繰り返す。それが俺の勉強スタイル。時折窓の外の景色を見てリラックスもしたりするが、街中に入ってくると似たようなつまらない風景が広がってしまう。こうなるともう、外なんか見てるより教科書を見ていた方がマシになってくる。
汽車が駅のホームで停車。下車する人の流れに乗って俺もホームへと降り立つ。……人混みはあまり好きではない。腕とか肩とかぶつけてくる人いるし。自分の体の面積くらい把握しておいてくれといつも思う。
文句を垂れていても仕方ない、この駅で待ち合わせをしている人が居るんだ。お目当ての人物が居ないか、頭をキョロキョロさせて辺りを見渡す。恐らく白のワイシャツを着ているだろうから、割と見つけやすい方だとは思うけど……。
「わっ!こっちやでミナト君!」
バンッ!と両肩に手を置かれ思わずビクつく。ただ声でそれが誰の仕業かは秒で理解出来た。
「柴さん、元気そうだね」
「まあね。そっちこそ相変わらず勉強の虫って感じやな」
俺の背後に現れた男──
「でもよく見つけれたね。あんなに人が居たのに」
「案外目立つからな、フード付きの服に学ランなんて奇抜な格好。国内探しても君くらいやないか?」
「オンリーワンってこと?なかなか嬉しいねそれは」
「また横文字使っとる……」
別にいいでしょ横文字くらい……。海の外の言葉って面白いものが多いんだよ?訳が分からないものと言って蓋をするのは勿体ないさ。……まぁ、柴さんアラフォーだからな。今更新しい言語なんて覚えたくないのかも。
「今なんか失礼なこと考えてへんか?」
「んなこたない」
「そう?ならええけど。でも、昔はもっと礼儀とかちゃんとしとる子やったんやけどな」
「慣れって怖いね。出さないだけでちゃーんと尊敬はしてるから安心して」
「表に出してくれた方が嬉しいんやけどな」
他愛の無い話をしながら街をひた歩く。柴さんとの付き合いは長い方だ。俺が施設に居る時からだからもう数年は経つ。今の俺の生活をある程度保障してくれているのはこの人だ。もちろんいつも感謝している。
「……それで、この街の中に居るって話だけど」
俺の言葉に柴さんはこくりと頷いた。大衆が行き交い、乗用車も汽車の線路も整備されている街。対象は一般人に溶け込んで生活をしているようだな。ギリっと無意識に奥歯が鳴る。
「場所とかはもう突き止めてある。後は会って君が何をするかや」
「することは決まってるよ。とりあえず挨拶からだ」
目的地へと到着した俺たちは、その建物を思わず見上げる。町の中に建てられた荘厳な雰囲気のある教会。他所の国の文化だった気がするけど、ここ日本でもチラホラ見受けられるらしい。
「奴はいつもこの時間、1人でお祈りを捧げているらしい。信仰している神さまがおるみたいでな、その時は建物内に誰も入れないようにしてるらしいで。どんな権力持ってんねやろ」
「お祈り……。木魚とか叩くやつかな?」
「ちょっとベクトルちゃうやろそれは」
あ、横文字!と柴さんが口を開ける。そんな柴さんを横目に、目標の人物がいるであろう教会の大きな扉を開いた。
……天井がかなり高い。規則正しく並べられた木の長椅子には誰も座っておらず、どこか寂しい雰囲気が流れている。視線の先、建物の中央奥付近にその人物は居た。
「こんにちは」
「……誰だ?」
無礼な人間だな。こっちはちゃんと挨拶をしたのに、それを無視して問いかけをしてきた。ま、元から対話なんて望んじゃいないけど。ちなみに声をかけても、そいつは俺に背を向けこちらを見ようともしない。無礼ポイントが加算される。
「確認したいことがあってね。こっちに顔を向けてくれる?」
「いま忙しいんだ。話なら後にしてくれ」
「俺はアンタの弟だって言ったら?」
