Cyberpunk 2025   作:ソッキー

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今回はしょこ視点のお話です!


第三話「共通」

 荒くれた風景、ナイトシティのような高そうなビルも無ければ土地はほぼ砂漠に近い土地、低層アパートやメガビルディング、一戸建ての家が立ち並び、ヤクでキメてる無法者、AVの航路だから常に轟音に悩まされてる。そんな地域がナイトシティ郊外にあるランチョ・コロラド。

 

 しょ「あ〜学校だる〜」

 

 彼の名は「しょこ」。ランチョ・コロラドで育った高校生。

 

 しょ「今日もあそこへ行くか〜」

 

 彼は高校にあまり馴染めてなかったのでこの時間はいつも抜け出してある所へ遊びに行っている。

 

 しょ「やっほ〜遊びに来たよ〜」

 べ「よぉ。元気にしてたか?」

 

 建物の外観は古びた倉庫、誰もがそう思うが中はデカいサーバーや未使用のサイバーアーム、無数のモニター、ダイブ用の機材などランナーが見たらヨダレが出てくる代物ばかり。そこで活動してるのがベテルギウス。俺が見てきた中で凄腕のネットランナーだ。ベテルギウスとの出会いは数ヶ月前に遡る。

 

 

 

 しょ「あ〜眠い〜」

 

 いつも通りの風景、変わらない道。いつも通り重い足を動かして学校へ向かっていると、ふと違和感を感じた。別に指名手配されてるわけでもないし、ていうかここよくわかんない無法者ばかりなので特に目立つわけでもない。特に気にせず歩いてると。

 

 しょ「!?(なんだ?今どこからかハックされた気が)」

 

 ハックに対しては生まれた時から敏感で体中ムズムズする感覚があった。やはりどこからか見られてたのか。

 

 ?「名前はショコ・ツキノか。」

 

 

 うしろから聞こえた声。振り向いて見るといつの間に人がいた。この人か?見た感じはネットランナー。そうとうサイバー化したようだ。腕4本あるし。でも今がチャンス。護身用に持ってたナイフは刺した対象の情報も抜き出せる。それプラスでEMPだ!

 

 しょ「今だ!」

 

 全て完璧だ。だと思ったが。

 

 しょ「あれ?」

 

 刺したはずの男が消えた。これはサンデヴィスタンの他類?そもそもEMPが効いていない。どうして?

 

 ?「おいおい攻撃して来るなんて礼儀がなってないぜ。」

 

 背後に回られていた。やはりサンデヴィスタンを積んでのか?よく負荷が掛からないな。

 

 振り向いてまた同じ手口を使おうとしているとまた背後から。

 

 ?「なるほど、EMPを使って攻撃するタイプか。」

 しょ「えぇ?!同じ奴が2人!?」

 

 目の前にいた奴も背後にいる奴も見た目も顔も声も全く同じだ。まさか双子でネットランナーか?

 

 ?「そいつはホログラムだ。」パチンッ

 

 指パッチンと共に目の前にいた奴は消えた。けどどうして?ここら周辺にはそれらしい機械は何もないはず…

 

 ?「あれを見ろ」

 

 彼が指を刺した方向には監視カメラがあった。

 

 ?「あれをちょっと改造してホログラムを投影できる様にした。リアルだったろ?」

 しょ「確かに凄かったよ。でもその技術どこで?」

 ?「前働いてた会社の開発中の技術を応用したのさ」

  「ところでおめぇさん、そのツノハック用だろ?」

 しょ「そうだよ。小さい頃からあった。多分生まれつきかな?」

 ?「おいおい生まれつきにそんなの付いてないぜ。そういや名前言ってなかったな。俺はベテルギウスだ。お前さんが気になって見てたんだ。」

 しょ「ストーカーやん」

   「でもこのツノとこの能力って生まれつきじゃないんだ…」

 べ「多分お前さんが物心つく前につけられたんだろう。その様子じゃ」

  「まぁいいさ、そのEMPそのままだとだいぶ不安定だ。ついて来な、いつでも発動させる様にしてやるよ」

 

 そのままベテルギウスのアジト?について行き今の状態になった。キロシのアイプラントをつけてEMPも安定して発動できるようになった。

 

 べ「いいか?EMPを使う時あまり一般人に使うな。お前の物は1人分にしては強すぎる。多分気を失う程度だな、まぁギャングに使うくらいなら良いかなって感じ。あとこのナイフ少し改良を加えておいたから使うといい」

 

 このナイフには「月」の文字が刻まれていた。形が少し月に似ているからより傷口がデカくなる。軽いし使いやすい。

 

 

 

 これで小遣い稼ぎをしていると流石に噂が流れてある人物に捕まってしまった。いつも通りに路地裏に誘導してそこにEMPを出してエディを取るつもりだったがハックに対する耐性がついていて効かなかった。攻撃しようとしてもサンデヴィスタンで全て避けられる。自分の戦闘技術不足で起きた事。もしその人と行動すればよりお金が稼げる。

