【第二部開始】もしも新宿決戦で五条悟が北を向いて両面宿儺に勝っていたら? - 呪術廻戦『受愚戴転』 -   作:糾縄如氏

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グロ注意です。

【あらすじ】
仲間と完全に分断された四級術師(元特級)婪佳久(らんかく)は、
正体不明の襲撃者と戦闘を開始する――。



第2部 34話『スキタイの羊』

 

 呪力放射を乱れ撃ちしながら、婪佳久(らんかく)は走って後退していた。

 

 真白の少女の開かれた両手の指先。

 その10本の砲塔が光線を連射し、牽制を浴びせる。

 

 だが、彼女の敵――恐竜人間は、容赦無く追い縋る。

 

 

 

「――しゃぁっ!!」

 

(肉体変化と呪力強化――フィジカルに特化した術師か――!)

 

 

 

 鱗に塗れた硬い皮膚で耐えての正面突破。

 個の強さで物量を踏み越え。

 走力の差によって距離を詰め――勢いそのまま、婪佳久に殴りかかる。

 

 

 

(やっぱ相性最悪だ、こっちは身体強化できないってのに――!)

 

 

 

 ダメージは出ているが傷が浅い。

 

 婪佳久の火力と出の速さ(スピード)は強力無比であるものの、本体性能は貧弱なガンナーだ。(リザードマン)にかかれば、容易に至近距離という優位に持ち込める。

 

 そんな圧倒的不利であっても、真白の少女は目の色を変えなかった。

 

 

 

「我流『受愚戴転(じゅぐたいてん)』――『虞針鞍(クチクラ)』」

 

 

 

 まず、呪力探知範囲を周囲10mに限定。

 これによって超高精度・高速度での反応を実現する。

 

 

 

呪力特性付与(エンチャント)――『螺旋(スパイラル)』!!」

 

 

 

 呪力放射(こうせん)に特性を付与。

 自身を中心に旋回、加速させ――10本の『光輪』を用意し出迎える。

 

 ――接触すれば、収束し切った0距離砲撃の10連打でカウンターできる。確実に隙が産まれる。その間隙に最大火力を叩き込む。

 

 目算のもと訪れる、接触の瞬間――。

 

 

 

 その『光輪』は、消された。

 

 

 

「は――、ぁうッ!?」

 

 

 

 咄嗟、彼女は身を捩り、致命打を回避した。

 

 腰を落とし身を屈め、己の首を狙う『刃』を避け、周囲の呪力をありったけ掴んで――自身を吹っ飛ばし、無理やりに距離を取る。

 

 

 

「――てめぇッ、なんでそれを! そいつは禍福のもんだ!!」

 

 

 

 最短の自傷行為により生存を勝ち得た少女は、

 転げまわって顔をあげ、憤怒と共に血を吐いた。

 

 

 

 いくら相手が()()()()()であろうと。

 身の毛もよだつような不協和音の集合体であろうとも――アレだけは、見過ごせない。

 

 

 

 間違いない――特級呪具『天逆鉾(あまのさかほこ)だ。

 

 第二次・死滅回游開始時、11/1に安曇野禍福の手元から消失した呪具。

 同時に『喇誑(ラテブラ)』を含めた高専特級戦力も行方不明となり、彼等は12/1に再発生(リポップ)したが――天逆鉾だけは、行方不明のままだった。

 

 それを何故か、この男が持っていたのだ。

 

 

 

「なに言ってるんですか。この呪具は『師匠』の――おおっと?」

 

 

 

 そして次の瞬間、彼の手元からも消える。

 

 

 

(今のは結界術の気配! けど第二次・死滅回遊開始(ゲームスタート)時とは挙動(カンジ)が違う――?)

 

「……流石に、このズルは許してくれませんか」

 

 

 

 さほど期待してもいなかったのか、落胆は短かった。

 彼は空になった両手で、爪を剥き出しにし、再び走り出し襲いかかる。

 

 

 

「コガネ。アイツのプレイヤーネームは?」

 

「『アーサー(Arthur)』と登録されてるぜ!」

 

(巻き込まれた外国人? 術式のせいでおかしくなってる? いや違う、殺意に確固たる意思がある――式神の大群が来ない辺り、結界の主が寄越した鉄砲玉ってとこか――)

 

 

 

 底の見えない相手だが、だからこそ婪佳久は決意を深めた。

 誰であろうと――あの呪具を持っていた時点で、敵であることは明白。

 

 それに、間近で感じた婪佳久には分かる。

 

 

 

(――絶対に逃がせない。何が何でも狩る。そして情報を吐かせる!)