男の右肩がピクついた。何か思い当たる節があるんだろう。これで俺の話を聞いてくれやすくなったか……?後ろの方でギィと扉が閉まる音がした。柴さんだ。
「体から冷気を出す冷たい肌を持つ女性。身に覚えがあるだろ?」
「……そうか。アイツがよく話していたのはお前の事だったのか」
低く重い声。そいつは俺の言葉を受けて興味が湧いたのか、くるりと体の向きを変えて俺の方を向く。お目当ての人物とのご対面に、俺は目を細めた。
「確かに……どこか面影があるな。その格好を見るにまだ学生か。俺に一体なんの用かな?」
華奢な男だった。すらっとした体にキチッとしたスーツを着用している。中性的な顔立ちをしていて、前髪は目の少し上まで伸ばしている。
……─コイツが姉さんの。姉さんを愛した男。俺の姉を女性にし、女性としての幸せを与えた男。あの頃の姉さんの表情を見るに幸せだったんだろう。その理由が目の前のこの男らしいけど、俺は同時に柴さんの言葉を思い出していた。
「姉さんをどこにやった?回答次第じゃタダじゃ済まさない」
"商品"……およそ人間を呼ぶには相応しくないワード。柴さんが言うに、日本国内の裏社会では人身売買も平気で行う奴らがいるらしい。そんな許されざる行為の中にコイツがいるのなら……。そして、姉さんがそれに巻き込まれているのなら……。優しかったあの姉さんが……。
ドクンと心臓が跳ねる。焦るな……落ち着け……感情的になるのは後でいい。今はコトの真意を確かめる時だ。そして少しでも多くの情報を聞き出す。それが未来の為になるからだ。だから今は身構えておくだけにとどめる。
「高く買い取ってくれる奴がいたからな、そいつに売った」
「ぶち殺す」
感情が先行する。後から追い付いてきた肉体が躍動を始め、木で造られた教会の床を踏み抜く。一瞬で男の眼前にまで迫ると、握った右手を腹立たしいその顔面に打ちつけた。
直撃……手応えはある……。けどなんだ……?感触的に人を殴った気がしない。まるで固い岩を殴りつけたような……。右手に走る痛みがその証拠か。
「いきなりかよ、喧嘩っ早いな。他人に危害を加えちゃいけませんって、ねーちゃんに教わらなかったか?」
「認めたくないけど、他人では無さそうだからギリセーフ」
どうやら痛めつけられる覚悟はあるらしい。それならこちらも心置きなくやれる。遠慮なんてしなくていいのは楽だ。
腹の底から湧き出る力……そいつを全身に行き渡らせる。再度地面を蹴って背後に回り、勢いを乗せた蹴りを繰り出す。
「──速ぇな!」
と言いつつ、ちゃんと反応してくるじゃん。俺の蹴りを腰を曲げて回避すると、男は反撃とばかりに拳を放ってきた。それを寸でのところで受け止める。なかなかに鋭い一撃だ、喰らえばあとに響くぞ。
「ミナト君!」
「!!」
「そぉらっ!!」
柴さんの声が響いたと同時に、男の懐から何かが白く光る。瞬間、左頬を薄くなぞられる感覚が走る。コイツ、短刀なんて隠してやがった。ひとまず後ずさり、切りつけられた頬を指でなぞる。傷はあまり深くない。
「クックック……いやぁまさか義弟に襲われるなんて夢にも思わなかったよ……。そうかアイツの仇討ちか」
「どこのどいつに姉さんを売った?」
「聞いたら答えを教えてくれると思ってやがる。ここは学校じゃねぇんだわ。甘い上に危機感が足りてない。姉弟揃ってな」
「は……?」
「ちょっと優しくしてやったらすぐに信用してたよ、お前のねーちゃん。あの体質のせいか、今までロクな人間関係を作れなかったんだろうな。人の内面を見ることを知らなさすぎる。ああけどそのおかげで、これから一生遊んで暮らせる金が手に入った。その点だけは感謝してるぜ」
再び跳ねる心臓。なんなんだコイツ……何でそこまで悪に徹することが出来る……?人の気持ちを……姉の人生を何だと思ってやがる……?
