Cyberpunk 2025   作:ソッキー

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 今回から3人がメインのお話です!


第四話「協力」

 昨日電話をもらいアロヨにあるメガビルディングに集まることになっている。誰が来るか楽しみだ。

 

 しょ「もうすぐ来るはずだけどなぁ〜」

 L 「まぁまぁ気軽に待とう」

 

 メガビルディングの目の前に広がる屋台、そこで賑わういろんな奴ら、そんな中彼の到着を待っている2人。しかし予定時刻よりやや遅くなっている。そんな彼は今どうしてるって?

 

 ソ「しょこと……あいつ…Leeか?!」

 

 移動中メガビルディング近くの監視カメラで様子を見ていた。まさかLeeが生きていたとは思わなかった。これりゃ本人も驚くだろうな。

 

 テンテーンテンテーン(着信音) ピロッン

 

 L 「(ん?ソッキーからだ…)もしもし?」

 ソ「やぁLeeさんうしろを見なよ」

 L「うん?」

 

 うしろを振り向いてみると懐かしの友がいた。

 

 L 「うぇ?!ソッキー!!」

 ソ「ふん(泣)会いたかった」

 

 気づいた瞬間すぐハグをした。力いっぱい。何分でも何十分でもハグをしたかった。お互い本当に生きていたことに驚きながら泣いた。

 

 しょ「え?2人って知り合いだったの?ベテルギウスは偽名?」

 ソ「そうさ。すまない本当の名前はソッキーて言うんだ。呼び名は好きにして構わないよ」

 しょ「じゃあソキちゃんって呼ばせてもらうね」

 L「まさかお前生きていたなんてな、なんで腕4本なんだよw」

 ソ「まぁこれはハックスピードを早めるためなんよね」

 L「あ!まさか路地裏のやつソッキーが教えたのか?やっぱり」

 ソ「その様子じゃ騙されたようだね。あの技」

 ソ・L「ガハハwwwww」

 

 長い時間昔話をしたかったがそうもいかない、さっさとフィクサーから新しい依頼を受けないとな。

 

 

 

 テンテーンテンテーン(着信音) ピロッン

 

 フィクサー「さて君たち3人にはこの依頼を受けてもらう。アラサカ工業団地に新たに建設されるアラサカタワーの設計図を盗んでもらう。」

 ソ「おいおいそこって相当警備が厳しい所だぞ」

 フィクサー「そうなんだ。けどその設計図を取ればある計画が進められる。それも君たちに任せる予定だ。良い結果を待っているぞ」

 

 ピュルン(コール終了)

 

 しょ「やっぱ2人はアラサカにいたからそこのことはよくわかっているの?」

 L 「まぁね。どちらかと言うとソッキーの方が詳しいね」

 ソ「あそこアラサカ専用AVの倉庫でもあるから厳しいな。まぁでも抜け穴はあるからそこから行けば入れる」

 L 「決行は明日の夜だ。準備しよう」

 しょ・ソ「了解!」

 

 俺らは明日のために念入りに準備をした。ソッキーとLeeの記憶を頼りにその建物の構造を書き武器や装備を整えた。

 

 

 

 

 

 ソ「よし、お前らスタンバイしておけ」

 L・しょ「了解」

 

 決行の日。輸送トラックの中で3人はスタンバイし任務を遂行する。今回の作戦は輸送中のアラサカトラックおよびその運転手を誘拐しトラックの中に入り工業団地に侵入する。ソッキーが検問にスキャンされないようにある装置を用意した。

 

 ソ「こいつを使えば俺らだけがスキャンされずに済むんだ」

 

 それは過去にソッキーとLeeが潜入捜査で使った手口。以前よりグレードアップしてるからより強力になった。

 

 L 「着いたみたいだな。」

 ソ「そうだな、俺はトラックの中に残って2人をアシストする。2人はなんとか通り網を潜りこのデータチップに設計図をコピーするんだ。コピーしたらここに戻って来ておさらば。おさらいはこんな感じかな?」

 しょ「そうだね。んじゃほたぴ行くよ」

 L 「了解だ。」

 

 トラックの扉を開けた。幸い近くに従業員がいなかったから運が良かった。物陰に隠れながら先に進むとするか。

 

