転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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第23話

フキ達のDAとTFAが俺達が追っている1000丁の銃を巡って争っている為、俺達がそれを確保する為、その現場へと向かっている。

そして俺は今インカムで繋がっているクルミに問う。

 

「クルミ、今フキ達はどうなっている」

 

『今あいつ等は誰もいない廃墟の建物の中だ。しかもそれは博物館のだ』

 

「へえ、それをどうやって調べたんだよ?」

 

『ある奴が協力してくれたんだよ』

 

『それは私の事よ』

 

っとクルミがそう言っていると、俺のカマロのナビ画面にとある女性が映し出されて、それに千束達は驚く。

 

「うわっ!!誰この人!?」

 

『初めましてDAの皆さん。私は【タナトス】、以後宜しくね』

 

タナトスはそう言って俺達にウインクしてきた、俺はこの人も知っている。タナトス…SORDが使用しているAIである【タナトスシステム】と呼ばれる奴で、それはあのラジアータですら上回る奴だ。

だがそれは“ある人物”の脳をコピーしただけに過ぎない。本当の人物は別の場所にいる。

 

今はそんな時じゃない。

 

そうしている間にもフキ達は少しばかり押され気味になっている、何しろ数が数で上回っているからな。

 

「それで、クルミ、タナトス。フキ達は今どうしている?」

 

『あいつ等はTFAから例のブツを手に入れた後施設の奥の所長室に立てこもったらしい、それにTFAの連中は何としても仕留めようと躍起になっている』

 

『おまけに彼女達のリーダーであるフキって子は、もう弾が切れてしまってヤバい状態らしいわ』

 

マジか? あいつ意外と弾を撃ちまくったんだな。仕方ない…俺のショットガンを貸してやるか。

 

そう思いながら俺は春人達に連絡を入れる。

 

「おーい、少しスピードを上げるぞ? しっかり付いて来いよ」

 

『了解。付いて行くよ』

 

春人達は了解し、俺はカマロのスピードを上げて、フキ達が居る廃墟の博物館へと向かうのだった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

俺達は目的地の廃墟の博物館に到着し、俺はトランクからベネリを取り出して、そしてショットシェルホルダーを持って先導する。

 

それを見たクリスが問う。

 

「どうしてそれを持つんですか?」

 

「実はフキの奴が拳銃の弾を切らしたようでな。こいつを貸してやるんだよ」

 

「彼女が先輩の銃を壊さないといいんですけど」

 

フキが俺の銃を壊しかねない事をトオルが心配し、それには俺も同意だった。あいつ意外と乱暴でガサツだからな、マジで心配だ…。

 

そして突入するメンバーは俺と千束にたきな、トオルと春人に玲奈、そして邑沙紀の7人だ。これ位なら問題ないだろう。

 

クリスは車の中で情報を担当、桐花は後方で狙撃を担当。まあ建物内にいる奴等には無理だろうが、外に出た際に狙撃をするから問題ないだろう。

その後俺達は建物内に突入し、フキ達の所へと向かう。

 

 

 

 

そしてフキ達は所長室に立てこもり、今フキは楠木に連絡を取り計らっている。

 

「司令!敵がこちらに迫っています! 援軍は!?」

 

『今そっちに千束達が向かっている。だが他にも別の連中が居る。そいつ等は決して撃つんじゃないぞ』

 

「? どう言う事ですか司令?」

 

『それはあって見れば分かる…』

 

その事にフキは意味が分からず、ただ援軍が来るのを待つ。それにサクラが問う。

 

「センパイ!援軍はどうなったんすか!?」

 

「今千束達が来ているって言ってたが。それがどうも他の奴もいるらしい」

 

「誰っスかそれ!?」

 

「だから私も知らねえよ!!」

 

サクラに怒鳴るフキ、まあ俺達が来ているのは勿論、春人達が来ている事を知っている楠木は恐らく一縷から聞かされていたのだろう。

 

一縷は仙石家の人間。幕末の時代から続く仙石家だから正直言ってDAの上層部をも動かす事が出来るのだろう。流石だな仙石家……と思いたいんだけど、多分他にもある。

 

それは【CIRS 防衛省中央調査部諜報2課分室】、サーズと呼ばれる連中だ。それ等はSORDの親元に当たる組織。

そいつ等に恐らく動かされているのだろう。

 

一応政府公認の組織だからな、あいつ等も上の命令には逆らえないと言った所だ。

 

するとフキ達のドアが爆破されてしまい、それによりフキ達は吹き飛ばされてしまう。

 

「ガハッ!!」

 

「よし、追い詰めたぞガキ共…!」

 

TFAの連中がぞろぞろと入って来て、フキの頭にライフルを突きつける。

 

「これで終わりだな…クソガキ!」

 

「くそ…!!」

 

フキは悔しそうになった時に、TFAの1人の右腕に一発の銃弾が直撃して、そいつは腕を抑える。

 

「ぐああああああああああああああ!!!」

 

そいつの腕を撃ったのは、俺がACRで撃ったんだ。ふぅ…間に合ったぜ。

 

そして俺だけじゃなく、千束とたきなに玲奈の三人が残りのTFAのメンバーを倒しにかかった。

 

千束は非殺傷弾だが、たきなと玲奈の銃は9㎜と45ACPだからな、当然たきなは足を撃つが、玲奈はTFAの頭部と心臓を狙っている。当然それを食らった奴は死んだけどな。

 

「(あちゃ~…、やっぱりあいつ等のやり方はそうそう無理か)」

 

俺はそう思いながら他の奴等を無力化していくと、1人のTFAが俺に背後から狙おうとした時、春人が日本刀で切り裂き、それに倒される。

 

「後ろ、がら空きだよ」

 

「いや、お前が来ているって気づいていたから、あえてこうしたんだよ」

 

「ふ~ん…」

 

「…っておい!! 何だそいつ等!?」

 

フキは春人達の方を見て、俺に向かって怒鳴る。まあそうだろうな…。

 

するとフキのインカムに楠木の通信が入る。

 

『フキ、そいつ等が私が言った奴等だ。攻撃するなよ』

 

「え?司令!?何故ですか!?」

 

『命令だ』

 

「っ…了解」

 

「あっさりだね…」

 

っと邑沙紀がその様な様子を見て、DAの承認にあっさりだと呟く。まあそれは言ってやるな。

 

「おいフキ、お前武器ないんだろう? ほれ」

 

「おっと!!」

 

フキは俺が投げたショットガンを受け取り、そして弾を受け取る。

 

「貸してやる。壊すんじゃねぇぞ」

 

「う!うるせぇ!!」

 

そして俺は背中の日本刀を抜きながら、他の武器が無いか調べる事にした。

 

まだ他にあるとしたら、探し出さなきゃな…。

 

 

 

 

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