転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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第19話

毛利のオッサンの頼みで、港区の倉庫にやって来た俺達は、すでに死んでいる敵を見て、調べていると、突如襲ってきた俺達ぐらいの少年少女達。美浜学園の春人と玲奈に邑沙紀に出くわした。

 

こいつ等…ようやく思い出したぜ。

 

前世で俺はアニメで見た【グリザイア:ファントムトリガー】の主役たちだ、何故こいつ等がこんな所に?

俺がそう思っていると、千束が俺の横腹を突く。

 

それに俺は千束の方を向く。

 

「龍…、その人たちの事、知ってるの?」

 

「…ああ、俺も情報屋で噂でしか聞いた事がないがな。っと言ってもさっき思い出したんだがな。こいつ等は表向きは美浜学園に通う生徒何だが。裏じゃ俺達と同じ秘密組織の連中だ、『Social Ops, Research & Development』、その4つの頭文字を取って【SORD】っと言うらしい。なんでも身寄りのない子を集めては戦闘訓練をしているっと言う…、まあDAと同じ様な感じだ」

 

「凄いなー、俺達の事なんでも知っている。流石史上最強のリリベル。知識も伊達じゃないね」

 

「(先輩の事を知っている。油断ならないな…)」

 

トオルは春人が言った言葉に少しばかり警戒する。だがその時、トオルの横に邑沙紀が居て…。

 

「大丈夫、今は敵対視は無いから、警戒しなくていいよ」

 

「なっ!?いつの間に!?」

 

「さっきまであちらに居たのに!?」

 

トオルとたきなは邑沙紀が横にいた事に驚き、邑沙紀が忍法のポーズを取りながら言う。

 

「忍者だからね、ニンニン♪」

 

「邑沙紀、こっちに戻っておいで」

 

「ん、分かったよ」

 

そう言って邑沙紀は春人の所に戻っていく。そんな中で俺は毛利のオッサンにこの事を問う。

 

「おい、毛利のオッサン…これはどう言う事だよ?」

 

「いや~すまんすまん! 俺が指定した場所に何故かこいつ等の場所がバッタリ合ってしまってな! これは本当に申し訳ない!!」

 

「ちょっと、何が申し訳ないよ?」

 

っと毛利のオッサンの背後から2人の少女がやって来て、1人背の小さい女子が毛利のオッサンを睨む。

 

「おかげでこっちは相手が建物内で戦っているって聞かされて、わざわざ来たのよ? それに情報ミスだったら詫び位欲しいものね」

 

「まあまあ、一応敵じゃなかったって事で良かったじゃないですか」

 

するとショートヘアの少女が小さい女子に言い、彼女は俺達の方を見て挨拶をする。

 

「こんばんわ、私達は美浜学園、SORDの【鯨瀬・クリスティナ・桜子】と言います。そしてさっき怒鳴っていた方は【獅子ヶ谷桐花】さんです。そして貴方方が戦った皆さんはまず【深見玲奈】さんに【居駒邑沙紀】で、そして私達の指揮官である【蒼井春人】さんです」

 

彼女…クリスティナ、通称クリスが春人たちの紹介をし、俺達はそれにただジッと見つめていた。

まさかアニメで見た奴等が此処に現れるとはな、驚いたものだぜ。

 

こいつ等の実力は知っている。春人も剣の腕前は達人級だし、玲奈と桐花の銃の腕前も一流、邑沙紀もさっきの忍びの動きはもはや達人で、クリスは情報収集な上に爆弾の扱いはかなりの物だ。

 

しかし毛利のオッサンの事を春人は知っていた。これは少しばかり怪しいな。

 

「…なあ毛利のオッサン、こればかりは説明してくれ」

 

「私も聞きたいな」

 

っと後ろから誰かが声が聞こえて来て、俺達は振り向くと、そこにはミカとミズキ、そしてクルミがいたのだ。

 

「あっ!先生!」

 

「ミズキさんまで」

 

「クルミも来たんですか?」

 

「ああ、毛利…。君は彼等の事をよーく知っているみたいだな。詳しく話せ」

 

「ああ、勿論その事は話す。しかしここでは話すのもあれだろう」

 

そう毛利のオッサンが言っていると、春人の耳のインカムから通信が入り、それに春人は出る。

 

「はい、野上先生…? どうしたの? え…一縷さんが?そうなの…? うん…分かった。ねえ、ちょっといい?」

 

春人の言葉に俺達は春人の方を向く。

 

「さっき俺達の上官が君達を学園に連れて来て欲しいって。そこで話しをしようって」

 

っと春人の言葉に俺達は思わず俺達だけ顔を合わせるのだった。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そして早朝になり、俺達は先頭で誘導をしてくれている春人たちの後を追いかけていた。

 

先頭で玲奈の【カワサキ・ニンジャZX-9R C型】に乗り回し、春人が運転するワンボックスカー。そして俺のカマロに、ミズキのフォレスターが後を追いかけていた。

あっ、勿論倉庫に居た死体はちゃんと掃除屋に連絡している。金貨は払ってな。

 

カマロの後部座席に座っている千束はあくびをしながら言う。

 

「ふぁ~~~~……、眠~~い…結局朝になっちゃったよ」

 

「それにしても海岸沿いですか。いい場所ですね?」

 

たきなは今は走っている道…、海の方を見ながら呟き、千束はたきなを押し退けながら海を見る。

 

「うわ~~~!海だ~~~!! 夏になったら泳ぎたいな~!」

 

「おいおい…」

 

俺は千束の相変わらずの様子に呆れながら運転を続け、そしてとある学園が見えて来た。

 

「あっ、先輩、見えましたよ」

 

その言葉に俺は勿論の事、千束とたきなも前を見て、そしてミカ達もその学園を見る。

 

そして学園の校門前に止まり、俺達は車から降りると、校門から2人の女性…【仙石 一縷】と【野上 姫子】がやって来た。

 

「ようこそ…DAの諸君。アタシは仙石 一縷…この美浜学園の学園長兼保険医だ。宜しくな…」

 

っと一縷が挨拶した後に野上は言葉話さず、頭を下げながら挨拶をしていた。

 

成程…これはちょっと………面白い学園長が来たものだな?

 

 

 

 

 

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