転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む 作:ライダーGX
バンッ!!!!
「聞かせて貰いましょうか!!?」
勢いよくテーブルを叩く千束はその先のミカを睨んでいた。
今現在千束はたきなが男物の下着をつけていると知って、それを問い詰めていた。勿論春人達もその様子を見ていて、俺は呆れながらカウンター席に座って、トオルは何も言えずにいた。
有坂先生は慌てふためく中でどう話せばいいか迷っていた。
そしてミカは腕を組みながら言う。
「“店の服は支給するから下着だけ持参して来い”っと…、そう言ったんだ」
「どうしたらいいか分からなかったので、店長に相談を…」
「あんた、バカじゃないの? 男に聞く普通?」
すると桐花がその事を聞いて呟き、それにはたきなは振り向いて首を傾げる。
「どう言う事ですか?」
「どう言うって、アンタ恥じらいってもんないの!? 普通は女に聞く事よ!!どうして男に聞くのよ!?」
「それは上官ですし、何かあったらいつでも相談出来ますから…」
「あ!あの…!!」
たきながそう話していると、有坂先生が慌てふためく様子で言う。
「そ!その様な発言は! せ!セクハラに該当すると思うので、どうかやめて下さい!!」
「確かに…」
「そうですね…」
有坂先生の言葉にトオルとクリスが苦笑いしながら頷く。まあそうだろうな…、その事を聞いていると、どう考えてもセクハラに聞こえる場合があるから、気を付けないとな。
「そうなんですか?」
「そうだよたきな!! だからってなんでトランクスなの~?」
「いえ、店長が…」
「好みを聞かれてな…」
ミカは少しばかり頬を赤らめながら、自慢そうに言う…って、そうじゃないだろう…。
「アホか!!」
「おいおいミカ、そうじゃないだろう」
俺と千束がその事を言っていると、春人が…。
「面白いじゃない。そんなボケが居るのも1つの面白さだよ?」
「春人、そうじゃないよ」
っと春人が面白半分で語り、それを邑沙紀がツッコんだ。まるでこいつ等コントの様な感じに言うな…。
それにしてもたきなも困ったもんだな、千束じゃなくミカの相談するとは、そう言う所はDAの時と全く変わらん…いや、むしろまだ抜け切れていないって感じだな。
もうちょっとって所だな。
「これ穿いて見ると、結構解放的で…」
「そうじゃない!! たきな!明日12時駅に集合ね!」
「仕事ですか?」
たきなは千束が玄関に向かう所際に聞き、千束は振り向きながら言う。
「ちゃうわ!!パーンーツ!!買いに行くの! あっ、制服着てくんなよ?私服ね私服♪」
そう言って千束は店を出て行き、その場に残された俺達は唖然とする中で、たきなが俺達に問いかけてくる。
「指定の私服ってあります?」
「…」
たきなの問いに考え込むミカ、先ほどの千束の問いに反省したのか、あまり言葉には出てこない様子だ。
「馬鹿ねアンタ。指定の私服なんてある訳ないでしょう」
「たきなさん、私服と言うのは自分が趣味で着る服で、指定と言うのは店や仕事場で義務つけられた服の事です。決して指定の私服などはありませんよ?」
「そうですたきなさん!! もうちょっと世間の常識を知ってください!?」
「え?あの有坂先生…と言いましたか? 私達DAにそんな常識はありません、と言うか世間て必要なんですか?」
そう言うたきなに言葉を失う有坂先生、仕方ない…一応世間の常識を知っているSORDに対し、DAはそんなのは全くない。
さっき有坂先生にも言ったが、俺達DAは言わば使い捨ての道具に過ぎない存在。春人達が居るSORDの様に大切にしない組織じゃない、補充隊員はいくらでもいるんだ。
そう思わせるのがDAなんだよ。
「有坂先生、貴女がそう思ってくれるのも分かりますが、DAは途轍もなく頑固な組織なので、叫んでも奴等はうんともすんとも頷いてくれません。なので…」
俺は立ち上がって有坂先生の方を向く。
「気遣ってくれて、ありがとうございます」
「あ…」
有坂先生はその事を聞いて唖然とし、それに微笑む春人。
そして春人が立ち上がって玲奈達に言う。
「それじゃあ俺達も帰ろうか、有坂先生、帰りましょう」
「あ、は…はい」
そう言って有坂先生は春人達の所に行き、春とは俺の方を向く。
「それじゃあね龍」
そう別れを言って帰っていく春人達、俺はそれに呆れながらも微笑む。
全く…あいつも面白い所があるもんだ。
そう思いながら俺はトオルと連れてスープラの所に戻り、自宅へと帰っていくのだった。
徐々に文章が短くなっているけど、別に長くなくてもいいよね?
長いと読むのが大変だwww