──こんな私を愛してくれる人ができたの。
ごめん、姉さん。目の前のこの男は、姉さんに偽りでも幸せをくれた人なのかもしれない。そしてその幸せに、少しは救われていたのかもしれない。
「そうか弟なら、お前も売りつけてやろうかな」
だけどダメだ。コイツは他人を慮ることが出来ない人間なんだ。人を悲しませる側の人間。そしてその事を何とも思わない人種。
そんな奴は……。
「やってみろ」
斬り伏せてやる。
腰に差した刀の柄に手をかけ、ゆっくりと丁寧に抜く。白い鞘に白い柄、そして現れる白い刀身。雪のように真っ白なソレを鞘から引き抜き、しかと握りしめる。
全身に力が漲るのを感じる。抑えていた怒りが、体の中を通して刀にまで巡るのを感じる。コイツを握るだけで、何でも出来るような気がしてくる。
「何だ……?花……?」
俺が刀を抜くと同時に舞い散る花弁。通常、暖かな春の陽気に照らされ育つことが多いのが植物だが、この世には厳しい冬に存在を示す花たちもいる。
冬に生きる花々。まるで雪のように舞い散る花弁から、この刀に授けられた名は。
「
鏡のように刀身に映り込む男の顔が見えたら、全身を走る力を頼りに駆け出す。
勝負は一瞬。
慈悲など残さない。
目の前のコイツは今までも、そしてこれからも人を傷つけていく。
人が生み出す悲しみの連鎖を、今ここで断ち切る。
男が脇差を振るおうとした時には既に手遅れ。赤い血飛沫と共にソレは空を舞っていた。俺の振りかざした刀の方が先に、男の胴体を袈裟斬りにする。拳とは違い、刀はたった一振で勝負が決まる。
「が……はぁっ……!」
ちっぽけな断末魔を背に、ドサリと地面に倒れ伏す音がする。手応えは完璧にあった。けど、即死はしないようにセーブはしてある。コイツからは聞き出したい情報がある。
刀に付着した血を払い飛ばし、男の元へ寄る。口から血を流し息は絶え絶え。瀕死の人間はみんな同じような顔をする。
「んだよ……ガキの癖に覚悟決まってんのな……。先に言っといてくれよ……」
「決めさせてくれたのはアンタだ。その点については感謝してる。けど、まだくたばってもらったら困るんだ。アンタには色々と聞きたい」
……もう反撃をしてくる余力は無いだろう。そう確信し、刀を鞘に収める。顔が青ざめてきている。残された時間は少ない。
「姉さんの居場所と裏社会の人間……"
その問いに対し、男は薄く笑ってみせた。
「へっ……どこまでも姉さん姉さんってか……。そうだな……弟との初対面なんだ……特別に教えてやる……。──"
「楽座市……」
いつかどこかで聞いたことのあるような気がする。けど全貌は当たり前だが何も知らない。名前からして市場のようなものなのだろうか。
「毘灼……ってのは……俺ぁ知らねぇなぁ……。グフっ……!」
「──ッ!?おい、もう少し情報を!」
「ミナト君、これまでや」
隣に並び立っていた柴さんが、男の容態を見てそう判断した。彼の言う通り、男は既に事切れている。
「毘灼か……なかなかしっぽ掴めへんけど、ミナト君の方でも探そうとしてくれとったんやな」
「まぁアイツに協力はしたいから」
結局、手に入った情報は"楽座市"ということだけ。それでも大きな進歩だとは思うが、姉が直接関係を持っていた男だ。もう少し絞れていたらと思う。
「殺すのは楽やけど、情報吐ける程度に生かすって意外とムズいからな。繋がりそうな言葉が1つ出てきただけでも儲けもんや」
「それもそうだね。じゃあここにはもう用はないか」
地面に転がる男の顔を見つめる。姉が愛した男……そいつを弟の俺が手にかけたことを知ったとなると、姉はどう思うだろうか。自分を売った男だ、喜び……はするような人間では無いが、悲しむとも思えない。
