転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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第28話

バンッ!!!!

 

「聞かせて貰いましょうか!!?」

 

勢いよくテーブルを叩く千束はその先のミカを睨んでいた。

 

今現在千束はたきなが男物の下着をつけていると知って、それを問い詰めていた。勿論春人達もその様子を見ていて、俺は呆れながらカウンター席に座って、トオルは何も言えずにいた。

有坂先生は慌てふためく中でどう話せばいいか迷っていた。

 

そしてミカは腕を組みながら言う。

 

「“店の服は支給するから下着だけ持参して来い”っと…、そう言ったんだ」

 

「どうしたらいいか分からなかったので、店長に相談を…」

 

「あんた、バカじゃないの? 男に聞く普通?」

 

すると桐花がその事を聞いて呟き、それにはたきなは振り向いて首を傾げる。

 

「どう言う事ですか?」

 

「どう言うって、アンタ恥じらいってもんないの!? 普通は女に聞く事よ!!どうして男に聞くのよ!?」

 

「それは上官ですし、何かあったらいつでも相談出来ますから…」

 

「あ!あの…!!」

 

たきながそう話していると、有坂先生が慌てふためく様子で言う。

 

「そ!その様な発言は! せ!セクハラに該当すると思うので、どうかやめて下さい!!」

 

「確かに…」

 

「そうですね…」

 

有坂先生の言葉にトオルとクリスが苦笑いしながら頷く。まあそうだろうな…、その事を聞いていると、どう考えてもセクハラに聞こえる場合があるから、気を付けないとな。

 

「そうなんですか?」

 

「そうだよたきな!! だからってなんでトランクスなの~?」

 

「いえ、店長が…」

 

「好みを聞かれてな…」

 

ミカは少しばかり頬を赤らめながら、自慢そうに言う…って、そうじゃないだろう…。

 

「アホか!!」

 

「おいおいミカ、そうじゃないだろう」

 

俺と千束がその事を言っていると、春人が…。

 

「面白いじゃない。そんなボケが居るのも1つの面白さだよ?」

 

「春人、そうじゃないよ」

 

っと春人が面白半分で語り、それを邑沙紀がツッコんだ。まるでこいつ等コントの様な感じに言うな…。

 

それにしてもたきなも困ったもんだな、千束じゃなくミカの相談するとは、そう言う所はDAの時と全く変わらん…いや、むしろまだ抜け切れていないって感じだな。

 

もうちょっとって所だな。

 

「これ穿いて見ると、結構解放的で…」

 

「そうじゃない!! たきな!明日12時駅に集合ね!」

 

「仕事ですか?」

 

たきなは千束が玄関に向かう所際に聞き、千束は振り向きながら言う。

 

「ちゃうわ!!パーンーツ!!買いに行くの! あっ、制服着てくんなよ?私服ね私服♪」

 

そう言って千束は店を出て行き、その場に残された俺達は唖然とする中で、たきなが俺達に問いかけてくる。

 

「指定の私服ってあります?」

 

「…」

 

たきなの問いに考え込むミカ、先ほどの千束の問いに反省したのか、あまり言葉には出てこない様子だ。

 

「馬鹿ねアンタ。指定の私服なんてある訳ないでしょう」

 

「たきなさん、私服と言うのは自分が趣味で着る服で、指定と言うのは店や仕事場で義務つけられた服の事です。決して指定の私服などはありませんよ?」

 

「そうですたきなさん!! もうちょっと世間の常識を知ってください!?」

 

「え?あの有坂先生…と言いましたか? 私達DAにそんな常識はありません、と言うか世間て必要なんですか?」

 

そう言うたきなに言葉を失う有坂先生、仕方ない…一応世間の常識を知っているSORDに対し、DAはそんなのは全くない。

さっき有坂先生にも言ったが、俺達DAは言わば使い捨ての道具に過ぎない存在。春人達が居るSORDの様に大切にしない組織じゃない、補充隊員はいくらでもいるんだ。

 

そう思わせるのがDAなんだよ。

 

「有坂先生、貴女がそう思ってくれるのも分かりますが、DAは途轍もなく頑固な組織なので、叫んでも奴等はうんともすんとも頷いてくれません。なので…」

 

俺は立ち上がって有坂先生の方を向く。

 

「気遣ってくれて、ありがとうございます」

 

「あ…」

 

有坂先生はその事を聞いて唖然とし、それに微笑む春人。

 

そして春人が立ち上がって玲奈達に言う。

 

「それじゃあ俺達も帰ろうか、有坂先生、帰りましょう」

 

「あ、は…はい」

 

そう言って有坂先生は春人達の所に行き、春とは俺の方を向く。

 

「それじゃあね龍」

 

そう別れを言って帰っていく春人達、俺はそれに呆れながらも微笑む。

 

全く…あいつも面白い所があるもんだ。

 

そう思いながら俺はトオルと連れてスープラの所に戻り、自宅へと帰っていくのだった。

 

 

 




徐々に文章が短くなっているけど、別に長くなくてもいいよね?
長いと読むのが大変だwww
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