「異能力『十戒』」
リンネの周りに紫と黒の何かが纏わり始め、空の黒雲には稲妻が走り始める、
「じ、十戒って⋯!!」
マキはその言葉に驚愕した、
「あら、三明の剣は使わないのね」
「直接手を下す必要もない、五の戒『雷焉』」
その掛け声と共に、黒雲が纏っていた雷がマキへと降り注ぐ、
「ぐっ!!!」
マキは咄嗟に青炎でシールドを作り、防ごうとしたが、
「あ゙あ゙あ゙ああああーーー!!!!」
ダメージを最小限には出来たが、それでももろに受けてしまったため、マキは地に伏せる、
「ほう、炎のシールドで直撃は避けたか」
「おっ!あっちにもデケー霊気ぶち上がってんじゃねーか!そいつは俺の獲物だぁ!」
黄色い髪に黒のメッシュの男がそう言うと、空を駆けていった、
「また勝手な行動を」
それを見て、緑色の髪の顔の左上に目や牙などがある男が呆れている、
「がはあっ⋯!!!」
(力が⋯入らない⋯お兄ちゃん⋯おにい⋯ちゃん⋯)
リンネは、高階を見て言った、
「高階、俺の計画にお前の異能力は必要だ、挽回のチャンスをやる、とどめを刺せ」
「はい!リンネ様!」
_____________________
-数分前-国防殲滅部隊・コントロールルーム
「第四殲滅部隊、黒神隊員と浅薙隊員が応戦中です!」
そう言ったのは国防殲滅部隊職員の綾瀬シュリだった、
「高階隊員がスパイとか、くそっ!見抜けなかった!!」
そう後悔の言葉を漏らすのはシュリと同じく国防殲滅部隊職員の宮埜アオイだった、
「敵の個体数と侵略レベルは!?」
「個体数8、最大侵略レベル31!下級4、中級3上級1体です!」
上の人間の質問に、シュリが応える、
「チッ!数が多いな!至急、霞隊長に連絡!出動を要請しろ!!」
そうシュリに命令するが、
「だ、第4殲滅部隊、通信途絶です⋯!!」
「何っ!!?や、やられたのか⋯?」
「じゃあナギさん!ナギさんに連絡して!!」
アオイがそう言い、三途川ナギに連絡させようとするが、
「三途川隊長も通信が繋がりませんッ!」
「なっ!!?どういう事だ!?一体何が⋯!!?」
「っざっけんな!!敵の目的は分かってる、黒神隊長の不在を狙われてんだよ!VFSだけはぜってー奪わせねーかんな!!」
その瞬間、司令室にサイレンのようなものが鳴り響く、
「えっ!!?嘘⋯何これ⋯?」
〈埼玉県和光市でハザード・パーセプション侵略レベル60オーバーのunknownが出現〉
「ろくじゅッ!!?ア、unknownだと!!?昨日現れた個体と⋯同じか!?」
〈あわせて埼玉県および、東京都の計3ヶ所に侵略レベル40オーバーの災害級を複数体確認、職員は直ちに国防プログラムを実行してください〉
「複数の災害級が3ヶ所にって⋯こ、こんなの⋯」
「街が⋯消し飛ぶぞ!」
シュリが3ヶ所のうちの1つに目を留めると、それは
「あっ!!1ヶ所は⋯びょ、病院が狙われてます!ここって三途川隊長の娘さんが入院してるところじゃ⋯!」
「クソがっ!ゴキブリみてーにうじゃうじゃ湧き出やがって」
(侵略レベルは普段霊気を抑えてるあいつらが戦闘時にだけ放出する霊気を感知して、危険度を数値化したもの)
それに対して、イラつきアオイはイラつきを隠せない、
「すぐにバリアを包囲しろ!」
上の人間の命令通り、バリアの展開をし始める、職員達、
(1〜19は下級、20〜29は中級、30〜39は上級にランク分けして隊員の等級と合わせてる、でも)
「第5、第6殲滅部隊に出動要請します!」
シュリもそれに対し動く、
(災害級はこっちの副隊長、いや、一部の隊長クラスとさえ同等、unknownに至っちゃ更にその2ランクも上⋯未確認も含めてこの世に6体いるって言われてる死霊の頂点、”悪童六鬼”を囮影に持つ最悪の憑从影⋯、今の人類じゃ⋯対処不能な生命体だ!)
