エボリューションと月と影   作:旅人0605

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今回、そんな主人公出てこないです


第6話裏切りのビジュアル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、ワタルがマキに連絡をして、電話を切った直前まで遡る、

 

[ああ、でも後ででもいいですか?今、お兄ちゃんと誕生日デート中なので]

「まあ構わんけど、じゃあ後で」

 

マキは電話を切ると、兄である黒神ユウマの下へと戻った、

 

「おーいマキ、ワタルの奴はどうだった?」

「もう退院したって、早いよねぇ」

「え!?もう退院したのか?傷とかは」

「治っちゃったみたい」

「俺等が言えるわけじゃないけど、本当に人間か?」

 

そう話しながら、ユウマとマキはアニ◯イトに来ていた、

 

「わああっ!見てみてお兄ちゃん!幕ラブグッズいっぱいある!」

「おー、ラバストとかもあんじゃん」

「うん!総司くんの買っても良い?」

「はいはい、プレゼントしますよー」

 

ユウマがそう言うと、マキはユウマに強く引っ付き、

 

「やったー!!えへへ♪」

 

幕ラブのキーホルダーを買うと、2人はまた街を歩き始めた、

 

「ねえねえお兄ちゃん、この総司くんどこに付けたら良いと思う?」

「あーバッグとか?」

「ん~⋯」

 

元気に話すマキに対してユウマは語りかける、

 

「てか無理して元気なフリしなくて良いぞ」

 

前日、殲滅部隊の先輩である比嘉先輩と幼馴染であるワタルが憑从影に襲われ、両者が重傷を負ったためである、だがマキは

 

「⋯フリじゃないよ」

「ん?」

「慣れろって言われてるの、殲滅部隊のメンバーはね、いつも死と隣り合わせだから、昨日笑って話してた人が突然いなくなるの⋯、そういうの⋯もう何回も経験してるから、だから朝起きたらリセットするって決めたんだぁ⋯」

 

そのマキの表情は取り繕っているようにも見え、悲しみがもれ出ていた、

 

「そっか」

(マキはそんなに強くねー、小さい頃から泣き虫で、人見知りで、なのにこんなに無理して⋯)

「マキが死んだら、お兄ちゃん泣いてくれる?」

 

兄であるユウマの顔を覗きながらマキはそう尋ねた、それに対しユウマは

 

「縁起でもねーこと言うな⋯、てか兄妹でお前が一番才能あんだろ?」

「じゃあ約束!マキ絶対死なないから、だから前髪降ろそ?ね!?良いでしょお兄ちゃん!」

 

笑顔でマキはユウマにそう言った、少しだが元気が戻ったようにも見える

 

「いやいま前髪関係ねーから」

「あははっ♪お兄ちゃんだ~い好きっ♪」

 

その瞬間、マキが持っていた携帯から着信音が鳴る、その画面を見て言った、

 

「あ、高階さんから電話だ、ごめんお兄ちゃん、ちょっと出るね」

 

そう言い、マキは携帯を耳にあてる、

 

「はい、黒神です」

[マキちゃん!政治家をころしたもう一体の憑从影を発見した!人間が襲われてる!複数で群れてて僕一人じゃ危なくて!和光樹林公園なんだけど、今から来れないかな!?]

「え⋯、和光樹林公園⋯ですか」

(でも⋯今お兄ちゃんと⋯)

[うん!こいつらが比嘉先輩を殺そうとした奴の可能性もある!ここで逃がすわけには行かないから!]

 

マキは頭を巡らせて考えた、

 

(パートナーからの緊急招集に応えるのは絶対事項の一つ⋯)

「わ、分かりました⋯すぐに向かいます」

 

電話を切り、ユウマの方へと向き直す、

 

「ごめん⋯お兄ちゃん⋯高階さんに呼ばれちゃった」

「断れねーの?」

「え⋯?あ、うん⋯ごめんね⋯せっかくマキの為に予定空けてくれたのに⋯」

「そうじゃなくて夕方になったら雪降るんだぞ?そんな寒さじゃ、マキ呪いで動けなくなんだろ?」

 

心配するユウマに手を振りながら駆け出す、

 

「大丈夫、絶対それまでには終わらせるから!」

「危なくなったら逃げろ。約束な」

「うん!約束!じゃあ行ってくるね、お兄ちゃん!」

「誕生日会の準備して待ってるぞー」

 

離れていくマキの後ろ姿を見ていると、不意にユウマのスマホからも着信音が鳴った、

 

(俺のスマホも鳴ってるし、姉貴?買い出しか何かか?)

