転生者はリリベルになったが、追放されてリコリコに流れ込む   作:ライダーGX

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大変長らくお待たせいたしました。最新話更新です。


第42話

俺の自宅に千束達が住むことになり、それはいいとしてなんだが、本当にいいのかそれで、多分あのうるさ~~~いお人が騒ぐだろうな…。

そう思ってるん中で喫茶リコリコでは、ミズキがミカが大量に仕入れて来たスイカを1つ1つ切っていた。

 

「安かったからって大量に仕入れし過ぎじゃない…!?」

 

「そう言うな。余ればジュースにすればいい、今流行ってるんだよ」

 

ミカのその言葉にミズキはイラっとするも、そのまま仕込みをし続ける。

そんな中でクルミがこっそりと切ったスイカを取り、それを口に運ぼうとする、だがそれをミズキが一部始終を見逃さなかった。

 

「何してんだお前、働け」

 

「フフフ…ボクは電脳戦専門だから」

 

「あん? ゲームして遊んでいるだけじゃない! スイカ返せコラ!!!」

 

何だかんだで暴れまわるミズキとクルミ、その所にミカがやって来る。

 

「クルミ、手伝って貰いたい事がある」

 

「だから僕は…」

 

「勿論、電脳戦だよ」

 

そうミカが薄っすら笑みを浮かばせ、クルミはそれに真剣な表情になりながらもスイカを一口食べる。

 

「アアーーーッ!!」

 

何やらとても賑やかな感じのリコリコであった。

 

 

 

 

そして俺達がリコリコに到着し、俺達が店の中に入る。

 

「おはよう!労働者諸君!」

 

「おはようございます」

 

「おいコラ千束、全世界の労働者たちに失礼な発言だぞ? お前もそれに含まれること忘れるな」

 

「そうですよ千束」

 

「ぶぅ~~~~!!龍とトオル君が寄ってかかって言う!」

 

千束は頬を膨らませながら講義する様子に俺は呆れる、誰がそんなもんに引っ掛かるか、バカ野郎め。

 

するとミズキがやって来て、俺達の方を見る。

 

「聞いたわよ、えらい事になってるわね」

 

「ああ~私らDAじゃないから大丈夫だよ♪」

 

「何言ってやがる。俺達はどんなに離れてもDAである事に変わりはないよ。残念ながらな」

 

「そうですよ千束、僕達は避けられません」

 

「その通りですよ千束」

 

「うわ~~!たきなまで一緒に言ってくる~!!」

 

おいおいコラコラ、何駄々こねてるんだ千束、そんな簡単にDAから逃れられないぐらい、俺とお前がよく知っているだろうが。

 

そう思っていると、ミカがスマホで話していた。

勿論相手は楠木だ。

 

「そうか…分かった」

 

「誰からだ?」

 

「楠木だ」

 

「どうだって?」

 

「極秘だそうだ」

 

俺と千束がミカに問うと、ミカは楠木からいつも通り極秘だと言わされ、トオルはそれに少しばかり肩をくすねる。

 

「いつも通りですねDAは…」

 

「これでは対応しようがありませんね…」

 

「勝手に調べるから、いいよ~」

 

トオルとたきながそう言った後、クルミがぐーだらの様な体制で寝転びながら俺達に言う。

 

そうだよな。クルミが今DAにハッキングしているから、この後の事は明らかになるよな…。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

一方美浜学園の方では、死体で見つかったDAのリコリスの事で会議が行われ、一縷はその事に頭を悩ませていた。

 

「はぁ…まさかこうもあっさりDAの死人が出るなんてね…」

 

「まあ、あちらも認識が甘かったと言わざる得ないでしょう」

 

野上がその事に呟き、それを聞いていた春人は少しばかり考えた結果、一縷達に言う。

 

「一縷さん。野上先生。ちょっとお願いがあるんですが」

 

「なんだ春人? 言って見な」

 

一縷は春人の方を見て、春人は答える。

 

「俺…、この事件を追ってみようと思って…」

 

「何だと? DAの事件に介入するつもりか?」

 

「勿論、まあなるべく見つからない様にするよ」

 

野上はその事を聞いて、思わず振り向く。本来SORDはDAの事件に、あまり介入することは好ましくないと野上は考えている。

ただでさえろくなことがないDAである為に、それを追うなどとバカな事をする春人を野上はあまり進まなかった。

 

だが春人は違った。知り合いである龍の為に、この事件を追って何とか負担を軽くしようと彼は考えていた。

 

「ふ~ん…、それで春人。お前1人で調べるつもりか? これだけの規模だ。1人で調べるも結構骨が折れるぞ?」

 

「タナトスにも手伝ってもらうし、もしかしたら玲奈達にも手伝ってもらうかな? 丁度真紀達も居るから、大勢で調べた方が何か見つかるかもしれないし」

 

「別に構わんが、なるべく注意しろよ春人、楠木はかなり頑固で融通が効かない奴だ。時には強硬手段で行う場合があるからな」

 

「了解、そこは何とかするから」

 

そう言って春人は会議室を出て、玲奈達を招集させるのであった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そして俺は厨房で抹茶パフェを作っている。勿論この抹茶パフェはお客さん用、今女子高生はこれが夢中だって。ミカ…スイカのジュースじゃなくて残念だったな。

 

これをたきなに渡しに行く俺。

 

「たきな、抹茶パフェ二つだ」

 

「はい。受け取りました」

 

そう言ってたきなは受け取り、配りに言っている。

 

たきなが働く中、千束の奴はと言うと…。

 

「ほい、これもーつ貰い…」

 

「ああ~それ持っていくなよ~…」

 

あの馬鹿…、営業時間にも関わらずクルミと遊んでやがる…、全く千束め…。

 

まあいい、俺はちょっと手が空いたから、例の状況を問う。

 

「おいクルミ、ダウンロードの状況は?」

 

「今80%ってくらい、龍は大体知っている様だな?」

 

「ああ、DAにハッキングしているお前だ」

 

「え?!ハッキングしているの!? 流石クルミ様…」

 

千束はクルミがDAをハッキングしている事を聞いて若干驚きつつ、それに関心させられ、クルミはあんみつを持ちながら言う。

 

「へへへ、チョロいね」

 

そう言ってあんみつを食べまくるクルミ、…まあDAの事はクルミに任せて、後の事は何とかするか。

 

「それよりも龍、何でクルミがDAをハッキングしているって知ってるのよ?」

 

っと千束がそれを俺に聞いて来て、それに俺は千束に言う。

 

「こいつの事だ、ミカに頼まれてハッキングして欲しいって言ったんだろう。それに“勝手に調べるからいいよ~”って言った時点でDAをハッキングしているに違いないってな」

 

「成程~」

 

そう思っていた時に、店のドアが開き、たきなが迎える。

 

「いらっしゃいま…あ、春人さん」

 

「やあ、来たよ」

 

「ヤッホー!」

 

店に来た春人と玲奈、そしてクリス達が入って来て、それに俺は来る。

おっ?今回は真紀達がいる。どうやら今回はちょっとしたことがある様だな。

 

「おう春人、コーヒーを飲みに来たのか?」

 

「うん、それと龍に少し話しもあってね、後でまたいい?」

 

「…ああ、分かった」

 

その事に俺は了解し、今は春人達にコーヒーを出す事にする。

 

さて…春人達はどんな用で来たのかな?

 

 

 

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