「くそっ!!ナギさんマジで何やってんだよっ!」
連絡のつかない、三途川ナギのことを考えながら作業を始めた、
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和光樹林公園
「ぎゃははッ!キミが僕たちに勝てるワケないじゃ~ん!!」
「高階⋯さん⋯?さっき⋯憑影になるって⋯」
「バッカじゃないの〜!?協力なんかするワケないし!リンネ様がいらっしゃる風を感じたんだよ!」
マキはこの瞬間騙されたことを認識する、
(騙されて⋯たんだ⋯)
「ぐっ⋯!」
「ムダムダ〜!!ねえ、知ってる!?リンネ様が悪童六鬼だって事!!」
「ゔぅ⋯」
倒れたマキを見て高階は嘲笑う、
「ぎゃあ〜っはっは!!怖いよねぇ!?地縛系、動物系、他の党系も全てそう!6体ぜ〜んぶ憑从影だよ!?”起源の死霊”を持たないキミたち憑影、いや醜い蟻どもに勝機なんて無いからぁ〜!!」
「そ、そんな⋯」
(ひ、比嘉先輩に聞いたことがある⋯死霊の頂点に君臨する悪霊が6体いるって⋯そ、その中の1体の異能力が⋯十戒⋯)
その瞬間、兄に言われた言葉を思い出す、
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「危なくなったら逃げろ。約束な」
「うん!約束!」
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(に、逃げなきゃ、このままじゃ⋯)
立ち上がり、逃げようとするが、
「異能力『才華転生』」
緑髪の憑从影が2本の指を立て、突き出すと、
「つ、土の中から⋯何かが⋯!!」
土から赤黒い人型の何かが這い出てきた、
「必要ならあと1000体増やす?あ、飛んでもムダだから」
「せ、1000⋯体⋯」
ゾンビのような奴らが唸り声を上げて、マキに襲いかかる、そしてマキを吹き飛ばす、
「きゃあっ!!」
(に、逃げれない⋯)
マキは比嘉先輩と過去に話したことを思い出す、
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「黒神、早く食わねーと麺伸びんぞー」
「また一人⋯隊員が亡くなりました⋯」
「ん?」
「比嘉先輩は⋯何でそんなに普通でいられるんですか」
「えー?重い重い⋯!空気重いから⋯」
「は、はぐらかさないで下さい!」
「あいつ上級2体やったらしいぜ?ヤバくね?」
「そ、そこじゃないです!どれだけ倒しても⋯憑从影は増え続けて⋯その度に隊員の命が奪われてて⋯こんなの私⋯」
「想像してみ?」
「え⋯?」
「もし憑从影の前で自分の最期を悟ったらどーする?」
「か、考えたく⋯ないです⋯」
「ははっ、オモロい答え!」
「じゃあ⋯ひ、比嘉先輩は⋯どうするんですか⋯?」
「んなの決まってんだろ、脳がぶっ壊れるその瞬間まで狩って狩って狩りまくるんだよ!」
「え!?」
「その一撃が道を歩く少年の明日を作ってるかも知れねえ、そのダッセー最期が、仲間の意思を奮い立たせるかも知れねえ」
「仲間の意思⋯ですか⋯?」
「ああ、分かってっと思うけど、俺たちは圧倒的弱者だ、国の未来を護ろうなんて不明瞭にも程がある、だから今日、今日の1日だけ殲滅部隊56人の少ねー命を積み重ねて、明日に繋ぐんだ、それが365回続きゃあ1年は街の人たちが笑ってられる」