 

 

 

 ――コイツは、『悍ましい』。

 絶対に生かしてはおけない。

 

 引く理由など、微塵もなかった。

 

 

 

――

―――

 

 

 

「師匠ってのは誰だ!? てめぇさては結界(ここ)の主の――!」

 

「考え事をしている場合ですか?」

 

「くっ……!」

 

 

 

 二度目の接近においても、牽制は通用しない。

 平時であれば、呪力を通して返答の真意を確認できたが、猶予はなかった。

 

 

 

(でも天逆鉾(ジャマ)はもうない、今度こそ――!)

 

「――がっ、ァアaAAAAAAA!?」

 

「ぐ――!?」

 

 

 

 男の蹴りが入り、婪佳久は受け身も取れずに蹴飛ばされる。

 

 対応できなかったのは無理もない。

 

 蹴りの最中、彼の足は――バキボキと音を立て、人のそれでなく逆関節へと変わり。

 その先端、生え揃った鉤爪が、婪佳久の左脇腹をこそぎ取ったのだ。

 

 

 

(――やっぱりだ、『暴走』している! 自分の意思で変化させてるなら、呪力の『負の感情』から動きを読めたハズだ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()――!)

 

 

 

 治癒に使える呪力は限られている。

 

 ホームから線路に転げ落とされ、金属の柱に身を打たれる鈍痛の最中でも、

 最低限内臓がこぼれない程度の穴埋めをして、裂傷まみれの真白の少女は顔を上げる。

 

 男の姿は、変貌していた。

 

 

 

「フゥッ、フッ……あぁ、そう言えば。開示した方が、より効果が上がるんでしたね」

 

 

 

 その体は絶え間なく、目まぐるしく変化が起こっていた。

 だが、これまでとは違う、決定的な変貌が起きたのだ。

 

 

 

 その姿は――()()だった。

 

 二本足で佇む肉食の蜥蜴。人間大の爬虫類の原型。

 図鑑に描かれた通りの肉食獣そのもの(ラプトル)が、こちらを見下ろしていた。

 

 あんなになっても自我は残っているらしい――その目に、人と同じ理性が備わって見える光景は歪さを極めている。

 

 

 

「――私の術式効果は『進化』です。今回は、恐竜を選ばせて貰いました」

 

(あの腹に浮かんだ呪印、()()()()()()()()ってヤツか――!?)

 

 

 

 術式開示に伴ってか――腹部の茶色い皮の上、蛍光色の幾何学模様が浮かび上がる。

 

 星座のように描かれた、10の円と22の直線。その一番下の円1つのみに、光が灯って見えた。

 

 その意匠について――婪佳久に考察する時間はない。

 

 

 

(また来る――!)

 

「ぐぁあ、アアアアAAAAAA――!!」

 

 

 

 変貌を遂げた肉体は、線路へと降り立ち、体重を増しながら迫り来る。

 

 婪佳久の呪力収束放射(ホーミングレーザー)――『螺旋』を付与され、ドリルの如く旋回しながら迫る10本の光線が同時展開され、その進路を妨害するも。

 

 呪力強化された原始獣は身を翻し、本能に従いダメージを最初に留め、軽快に包囲網を潜り抜け――彼女の目前、その大顎を開いて襲いかかる。

 

 

 

(この質量差じゃ接近戦できない、ロングレンジで仕留める!)

 

「我流『簡易領域』展開、術式反転――歐帯(カラザ)』‼︎」

 

 

 

 否、対応できないなら誘導すればいい。

 コースを絞られ、0距離で撃たれるここ一番の最大火力。

 

 正の呪力と螺旋、二つの特性をかけ合わせ、『摂取』の効果を『排出』に反転させた一撃――だが。

 

 

 

「がぅぁああああAAAAAA――ッ!!」

 

「こいつ――!?」

 

 

 

 ――もう一度言おう。その身は常に変化し続けている。

 大火力に焼かれた肉体は、欠陥があろうとなかろうと肉を生やす。

 

 ――トリケラトプスの角を。プテラノドンの翼を。首長龍の水ベラがついた四つ足を。片っ端から恐竜の身体部位が乱立する違法建築は質量を増し――ジリジリと呪力光線に抗い、前線を押し広げていく。

 

 

 

(ああもう、()()()()()()()()()()()()()()()()() ()()()()()()()()()()()()()()()、致命部位はいったいどこだ――!)