 ソ『あー。あー。よし、通信は繋いだ。俺がカメラをハックして通報されないようにした。アンド俺がお前らの様子を見ながら指示をするから気をつけてね』

 しょ「ちなみに今から向かうルートには何人いる?」

 ソ『そうだな…せいぜい30人くらいか?あと何人かステルスしないと突破出来ないから十分注意して』

 

 ソッキーの指示を頼りに設計図のあるサーバーまで慎重に行動した。途中まじで見つかりそうだったがしょこのEMPでどうにかなった。気絶させた警備員をそのままにするのはまずいので物陰に隠し先へ進んだ。

 

 しょ「ソキちゃんサーバールームに着いたよ」

 ソ『よーし。そんじゃどこかにポートがあるからそこにチップを刺してくれそうすれば勝手に設計図をコピーしてくれる』

 L 「準備いいな〜」

 ソ『警備員が来ないように見張っててくれ。俺も出来る限り妨害する。時間は10分だ!出来るだけ耐えて!』

 

 10分とはな。状況よりゃ長いようで短い時間、警備が来ないことを祈るしかない。

 

 L 「おいソッキー!警備がこっちに向かってるぞ!」

 ソ『え?!クソ!他のことに気を取られて一瞬だけ目を離しちまった!すまん!そっちでどうにかしてくれ!』

 しょ「ほたぴ任せて」

 

 ピロンッ!

 

 アラサカ警備2人「なんだぁ?!……」バタンッ

 しょ「はぁ…はぁ…やっぱり2回連続使うと疲れるわ……」

 ソ『おいおい、お前さんは体力の消耗が激しいから連続使うなって前に説明したやろ。まぁいいさ時間は稼げた、あと2分で終わるぞ』

 L 「ほら、これでも食いな」

 しょ「ありがとう、ほたぴ」

 

 貰ったチョコには体力回復の即効性がある。しかも普通に美味い。

 

 L 「よし、コピーが終わったよ。さっさとここから立ち去ろう」

 しょ「りょーかい」

 

 

 そこから誰にも見つかることもなくソッキーがいるトラックまで急いだ途端。

 

 ソ『おい!2人ともどこかに隠れろ!アダムスマッシャーが近くにいるぞ!』

 L・しょ「!?」

 

 急いで近くの物陰に隠れた途端、アダムスマッシャーが遠くにいるのを見かけた。正直危なかった、ソッキーの知らせがなかったらバレて肉の塊になっていたかもしれない。

 

 ソ『アダムスマッシャーなんて想定外だ。いなくなったことを確認した、逃げるなら今のうちだ』

 

 その言葉を合図に一斉にその場を後にした。

 

 L「ふう…なんとか取れたな…」

 ソ「ご苦労さん、さっさとつらかるぞ」

 

 なんとかアラサカにバレずに逃亡に成功した。

 

 しょ「ていうかなんでこのトラック無人で動いているの?さっき運転席見たけど誰もいなかったよ?」

 L 「あーそれは今ソッキーが運転してるんだよ」

 しょ「え?でも今目の前にいるじゃん」

 ソ「ちょっと話しかけないで。結果集中力がいるんだこれ」

 L 「仕事の時にソッキーがこのハック使っててびっくりしたよ〜だから無人で動いているように見えるんだ。側から見たらただの自動運転に見えるだろ?」

 しょ「なるほどね」

 ソ「Leeフィクサーに繋いで届けの座標を聞いてくれ」

 L「わかった、今かける」

 

 テンテーンテンテーン(着信音) ピロッン

 

 L「ブツは回収した」

 フィクサー「おぉ!素晴らしい!ここの座標まで届けてくれ。そこで報酬を渡す」

 

 ピュルン(コール終了)

 

 L 「だ、そうだ」

 ソ「了解した。ふむふむ…アフターライフか。ついでにそこで一杯やるか」

 しょ「お!それいいね!」

 

 

 