 

電話の相手はユウマの姉である黒神ミレイからだった、それを確認し電話に出ると、

 

[ユウマ大変なの!!ハカちゃんがっ!!ハカちゃんがっ!!!]

「え⋯?」

 

姉から知らされたのは、幼馴染が病院に運ばれたこと、それと幼馴染の母親、ユウマにとって恩人とも言える人の訃報だった。

 

_____________________

 

 

 

 

 

「⋯⋯何か言ってよ⋯」

 

カーテンが閉め切られた窓の隙間から見える光を見て、黒神ユウマの幼馴染である三途川ハカは言った、

 

「ああ⋯、博士⋯夜には来れるって言ってた⋯」

「うん⋯」

「傷⋯痛むか?」

「平気⋯ママが守ってくれたから⋯」

「そっか⋯」

「私さえいなきゃ⋯逃げられたのに⋯私さえいなきゃ⋯ママ⋯戦えたのに⋯」

 

彼女の脳裏に張り付くのは自分を庇い、憑从影の攻撃をまともに受ける瞬間であった、

 

「泣いてただけで⋯何も出来なかったの⋯冷たくなっていくママに⋯ありがとうも言えなかった⋯私さえ⋯私さえいなきゃ⋯!!」

 

涙を流し、下を向かながらハカは言った、それにユウマは

 

「俺が⋯合わせてやる」

「え⋯?」

「おばさんの霊体、もう肉体から離れちまってたけど⋯いつか絶対見つけ出して⋯もう一回合わせてやる」

「ほんと⋯?」

「ああ⋯、だから”ありがとう”はもう少し胸ん中にしまっとけ」

「うん⋯」

「つーか⋯、大切な人がいなくなるって⋯こんな気持ちになんだな⋯」

「ユウ⋯マ⋯?」

「こんなに⋯辛くて苦しいんだな」

 

ユウマも涙を流し辛い声を上げる、

 

「こんなのハカが⋯耐えられるワケねーよな⋯」

「ボケナス⋯何であんたが⋯泣いてんのよ⋯」

 

ユウマはハカの母親と初めて会ったときのことがフラッシュバックした、

 

_____________________

 

 

 

 

 

「ユウマ君、今日からハカのこと宜しくね」

 

子供のユウマの目の前には、黄土色の髪の女性が子供のハカと一緒に居た、

 

「うぐっ!!」

「ユウマ君!?」

 

ユウマは苦しそうにお腹を押さえると、声を荒げる、

 

「は、はなれろ⋯おれから」

 

(悪霊の呪いが!)

 

「ゴホッ!!ゴホッ!!おえええっ!!」

 

(呪いに体が耐えられてない!!)

 

「ガハッ!!ガハアアアアッッ!!!」

 

次の瞬間、ユウマは勢いよく吐血した、子供がこれ程の負担に耐えられるわけがないため、

 

(胃液も出し尽くして血を吐くなんて⋯間違いない、やっぱりこの呪いは⋯)

 

ハカの母親である三途川メグリはユウマをそっと抱き寄せる、

 

「なにやっ⋯!!きたねーからはなれ」

「汚くなんかないわ。治るまでこうしてよ?」

「おれにちかづいたら⋯おばさんにも⋯悪霊が⋯」

「全部おばさんに、憑依させていいのよ」

「え⋯?おれの呪いを⋯かるくするために⋯?