「さ、365人も、いないじゃないですか」
「ははっ、小せーことは気にすんな」
「何ですかそれ⋯」
「黒神⋯」
「はい⋯」
「いつも仲間の死に慣れろっつって悪りーな」
「え⋯?」
「先逝く仲間を誇ってやれ」
「比嘉⋯先輩⋯?」
「お前たちが見知らぬ少年少女の今日を護ったんだぞってな!」
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(比嘉先輩の言葉の意味⋯分かりました⋯お兄ちゃん⋯ごめんなさい⋯でもまだ⋯諦めてないから)
「うぐぅ⋯うぐぐ⋯」
(私は殲滅部隊の隊員⋯戦わなきゃ⋯)
「この街の人たちを⋯守らなきゃ⋯」
「はあ!?」
高階はマキを煽るように言った、
「皆が安心して⋯暮らせるようにするのです⋯」
「そういうクサいのいらないって〜、今すぐ脳を潰してあげるからぁ」
「もう1つ⋯お兄ちゃんと約束したから⋯」
「あ゙あ〜?」
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「マキが死んだら、お兄ちゃん泣いてくれる?」
「縁起でもねーこと言うな⋯てか兄妹でお前が一番才能あんだろ」
「じゃあ約束!マキ絶対死なないから、だから前髪降ろそ?ね!?良いでしょお兄ちゃん!」
「いやいま前髪関係ねーから」
「あははっ♪お兄ちゃんだ~い好きっ♪」
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「約束⋯したんです⋯だからまだ⋯死ねません!!!」
再度異能力を発現させると、青炎の翼を広げる、
「え!?ヤ、ヤバッ!!」
「『青焔蒼天』四連柱!!!」
マキを囲うように、4つの青い炎柱が立つ、それに数体のゾンビを巻き込み、燃やし尽くした、
(こ、こいつ⋯!!とんでもない力を秘めてやがる!!)
だが、緑髪の憑从影がまた、追加のゾンビを生成する、
「逃さないし」
だが、マキの炎は絶えず燃えた、
「逃げ道がないことくらい⋯分かってます⋯逃げれないんだったら⋯逃がしてくれないんだったら⋯」
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「脳がぶっ壊れるその瞬間まで、狩って狩って狩りまくるんだよ!」
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「お願いお兄ちゃん、マキに⋯力を貸して!!最期まで⋯戦います!!」
そう言い、マキは空高く飛翔する、その様子を見ていたリンネは、
「あのガキ、動物系か」
「まだ獣人化はできないみたいね」
憑从影がいる下へと指を突き出した、
「『青焔神威』!」
炎がリンネ達がいる所まで届き、燃やし尽くす、鮫型のゾンビを燃やし尽くした、
「はあ⋯はあ⋯ぐっ⋯!み、水のシールド⋯!」
「この子”未完の憑依系”じゃなかったわね」
「だがこれで絞れた」
「ええ」
「ただの人間だと思って見過ごした昨日のガキ、アレが”未完の憑依系”だ」
「あの子のお母さん、異能力も憑依系も知らなそうだったのに〜、私たちの目を欺く為に、ううん、娘を奪われない為に異能力使わなかったんだ〜」
「こっちは蟻を始末する」