 

 

 

 図体が爆発的に膨れ上がり、無秩序な肉細工が次から次へと生え広がっていく。

 二本足に四本足、あらゆる足が腰から生え、腰は二股に、三股に枝分かれ。

 あらゆる部位が同時多発的に隆起しては融合し、崩壊しては再構築され、異臭と蒸気を撒き散らし続ける。

 

 カオスを極めた悪意の混合――対して、婪佳久は。

 

 

 

「ああもう――仕方ねぇな」

 

 

 

 ――『呪力切れ』を狙っての消耗戦を選んだ。

 

 出力最大を維持。周囲の呪力漏出を吸い上げ、ひたすら術式反転を発動し続ける。

 どんな体になろうと、『六眼』がない以上は、呪力消費量(リソース)には限りがある。

 

 呪力を自分以外から捻出できる婪佳久ならば、呪力量の一点で勝ち残れる――ただし。

 

 

 

「――ぶ。ぐ、――ぅ、う……ッ!」

 

 

 

 ――それは婪佳久が、術式負荷に耐え切れた場合の話だ。

 

 血飛沫が水位を増し、白い少女の足元を穢していくが、もはや彼女の目に入らない。

 高度な術式行使による脳負荷に、歯を食いしばって耐えるだけでもやっとなのだ。

 

 脳が沸騰したが如く汗が湧き出る。とっくに鼻血も血涙も出せない青い細身は棗油(なためあぶら)の如く体力を搾り取られる。

 それでも許容以上の情報量と異物感を詰め込まれ、ひたすらに吐き気だけが増大していく。

 

 

 

(――術式による肉体変更は基本、一時的なものだ。でもコレは一方通行だ、()()()()()()()()()()() 物理的にも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()――術式の格(スケール)が高すぎる。『受愚戴転』や『無為転変』、『無下限呪術』と同クラス。いや、むしろこれは天元様の――!?)

 

 

 

 それでも婪佳久は一歩も引かなかった。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 事ここに至っては相撲勝負だ。破壊力で押し合い、負けた方が引き潰れる。

 この体制を維持し切る事さえできれば。いずれは勝ちの目が――!

 

 

 

 ――否。

 

 

 

「――くぅっ、しまりました! もう次の階梯上昇(クラスチェンジ)がぁぁああ!!?」

 

(今度はなにが――!?)

 

 

 

 時間をかけるのは、()()()()()()()()悪手だった。

 肉体の更新は、ジュラ期を超えて白亜紀すらも超え、再び時代の節目に至り――。

 

 

 

「――う、そ……」

 

 

 

 ――『進化』の術式は、その真価を発揮する。

 恐竜の塊は爆裂するように、()()()()()()()()()()し、孵化して――()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

―――

――

 

 

 

 ――アーサーの『進化』は、天元の不死によるものとは意味合いが異なる。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()術式。

 

 生命は『弱く増えやすくなる』ことで繁栄した。

 その優位性すらも再現でき――繁殖(それ)を許した時点で。

 

 これら全てを絶滅させる以外の勝利条件は、消えていた。

 

 

 

 ――不可能だ。

 分かった時には遅かった。

 もう、婪佳久は完全に詰んでいた。

 

 

 

(――見誤った見誤った見誤った‼︎ こんなのはもう、既存呪術の枠にすら収まらない!!!)

 

 

 

 逃げるしかない。弾かれたように婪佳久は走り出した。

 トンネルを通れば、別の駅に行けるはずだ。

 体はまるで自分の状態など忘れて軽々と、一刻も早く、少しでも前進して逃れようとした。

 

 

 

「――ッ、いたいいだっいたいいたい!!」

 

 

 

 その足掻きに比べるべくもなく、翼は自由で、速かった。

 容易く飛来した包囲網が彼女に突き刺さる。

 全方位から集られ、嘴に啄まれ、羽を散らすように砕かれた白肌が血を滲ませる。

 

 

 

()()()()()()()()()、自我が拡散したのか? おかげで狙いは単調だ、動き続けさえすれば回避できなくもない、けど――ああもうっ、こんな数だけの鳥なんかに!)

 

 

 

 変化の速度がもはや視認の限界を超えていた。

 頭を手で覆おうと、髪が無惨に引きちぎられ、指が少しずつ持っていかれる。

 波のような羽音の中で、反響する通路において、その苦鳴は掻き消えそうなほど小さかった。

 

 

 

(呪力を周囲に発して押し返すか? いや抵抗するな! 一体でも殺せば自爆特攻の有用性を知られかねない。この数で『神風(バードストライク)』なんてされたら誰も――!)

 

 

 

 痛みと、こうも無様に甘んじなければならない屈辱と――今の自分は果たして走れる体なのか、それさえわからないまま婪佳久は暗闇を走り抜け、

 

 

 

 ――トンネルを出た先は、さっきと同じ駅だった。

 

 

 

「はぁっ、はっ……は」

 

 

 

 半ば、分かっていた。

 結界の主が、自分を逃す道理などない。

 トンネルを通って発生する空間転移が、オートで組まれた機能だったなら逃げ道になっただろう。だが今の挙動は――。

 

 

 

(……あー。やっぱ結界の主の差金だったか。ならまぁ、そうだよな――連携して、狩るよな……)

 

 

 