「ユウマ君はハカの命の恩人、恩人を苦しめる奴はおばさん、許さないんだから」

 

穏やかな表情わし、ユウマを優しく抱き締める、

 

「ガハッ!!ガハッ!!べ、べつにおれは⋯なにも⋯」

 

それでも否定しようとするユウマにメグリはこう言った、

 

「ハカの呪いはね、定期的に霊を憑依させないとどんどん体調が崩れていくの、だから生まれつきの病気ばっかりで⋯入院してた日の方が多いくらい、もうダメかもって思ってた⋯毎晩泣いてたの⋯娘を救えないかもって⋯でも⋯病院にユウマ君が来てくれたあの瞬間⋯、神様っているんだって思ったわ⋯」

「お、おれに憑いてる悪霊⋯、ひょういさせただけだし⋯」

「ハカにとっては⋯それが命の灯なのよ?」

「⋯⋯?」

 

まだ分かっていないユウマに優しく教える、

 

「ユウマ君が繋ぎ止めてくれたの、だからおばさんハカとユウマ君の為なら⋯喜んで命を差し出すわ」

 

_____________________

 

そして場面はまた病室へと戻る、

 

 

 

 

(おばさん⋯ほんとに命賭けて⋯ハカを守ったんすね⋯)

 

「耳から⋯離れないの⋯」

「⋯⋯?」

「ママの最後の言葉⋯」

 

ハカはメグリが死ぬ寸前に言った言葉を思い出す、

 

_____________________

 

「ハ、ハカ⋯よく聞いて⋯、終わりが見えないこの争いを⋯憑从影殲滅を成し遂げるのは⋯ユウマ君かもしれない⋯、ハカ⋯ユウマ君を⋯守ってあげて⋯」

「うっ⋯うぅっ⋯」

 

涙を流しながら、血を流し倒れている母親を見る、

 

「泣かないの⋯辛い死が⋯希望に変わる瞬間だって⋯あるんだから⋯」

 

_____________________

それを聞き、ユウマは更に涙を流す、

 

「何だよ⋯それ⋯んなワケねーだろ⋯希望なんか何処にもねーし⋯俺なんか呪われまくってるだけで⋯無価値で無意味な⋯ただのガラクタでしかねぇ⋯!!!」

 

ユウマは言葉を漏らすが、ハカは

 

「それでもママは⋯そう言ったの⋯」

「⋯⋯」

「あと⋯マキちゃんの誕生日なのに⋯ごめん」

「そんな事⋯考えなくて良いって⋯」

「マキちゃんといてあげて⋯それと⋯コウ君に⋯電話出来る?」

「⋯ん?あ、ああ」

「私とママを襲った憑从影とその協力者の名前、少しだけど聞こえたの⋯伝えてほしい⋯」

「分かった」

「1人はスタークって呼ばれてた⋯、コブラの紋様が入った全身を覆うスーツみたいなのを着てた、それと高階⋯茶色い髪で⋯20代くらいの男⋯」

「え--!?た、高階--!!?」

 

その瞬間、先日の記憶が蘇る、マキの新しい相棒になった人が、自分が不幸体質なことについて笑って帰って行った、その際にマキは

 

_____________________

 

「高階さんに悪気はないから許してあげて」

 

_____________________

 

そして先程、マキが招集をかけられた時、言った言葉も思い出す、

 

_____________________

 

「ごめん⋯お兄ちゃん⋯高階さんに呼ばれちゃった」

 

_____________________

 

その瞬間、ユウマは焦り始める、自らの妹に危機に

 

「マ、マキが⋯危ねえ!!!」

 

 

_____________________

場面が変わり、歩道橋に2人の男女が走っていた、

 

 

 

「おいミレイ!危ないから来るなって言っただろ!」

「コウは黙ってろ!ユウマの電話聞いてじっとしてられるワケないでしょ!」

 

黒神ミレイに怒鳴られたのは浅薙コウ、マキと同じ対憑从影専用殲滅部隊の四番隊の一人である、

 

「敵は異能力者なんだ!僕に任せ⋯」グーzzz

 

走っている最中だったが、コウは眠りについてしまった、その瞬間

 

「走りながら寝るなっ!!」

 

思い切り、ミレイに殴られ、意識が覚醒する、

 

「痛てっ!!ちがっ、これは呪いのせいだって!」

「あんた1人で行かせたら、そこら中で寝るでしょ!着くまで何時間かかると思ってんのよ!」

「グーzzz」

 