「ええ、あとは病院を襲撃するガグラ達の仕事、うふ♡昨日のあの子、どんな憑从影にアップデートしようかしら♪」
マキの体力も限界に近く、異能力を使えているのはほぼ奇跡のようなものだった、
「はあ⋯はあ⋯」
不意にマキはポケットから赤い光のような物が見えた、ポケットから取り出すと、そこには
「これってワタルの、お願い力を貸して」
マキはこれの使い方は分からなかったが、無意識にボトルを振ると、赤い光が強くなる、
「『青焔神威』!」
先程とは比べ物にならない速度で青炎が放出された、
「速度が上がった?」
「ほう、面白い」
その場にいたゾンビは一掃され、残るはリンネ達だけとなった、
「あと3体⋯あの水で攻撃されたら⋯呪いで動けなくなる⋯だから⋯攻撃される前に、脳を潰される前に!!最大火力の一撃を!!!」
マキは蒼炎、黒炎、火炎をその身に纏う、
「ん?」
「3色の炎?」
「何この霊気」
マキは唱えた、憑从影を倒す為に、ここで勝って生きる為に、
「朧火よ⋯地獄の業火で焼き尽くせ!!インファーナル・リー⋯」
その時、タイムリミットが来てしまった、上空から降り始めたのは雪だった、冷たさへの耐性がない、マキが触ってしまえば、
「え⋯?ゆ、雪が⋯降ってきて⋯」
雪がマキに触れた途端、マキに焼けるような痛みが感じさせる、
「あぐあ゙あっ!!!」
そのまま地面へと落下し、悶え苦しむ、
「痛いっ!!うぐう⋯!!!うあ゙あ゙あ゙あ゙あああ⋯!!!」
「呪いか」
「あら可哀想〜、憑从影にはのろいなんてないのに〜」
「痛いッ!!痛いッ!!あ゙ぐあ゙あ゙あ゙ああーーー!!!」
「ぎゃっはっはぁ〜!!呪いで冷たいもの触れないんだっけ〜!?あと見せてなかったけど僕さぁ〜少しの時間だけ、こんな事も出来ちゃうんだ〜、異能力『
「い、いや⋯」
高階は異能力で作った剣をマキに向ける、そして刺そうとした、だがそれに割り込んだ者がいた、
「え?」
「ぐっ⋯!!ぐがっ!!!」
「お前は⋯!」
其処に居たのはマキの兄である黒神ユウマだった、
「遅くなっちまった⋯悪ぃマキ⋯1人で辛かったな」
「お、お兄⋯ちゃん⋯!来て⋯くれたの⋯?でも⋯あ、脚が⋯!!」
ユウマの太ももには先程の高階の剣が刺さり、貫通していた、
「ははっ、こんなの気にすんな何ともねーよ」
そう言いながら、ユウマは刺さっていた剣を抜き、マキにダウンを着させる、
「掴まれるか⋯?ほら、家に帰るぞ⋯」
「えぐっ⋯ひぐっ⋯うん!」
「誰かと思えば”黒の亡霊”だっけ?出来損ないの兄じゃ~ん!?」
「兄?」
「そこどけよッ!」
マキを運ぼうとしたユウマを高階は蹴りつける、
「ぐっ!!!」
「あぐぁっ!!!」
その際に、隙間からまた降る雪がマキに触れる、
「痛てーよな?すぐ屋根があるとこ行こうな!」
ユウマはマキの雪が触れた部分をハンカチで拭き取る、
(ぐっ⋯脚が⋯!くそっ!そんなこと考えてる場合じゃねえ!マキの肌に雪が触れるのは、それこそ刃物刺されてんのと変わらねえ!)
「どう考えたらこの状況で逃げれると思ったんだろ?」
(俺には異能力なんてねーし、戦う術もねー!)
新たに出たゾンビがユウマに蹴りを入れる、
「ぐはあっ!!」
(でも、妹が苦しんでる時に⋯無条件で手を差し伸べらんねーなら、そんなもん兄貴じゃねえ!!!)
「お兄ちゃん⋯!!」
(逃げることしかできねーなら、俺は今それをやるだけだ!!)