 結界の主は、全てを手動で運用している。

 つまりトンネルを通るのは、迷い込んだ者にとって『作為的に』不利に働くのだ。

 

 ――敵と都合よく分断されるなんて、あり得なかった。

 

 

 

「……」

 

 

 

 どさっ、と少女は頭から崩れ落ちる。

 感慨などなく、ただ立てなくなったから倒れ伏した。

 

 どこまでも勤勉な鳥たちは、その背に生き急ぐように殺到し、軽くなった身を押し倒し、転がして、覆い被さるように羽を散らす。

 

 辛うじて胸は上下していたものの、ももはや少女には身を丸める力も残っていなかった。

 

 

 

 元より、呪力による肉体強化ができない生身だ。

 しかも『正の呪力』に使える呪力量は術師等級において四級相当という少量――もう、とっくに底をついている。

 

 

 

 無造作に放り出された白い体は、端々から抉られ、神経を嬲られ痙攣しながら、溶けるように解かれて、赤と黄色の中身を加速度的に広げていく。

 

 不毛と理解しながら、傷口が広がるだけと分かっていながら不満足に足掻き、声にならない苦鳴を出し続ける。そんな生きた死体が転がっていた。

 

 

 

「――、――?」

 

 

 

 その死にきった神経が、残った片目が、辛うじて最後の変化を認識する。

 

 それほどまでの異物があった。

 

 瞬時(いつのまにか)に鳥たちは収束し――たったひとつの大きな影へと姿を変え――少女を見下ろしていた。

 

 

 

「――――◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️――」

 

 

 

 ――もはやそれは、鳥ですらない◼️◼️◼️だった。

 

 遥か遠い未来、恐竜という種の行き着く可能性の一端。

 地球に降り注いだ宇宙線を耐え抜くため進化し、天上(ソラ)へと至るべき大翼(たいよく)を携えた、ナニカ。

 

 

 

 婪佳久は直感する。きっと五体満足でも、自分にはコレが何か分からない――現生人類は、コレを理解できる水準(クラス)ではない。

 

 名状し難き、ひたすらに冒涜的な肉塊としか認識できないだろう――。

 

 

 

(あー、そっかぁ。いよいよ、か……)

 

 

 

 地響きが迫る。理不尽な死が目前にある。

 少女は目を閉じようとする。呪術師として生きる以上、いつか来るとは分かっていた必定が今なのだと悟る――そうなること自体には、何ら疑問などなかった。

 

 

 

 しかし、蝋燭が消える間際の火というべきか。

 ようやく冷静さを取り戻した、最後の意識で。

 

 

 

(あれ。おかしいな――なんで、嫌って思ってんだろ?)

 

 

 

 呪術師という殻で固められた溶鉄(しょうじょ)は。

 あり得るはずのなかった、その故障(しこう)を自覚する――。

 





合う曲が無かった(こじつけできなかった)ので普通のサブタイです。

次回は5/24です。
もちろん冥冥様も後々登場予定です。



【補足】アーサーはいかなる『進化』をしても必ず呪力を扱えます

まず誰やねんコイツ。って疑問は一旦さておいて。
今回は大きく四つの形態がありました。

①恐竜人間フォーム

②恐竜フォーム → 恐竜全部乗せフォーム

③無数の鳥フォーム(始祖鳥からスタート)

④???フォーム

ただ、術式行使である以上、呪力なしには成立しないため、
必然的に呪術師としての性質は残ったまま『進化』していく事になります。

また、本来術式は脳で制御するものですが、
アーサーの『進化』では術式発動時(種族を選択しスタート)以外に制御できるタイミングはありません。

スタートボタンを押したら、術式はひたすらに『進化』し続けます。制御次第では進行速度を緩められるものの、一方通行には変わりありません。
鹿紫雲みたく「一回それきり」の術式です。

(今回は『恐竜』という種を選択したわけですが、
まず人体を恐竜という別存在に変える必要があり、①がそれにあたります)



【オマケ】婪佳久のビームと『グラニテブラスト』の比較

同時に撃ち合った場合、どう考えても『グラニテブラスト』が勝ちます。

まず単純威力は石流のが上です。
婪佳久は術式反転でやっと『グラニテブラスト』と撃ち合いの土俵に立てるレベルですかね(威力だけなら2018年リカ接続中の乙骨よりやや劣る程度って書くとすごい)

婪佳久のが勝ってる点をあげると、
まず出の速さ。そして何より持続力です。
威力を維持できる時間の長さであれば、婪佳久は『グラニテブラスト』以上と言えるでしょう。オーバーヒートや呪力切れがないので。

えっ、長い脳負荷に婪佳久が耐えれないじゃんって?
そもそも身体呪力強化できないんじゃフツーに推し負けて即蒸発がオチだろって? そうだね()

結論! 石流はやっぱり強い!
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