ソ「ん〜。」
あの日の出来事を話すべきか悩んでいる。実はただ酔っ払って幻覚を見ただけかもしれないからな。
ソ「よりによってあそこら辺はカメラとかなかったしな…あ。そうだ、そろそろアジトの場所候補決めておかないとな」
そうこの日はあの2人にサプライズするためにアジトの候補を決めている。だってさなんかカッコいいじゃん?車を整備したり、射撃訓練したり、サイバーウェアを付けたりいじくったりって最高じゃん?正直グレンのアパートにしようか考えたがプライベート空間は欲しいからこれはパス。
ソ「クッソ…どこの不動産も高えし変な安い所は事故物件しかねぇからなぁ。いや…ちょっと待てよ…俺が仕事の時に使ってたあの倉庫!あそこなら使えるんじゃね?物を整理したらスペースも十分確保できる!」
彼は以前仕事場で使っていた倉庫を思い出し早速その場所へ向かった。
ソ「まぁゆうて数ヶ月しか放置してないし何も盗まれてないだろ」
その考えは甘かった。
ソ「………FUCK!!!!」
ドアはこじ開けられ、中にあった機材は全て盗まれていて壊されていた。壁にはアニマルズの印があった。
ソ「アニマルズか……ぶち殺す」
監視カメラのデータ記録を見ると確かにアニマルズが荒らした記録が残っていた。しかもヴードゥーボーイズの奴もいた。そりゃネットランナーには喉から手が出るほどの品物だったからな。正直奴らのところへ行って持ってかれた物を回収しようか考えたが面倒くさいしいいや。何個か売り飛ばそうと考えてた物もあったしとりあえず中を片付けて準備させないとね。
ソ「あとはこれだけだな」
とりあえずアジトっぽい物は全て置いた。車やモニター、サイバーウェアとかその辺。あとだいぶ汚れてたしピッカピカに掃除した。
しばらくしてあの2人にアジトを見せた。
ソ「じゃじゃ〜ん、どうよ?」
しょ「あれ?ここって」
ソ「前使ってた倉庫を掃除してアジトとして活用して行くってわけよ」
L 「いいじゃんこれ」
ソ「念のため寝泊まりも出来るし、射撃訓練も出来るし、車とサイバーウェアの整備も出来る。そんなアジトを作りたかったんだ。何かあれば部屋も多少改装していいし、家具とかなんでもおーけーよ」
「とりあえず車はトーソンマッキーノとクサナギとアーチだ。」(トーソンマッキーノは車、クサナギとアーチはバイク)
L 「こんな車どこで?」
ソ「アラサカ時代の貯金がだいぶあったからな。それで買った」
「俺はマッキーノ中心で乗っていく。君らはどうする?こっちでもいいしバイクでもいいさ」
L 「1人の時はアーチを使うよ。チームで動く時は俺もマッキーノに乗る」
しょ「俺はまだ運転慣れてないしどっちでもいいよ」
ソ「了解、そんじゃ俺は出かけてくるわ。この倉庫のパスキーはお前らの分も登録してあるし好きに出入りできるからバイバ〜イ」
L 「しかしソッキーいいところ選んだなぁ。この場所なら俺たちの家に近いからアクセスしやすい」
しょ「ここ前来てたからよく覚えてるよ。でもあんだけ機材があったのに今はこんな感じ。どうしたんだろ?」
L 「売ったんじゃないかな?」
しょ「そうかもね。結構場所取ってたし」
L 「あ!おい見てみろよこれ、武器が置いてあるよ!」
しょ「結構いろんなのあるね」
L 「これ俺らに合わせたものばっかりだ。刀やナイフの方が多い。ピストルに関しては種類が豊富だ」
しょ「確かにそう見るとライフルや散弾銃の数が少ない、ソキちゃんもあまり銃撃するタイプじゃないからね」
L 「ソッキーはネットランナーのうえあの4本の腕にはマンティスブレードが付いてるからな。すげぇよ」
なんやかんやでアジトの生活は意外に悪くない。銃をあまり使わない俺たちでも腕がだいぶ上がってきた方だ。だけど車の整備は彼1人だけだがちょっぴり大変そうだ、これを機に新たに仲間を探そうと思った。
L 「って思ったんだけどどうかな?」
しょ「確かに3人だけじゃ難しい依頼もあるしね」
ソ「遠距離で援護してくれる奴が欲しいダス」
L 「スナイパーかな…確かにありかも」
これにより仲間集めを開始しどんな奴がいるか今までより街をで歩くようになった。
しょ「ん〜どんな人がいいんだろ…?とりあえずこの地区を中心で見ていくか」
彼は生まれ育ったランチョ・コロラドを中心として探していく。
しょ「うぉ?!」
明らかに筋肉がゴツくてデカい。アニマルズにいそうな体格してるな。服の真ん中の数字なんだよあれ、「37564」って。囚人番号か?