 

 しょ「じゃあさ!組も!チームとして!」

 ?「えぇ…まぁ…無一文らしいし……良かろう!ただし最初は軽い仕事で連れて行くが段々とキツい依頼も受け付けて殺し合いもある。それでも覚悟はあるか?」

 しょ「……わかった。だから…!」

 ?「よし。今日は俺の家に来い。仕事は明日からだ。」

  「俺の名前はほたぴ。よろしく頼むぞしょこ」

 

 その日からほたぴと共に行動し、エディを稼いでいった。最初は前と同じギャング1人から奪っていったが次第に数を増やしていった。今じゃ戦闘にも余裕が出て来てEMPを上手く使いこなせるまで成長した。彼の勧めた戦闘用BDはどれも一級品ばかり。フリーのものよりも強力ですぐに習得した。

 

 ほ「次からは俺がいつもお世話になってるフィクサーの依頼で仕事をこなして行くぞ。ここは報酬がダントツで良いんだ」

 

 テンテーンテンテーン(着信音) ピロッン

 

 フィクサー「やぁやぁほたぴくん。今回の依頼なんだが…」

 ほ「あぁ話の途中にすまない。今回から別の奴と組むからそいつの分の報酬も追加できるか?」

 フィクサー「お?珍しいね君が他の人と組むなんて。了解だ、これからそいつの分の報酬を用意しておこう。そいつの連絡先を繋いでくれ。」

 しょ「やぁどうもしょこって言います」

 フィクサー「しょこね。君まだまだ若いじゃないか、大丈夫か?」

 ほ「俺が見てきたんだ。大丈夫さ」

 フィクサー「ハハハwww!君がそういうなら信用しておこう。では今回の依頼を説明しよう。ヘイウッドにいるヴァレンティーノズに、ある物資を届けて欲しい。その物資はワトソンにあるトラックの中だ。しかしそのトラックはメイルストロームが縄張りとしているところにある。ほたぴ君には簡単だが新人には難しい任務かもしれないが成長のためだ。期待しているぞ」

 

 ピュルン(コール終了)

 

 しょ「…」

 ほ「不安か?大丈夫だ。俺がいる。でもこれだけは持っておけ、流石にあそこは危険地帯だ」

 

 そう言って彼がくれたのは「ユニティ」ピストルの中では比較的に扱いやすくマガジンの容量も12発で戦いやすい。

 

 ほ「あと移動中にこれを見といてくれ」

 

 あるBDを渡してくれた。これは銃撃用のBDだ。

 

 ほ「俺はあまり銃を使わないタイプだが、今までとは違いそこら辺にいる雑魚程度じゃない。それだけは覚悟しておいて」

 

 彼は車へ向かった。自分もあとを追うように向かい車の中でBDを流した。練習を繰り返しているといつの間にかワトソンのある工場へ着いた。

 空気がどよんでいる、薄暗い空をバックにその工場をより存在感が大きく見える。本当にここに人がいるのだろうか?と思ったその時。

 

 メイスト1「誰だおめぇら!」

 

 噂通り違法な肉体改造をしていてサイバーテクノロジーの執着がすごい。本当に同じ人間なのか?

 

 ほ「俺達はお前らのところにあるトラックを貰いに交渉しに来た。それさえ貰えば何もしない」

 メイスト1「ほんとかぁあ??名を名乗れぇぇ!!」

 ほ「ほたぴだ。そう連絡来てないのか?」

 メイスト1「ウヒャヒャヒャwww確かにあるぜぇえぇぇ!ついて来な!ボスに合わしてやるよ」

 ほ「ここからはどんな事が起きるかわからない。戦闘態勢しておこう」

 しょ「わかった。」

 

 正直少し怖い。サイバーサイコ予備軍があちこちにしてみんな行動がおかしい。とりあえずほたぴが言った通り戦闘態勢に入りボスのいる部屋に進んだ。

 

 メイスト1「ここで待ちなぁ!すぐ呼んでやるよおぉぉお!」

 メイスト2「なんだぁ!アイツら!若造2人かぁ?!」

 メイスト3「改造しごたえありそうだなぁあ!」

 メイスト4「ハッハァーwwwwwこいつらのインプラント欲しいぜw」

 メイスト1「お前ら黙れ!ボスが来るぞ!」

 

 あちこちから聞こえる奇声や自分達のことを言う奴ら。想像以上に恐ろしいところだ。

 

 メイストボス「お前ら黙れ!ぶち殺すぞ!」バンッ!

 

 銃の発砲音で静まりボスを見てみるとバカでかい。2mはあるんじゃないか?