そして再度睡眠に入ったコウをミレイは叩き起こす、

 

「話聞けっ!!このチビッ!!」

「あだっ!!もうキミより背高いよっ!!ったく、結婚したら恐妻確定だし⋯」

「しない!付き合っても無いのに、毎日毎日何言ってんのよあんたは!」

「え?僕ぜったいミレイと結婚するけど?」

 

当たり前のようにコウは言い放つ、

 

「ただの幼馴染!ちょっとは学習しろ!私を好きになったら捕まるって何回言ったら!」

「あー僕そういうの気にしないから」

「は?」

「そんなもんが怖くて男やってられないし」

 

少し、ミレイが頬を赤く染める、

 

「もう⋯」

 

その瞬間、コウは誰かに腕を掴まれる、そして後ろを向くと、

 

「キミ、ひったくり犯に顔似てるね?ちょっと署まで同行してもらえるかな?」

 

警官だった、

 

「いや⋯僕じゃないです⋯!!しかも今それ処じゃ⋯!!ミレイ助けてええぇぇぇーーーー!!!」

 

そのまま、連行されるコウを見て、ミレイは、

 

「ふんっ、呪い乙!」

 

滅茶滅茶悪どい顔をしていた、

 

_____________________

和光樹林公園

 

 

 

 

 

「はあ⋯はあ⋯!高階さん、お待たせしました!」

「ごめんマキちゃん。急に呼び出しちゃって」

「いえ、それで憑从影はどこにいますか?」

 

2人は物陰で話し合う、

 

「しっ!あそこに」

 

高階が指差す方向にはたくさんの人が倒れており、そこには巨大な口が大きく、顔の無い巨大な化け物がいた、他には両腕が蟹の足のようになっている緑色の男、それと巨大な黒い鎌を持ち、赤黒い角を持った憑从影がいた、

 

「人が⋯襲われてる!!助けなきゃ!!」

「僕は大型の2体をやります!マキちゃんは女の憑从影を任せても良いですが?」

「分かりました!異能力『朧」

 

その瞬間、マキは後ろから強い衝撃がぶつけられ、思い切り地面に倒れる、

 

「ガハッ!!ガハッ!!た、高階⋯さん⋯?どう⋯して⋯?」

(ヤバい⋯頭が⋯クラクラして)

 

「うふふ、あんた、上手くやったじゃない」

マキが攻撃しようとしていた憑从影が高階に対してそう言った、

 

「え⋯?ど、どういう⋯こと⋯?」

 

疑問を投げかけると女の憑从影は答えた、

 

「彼はそっちに送り込んだ私たちのスパイよ」

 

「スパイ⋯?う、うそ⋯」

 

その瞬間、高階は狂ったような笑顔をマキに向ける、

 

「危険因子を滅ぼすためのねぇ~」

「ぐっ!」

 

マキは腕を抑えながら、高階の方を向く、

 

「あら?私たちと戦うつもり?あんたに背負えるとでも思ってるの?」

「背負う⋯?」

「呆れた、知らないなんて」

 

その瞬間、マキがギリギリ見える速度で素早く後ろへ回り込まれた、

 

「は、速い⋯!!」

「私たちに敵対した自分を恨みなさい、胴を真っ二つにしてあげるわ!!」

 

女の憑从影は思い切り、鎌を振り上げ、マキに振り下ろした、

 

「はああああっ!!!」

 

だが、マキはギリギリ避け、距離をとった、だが、

 

「ぎゃっ!!!ぐはっ!!ガハッ!!」

 

後ろからまたもや、高階に不意打ちをされ、地面に伏せる、他の憑从影も続々とマキの方へと集まってくる、

 

「ぎゃははッ!!びっくりした!?信じられないよねぇ!!?コンビを組んでた僕がキミたちの天敵!!憑从影だったなんてさぁ!!昨日キミの家から帰ってたらさぁ、比嘉先輩にバレちゃって!!」

