転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

35 / 43
第34話

たきなの下着を買いに行った翌日、千束がたきなの下着を処分をしていた所だった。

だが…。

 

「キャアアアアアアアアアア!!ハレンチイイイイイイイイイイイイ!!!」

 

「ん?」

 

ミズキの叫び声が店内に響き渡り、それに俺達は向かうと、ミズキが千束の首を絞めていた。

 

「アンタ!昨日龍の所に泊って行ったな!?その男物のパンツが何よりの証拠だああああ!!」

 

「違う違う違う!!! って言うかミズキだって知ってるでしょ!! 龍はトオル君と一緒に住んでるって!?」

 

「未だに男が出来ない私へと当てつけか!!この野郎おおおおおッ!!!」

 

ミズキが悔しそうな感じで千束を締め上げていた。やれやれ…こうなったミズキはしばらく止まらないぞ。

男に敏感なこいつはしつこいからな…。 

 

「聞けよ~~~!!! っ!たきな!たきなのだから!!」

 

っと俺達の横に居るたきなに指を指し、それにミズキは勢いでやって来て、たきなのスカートを上げて見た。

当然俺とトオルは咄嗟に後ろを振り向き、たきなのあれを見たミズキは言う。

 

「可愛いじゃねぇか」

 

「いやだからそれを昨日買いに行って、え、あ、ちょい何処へ」

 

千束が何処かに行くミズキに言うと、ミズキはホールで大声で叫ぶ。

 

「皆さーん!この店に裏切り者と嘘つき野郎が居ますわよーーー!」

 

面白半分で叫ぶミズキに千束はかなり慌てた様子で駆け寄る。

 

「うわあああああ!!!やめろやめろやめろおおおおおお!!!」

 

「はいお披露目~!」

 

千束がミズキを止めようとしたが、逆に掴まってミズキにトランクスを見せびらかせてしまった。

 

その様子に俺は呆れていて、トオルは深いため息を吐く中で、たきなは真っ赤な果実の様に顔を赤くして固まっていた。

 

たきなの様子に俺は問う。

 

「おいたきな。大丈夫か?」

 

「…あ、あの…み、見ました…か?」

 

「見てねぇよ」

 

「僕もです」

 

そう言って俺は千束の様子を見て、ただ呆れるしかなかった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

そして一ヵ月後。喫茶リコリコは本日も平和、しかし世間ではあのニュースが話題を呼んでいた。

 

「おっ、このニュースまだやってるぞ」

 

例の地下鉄の脱線事故、その事故は余りにも悲劇的な事故だったらしく、話題を呼んでいたらしい、だが本来は違う、これはDAがテロリスト達を殲滅する為に偽装映像を流している。

 

「この社長も気の毒ですね」

 

「この社長は知らないんだろうな~…」

 

たきなは洗濯物を入れたかごを持って言い、クルミはそう言ってせんべいをかじりながら言う。

っとその際クルミは店の中に誰かが居ない事に気付く。

 

「ん?おい、そう言えば龍の奴はどうしたんだ?」

 

「龍さんですか?」

 

「私も知らなーい」

 

たきながクルミに振り向いて言い、千束が厨房から顔を出して言う。

するとトオルがドアから入って来て言う。

 

「先輩なら今DA本部に行ってます。何やら急な呼び出しが来た様で…」

 

「え?本部に? 何で…?」

 

千束はその事に只々首を傾げるしかなった。

 

そして俺はと言うと、DA本部に呼び出され、俺は楠木の所に足を運んだ。

 

「…俺を呼んでどうしたんだよ?」

 

「これを見ろ」

 

楠木はスクリーンを展開し、ある映像を俺に見せた。それは一ヵ月前に待ち合わせの駅で爆破が起きたあの場所、DAはそこでテロリストを殲滅する作戦を行ったが、テロリストが爆破を行い、リコリスに大勢の犠牲者が出たのだ。

それを見た俺は楠木に問う。

 

「これが俺と一体なんの関係があるって言うんだ?」

 

「今から見せるのは、まだ上層部やリリベルには見せていない物だ」

 

っとそう言って楠木は次の映像を俺に見せると、それに俺は思わず目を大きく開かせる。

 

それは髪と瞳の色違いの瓜二つの俺が映っていて、それに俺は思わずソファーから立ち上がる。

 

「こいつは…!?」

 

「サードリコリスの1人がカメラを搭載していてな。テロリスト達を殲滅する際に入手した映像だ。これを見てお前は何か心当たりがあるか?」

 

楠木はまるで俺が何かを知ってるかのような目で問いかけ来た。おいおい、ふざけんじゃねぇよ。こんなの俺も初めてだよ!

 

「俺が心当たりがあるって言うのか? 馬鹿かお前は…俺はこんなの今日初めて見たんだ」

 

「だが紛れもなくこの男はお前だ。どう説明する?」

 

ガチャ!

 

「それについてはウチの連中が説明してあげるぞ」

 

っとドアから美浜学園の春人と一縷がやって来て、楠木は一縷の方を見て問う。

 

「お前達、それはどう言う事だ?」

 

「そいつはうちの春人と一緒に居る映像がある、丁度そいつと将棋していた時だったな」

 

「…そう言えば春人、なんか動画に撮ってたような気が」

 

「うん、龍との勝負、結構いい感じだったから撮ったんだよね」

 

春人は俺との勝負でスマホで動画を取っていたな。まあ別に構いはしないんだがな。でもそのお陰で俺の潔白が証明されたな。

 

「ならこいつは一体何なんだ…?」

 

「だから俺もそれ知りたいっての。たく…」

 

でもこいつ…、一度俺がショッピングモールの所で目撃した奴だよな。まさかこいつがあの地下鉄の事件に関わっているなんて。

 

一体どうしてこんな奴が現れたんだよ。

 

こいつの謎、少しばかり調べないといけないな…。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

そして俺はDA本部の外に出て、俺は春人達と向き合う。

 

「それじゃ俺はリコリコに帰る」

 

「うん、俺達もまたリコリコに遊びに行くから」

 

「その時は上手いコーヒーを頼むぞ」

 

そう言って俺達は別れ、俺はリコリコに帰る帰路に付く。

 

「…一体何者なんだあいつは…?」

 

俺はそう思いながらスープラを運転する。

 

 

この時はまだ知るよしも無かったが、これにはうちのリリベルの虎杖が大きく関わっている事に、俺は知る事となる。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。