エボリューションと月と影   作:旅人0605

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ここからは俺クロ過去編に移ります、まだYoutubeの方の過去編が終わっていないので、完全には出来ないかも知れませんが何卒、本作品を宜しくお願いします、


妹と幼馴染編
第4話ラビットフルボトルの力


 

 

 

 

 

 

 

 

「マキ、お前明日誕生日だったよな?」

「ワタル、サプライズというのは」

「不器用な俺にそんな事、出来るわけないだろ?」

 

そう缶コーヒーを飲みながら言った、午前中二人はnacitaに来ていた、

 

「ちょ、折角コーヒー淹れたんだから、飲んでくれよ」

 

マスターは笑いながらそう言うが、

 

「すみません、もうちょっとコーヒーの苦味を抑えてくれたら考えます」

 

「マキもいいかな、すみませんマスター」

 

「仕方ない、自分で飲みますか」

 

マスターは自分で淹れたコーヒーを持ち、店の裏へと行った、

 

「でも、ワタルが言っていたようにいい店ですね」

「だろ?マスターのコーヒーの腕がもう少し上がってくれれば、売り上げもマシになると思うんだけどね」

 

ふと、二人は店に設置してあったテレビが見えた、

 

〈昨日未明、都内で3人の政治家が何者かに襲われ死亡しました、何れも激しく頭部を損傷しており、連日発生している怪事件と関連があると思われます〉

 

「最近は物騒になったな、しかも頭か、ご遺体に酷いことするやつも居たもんだ」

 

「う、うん」

 

すると、マキの携帯から着信音が鳴った、その携帯を開くと、

 

「ごめんワタル、マキちょっと仕事に行ってくるね」

「仕事?相談所のか?」

「まあ、そんな感じ」

 

そう言い、机にお代を置くと、そそくさとnacitaから出て行った。

 

_____________________

 

「あれ!?マキちゃんは?」

「さっき、仕事があるとかで帰りましたよ」

「うそーん」

 

マスターはコーヒーとは別にオレンジジュースを持ってきたようだが、マキが帰ってしまったため、悲しそうに飲み始める

 

「そう言えば、マキちゃんって何の仕事してるの?」

「確か、何か心霊相談所とかのメンバーらしいです、親父さんがすごい人でその仕事を手伝ってる、ぐらいですけど」

「そいつはすごい」

 

マスターはコーヒー豆が入った小瓶を取り出した、

 

「そういえば、マスターってどうしてあんなにコーヒーが不味いんですか?」

「失礼な!ただ、黒さを追求しすぎたんだよ」

「それコーヒーとしては致命的じゃあ、まあいいや」

「まあいいやとは何だ、まあいいやとは」

 

面白おかしく笑いながらも的確に突っ込むマスター、

 

「それより、このラビットフルボトルとタンクフルボトルについて聞きたい事があるんですけど」

「ん?何だ」

「このフルボトルのキャップに書いてあるR/Tって書かれてあるんですけど、それがラビットのRとタンクのTなのはわかるんですけど、これ自体に何の意味があるんですか?」

「ああ、そいつはベストマッチだ」

「ベストマッチ?」

 

そう言うと、別のフルボトルを取り出した、

 

「こいつはゴリラフルボトルとダイヤモンドフルボトル、まあその名の通り、ゴリラの成分とダイヤモンドの成分が入ったフルボトルだ、でこいつをこのドライバーに」

 

エボルドライバーを何処からともなく取り出し、そっとカウンターに置く、そしてフルボトルを装填した、

 

ゴリラ!宝石!

 

『エボルマッチ!』

 

その声と共に、ドライバーにはG/Dという文字が浮かび上がる、

 

「これがベストマッチだ」

「え?でもエボルマッチって言ってましたよ」

「まあ、ベストマッチと思ってくれていいよ」

「いや、でもゴリラとダイヤモンドって一体、何の共通点が」

「まあいいだろ?もしかしたら使えるかもしれねえ、やってみたらどうだ?」

 

マスターはエボルドライバーをワタルに差し出す、

 

「まあ、出来るか分かりませんが」

 

ワタルはエボルドライバーを腰に取り付けるとラビットフルボトルとタンクフルボトルを取り出し、振り始める

 

『エボルドライバー!』

 

カシャカシャカシャカシャ

 

ラビット!タンク!