しょ「怖っあれはなし」
目的は遠距離射撃を得意とするやつだから候補には入れない。
ソ「やっぱここら辺はヴァレンティーノズが多いぜ」
ヴァレンティーノズから引っ張って来ようか考えたが逆にバレて壊滅さるからやめておこう。
?「おや…ソッキーさんここでお会いできて光栄です」
ソ「?…あ!お前!」
紳士的な喋り方、シルクハットで特徴的な髭、やっぱり存在してたのか。
ソ「ていうかそんな表向きの紳士的な喋り方やめろよジョジョさんよ」
ジョ「!?なぜその事を…」
ソ「スキャンすれば一発さ」
ジョ「…そうだよ、表向きは紳士に振る舞うって親に散々言われてやめられないんだ」
ソ「まぁ生まれてからアラサカ地区で育ってんだから無理もない。裏社会では”死のジェントルマン”って呼ばれてるぞ」
ジョ「なんかダサくね?」
ソ「知るかよそんなの。どっかのギャングがそう呼んでたのが広がったんだよ」
ジョ「まぁいいよ。なんかの偶然でまた会えたし連絡先あげるね。それじゃ失礼するよ」バンッ!
ソ「ゲホッゲホッッ!こんな街中でスモーク使うんじゃねぇよ」
なんかわからんがあいつに会えて良かった気がする。てかチームに誘えば良かったんじゃね?うーわやらかした。
L 「何も成果なしか…」
彼はジャパンタウンで探してみたが結局はいなかった。それで家に帰宅してまた再開しようと考えた。
L 「そういや隣に新しく来た奴がいたな。なんか菓子とか持っていくか、日本式に振る舞ってやるか」
何ヶ月か前ソッキーがこんな事を言って思い出した。
ソ「ご近所付き合いは大切だ。ここではあいさつだけが多かったが日本では菓子とか持っていくといいかもね」
ってね。
L 「なんかちょっと高めの菓子が喜ばれるって言ってたな。」
ビーッ(インターホン)
?「はい」
L 「あ、どうも隣に住んでるLeeと申します。これよかったら」
?「ありがとうございます」
思ったよりまともそうな人だ。正直偽名で名乗るか迷ったがどうでもいいので本名で名乗る事にした。
T 「俺はToppoよろしく。よかったら上がってよ、お茶出すから」
L 「あ、ありがとう」
L 「ところでどこ出身なの?」
T 「カナダのアルバータ。ほら緑茶だ」
L 「どうも」
この緑茶美味い。加工物にしちゃ天然物と同じ味だ。
L 「この緑茶美味しいですねー天然物と同じ味だ」
T 「そいつは天然物」
おいおいマジかよ。こんな高級茶出せるなんて贅沢だな。
T 「ところであんたLeeと言ったかな?」
L 「あぁ確かに言ったさ」
T 「生死を…問わず……だったけな?」
L 「おい…まさか……」
T 「俺は賞金稼ぎ、バウンティハンター。Leeには3000エディの賞金がかかってる。悪いが殺すより生きてる方が金が上がる。ここで捕まってもらう」カチャ
額が上がってる?!マジかよ。彼が俺に向けてきたのはショットガン。それによく見たら壁にかかってるのスナイパーじゃないか。これは…
T 「タヒね!」バンッ!
ヴィシィン!(起動音)
L 「おい!殺さないんじゃないのかよ!」
T 「やっぱりサンデヴィスタンか。すまないつい癖でね」
L 「ところでさあんた…俺らのチームに入らないか?」
T 「命乞いか?ふざけるんじゃねえ」
L 「俺らと一緒に組めば俺の賞金を大幅に超える額を貰える。何度も」
T 「ほんまに?」
L 「俺らはToppoみたいなスナイパーが欲しいんだ。ぜひ君の力が欲しい」
T 「……わかった。ただし嘘だったからお前を殺し金をいただく」
L 「あぁそれで構わない。そんじゃまた明日来る、アジトまで案内するよ」
T 「OK」
マジで死ぬかと思った。急にショットガン向けられたらビビるよ。でもこれでスナイパーが揃った。このことを報告しないとな。
テンテーンテンテーン(着信音) ピロッン
ソ「おうどうした」
L 「スナイパー見つけたよ」
ソ「うぇ?!マジで?」
L 「明日連れてくるからしょこにも伝えといて」
ソ「かしこま」
ピュルン(コール終了)
L 「ここが俺らのアジトさ」
T 「なんかボロくね?」
L 「見た目はね。でも中身は違う」
T 「え!?すごっ!車の整備もできるの?」
L 「そうさ。紹介するよソッキーとしょこだ」
しょ「よろしく〜」
ソ「へぇToppoって言うんだ。よろしくね」
T 「なんで名前わかるんだよ」
L 「あははwソッキーはネットランナーだよ。サイバーウェアや車の整備は彼に聞いて」
ソ「さっきの反応……車とか好きなん?」
T 「そうさ。ソッキーも?」
ソ「まぁね今までは俺がやってきたけど君に任せていいかな?俺はサイバーウェアの方をやりたいし」
T 「まかせろ。こういうの得意分野だから」
ソ「それは頼もしい」
T 「で?お前がしょこか?よろしくな」
しょ「こちらこそ。ねぇスナイパーの腕はどうなの?」
T 「まぁお前よりは遥かに上だな」
そしてToppoはチームに入りこれからは彼も加わって行動を共にすることになった
続く
第五話も呼んでいただき感謝です!今回はいつもよりだいぶ話が短いですが次回はToppoの過去話を触れてチームとの行動を書こうと思うので楽しみにしててください!