前回から日が空いてしまいましたね…遅くなってすいません。
ゴールデンウイーク突入してから家でぐったりしていまして…
そんな訳で始まります
位置情報 不明
時刻 不明
天候 雨
「は、はは…俺ちゃん終わりのお知らせェ……」トボトボ
同志諸君こんばんは?元海軍軍人の紅林祐亮だゾ
いきなりですがワシ、異世界?パラレルワールド?に来ちゃいました☆
1人でなに言ってるんだろうね俺…
今は雨降る中雨宿り出来そうな場所を探して徘徊中。
いや〜しかし、どこ見ても弾痕だらけの建物にバリケード、黒焦げで放棄された車?スクラップ?あとよくわからんエトセトラ…
C○Dのマップにあるようなどこぞの紛争地帯か、北○の拳の世界に入り込んじゃった感じですねぇ…間違いない。
てかなんで俺こんな目にあってるん?
海軍辞めてホテル目指して歩いてただけなんやけどなぁ。トンネルで怪奇現象に遭遇してたどり着いた世界はこんなヤバめな場所とか俺なんか悪いことした?
除隊の挨拶の時恨み言一言ぶつけたくらいしか思い浮かばんなぁ。
その他にもあるかなと元々スッカラカンの脳みそフル活用して考えても思いあたることないし…まあ、いいっか。
「ぶえっくし!あ"ぁ"〜さみい」
こっち来てから雨風に晒されてマジ狂い。このままだと確実に風邪引いて初日からぶっ倒れてバッドエンド不可避や。
そんなこんなで、今はゆるやかな坂道歩きながら良さげな場所探してるけどなんか違和感というか…変な感じがするんよね。
この街、紛争地帯?の割にはまだ建物綺麗だし、なんなら残留物も少ない。過去に見てきた戦場の建造物って大体はガレキの山になってるか、壁やらが崩れ落ちて良くて半壊とかそんな感じ。でも、この街の建物はほぼ全て形残ってるし、損傷という損傷は弾痕と建物の一部がぶっ壊れてる程度。
ヤーさんとかギャングの抗争?それとも市街地で住民がいるから重火器を使えないとか?でもそのくらいで竜の歯や鉄条網、頑丈なバリケードなんてこしらえるか?あと、放置された銃や死体も無いし、血や硝煙の匂いも全くしない。
雨が降っているとはいえ、なんかおかしいんよなぁ…
そんなことよりも雨宿りできる場所!良さげな廃屋さえあればそれでいい。最悪夜中だけど、人がいそうな家にお邪魔させてもらうとかして雨風凌ぎたい。
坂を登って平坦な道に出ると焦げた車が擱座したV字路、左右にバリケードで塞がれた道、商店街?のように連なった建物が並ぶ少し開けた場所に出た。
「ほんとここ変な街だよなぁ…さみいよぉ〜」
どなたかこんな風変わりな変人泊めてくれる心優しい人いたら「ジャリっ」…ん?
今、なんか踏んだ?