悪いことをしたんだ、地獄に行くんだと思う。俺の知らない所で他にも悲しみを振り撒いていたのかもしれない。それでも、せめてもの手向けだ。このまま放置しておくのも忍びない。
ポケットから白いハンカチを取り出し、そっと男の顔を包むように被せる。地獄に行ったその後に、少しでも穏やかに過ごせるよう願いを込めて。
○
柴さんが取ってくれたホテルの一室。そこに置かれた小さな机の前に座布団を敷き、俺はペンを走らせる。やっているのはそう、お勉強である。
今の俺は、今日みたいな悪党狩りと学生の二刀流で生活をしている。学校に行きつつ、裏社会の人間や姉の行方を知ってそうな人間を見つけては情報を吐かせる。最近学校は休みがちになっているけど、クラスの皆に遅れをとるわけにはいかない。隙間時間にコツコツと勉学に励むのが大事なのだ。
「おーいミナトくーん、なんか外でメシでも食いに行こうや……ってこんな時でも勉強しとんのかい」
「柴さん……。まぁこれが姉さんとの約束だからね」
「ほーん、そら大事にせなあかんな」
ヨイショと柴さんが椅子に腰を下ろす。何だ……外食に行くつもりが長居することにしたのか……?
「ミナト君さ、正直今の生活どう思う?」
「急にどうしたの?」
どこか真剣な声色だったので、思わず走らせていたペンを置いて柴さんの方へ向く。この人が真面目な声を出す時は、決まって何か大切な話をする時なんだ。
「君には夢とお姉さんとの約束があるんやろ?だから学校にも通い続けてる。けど最近、こっちの仕事も増えてきとるやんか。その事について……」
ああ……そういう……。っていうか定期的にこの話するよな柴さんは。心配してくれているんだろうけど、流石に子ども扱いしすぎなんじゃないだろうか?
「柴さん……前にも言ったかもしれないけど、俺はもう頑張るって決めたから。だから心配は要らないよ」
「ホンマに辛くないんか?」
確認するように柴さんは問う。どこまでも優しい人だ。俺が一言でも嫌だと言えば、元の生活に戻してくれると前に言っていた。
だけど……。
「昔と比べて物騒な世の中になったでしょ?この国をそんな風に変えた奴がいるから、皆が安心して暮らすことすら出来ない。だから俺が戦う。皆が平和に過ごせるようになる為に、この刀を振るうんだ」
傍に置いてある白鞘、愛刀の"椿姫"を撫でる。コイツが有れば、これからも悪党共を成敗出来る。皆が幸せを享受出来るようになる。
「いつかは刀なんかじゃなくてペンを振るう時代が来るように。そうしたらきっと、俺も今より勉強に充てられる時間が増えるさ。それは姉さんとの約束を果たす事にも繋がる。そしていつか言ってやるのさ、時代錯誤のお侍さん達に。ペンは剣よりも強しってね!」
そう、それが俺の信念。ただ闇雲に刀を振るうだけじゃ必ず限界が来る。目標を立てないことほど愚かな事は無い。例えそれが夢物語でも、傍から見たら滑稽なものだったとしても構わない。夢を語ることが大事なんだ。
その為に戦う、この力と共に。
「……野暮なこと聞いて悪かったな。そうや、君もチヒロ君と同じで覚悟ガンギマリ小僧やったな」
「小僧て。今年もう17なんだけど」
「俺からしたら小僧や小僧。酒の味も知らんと、いっちょ前なこと言うとんなよ」
「大人になれたら一緒に飲んでよ。勿論チヒロも一緒にね」
「あーチヒロ君といえば、今度会いに行くけど来るか?」
「おお……また学校おやすみしないとな……」
ペンを置いて立ち上がり、ゆっくりと伸びをする。そのまま柴さんに連れられ夕食へと向かうことにした。
選んだ道は険しい。だけど、その先に理想の未来が広がっているのなら。
俺は迷わず、その道を突き進んでいくだけだ。