だって‥‥‥私のハジケで構成されてるので
「戦争なんてくだらねぇ!
俺の歌を聞けぇ!!!」
混沌世代のトレーナー六人は本日、ウマ娘のライブが普段は行われない浦和レース場で楽器を手に好き放題していた。
一応名目はレースが行われないこのレース場を活気付けてレースが行われる様にしたいだが、実際はこの五人が何となくライブを開いただけだ。
本来なら止める立場のセージも疲れて二徹したせいか参加しているのだ。
ウイニングライブステージには無駄に顔の良い奴等、そしてその応援に来たG1ウマ娘とファンなら応援の方を撮影しそうな状況だ。
長らく演奏して観客を楽しませてきた六人だが、体力が限界だからか楽器は放り捨ててあの曲を歌うのだった。
そうウマ娘と言えばこの歌と言われる代表的な歌だ。
センターは暴君オルフェーヴルのコスプレをしたソーマ、その隣にはウインバリアシオンのコスプレをしたセージ。
そしてその横にはケイエスミラクルのコスプレをしたサキ。
バックダンサーはガネとトラとシコ夏だが、近くの屋台のおば‥‥‥マダム達や応援に来たジェントル達を引き連れ参加させまさに地域一体のステージを作り上げていた。
「位置について‥‥‥よーい!」
「「う〜うまだっち」」
「「う〜うまぴょいうまぴょい」」
何ていうのか‥‥‥男として見ると憧れるくらいには鍛え抜かれているからだ、それを持つ彼等自体目を引くのに楽しそうに踊るマダムやジェントル達を見てしまうとこう‥‥‥場末だから許されるおふざけと思えてしまう不思議だ、
レスラーの如く鍛え抜かれた四メートルの単管を八本は持つガネの分厚い筋肉。
俊足として鍛え抜かれたサキの太い大腿四頭筋。
ジェンティルドンナに情けない杖と思われてはいけないからと体の筋肉を余すこと無く鍛え、デカいではなく動くへ特化したトラ。
執務だからとコイツ等に負けたくはないと闘志を燃やし全身を鍛え、脱ぐと凄いを体現したセージ。
バカなクセにシリウスの追っかけ達には真面目にしてるからか自分で試して何処の筋肉に作用するか念入りに探求するシコ夏。
そして天から与えられた最上の肉体を鍛えることはせず、ただ己の思うがままに振り此処まで圧巻の肉体となったソーマ。
思いは違えど誰一人として情けない肉体を見せては居なかった。
「はっ‥‥‥体は確り鍛えてるな
こうしてりゃ駄犬じゃなくて仔犬なのによ」
「トレーナーさん凄い‥‥‥っす」
「ゲンちゃんをも〜っとよしよししてあげたいですね〜」
「凄い‥‥‥俺、こんなに細いの‥‥‥トレーナーさん見てたら恥ずかしいな
もっと鍛えなきゃ」
「ほほほ‥‥‥ですがまだ広背筋と下腿三頭筋の鍛えが甘いですわね
トレーニングメニューをバーベルスクワットを主にした物に変えましょうか」
実はウマ娘的に見ると良い体のヤベェトレーナー達を見て各々が感想を漏らす。
だが、そこで勝ち誇った顔をしているのはオルフェーヴルだった。
「ふむ、鍛えていないのにあの体の奴こそが頂点であるな
うむ彼奴には『天与の暴君』の名を授けてやろう」
皆が必死に鍛えてる中で鍛えず、だが形はまさに理想型のソーマを見て満足そうにそうこぼすオルフェーヴル。
まぁ褒めてる訳ではなく、負けてなかった事を評価したと言う訳だが。
「トレーナーさんは負けてないっす!!!
鍛えて無いから凄いのはおかしいっすよ!!!」
「ふん‥‥‥ありのまま過ごしあの肉体で有れば勝敗は一目瞭然
戯けた事を抜かすな」
まぁ、オルフェーヴル的に負けるのは嫌だし、こうしてアレだった男が実は凄かったとか知ったら上機嫌になる‥‥‥のか?