 L「ほらよ、ゴメスさん(フィクサーの名前)」

 ゴ「ふむ、確かに設計図だ。ほら報酬だ、受け取ってくれ。あと、酒を一杯ずつサービスしてやろう」

 ソ「え?まじ?」

 ゴ「好きなものを頼むといい」

 L 「俺はレモンサワーかな」

 しょ「カルアミルクで」

 ゴ「ベテルギウスくん、君はどうする?」

 ソ「……ジョニー・シルバーハンドで」

 店員「了解した!待ってな!」

 ゴ「いやぁにしてもほたぴくん、君は本当に素晴らしいお仲間を持っているねぇ。こんなに結果の良いものを持ってくるのから」

 L 「本当ですか?それはありがたい言葉です。ところでなぜアラサカタワーの設計図を?」

 ゴ「まぁその話は酒が来てからにしようじゃないか。本当はもう少し先に話そうと思っていたが」

 

 その後皆が頼んだ酒を飲み少し酔いが回ってきた時にゴメスが話した。

 

 ゴ「実はアラサカタワーにある書類を見つけてきて欲しいのだ」

 L 「書類?」

 ゴ「その書類にはある事が書かれている。ブラックウォールの事だ」

 ソ「!?」

 しょ「ブラックウォールって?あれ?」

 ゴ「あぁそうさ。どうやらベテルギウスくんはよく知ってそうだね」

 ソ「そりゃネットランナーだからさ。あそこへはあまり行かないようにしているんだ。行ったら最後戻れなくなるかもだからな」

 ゴ「そうさ。それにアラサカにはそのブラックウォールについて詳しく記述してあるらしいんだ。でもこの任務はだいぶ先になるかもしれない。なおかつこれは3人だけじゃ中々難しいものになるかもしれん」

 L 「そんな…」

 ゴ「そんなわけで今日は解散してくれ。あとアラサカのトラックはこちらで処分するから安心してくれ」

 L 「わかった。お酒ご馳走さまです」

 

 

 ソ「んじゃお前ら気をつけて帰れよ〜」

 L・しょ「ばいばい〜」

 

 ソッキーと別れた後一休みしようとベンチに座った。

 

 しょ「実はさ…新しい技を覚えたんだ〜」

   「敵を欺いて殺す。どうかな?」

 

 静かにLeeが呟く。

 

 L「……俺にもそれ、コツ教えてくれよ」

 

 しょこが肩をすくめて笑うと、Leeもわずかに唇を歪める。

 

 しょ「味方から騙す。心の内なんて見せない。よく言うだろ? “ジャパン”っぽい言葉さ。俺、こういうのが好きなんだ」

 L「なるほどねぇ〜」

 

 一方その頃ソッキーは。

 

 ソ「♪~」

 

 彼はSamuraiのファンだったのでその曲を聞いている。

 

 ソ「やっぱSamuraiはいいねぇ〜でもジョニーがいないからもう聞けないのが悲しいぜ…」

 

 そうしていると後ろから人の気配が感じた。

 

 ?「あなたがソッキーさんですね?」

 ソ「?!」

 

 うしろを振り向いて見ると特徴的な髭、シルクハットと見るからに貴族生まれの奴だ。

 

 ソ「あんた…何者だ?」

 ?「まぁまぁ落ち着いてください。あなた方の会話は聞かせてもらいました。」

 ソ「(まさかあの時の会話聞かれてたのか?)だからどうしたんだよ」

 ?「忠告しに来たんです。今アラサカタワーには常にアダムスマッシャーが警備にいます。あの様子じゃ数年は動かないでしょう。」

 ソ「なぜそんな事を知っているんだ?」

 ?「私の出身はアラサカ地区のものでなので…もうお分かりでしょ?」

 ソ「なるほどな…だから俺の名前を俺らの事を知ってたんだな」

 ?「まぁ簡単に言えばそうです。本当はあなたをここでトドメを刺しても良いのですが……それだけではつまらないのでまた後日という事で私は去ります。ぜひまたどこかで…」ボンッ!

 ソ「クソッ!スモークか」

 

 そう言った途端奴は消えていた。彼は何者なのか?それとも酔いが回って幻覚を見ているのか?

 

 ソ「んーこの事をあいつらに報告すべきか?いやでもあいつらも疲れて寝てるかもだからまだいいや」

 

 そう言って彼も自宅に急いで帰って行った

 

 

 続く




第四話読んでいただき感謝です!!次回もお楽しみに!
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