だが、その光景にリンネが口を開く、
「空虚の再会は済んだか?」
その瞬間、リンネの周りに氷柱のようなものが現れる、
「こ、氷⋯?何だよ⋯こ、この空は⋯!?」
「気が変わった俺がやる、お前がそのガキの兄なら始末しておく必要がある」
ユウマは叫ぶ、単なる疑問を、
「どうしてマキを!!何でお前らは人間を襲うんだよ!!?」
そしてリンネは答えたその質問に、
「絶望とは”知る事”だ、何も知らずに死ね」
「ぐっ!!マキだけは⋯マキだけは守らねーと!!」
「『雷⋯」
先程も放った雷撃を繰り出そうとするが、とある音が、その耳に留まる、
『スチームショット!コブラァ!!』
その瞬間、リンネの腕が撃ち抜かれた、リンネはすぐ出血した部分を氷で塞ぐと、銃弾が来た方向へと向く、
「何のつもりだ?スターク」
リンネが向く先には、コブラの紋様があるブラッドスタークがライフルモードのトランスチームガンを構えていた、
「いや、悪いがお前らに協力するよりも面白い方法を思いついてな、悪いがお前等のことは裏切ることにした」
そう言うと、横から少年がマキとユウマがいる所へと駆けてきた、
「大丈夫ですか!?ユウマさん!マキ!」
「ワタル⋯か、でもどうして」
「話は後⋯行ってください!」
「は!?何言って!」
「いいからお願いします!ここは俺に任せてください!」
そう言い、ワタルは赤いフルボトルを取り出すと、それをマキに渡す、代わりにラビットフルボトルを抜き取った、
「ユウマさん、マキにこのボトルを持たせてください、お願いします!」
「分かった、必ず迎えに来る、だから待っててくれ!」
そう言うと、ユウマはマキを抱えて行こうとする、すると、ワタルが持っていたエンプティフルボトルが、ワタルのポケットから出て、マキに触れる、
「何だ?」
フルボトルは色を変え、鮮やかな青へと色を変えた、そしてキャップにはロックフルボトルと同じでF/Lと書かれていた、
「それじゃあ⋯マキを頼みます!ユウマさん!」
そう言うと、スタークがワタルの隣へと駆け寄った、
「悪いが、俺はこいつと組むことにした、悪いが契約はこっちが一方的に破棄させてもらうぜ」
「悪いが、マキを傷つけた罪は重いぜ」
スタークは俺に触れると、
「ふ⋯ハザードレベル3.1か⋯よし兄弟⋯ドライバーを出せ」
「何で知ってんだよ、まあ今はいいか」
そう言い、ワタルは完成させたビルドドライバーを取り出し、腰に取り付ける、
『ビルドドライバー!』
俺は流れるまま、先程出来た青いフルボトルとロックフルボトルを取り出した、
「そいつを振って活性化させて、ドライバーに装填しろ!」
スタークに言われたとおり、2本のボトルを振り始める、
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ
「させるか、異能力『十戒』、『雷焉』」
雷がスタークと、ワタルに降り注ごうとしたが、
『フルボトル!』
スタークがトランスチームガンにボトルを装填すると、雷へと向ける、そして引き金をひいた
『スチームアタック!』
弾丸が発射されると雷の動きが止まってしまった、
「何?」
「兄弟、やれ!」
その声を聞き、フルボトルをドライバーに装填する、
『フォックス!ロック!ベストマッチ!』
その音と共にドライバーにF/Lという文字が浮かび上がる、そのままワタルはボルテックレバーを回すと、プラモデルのランナーのような物が現れ、ワタルの前と後ろを囲む、
『Are you ready?』
聞かれたのは恐らく覚悟はいいか?だろうか、いやそんなことは気にしていられない、大事な人を守るために
「変身!」
拳にもう片方の手を叩きつけ、姿勢を正した、そのランナーがワタルと重なった、
『禁断のバケヤロー!ロックフォックス!イェーイ!』
そこには、青い狐の耳を持っ装甲と、錠前の形をした装甲が交互に付けられている、ワタルがいた、
「俺の進化を見せてやる!!」
感想お待ちしています
俺クロの百鬼夜行編が始まる前に、主人公には仮想現実シュミレーションを単身で行ってもらうのですが、どれがいいと思います?
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SCPや都市伝説のミッション
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ラブ&ピースの世界のミッション
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クロスオーバーのミッション