そして担当ウマ娘達は「大きいのがいいんです!」や「大きければ良いとは間違いですわね、真に使える肉体こそが美ですわ」や「走る事に特化してる筋肉が最美‥‥‥です」等、トレーナー優れてる談義なのか筋肉談義なのかよくわからないモノが開催されるのだった。
別の場所。
そこでは少数では有るがヤバいと言われるウマ娘達が双眼鏡や単眼鏡を使って浦和レース場の、過去に使われてたステージを見ていた。
「ふぅむ、成る程ね
彼なら素晴らしいモルモットになりそうでは無いか
いやしかしあの様に叫ばれるのは少々五月蝿くて敵わないが‥‥‥愛嬌と思っておこう」
ウマ娘のヤベェ奴筆頭候補『アグネスタキオン』は自身の名を常に叫ぶヤベェ奴を見て、実に実験のしがいがありそうだと微笑んでいる。
「まぁ、あの人なら‥‥‥まった今の無し」
ツンデレ低身長追い込みウマ娘のナリタタイシンは自身と違いデカいガネを見ると、ちょっと興味を持ったがすぐに撤回するような事を口に。
「シオンさんのトレーナーさん、ほんまいぃ体しとるな
ムキムキやなくてほっそりとしつつ機能美に溢れてるのたまらんわ〜」
なんかこの世界に来てかららららのねーちゃんじゃなくてヤベェ奴の仲間になったツッコミ役ラッキーライラック。
いや、彼女は本来はツッコミ役でちょっと負けず嫌いな可愛いとかの一緒になった京美人だからね!
「Surprised‥‥‥シリウスはずっと文句を言ってるが‥‥‥桐沢Trainerの理論は素晴らしい
あー‥‥‥目から鱗が落ちる完成した物だ」
なんかズレた事を言っているのはシンボリクリスエス。
彼女はちょくちょくシコ夏と関わりそのトレーニングメニューを見せてもらうが、それは目から鱗の一言で例えるべき自身の見つからない弱点を克服させる程の物。
要らないのなら貰うぞと常々言っており、なんか仲が少し悪くなっていた。
「ほうほうなるほどなるほど‥‥‥やはり同じウマ娘ちゃん愛を持つ同志ですね美咲トレーナー!
ウマ息子になれでそこまで鍛えて短距離なら追込ウマ娘ちゃんの表情を拝めるなんて羨ましいです〜
コレは取材する理由が出来てしまいましたね!
しかもお母様があのお方ならば普段は聞けないあんな話やこんな話を聞かせてもらえ‥‥‥」
サキの同志、ケイエスミラクルを推すための全てを教えた師匠であるアグネスデジタルは違う方向にトリップしていた。
まぁ、自身と同じ愛を持つトレーナーが居ることが嬉しいとか何とか。
「何よあれ‥‥‥あんなスッゴイとか、トレーナー隠してたの!
絶対負けないわ!」
現実世界でもシンボリルドルフ、ディープインパクトと日本の優駿の一人として数えられる最強の牝馬アーモンドアイ。
ちょっと前に関わった男が実は暴君のトレーナーでこんなのとか負けられないと闘志を燃やし、次会った時にはその暴君も超えてやると意気込んだ。
トレーナー達の容姿のイメージ?
秋水颯真
髪の赤い五条悟
天宮景虎
少し細身な範馬刃牙
黒鉄玄徳
よりマッチョになった関林ジュン
美咲桜花
オウカお姉様を男にした美人
桐沢夏彦
強いて言うなら上鳴電気を大人にした感じかな?
三原誠路
髪は短く清潔感はあるが、レースが近づくとヒゲの処理を怠ってしまうちょっと抜けてる男性。
身長は180少し手前でそのヒゲ剃り忘れ姿を見ると、私が剃ってあげたいとヤベェ感情をシオンから向けられる。
一点特価で外見が担当好み(約1名違うが)過ぎるせいってか、過去に助けたせいでトレーナーが好みに育てられたせいか割りと重い感情持ってる。
ケイちゃんに至ってはウマ息子って呼ばれるくらい足の速いサキに色々狂わされたからか何としてでも自分を見てもらいたいと無茶してる。