転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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第14話

クルミがこの喫茶リコリコに来てくれて翌日、俺はトオルを連れてある場所に向かっている。

 

それはソムリエの所だ、トオルを今そこに連れて行っているんだ。

昨日あの戦闘の後、ARX160がいよいよ壊れてしまって、トオルの新しいライフルが必要になった。

 

俺は前から考えていたソムリエの所に連れて行くことにした。

 

「先輩、今から行くところって…」

 

「…まあ、お前の考えの通りだろうな。今からお前のライフルを新調しに行くんだ」

 

「前から気になってましたからね。ライフルやショットガンを何処で調達したか」

 

トオルは少しばかり呆れる感じで俺を見てくる。ハハハハハ……これは参るな。まあ仕方ない、そう思われてもな。

 

そして俺達は入り口がある雑貨店に到着し、俺は雑貨店の中を通り、トオルは慌てて俺の後を追いかけ、俺は入り口のコイン投入口に金貨を入れる。

 

扉が開いて、俺達は階段を下りて行き、そしてホールに到着してソムリエの所に行き、ソムリエは俺の方を見る。

 

「こんにちはミスター工藤。おや?新しいお客さんをお連れに?」

 

「ああ、俺の相棒のトオルだ。トオル、彼は武器を進めてくれるソムリエだ」

 

「こんにちは、柳田トオルと言います」

 

「どうもミスター柳田。さて…今日はどうなさいましたかな?」

 

「今日はトオルに新しいライフルを新調しに来たんだ。前使っていたライフルがとうとう壊れてしまってな、彼に合うライフルはあるか?出来れば扱いなれているAR系で頼む」

 

俺はソムリエにトオルのARX160が壊れた事を話し、それに頷くソムリエ。

 

「成程…そう言う事ですか。それならばこちらはどうでしょうか」

 

っとソムリエはあるライフルをトオルに渡す。

 

「【M4カービン】です。銃身は14.5インチ、ボルトキャリアの強化は勿論、アッパーレシーバーとロアレシーバーは耐久性と排水性が優れた強化パーツを使用しております、なので水から出てもすぐに使用できます。更にチャージングハンドルは左右どちらでも扱いが可能の物を装備、ハンドガードとグリップにストックは全てMAGPUL製に交換してあります。フロントサイトとリアサイトは全てフリップアップサイトに変更、光学機器の妨げにはなりません。そしてスコープはミスター工藤と同じVictOptics製です」

 

それを受け取ったトオルは動作確認をして、それが全く無駄のない作りになっている事に驚いている。

 

「(凄い…!こんな高価な銃を扱っているなんて…! 通りで先輩はあんな銃を持っている訳だ)」

 

「どうだトオル、その銃は」

 

俺はトオルの様子を見て問い、トオルはM4を置いて俺を見る。

 

「凄いです、僕の手に馴染みます」

 

「よし、ソムリエ。これにするよ」

 

「かしこまりました。ではこれをケースに詰めますね」

 

そう言ってソムリエはライフルケースにM4を詰め始める。

 

「これでわかりました。先輩がどうやってあんな高級品を手に入れたかを…、でも先輩…これDAも扱っている可能はあるんですか?」

 

「多分ないだろう。いくら何でもあいつ等がこれを持っている可能性はない」

 

そう言ってソムリエはM4を詰めたライフルケースをトオルに渡す。

 

「お待たせしました」

 

「ありがとうございます」

 

「それじゃあまた、今回はこいつのだけだから」

 

「ありがとうございました。またのご利用お待ちしております」

 

そう言って俺達はその場を後にするのであった。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そしてクルミがここに来て一ヵ月、ここ喫茶リコリコではある遊びは始まろうとしていた。

 

「それでは~閉店ボドゲ会スタート!」

 

『『『『おー!』』』』

 

常連客が集まって行う【閉店ボドゲ会】、週一回に行われるこの交流会は常連客でいつも賑わっているのだ。

 

「締め切り明日って言ってたっすよね」

 

「今日のあたしには関係ないし」

 

「止しましょう。仕事の話しは」

 

「実は、自分も勤務中で」

 

「刑事さん、ワルだねぇ」

 

「早く、始めましょうよぉ」

 

常連客の中に刑事の阿部さんの姿もいる、おいおい阿部さんよ…アンタこんな所にいて大丈夫か?