「えっ!!」

「だから⋯ころそうとしたんだけどさぁ!逃げ足の速いガキに邪魔されちゃってさぁ!もう腹立たしいことこの上ないよ!」

「た、高階さんが⋯比嘉先輩と⋯ワタル⋯を⋯?」

「ぎゃははッ!!僕が比嘉に勝てるワケないじゃ〜ん!!リンネ様だよ!!だってキミにバレたら今日の計画台無しになっちゃうでしょ〜!!?あ、それとは別にもう1体も始末していただいたっけ?」

「ははっ娘を守って死んだあの母親か、」

「誰⋯ですか⋯」

 

マキは何故か気になった、それが明確に何故かは分からなかったが、

 

「ん〜誰だっけなぁ、三途川⋯ん〜」

「え⋯?そ、それって」

「忘れちゃった!!!」

 

ここで三途川と言われて、3人の男女が思い当たる、そして母親を殺した、そう言われ、理解した

 

「ハカちゃんの⋯お母さん⋯」

「んん~?誰それ!?知〜らないッ!!」

 

まるで快楽殺人鬼のように笑いながら、言ってのけた、それにマキは怒りをこみ上げた、

 

「ハカちゃんが⋯泣いてる⋯苦しんでる⋯マキが敵取りますね⋯」

 

そう言うと、先程まで青色だった髪が右半分の色が黒く染まり、何かが高ぶり始める、

 

「異能力『朧火』!!」

 

ハカは巨大な火炎球を出現させると、この場で一番大きかった異形の憑从影にそれをぶつけ、燃やし尽くした、

 

「ガウナヴ!!こ、この小娘!!ガウナヴを一撃で⋯!!」

 

マキは炎を纏いながら言った、

 

「私の異能力は⋯寒さ、冷たさへの耐性を失う代わりに3種の炎を扱うことが出来る、もう⋯許しません!『火炎時雨』!!」

 

マキの身に纏わっていた炎が槍状へと姿を変え、蟹の腕を持っていた憑从影に雨のように降り注いだ、

 

「グガアアアアアーーーッ!!!」

 

炭になった憑从影の前へと着地すると、マキは言った、

 

「1つは火炎、マグマの物理炎」

 

「ググル!!こ、こいつ⋯強い⋯!!」

 

マキは直ぐ様、女の憑从影の下へと駆けていく、

 

「もう1つは⋯」

 

「グッ!!」

 

「『黒焔幻葬』!!」

 

女の憑从影に黒い炎がその体に纏い付く、

 

「ぐああああーー!!!な、何だ!!?視界が!!!」

 

「私がイメージした幻影に溺れる黒炎です」

 

「や、やめろ!!私の!!私の脳を喰らうなああっ!!!」

 

見せられた幻影に怯える憑从影、それを見てマキは、

 

「そして朧火は、この合図と共に破裂します

『爆ぜろ』」

 

「ぐきゃああああーーーーーッ!!!」

 

文字通り、黒炎は爆ぜ、黒炎が晴れたあとには何も残らなかった、

 

「黒炎に火炎⋯?それに何だ、そのふざけた技名は!!」

 

炎を纏いながらマキは言った、

 

「私、厨二病ですから」

 

「ぐっ、げ、幻影以外の炎も⋯隠し持っていたのか!!!」

「新人に手の内を見せるほど、バカじゃありません」

 

マキを纏っていた炎の色が赤から青く輝く蒼炎へと変化する、

 

「青い⋯炎⋯!!?」

 

「高階さん⋯犯した罪を、償う時間です」

 

 

_____________________

 

「なあ、まだ着かねえのか!?」

我儘言うんじゃねえよ、お前を運んでやってるんだから、感謝してほしいもんだねぇ

 

ブラッドスタークはそう言いながら、ワタルと空の上を浮遊していた、

 

(ハザードレベル2.9か、もうすぐだ)

 

 

 

 

 

 

 

 

俺クロの百鬼夜行編が始まる前に、主人公には仮想現実シュミレーションを単身で行ってもらうのですが、どれがいいと思います?

  • SCPや都市伝説のミッション
  • ラブ&ピースの世界のミッション
  • クロスオーバーのミッション
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