転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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第29話

翌日、千束が駅で待ち合わせてしている中、千束がスマホを触りながら時間を潰していると、そこに1人の少女が現れる。

 

「お待たせしました」

 

その言葉に千束は振り向くと、そこにトレーニング姿っぽいたきながバックを背負っていた。

 

たきなの様子に千束は少しばかり圧巻される。

 

「お、おお…これはまた新鮮だな?」

 

「問題あります?」

 

たきなはその事に少し問うも、千束はたきなの背中のバックを見て、少しばかり真剣で満面な笑みを浮かばせながら言う。

 

「…銃を持って来たな、貴様…」

 

「駄目でしょうか?」

 

「抜くんじゃねぇぞ…」

 

そうたきなにくぎを刺す千束、するとそこに…。

 

「よう」

 

千束とたきなが振り向くと、そこに私服姿を俺がやって来たのだ。

 

「龍さん?」

 

「おそーい!龍ったら何していたの!?」

 

「ちょっとばかり私服に時間が掛かっちまった」

 

「それ女子の方だよ!!」

 

千束に怒鳴られた俺は少しばかり頭をかく、一方たきなはその様子に全く付いていけず、千束に問う。

 

「千束、どうして龍さんがここに居るんですか?」

 

「あ、そうだった。実はね?」

 

そう言って千束は昨日の事を思い出す。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

昨日喫茶リコリコに春人達が帰った後、俺達も高層マンションに帰り、部屋に帰って来た時だった。

 

突如スマホに着信音が鳴り、それに俺は取ると着信相手は千束だった。

こんな時間に一体何の…って、まさか…。

 

俺はトオルの方を見ると、トオルも肩をくすねながら見ていて、俺はそれに「やれやれ」と言いながら首を横に振り、着信に出る。

 

「俺だ」

 

『龍ーーー!! 明日暇だよね!?』

 

っと千束が大きな声で叫んできて、それに俺は思わず耳をスマホから離れる。

調子いい時のあいつは恐ろしい程音量高いからな、マジでそう言うのやめて欲しいぜ、ホントに…。

 

「それで、一体何の用だ?」

 

『龍!たきなと一緒に買い物するけど、一緒に行こうよ!』

 

千束のその言葉に俺は少々苦笑いしてしまう、まあ劇中明日確かにたきなは千束と一緒に下着を買いに行く予定になっているが、まさか俺も行くのかよ…。

…まあ下着の事は千束に任せるとして、俺も一緒に行っても良いのか?

 

「俺も良いのかよ?」

 

『勿論だよ! 12時に駅に集合ね?それじゃ!』

 

そう言って千束はスマホを切る、その様子に俺はトオルと顔を見合い、それにトオルも苦笑いする。

 

「相変わらず強引ですね…」

 

「それがあいつだからな…、と言う事で明日は車は動かせないから、そっちは例の物で行ってくれ」

 

「了解です。あのバイクを乗るは久しぶりです」

 

そう、トオルにはちゃんとした乗り物がある。それは『YAMAHA XJR400R』だ。

 

中型バイクだが、小回り効く為、トオルはそれを選んだらしい。何ともトオルらしい。

 

「じゃあそれで頼む。全く…千束の買い物は大変だ…」

 

あえて言わなかったが、千束は大抵俺を荷物持ちとして付いて来てほしいんだ。あいつには本当に振り回されるよ…。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そして今に戻り、たきなは千束の方を見ながら言う。

 

「千束、龍さんも私の下着を見てくれるんですか?」

 

「誰がさせるかこら!! 龍は私の荷物係よ。それじゃあ行こうか?」

 

たきなに叱りつつ、俺達は目的のショッピングセンターへと向かう。

向かう際に千束がたきなに問う。

 

「1枚も持ってないの?スカート」

 

「制服だけですね…普通そうでしょう」

 

「まあ~リコリスはね…」

 

その事に呆れつつある千束、それは俺もだった。

 

いくらなんでも私服一枚も持っていないのはちょっとどうかなって思うけど、DAには一般常識は必要としない、正直無に等しい。

そりゃあ殺し屋を育てる組織として、戸籍のない子供たちを集めてるんだ。

 

そんな一般の感覚は一切不要だろうな。

 

「…仕方ないかこれは」

 

「ちょいちょい龍! そんな事言わないでよ、ねえ買おうよ~! たきななら絶対に合うって!」

 

「買うと言っても私にはよく分からないので、千束が選んでくれたら…」

 

たきなの言葉に千束は思わず驚く。

 

「え!?いいの! やったー!テンション上がるわ~!」

 

千束はその事に喜び回る、千束の様子に分からずにいるたきな、俺はそれに笑みを浮かばせながら後を追いかける。

 

 

っがその際、俺達の後を追いかける者達が居た。

 

それは春人達だった。

勿論美浜の制服を着ていなく、私服状態の感じだった。

 

一緒に来ている有坂先生が困り果てていた。

 

「あ、あの…。勝手について来て良かったのでしょうか?」

 

「大丈夫。この距離なら龍は気づかないよ」

 

「流石邑沙紀、何故か私達の存在、龍には気づかれるんだよね~?」

 

邑沙紀が言った際に玲奈が言い、クリスは苦笑いしながら言う。

 

「あははは…、でも来てしまった以上はもう後戻りできませんし、このまま進みましょう」

 

「よし、行こうか」

 

そう言って春人達が俺達の後を追いかけて来て、俺達が曲がり角に曲がった際、春人達が後を追いかけたら、俺達の姿が無かったのだ。

 

それに春人達が一瞬驚いてしまう。

 

「一体何やってんだよお前等?」

 

っとその言葉に有坂先生はビクッ!!となり、春人達は苦笑いしながら後ろを振り向くと、俺達が呆れながら見ていた。

 

「あははは…、やあ龍」

 

「はぁ…」

 

全くこいつ等…。一体何やってんだよ。

 

 

 

 

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