 

「じゃあ順番決めるぞ~」

 

「ねえたきな~、たきなも一緒にやろうよ~? レジ締め一緒にするからさ」

 

「もう終わりました。レジ誤差ゼロ、ズレ無しです」

 

「「はや~」」

 

俺と千束は既に終えたたきなの作業を見て言葉をこぼし、たきなはレジ締めを終える。

 

「それじゃあたきなちゃんも暇になった事よね」

 

「たきなちゃん、こっちにおいでよ」

 

常連客がたきなを誘ったが、たきな「いえ、結構です」とお断りを入れて、店の奥に入って行く。

たくぅ…素直になれない子だな。

 

俺はトオルに目を向け、それにトオルは頷いて接客をし。

 

俺と千束は千束はたきなを追いかけていった。

 

たきなが更衣室に手に掛けようとした際、俺達が追いついた。

 

「たきな~!一緒に遊ぼうよ!」

 

「…そうすればDAに戻れますか?」

 

「おいおい、それとこれは関係ないぞ?」

 

「なら結構です」

 

そう言ってたきなは更衣室へと入って行き、俺は壁にもたれる。

 

「はぁ…こりゃ前途多難…って言った所か」

 

「困ったね~「千束」はい?何先生」

 

俺達の下にミカがやって来て、千束に話しかけてくる。

 

「健康診断と体力測定、もう終わってるのか?」

 

「いやぁ、だってあんな山奥まで行くのだるいしぃ」

 

「ライセンス更新には必要な手続きだ、仕事続けたきゃ行って来い」

 

「うぇぇ~、それは先生が上手く言っといてくれないかな~。先生の頼みなら聞いてくれるでしょ?楠木さん」

 

千束はめんどくさがり、その様子に俺は苦笑いをする時だった。

 

 

「司令と会うんですか?」

 

 

なんとたきなが上が下着姿のまま出て来たのだ…わとととと!!

 

「うおぉ!バカ!!服ぅ!!」

 

バタン!!

 

ゴキッ!!!

 

瞬時に扉を閉めて、そのまま俺の首を90度に曲げて、反対方向に向かせる!こらこら!俺の首が…!首が!!

 

俺の様子を見て、ミカは若干冷や汗を流しながら呟く。

 

「…リリベル最強と言われるこいつを、唯一圧倒する所が、この場面だからな」

 

「先生!そんな事じゃない! ごめん龍!でもこれは最低限のマナーって事で!」

 

「そ!そういう話しじゃ…!」

 

俺は首を抑えながらしゃがみ込み、何とか首を元に戻した時にたきなが制服に着替えて出てくる。

 

「私も連れて行って下さい」

 

「はや…」

 

「お願いします」

 

「(大丈夫か? あの意地悪な楠木が聞くと思えんが…)」

 

たきなの様子に俺はそう思い、千束はたきなを見て頷く。

 

「分かったよ、たきな」

 

「ふぅ…」

 

「そうだ龍、お前も明日リコリスの本部に行って貰いたいんだ」

 

「え?何で」

 

ミカの突然の事に俺は思わず振り向く、何で俺がリコリスの本部に?

 

「実は楠木が話があると言ってな、リコリスの本部に来て欲しいそうだ」

 

「…マジ?」

 

おいおい…、リリベルの俺がリコリス本部に行くってどういう事だよ。何か嫌な予感しかしねぇ…。

 

っとそう思う俺であった。

 

 

 

 

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