 

 メイストボス「おうおうお前さんか?ほたぴって奴は?俺はアストロ。聞いてるだろ?んでそのピンク髪のやつは誰だ?」

 ほ「あぁ、俺と組んでるしょこさ。早速だが本題に入ろうじゃないか」

 ア「ほほぉ〜随分と早い奴だな、いいぜ!気に入った!お前さんあのトラックの中身は知っているか?」

 ほ「いや詳しくは聞かされてない」

 ア「そうか…教えてやろう…あの中身はテキーラだ。しかもただのテキーラじゃない、限定生産されたチョープレミアムな酒だ!1つ15000エディはくらいだ。しかもそれが10本入っている、他にも有名どころの酒ばかりだ」

 ほ「そうか。いくらで譲ってくれる?」

 ア「そうだなぁ〜あの中身にはそうとうな価値がある。64万エディでどうだ?」

 ほ「本当か?中を見ても構わないか?」

 ア「あぁいいぜ?見てみろよ」

 

 そう言ってほたぴは中を確認していった。

 

 ほ「確かに相当な価値はあるが本当に64万エディか?30万ってところじゃないか?」

 ア「ハッハッハーwwwwアホか?wどう考えてもそれ以上の価値はあるぜwww」

 ほ「仮にそうだとしても数が足りない。あんたら何本か飲んだろ?途中アンタらのお仲間さん何人か飲んでたし。」

 ア「チッ……あぁあそうだよ、あのアホらが何本か飲んださ。でもこのテキーラは他の酒よりも高いから飲ませないでやった。後で売り飛ばすからさ」

 ほ「おい待て。俺らの交渉はどうなるんだよ。」

 ア「交渉?そんなもん無駄さLee。」カチャッ

 ほ「なぜその名を…」

 

 やはり罠だったか。Leeってなんだ?ほたぴは偽名だったのか?

 

 ア「確か手配書には生死を問わずって書いてあったな。じゃあばよ」

 

 アストロがそう言った瞬間。

 

 L「どっちがあばよだ。」

 

 サンデヴィスタンでアストロの背後に周り刀で胸を貫いた。

 

 ア「グハァッ…」

 メイスト3「おいおい!?ボスがやられちまった?!」

 メイスト4「てめぇらー!死ねぇぇぇぇ!」

 

 グサッ

 

 メイスト4「カッ…カッカァッ……」

 しょ「よし!」

 

 相手の喉にひと差し、呼吸は出来ずに動かなくなる。光学迷彩をつけてもらって正解だった。

 

 メイスト1「チッ…応援を……」ボトッ

 

 ほたぴが首を切り落とし応援を呼べなくした。流石ほたぴ、行動が素早い。

 

 L「おい!しょこ!早くトラックに乗って動かしてくれ!敵はなんとかする!」

 

 返事をする前に体が動きトラックへ乗り込んだ。

 

 メイスト2・3「おい待て!……」シャキンシャキン

 L「ふぅ…危なかった。よし!さっさと逃げてヴァレンティーノズに届けるぞ!」

 しょ「わ…わかった!」

 

 俺たちは追ってが来る前に逃亡しなんとか危機を免れた。

 

 しょ「あのさ、Leeって…」

 L 「……聞いてくれ」

 

 ほたぴは自分の過去を話してくれた。自分はアラサカの元傭兵、仲間とアラサカを逃げ出して賞金が掛けられていること。

 

 しょ「そんなことがあったんだ…」

 L「いつかは話そうと思っていたがまさかお前と組んで半年でバレるとはな〜。まぁいいさとにかくこいつを届けて報酬を貰おう」

 しょ「おっけ〜」

 

 

 俺たちはその後ヴァレンティーノズに物資を届け報酬を受け取った。

 

 フィクサー「素晴らしい。ヴァレンティーノズの奴らも喜んでいた。2人は良いコンビだね。しかもアストロの情報を持ってこれるとは想定外だった。今回の報酬だ、受け取ってくれ。それじゃまた次の依頼も良い結果を持って来てくれ。adiós!」

 

 しょ「これがフィクサーからの任務かぁ。報酬も良いし」

 L「だろぉ?でも流石に2人でもキツかったなぁ。やっぱりネットランナーが欲しい。」

 しょ「ん?じゃあさベテルギウス呼んでみる?」

 L「あ!確かにそれは良いアイディアだ!凄腕のネットランナーなら心強い」

 しょ「じゃあ明日来てもらうように連絡するよ」

 L「わかった。今日は疲れたし帰って寝よう」

 しょ「そうだね」

 

 

 

 テンテーンテンテーン(着信音) ピロッン

 

 しょ「もしもしベテルギウス?あのさこっちで傭兵として稼いでいるから一緒に組まない?」

 べ「おぉそれはいいな。」

 しょ「明日アヨロにあるメガビルディングに来てよ。紹介したい人もいるから」

 べ「わかった。明日ね」

 しょ「んじゃ。おやすみ〜」

 

 ピュルン(コール終了)

 

 ソ「チームで傭兵かぁ…懐かしいぜ。確か紹介したい人がいるって言ってたから3人で組むのか。楽しみだ」

 

続く




第三話読んでいただき感謝です!次からはこの3人がチームとして行動していく物語なのでお楽しみに!
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