エボリューションと月と影   作:旅人0605

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今回は少し短いです


第3話nacitaへのリターン

 

 

 

 

 

 

 

 

「昨日は吃驚したぞ、ワタルいきなり無断で早退するなんてな」

「すみません先生、気分が悪くなっちゃいまして」

「せめて、保健室にいきなさいな」

 

ワタルは昨日の無断早退を説明を教師に求められていた、

 

「ワタル、流石に今回は看過出来ねえぞ」

 

「何でですか!俺悪いことなんて!」

 

必死で訴えようとするが、教師が止めて言った、

 

「普段から滅多に授業出ない上に、無断で早退は駄目だろ」

「うっ!でも単位は取れてるし」

「お前それでも理科と社会はだいぶ致命的だろ」

 

まったく、と呆れた声を出すが、それでも教師は気になったのか

 

「お前、本当は何があったんだ?」

「だから、気分が悪くなって早退したって」

「去年、お前皆勤賞だろうが」

 

一体そんな奴がどうして休んだのか、それを聞いてみるが、次の瞬間押し黙る

 

「笑わないでくださいね」

「おう、笑わない笑わない」

 

 

 

 

 

 

 

「実は、体育館裏で赤いスライムを見つけまして」

「お前、昨日欠席ってことにするからな」

 

 

何でですか!?、と教師に叫ぶ

 

「じゃあ聞くがその後何があったんだ?」

「そのスライムが喋りかけてきて」

「もう、お前は今日は休め、体調が悪くて早退ってことにしてやるから」

「頭がおかしくなったわけじゃありませんよ!?」

 

その後、何だかんだで教師からの説教が終わった、教室に戻ると

 

「あっ!ワタル戻ってきた!」

「マキか」

「結局、昨日は何処にいたの?」

「何か、nacitaっていうモーニングは美味かったけど、コーヒーが何とも言えない味だった」

「喫茶店ですか?」

「うん、ご飯は美味しかったから、また今度行こうぜ」

「それは良いんですが、昨日無断早退のあとで行ったんですか?」

「いや、何か気絶してた上に、その後に店の前で倒れてたらしい」

 

その後、直ぐに机に座ると項垂れる、

 

「どうしようか、昨日お金払ったからお金無いんだよな」

「なら、相談所で働きますか?お兄ちゃんに頼んでおきますけど」

「いや、いいかな出来れば、色々と気になる事があるから、昨日のnacitaに行ってみるよ、無理だったら、ユウマさんに頼んでもらってもいいか?」

「わかりました、その時は連絡ください」

 

その日の放課後、ワタルは再度nacitaに訪れていた、

 

「よし」

 

そのまま、扉を開けると昨日と同じようにマスターがいた

 

「マスター!」

「あっ!ワタルじゃねえか?忘れ物でもしたのか?」

「いや、頼みたい事がありまして、オレンジジュースとサンドイッチください」

「ほいよ、少し待ってな」

 

数分後、マスターがサンドイッチとオレンジジュースを持って戻ってきた、

 

「お待ちどうさま、それで俺に頼みたいことって?」

「あの、良かったらで良いんですけどここで働かせてもらえませんか?」

「いいよ、別に」

「え!?本当ですか?」

「こっちは人手不足でな、バイトしたいんなら大歓迎だ、でも大丈夫なのか?中学生だろ?」

「大丈夫です、夜遅くまでじゃなかったら、大丈夫なので」

「まあ、それなら構わねえけど」

 

そして、ワタルはマスターに質問をする

 

「昨日渡してくれた設計図ってあるじゃないですか?」

「ああ、作れそうか?」

「一応、作れたんですけど何故か作動しなくて」

「作れたんなら、ご褒美にこいつをやるよ」

 

そう言うとマスターはワタルにとある物を投げた、

 

「あの、これは」

「そいつはフルボトル、地球のエレメントや職業みたいなものの成分が入ったボトルだよ」

「何ですか、その純粋に科学を無視してそうな物は」

「因みに、お前に渡したフルボトルは兎の成分が入ったラビットフルボトルと戦車の成分が入ったタンクフルボトルだよ」

「兎と戦車、でもこんな物一体何処で?」

「それは内緒だ、まあいつか教えてやるよ」

 

マスターは悪戯好きな子供みたいに笑みを浮かべると、

 

「ラビットフルボトル、それ振ってみろ」

「振る?こうですか?」

 

カシャカシャカシャカシャ、ボトルの中身が赤く輝く

 

「ちょっと歩いてみ?」

「こうですか?っ!ちょっ、止まれな」

 

ワタルは普通に歩いたつもりだったが、すごい勢いで店の壁にぶつかった

 

「痛ってて、今一体何が」

「大丈夫か?フルボトルはな振る事で中身の成分が活性化してその力を使うことが出来るんだよ、兎の瞬発力ってところか?」

「成る程、バイトっていつから入ればいいですか?」

「明日からでもいいか?実は夜にこっちもバイトがあってな」

「マスターもですか?でも店をやってるんなら、お金もそこそこあるんじゃ」

「それが、俺のコーヒーって不味いだろ?それのせいで客が来なくてな」

「はは、じゃあ明日からお願いします!」

 

そう言い、ワタルは店から出ていった、

 

 

 

 

 

「それにしてもどうするか、万丈の時と同じようにしようと思ってたが、親が行方不明か、取り敢えず、行きますか」

 

マスターはそう言うと懐から銃のような物とワタルに渡したものとは違うフルボトルを取り出した、

 

カシャカシャカシャカシャ、とマスター以外が居ないnacitaにボトルを振る音が鳴る、そしてそのフルボトルを銃に装填した、

 

『コブラァ!』

 

不気味な音が流れ始め、それに対しマスターは、

 

 

 

蒸血

 

 

 

 

そう言って引き金を引く、

 

『ミストマッチ…! コ・コッ・コブラ…! コブラ…!

 

ファイヤー!』

 

そこには血のような赤のスーツとコブラが描かれ、配線のような物が剥き出しになっている、そんな姿があった、

 

さて、この前俺が襲ったのは憑影、なら憑从影とやらにも会ってみるか

 

そう言うと、マスター、いやコブラ男は店から出て行った、そこから数カ月後、物語は大きく動く

 

 

 

俺クロの百鬼夜行編が始まる前に、主人公には仮想現実シュミレーションを単身で行ってもらうのですが、どれがいいと思います?

  • SCPや都市伝説のミッション
  • ラブ&ピースの世界のミッション
  • クロスオーバーのミッション
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