金属チックな音したけどなんやろ?とりあえず見てみますかね…
地雷だったらどうしようと思って下をライトで照らすと…
「薬莢だ…5.56っぽい?」
手に取ったそれは足元に散乱した多くの薬莢だった。見たところ5.56㎜の他にも、7.62㎜や拳銃弾等々大小様々な薬莢も転がっている。よく見ると8㎜モーゼルや30-06、中国のQBZ系の小銃に使う5.8㎜の薬莢もある。紛争地にしてはレアな弾も使ってらっしゃるそうで…
それと状態が良さそうな薬莢だ。ってことはつい最近までここらでドンパチやっていたってことか…いよいよ身の危険をビンビン感じるねえ。
「おっ、見てくれはアレだけど、あそこ良さそう」
そうこうしていると、V字路左手に並ぶ建物の中、少し離れたところに崩れかけた廃屋を見つけた。やっと休めるところにありつけたぜ…あぁ^〜チカレタ。
「ふい〜さっさと腰を据えておやす『ダダダダッ‼︎』…ありゃ、休む時間はなくなっちゃったか」
早足気味に建物に近づいたその時だった。突然雨音に混じって銃声が響き、近くの建物の影に身を隠す。
今の銃声近かったな。足音も20人以上?30人以下?大人数が近づいてきてるっぽい。
チラリと道路を見ると何かに追われているのか全力ダッシュで女の子がこっちに走ってくるのが見えた。
…ん?女の子がなんでこんな夜に?もしかしてさっきの銃声はあの子に?なんかやばそうな雰囲気。
あっ、目が合った。そんでもって追っ手も来ちゃった…
「いたぞ!待て‼︎」
「クソガキ!逃げんじゃねぇ!」
あかん!このままじゃ蜂の巣にされちまう!そう思ってこっちに呼び寄せようとしたら女の子の方から飛び込むようにして逃げ込んできた。そして光るマズルフラッシュと銃弾の雨が注がれる。
「お兄ちゃん助けて!このままじゃ死んじゃう!」
「どうどう、頭上げちゃダメだぜ?もう大丈夫だからな?うおっ!」
たぐりよせるように抱き寄せ、激しい銃撃から庇う。隠れている場所へ撃ち込まれていくたびに女の子は怯えるようにギュッとしがみつく。
「怖いよぉ…ううっ」
「大丈夫。お兄ちゃんがついてるから安心してな?」
務めて安心させようと言葉を掛けるが完全に怯えてしまっている。この状況だから無理もない。にしても子供相手にこんな仕打ち…ムカつくなぁ。
ビシッ!
「あがっ!」
「お兄ちゃん!」
「いってー…大丈夫。掠っただけだから大した事ない」
一発が腕を掠ってチクリと痛む。俺のお気に入りのMARPATが…あったまきた!
「手こずらせやがってガキが!もう逃げられねえぞ!」
「おい!そこにいるのは分かってんだ!出てこい!」
「死にたくないだろ?おじさん達の言う事聞いたらお家に返してやるぜ〜?」
「パパとママのところに帰りたいだろ〜ほら出ておいで〜ギャハハハハハ!」
やっべぇ、もうそこまで来ちゃったか…他勢に無勢だぜこりゃ。俺はナイフのみで実質丸腰、相手は完全武装…
「お兄ちゃん、私、死にたくないよぉ…怖いよ…」
「…」
「あの人達に捕まったら私殺されちゃう。嫌だよ…」
どうにかしないと…そう考えていると女の子は涙を流して懇願してきた。その姿にかつての戦地で見てきた子供達のそれとダブって見えてとても心が痛んだ。
そして湧き上がる怒り…どの時代も罪もない子供達はこうしてッ!
もうやる事決まってんじゃん。元になるけど軍人としての務め果たす時だ。
そんな時でも野郎達の罵声は続く。
「お兄ちゃん?」
俺は女の子の頭を撫で優しく語りかける。
「お兄ちゃんがあの悪い人達やっつけるからお嬢ちゃんはすぐにお家に帰って大人を呼んでくること。いい?」
「う、うん…」
「よし、いい子だ。じゃあお兄ちゃんは今から出るから、お兄ちゃんが逃げろ!って言ったらお家まで全力ダッシュだ。いいね?」
「わかった!」
「よし、じゃあそれまでじっとしてるんだよ」
コクリコクリと頷く女の子の頭をクシャクシャと撫で男達の前へ出る。
「はいは〜い、今から出るから撃たないでね〜」
両手を挙げてゆっくりと男達に近づく。うわ〜いかにもギャングな悪人ヅラしてるよこのおっさん達…
「あ?誰だテメェ?見ねえ顔だな…どっから来た」
「さぁね?トンネルの向こう側から来た元軍人…ってとこかな?」
中心にいるボスであろう拳銃持ちのモヒカンオヤジにそう返す。
あ〜あ、住民とのファーストコンタクトは最悪だぁ。
この世界来て早々に喧嘩かよ。まあ、いいけどさぁ…さて、どう料理してやろうかねぇ
雨で身体の芯から冷えていくのを感じながらも久しぶりの戦いに俺の心は燃えたぎっていた。
いよいよ始まりました。
いや〜書き起こすのが難しい…自分の文才のなさに頭にきますよ〜
正直読みづらいと思いますがどうかご容赦ください
さて、この世界にきて早々に戦闘になってしまった紅林君の運命や如何に…
次回もお楽しみに