転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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昨日に続いて更新です。


リリベルからリコリコへ
第1話


この世界に転生し、ある事件によって両親を失い、引き受け先で俺はリリベルとなって7年、俺の目の前にある男性がやって来たんだ。

 

その人の名は毛利、50代くらいの初老の男性で、何やら優しい雰囲気を出しながら話しかけて来た。

って言うかどっから来たんだよアンタ…。

 

「少年よ、君は今人生を楽しんでいるか?」

 

「楽しんでいるか…て、今の人生に楽しみがあるかな? ここはいつも訓練ばっかりで、しかも規則とかうるさいばかりだよ」

 

「なるほどな、だがその規則の中を密かに破り捨て、自由気ままに過ごす事も有りだと俺は思うぞ」

 

自由気まま…、それが出来たら苦労しないんだがね、なんせここはDA…しかも厳しいと言われるリリベルの本部。

組織を守る為とはいえ、情報漏えいをしない為に一切の外出を許されない。

 

こんな所にいたら本当に息が詰まる詰まる。

 

ここに居るリリベル連中はここに居られるのが本能だと言う奴もいる。あいつ等は親に捨てられたか親が死んですぐに孤児になった連中が多いらしい。

そんな連中に俺が合わせるのが正直な所大変だ。

 

俺は親の愛情を感じているからそんな事はない。まあ俺は転生してちょっとの間に親が死んでしまったからな…。

 

まあそんな事があるからここに居られるって言う感情がちょっとはあるが、それでも息苦しいって所がある。

 

「毛利氏、そんな話をそいつに吹き込まないで貰いたい」

 

そう思っていると、かなり五月蠅いお人がやって来た…。

俺の原作通りの知識であるなら、今やって来て、むさ苦しい表情をしている初老の男、【虎杖】である。

 

このリリベルの司令官であり、DAに忠誠を捧げていて、更には歯向かう者を容赦なく罰する奴だ。

 

この7年見て来たが…、正直言って俺はこの男が…大っ嫌いだ!!

 

なんでもかんでも否定するし! 自分の思った通りに動けば問題ないって思っている奴なんだよ!! 正直そんな奴が司令官の地位に居るなんてな!

でもこいつの繋がりは途轍もなく硬い、DAの上層部に軽々と申し出を出せるくらいだからな。

 

それだけこいつは繋がりが固いんだ。

 

俺がそう思っていると、毛利のオッサンが虎杖に話す。

 

「虎杖司令、私は彼に有望な未来があると話しているだけです。決して可笑しな話ではありません」

 

「毛利氏よ…それが余計な話しだと言うのだ。だが確かにそいつはかなりの者だ、正直認めたくはないが、僅か5歳でリリベルの頂点にて、史上最強のリリベルの称号を与えられているのだからな」

 

「ええ、今話題のリコリスに並ぶほどの者ですぞ?」

 

そう毛利のオッサンと虎杖が話し、それに俺は少しばかり目線を反らすのだった。

 

俺は女神様からの力で、俺は身体能力がずば抜けていて、観察力と筋力が瞬発力が並外れていて、現役のリリベル隊員たちを圧倒する程の戦闘力を見せつけた。

 

それにより、俺は虎杖から最強のリリベルと言う称号を与えられた…。

正直言って称号なんて俺は別にいいけどな。

 

「とにかくだ。そいつにはリリベルの未来を背負ってもらわなきゃならん。余計な事を吹き込まないで貰いたい」

 

そう言って虎杖はその場から去って行き、それを見ていた毛利のオッサンは若干呆れながら口角を上げる。

 

「やれやれ。あの方も頭が固いな…。だが少年よ、私は諦めないぞ。君には本当に有望な未来がある、その手助けを私は出来るぞ?」

 

「出来るぞって…、アンタさっき言われた事忘れてない? 俺は勿論の事…ここの皆は虎杖司令の忠誠を誓っている」

 

「そんな事はないさ。俺に任せてくれ」

 

そう言って毛利は俺から離れて行き、俺はそれをただただ見つめる事しかできなかった。

 

でも任せろって言ったのは一体どう言う事だ?さっぱり分からない…。

 

 

ただ俺はこの時知らなかった、あの毛利って人は女神様からの助っ人である事を…。

 

 

そして同時刻に毛利のオッサンはスマホを取り出して、ある場所に連絡を入れ始める。

 

「私だ、久しぶりだな…。…そう警戒心を抱かないでくれ。実は君にお願いがある、協力してくれ」

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そして2年後、俺は9歳となった際、俺達リリベルにある命令が下った。

それはDAを離反していった別の下部組織、彼岸花の【リコリス】を討伐せよとの事だった。

 

その命令を聞いたリリベル達は皆黙々と準備を進めている中、俺はその命令を聞いて、ちょっとだけ驚いた。

 

「(おお…、まさかこんな形で彼女と会う事になるなんてな)」

 

そう…俺はそのリコリスの事を知っている。

 

その子は俺と同じくらいにファーストリコリスになり、最年少にて史上最強のリコリスの地位を手に入れた【錦木千束】だ。

 

俺の記憶が正しいなら、彼女は確かあの謎の機関【アラン機関】の支援を受け、人工心臓を貰い、そこから不殺の誓いを立てて、人々を救っていくことになるんだろうな。

 

出来たら俺もその手伝いはしたい、なによりリリベルに居ると本当に頭が狂いそうになる。

洗脳の様な陽動もしてくるからマジでやめてもらいたい!

 

そう思いながら俺は殺しはしないが武器を準備する。

 

武装はリリベルで支給されたライフルの【ARX160】だ。重量が3㎏近いからリリベルには重宝されるらしい。

だがこいつ意外にも人気がない為か正規軍で使っている所が少ないんだ。

 

まあ正直言って俺もこいつよりM4カービンかAKMが好きだ。

 

俺はそっち系の方が好きなんだよ。ただライフル一丁のはちょっと心苦しいから、武器庫に行って拳銃を貰って来よう。

 

拳銃はDAで採用されているグロック系だ。

 

これがあれば大丈夫。

 

さてと…千束に会うのが楽しみだ。

 

 

 

だが俺はこの時知らなかった。俺は仲間であるリリベルからとんでもない行動を受ける事になる事を…。

 

 

 

 

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