 

『エボルマッチ!』

 

ドライバーにR/Tの文字が浮かび始める、EVレバーを回すと、EVライドビルダーが展開される、だがアーマーは色がつくことなく、透明なままだった、

 

『Are you ready?』

 

「へ、変身?」

 

アーマーと融合するが、その瞬間前と同じように電流が流れる

 

「アバババババババババ!」

 

ワタルは前回と同じようにぶっ倒れた、それを見るマスターは

 

(ハザードレベルは2.6、少しだが上がってるな、万丈ほどでは無いが成長は早いな)

 

「痛ってて、やはり駄目ですか」

「みたいだな」

「そういえば、気になったんですがこれ成功したらどうなるんですか?」

「どうなるって?」

 

ワタルはマスターにエボルドライバーを返すと、

 

「いや、そもそもこの機能って何なんですか?今までしっかり聞いたことは無かったので」

 

そう言うと、考える動作をするとマスターは言った、

 

「わからん」

 

ズルっとワタルがコケる動作をする、

 

「あっ!悪い、俺そろそろバイトの時間だわ」

「マスター、副業しなきゃいけないくらい経理がキツイなら、僕も何か手伝いますけど」

「いいんだよ、学生は遊ぶのと学ぶのが本分だからな」

 

そう言うと、マスターは出掛ける準備を始めた、

 

「すみません、明日はマキの誕生日なのでバイト行けないです」

「そうか、盛大にお祝いしてやんな!」

「お世話になってるんでもちろん、それじゃあマスター、また」

「おう、またな!」

 

ワタルは代金を払うと、離れていった。

 

_____________________

石動惣一(エボルト)side

 

 

 

 

 

あいつはまだ強くなるが、ハザードレベルが上がるにはまだまだ感情の昂りが必要だ、なら俺がすべきなのは

 

「おう、来てやったぞ高階」

「来たか、スターク」

「一体、何のようだ?俺はあくまでリンネの野郎に力を貸すと言っただけだぜ」

 

俺が名を呼んだのは茶髪の20代ぐらいの男だった、

 

「リンネ様が、お前と行動しろと言ったんだ!僕だってお前みたいな人間とは行動なんてしたくない!」

 

カシャ

 

「なら、お前自身の手で俺を見極めてみるか?」

 

俺は懐からトランスチームガンを取り出し、ボトルを装填した、

 

『コブラァ!』

 

不気味な音と共にマスター、いやエボルトを引き金を引いた、この言葉と共に

 

蒸血

 

『ミストマッチ!』

 

俺の身体が黒い煙のような物に包まれていく、

 

『コ・コッ・コブラ…! コブラ…!

 

ファイヤー!』

 

さあ、掛かってこい!高階!

 

高階は異能を使おうとしたが、それを止めた声が聞こえた

 

「待て、それ以上争うことは許さない」

「リンネ様!」

 

高階と呼ばれた男が行く先には上半分が白髪で下が暗い青の髪の男が居た、

 

「私の部下を虐めるのは辞めていただこう、スターク」

喧嘩を売ってきたのはそいつからだ、悪いがこっちにキレるのはお門違いっていうもんだぜ?

 

トランスチームガンを高階に向け、言い放つ、

 

「ならば、部下の非礼を詫びよう」

 

リンネが頭を下げると、スタークは

 

クライアントにここまでされちゃ、許してやるよ、それで?俺は何をしたらいい?

 

 

俺は仮面の中で不気味に笑みを浮かべた。

 

 

石動惣一(エボルト)side終了

_____________________

ワタルside

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてどうするか」

 

そう言う俺はアニ◯イトに来ていた、

 

「確か、幕ラブとか言う奴が好きなんだっけか?見る限りだと真選組だな、まあ元ネタはそうだろうけど」

 

棚からいくつかグッズを手に取り、カウンターに持って行った、

 

「また今度、あいつの好きなキャラというやつを聞くか、あ、すみませんこれください」

 

わりといい値段した、やはりアニ◯イトで買うのは少し高いな、まあバイト代貯まってたからよかった、マスターに感謝だな。

 

俺はその後、街を歩いていた、何故か散歩したい気分になったからだ

 

「最近は寒いねぇ、確か明日は雪降るんだったけか」

 

俺は携帯から天気予報を見るが、やはり明日は雪が降るらしい

 

「でも、もうすぐ春なのにここまで寒くなるとは」

 

空は曇っており、青空は見えない

 

「あ、そうだマキに連絡して明日夜あたりに向かうって連絡しとくか」

 

連絡をしようとすると、何処かから変な匂いがした

 

スンスン「何だこの匂い?鉄臭い?って事は血?でも俺は血出てないし?」

 

こっちか?そのまま歩いていくが俺は直ぐ様、物陰に隠れる、俺の目線の先には、

 

「せめてでも、憑从影はここで多く狩らねえとなぁ!」

 

「雑魚が反抗しようが、雑魚は雑魚だ」

 

緑色のスカーフのような物を頭に巻いた男性とその周りには圧倒的に人の体を成していない生物な大量におり、唯一人の形を保っている奴等は何か空を飛んでいた、

 

「何だあれ、いや絶対関わっちゃ行けないタイプのヤツだあれ」

 

俺は携帯を取り出す、警察を呼ぼうと連絡しようとしたが、先刻の男性がもう一度目に入る、よく見れば服がボロボロで出血も少量ではない

 

「俺はどうしたら」

 

俺は自分のポケットが目に入ると、何故か赤い輝きを放っていた、

 

「そうか、これなら!」

 

俺はポケットから赤く輝くラビットフルボトルを取り出すと、先程の男性がいるところに飛び出して行った、

 

