転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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今日の早朝、愛犬が老衰で天国に旅立ちました…。

本当なら少し更新を停止しようかなって思いますが、気ばなしで投稿します。


第22話

「お呼びですか?学園長」

 

「すまないなお前達、また来て貰って」

 

突如俺達を呼び出した仙石一縷、ミカと毛利のオッサンも何故か立っていて、野上はソファーでノートパソコンを開きながら何かを調べていた。

 

その様子を見て、俺がミカ達に問う。

 

「それで。俺達を呼んだのは何?」

 

「実はな、DAがある作戦である組織と遭遇したらしいんだ」

 

ミカが俺達にある事を説明し、それに俺達リコリコ組は首を傾げる。

 

「ある組織? それは一体なんだよ?」

 

「これを見て欲しい」

 

野上はノートパソコンの映像をプロジェクターを使って映し出し、それを俺達は見る。

 

映像にはDAのリコリスと謎の組織が武器を巡って争っている映像が映し出されていて、その映像にはフキ達の映像が映されていた。

 

「あ、フキだ」

 

「誰?」

 

「私と同じファーストリコリス、寝言の歯ぎしりが超酷いんだよ~」

 

「うっわ~、それは災難だね~?」

 

っと千束と玲奈が何やらつまらなそうな会話をしていて、それに俺は呆れながらも言う。

 

「おいお前等。ちょっとは静かにしてろって」

 

「「ブブ~~!!」」

 

「息ピッタリですね…」

 

「いきなり仲良くなってるし…」

 

流石にその様子にはたきなと桐花は呆れていたが、それを見ていたクリスは少しだけ楽しく笑っていて、それにはトオルは首を傾げていた。

すると呆れていた一縷が話しを元に戻す。

 

「おいお前達、話しが進まん。ミンちゃん、続きを頼む」

 

「はい」

 

すると映像が続けられて、その中で集団らしきタトゥーが見えた。それには俺は思わず目を細める。

 

このタトゥー…、見覚えがある。

この世界ではとある宗教団体がある…。それが新興宗教団体…TFA【ザ・フェイタル・アンサー】と言うカルト教団だ。主に軍事企業が母体となるその組織は表向きには非営利目的の宗教団体だけど、各国に武器兵器への横流しをし、人を洗脳しては戦闘兵器へとする非道な奴等が居る。そしてその構成員は約1万6000人と言われているらしい。

 

そんな奴等が何でこんな所にいるんだ?

 

「TFA…ですか?」

 

「そうだ。TFA…ザ・フェイタル・アンサーのカルト教団がDAと接触し、ある武器を巡っているのだ」

 

春人がTFAの事を野上に問い、それに野上は頷きながら映像を見る。とある武器…?それは一体。

 

「武器って?」

 

「…お前さん等が春に逃してしまった1000丁の武器だ。そのほんのわずかな武器が、TFAが見つけてしまったんだよ」

 

「あの武器がですか!?」

 

一縷の言葉にたきなは驚きを隠せないでいた。勿論その事に付いては俺達も驚いていた。

 

あの武器が奴等の手に僅かだが渡ってしまったとはな…。

 

「それでフキ達を手助けする為に、俺達を呼んだと?」

 

「そうだな。お前達の所なら、春人達と一緒でも問題ないと思ってな」

 

「ええ~、俺達も行くの?」

 

「嫌そうにするな。これも仕事だ」

 

春人は嫌そうな顔をするも、それを野上に叱られて、ため息を吐きながら承知する。そして毛利のオッサンは俺の方を見ながらある事を頼む。

 

「龍、今回は一部の武器を何としても回収して、出所を掴みたい。敵は無力化しても構わん」

 

「分かった。それじゃあ「龍…」あ…」

 

俺は思わず千束の方を向くと、千束は少しばかり悲しそうな表情をし、それに俺は少々困った様子になるが、俺は千束の方を手を置きながら、毛利のオッサンの方を見る。

 

「すまないがオッサン…」

 

「…ああ、分かった。無理はしない」

 

「(…ふ~ん)」

 

俺と千束の様子を見て、春人は何やら薄ら笑いをしながら見るのだった。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そして現場に向かう為に、俺達はイヅミが居る地下射撃場の武器庫に寄っていた。俺とトオルはACRとM4カービンのマガジンを持って、イヅミに渡す。

 

「こいつのマガジンに弾を詰めたいから、こいつの弾が欲しい」

 

「こっちもお願いします」

 

「なんやこれ!? こんな高価な銃とマガジン初めて見たわ! どこで手に入れたんやこれ!?」

 

イヅミは俺達のACRとM4カービンを見て驚きを隠せないでいた。それは当然だよな、これはソムリエの所から調達した武器だから、武器のパーツは最高級な物ばかりだ。

 

「そう言えば、龍はそれどっから調達してきたのさ?」

 

「私達には教えてくれないのですか?」

 

千束とたきなは俺が持つ武器の出所を知りたがっている様で、それに対し俺は頭を横に振る。

 

「申し訳ないがこれはそう簡単に教える事は出来ない。トオルには教えたが、教えたら千束、お前は五月蠅そうだからな」

 

「おいおいこらこら! 失礼な事を言うんじゃない!!」

 

千束は怒鳴りながら俺に指さしてくる。おいおい…そんなに怒るなよ。まあそう言っている間にイヅミが弾を持って来てくれた。

 

「ほれ!5.56㎜弾大量や!それに詰めるだけ詰めて持って行き!」

 

「すまない」

 

俺とトオルは弾を取ってマガジンに弾を詰め始める。

その様子を見て、邑沙紀は俺の銃を触る。

 

「凄いね。君のはとても鮮麗されたものだよ。腕前は恐らく…いや、桐花より上だね」

 

「ちょっと邑沙紀!! 今の言葉聞き捨てならないわよ!!?」

 

桐花は邑沙紀の言葉に苛立ちを感じて怒鳴り、そう言っている間に俺とトオルは弾込めを終える。

 

「よし、これで終わりだ」

 

「早っ!」

 

素早く弾込めしたのを見て、玲奈は驚いていた。

 

俺はACRを持って、その場を離れようとした時に、春人が俺の前に立つ。

 

「どうした?」

 

「これ、使ってみて」

 

春人が俺に渡して来たもの、それは日本刀だった。

日本刀を渡されて、俺はそれを取り、春人の方を見る。

 

「何故俺に日本刀を?」

 

「…君なら、それを使いこなせそうと思ってね」

 

「そうか…、ならありがたく使わせてもらうよ」

 

そう言って俺は背中に日本刀を背負い、コンバットマスターとACRを持ちながらカマロの所に向かった。

 

この日本刀…、どれほどの切れ味か試し切りには丁度いいかもな…。

 

 

 

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