 

 

ワタルside終了

_____________________

「大丈夫ですか!?」

 

その声に殲滅部隊である比嘉は失いそうな意識を覚醒させた、

 

「何で一般人が、来るな!!ここは危険だ!」

 

だが、その声を無視し、徐々にと比嘉の元へと近づいてくる、だが

 

「まだ、虫が居たか」

 

その瞬間、比嘉とワタルの間に巨大な氷柱が降ってきた、

 

「危な!」

 

それを避け、何とかワタルは比嘉の元へと辿り着いた、

 

「大丈夫ですか!?」

「何でここに来た!?憑从影が大量にいるここに」

「あれが噂に聞く憑从影か、取り敢えず逃げましょう!」

 

ワタルは比嘉を大人ながらも背負い始める、

 

「ここから逃げられるなんて本気で思っちゃってんのかな!?」

 

茶髪の男が手をかざすとこう唱えた、

 

「異能力【視覚化(ビジュアル)】拳銃をクリエイト!」

 

その瞬間、淡い光と共にその男の手には黒く光る拳銃があった

 

「うそーん」

「早く逃げろ!ここは俺がどうにかする!だから!」

「嫌です、すみませんが目の前で傷だらけの人を見捨てる程人間腐っちゃいません」

 

バンッ!バンッ!バンッ!

 

「っぐ!」

 

ワタルは銃を撃つ憑从影の前に立つ、腕、膝、腹、だがそれをお構い無しに

 

「立てますか?」

「おい!これ以上は!」

「2人で逃げるには早く立ってください!僕だって痛いので」

「分かったから、せめて避けろ!」

 

比嘉はワタルの脳天を撃ち抜きそうになった弾丸を当たるスレスレでワタルを突き飛ばして避けさせた、

 

「すみません、捕まっててください」

 

銃弾を避けた瞬間に直ぐに立ち上がり、比嘉と共に立ち上がる、

 

「何?もう諦めたの?ならさっさと死んでくれるかな!」

 

憑从影はまた再度銃弾を撃つ、そのた弾丸は一直線にこちらに飛んでくる、

 

「悪いが、こっからの俺は一味違うぞ」

 

その瞬間、常人が出せないようなスピードを出し、先程比嘉とワタルが居た場所には誰も居なかった

 

「何!?どうやって逃げて」

 

よく、目をこらして見るともうかなり遠くにまで逃げていた

 

「あの!走れますか!無理なら運びますけど!?」

「銃弾にぶち当たった奴が言う事か?俺は大丈夫だ!」

 

どんどんと距離を離していった、そして10分程走ったとき、2人は倒れた

 

「も、うむり」

「ああ、こっちもだ」

 

ラビットフルボトルを振り続けながら走っていたため、相当疲労がたまっているようだ、それに加え、お互い傷の度合いが違えど、怪我をしているからか、相当の出血をしていた

 

「なあ、一つだけ、聞いても、いいか?」

「なん、ですか?」

「何で助けて、くれたんだ?俺を助けなきゃ、お前はこんな怪我しなかったってのに」

「何か、たすけ、ないといけない、ような、気が、した、それ、がなんで、なのかは、分から、ない」

「そうか」

 

ワタルは携帯を取り出すと、119に連絡する、

 

〈こちら武蔵野国立病院です〉

 

〈きん、きゅうで、おねが、いし、ます、きちじ、ょうじです〉

 

〈大丈夫ですか?大丈夫ですか!?〉

 

この時、ワタルは意識を暗闇に落とした、

 

 

_____________________

〈臨時ニュースをお伝えします、本日19時頃、東京都武蔵野市吉祥寺で、男性1人と中学生1人が意識不明の重体で発見されました、発見されたのは比嘉倫彦さん21歳〉

 

「え…?比嘉先輩…?」

 

「比嘉先輩ってさっき電話がかかって来た…?」

 

「吉祥寺ってウチの近所じゃねーか!」

 

〈月影ワタルさん14歳、警察は何者かが…〉

 

「「「!?」」」

 

「ワタルくんって確か、マキの友達だよな?」

 

マキは携帯を取り出し、ワタルに電話を掛ける、

 

〈お掛けになった電話番号は現在電波の届かないところにあるか、電源をきっています〉

 

それからも何度も電話をするが繋がらなかった、

 

「比嘉先輩!ワタル!」

 

兄である黒神ユウマに抱き着きながら、マキは泣いていた、

 

_____________________

 

 

 

「まさか、アイツがあの場に居たとはな、まあいいこれからのあいつの成長が楽しみだ」

 

そう、ブラッドスタークは言った。

 




感想をお待ちしております、参考にしたいのでお願いします

俺クロの百鬼夜行編が始まる前に、主人公には仮想現実シュミレーションを単身で行ってもらうのですが、どれがいいと思います?

  • SCPや都市伝説のミッション
  • ラブ&ピースの世界のミッション
  • クロスオーバーのミッション
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