勇気絶唱バーンブレイバーンSymphonity 作:あーくこさいん
イサミ&ルル&ATFの皆
「勇気爆発バーンブレイブビックバーンアルティメットファイナルゴッドユニバースブレイク‼︎」
ヴェルム・ヴィータ
「おわああああああああっ⁉︎」
ハワイ諸島での最終決戦にて、最後のデスドライヴズ【ヴェルム・ヴィータ】と【バーンブレイブビックバーン】との戦いは最終局面を迎えた。
『死にたくないが、様々な死を経験したい』という矛盾した答えを達成する為に人類を皆殺しにする企みは【ブレイバーン】と勇気融合し【バーンブレイブビックバーン】となったイサミと駆けつけたATFの面々、そして【スペルビア】と勇気融合したルルの活躍もあり、最後は皆の勇気を一つにした勇気一刀流秘奥義【勇気爆発バーンブレイブビックバーンアルティメットファイナルゴッドユニバースブレイク】によりヴェルム・ヴィータを撃破した。
この後【バーンブレイブビックバーン】と【スペルビア】は光の粒子となって消滅したが、生身の体を持って復活したスミスと再会し、デスドライヴズとの戦いは人類側の勝利に終わった。
??????
《感情パターン、【恐怖】【絶望】学習完了………》
ATFの皆がスミスの帰還を喜んでいる頃、上空…否、宇宙空間にて今までの戦いを観測している物体がいた。
それは白い光球で大きさは直径30m程、さらにその周りには直径10m程の黒、マゼンタ、銀、銅4色の光球が衛星のように周回していた。
??????
《感情パターン、【嫉妬】【憎悪】学習率80%超過………シカシ、損害状況カラ鑑ミテコノ世界ニオケルアップデートハ困難ト判断………プランBヲ実行スル………》
光球がそう判断した次の瞬間、周囲を旋回していた四つの光球が白い光球の上を輪を描くように回り始め、その空間に歪みが生まれる。
その歪みから穴が開き、やがて直径100m程の大穴…ゲートが開く。
内部は紫色で所々に紫電が走っている異質な空間だ。
ゲートが十分な大きさに開いたのを確認した光球は急上昇し、穴を通じて異空間へと入っていく。
残りの光球も次々とゲートに入っていき、全ての光球が異空間へと入っていくとゲートは紫電を走らせ徐々に閉じていく。
だが完全に閉じ切る瞬間、
そして、異空間の中では激しい戦いが繰り広げられていた。
先程の光球と対峙しているのは、緑色の光を纏った9mの巨人…
??????
「ブレイブ…アークッ‼︎」
巨人の額からビームが放たれるが、光球の表面を覆うシールドバリアによって阻まれる。
お返しとばかりに四つの光球から黒・マゼンタ・銀・銅色の稲妻を放ち、巨人に大ダメージを与える。
??????
《無駄ナコトヲ、ブレイバーン………地球ニ住ム知的生命体ノ感情…所謂“精神エネルギー”を利用スルヨウ進化シタ我ラニ、力ノ源タル人間ヲ持タヌ今ノ貴様デハ万ニ一ツノ勝チ目ハ無イ………!》
光球はテレパシーで巨人と会話する。
光球の言う通り、力の差は歴然であり巨人の方が苦戦している。
だが、巨人…もとい【ブレイバーン】の闘志は消えていない。
ブレイバーン
「確かに今の私にイサミはいない……だが、この私の戦意は折れたりしない!例えこの身が砕け散ろうとも、お前を倒す‼︎」
そう啖呵を切ると、巨人の身体が金色に光出す。
それと同時にエネルギーが跳ね上がっているようだ。
??????
《コノ感情パターン…“勇気”カ………ナントデタラメデ煩ワシイ………》
光球は稲妻の威力を強め、ブレイバーンを攻撃する。
先程よりも激しい電撃にブレイバーンはさらにダメージを負うが、それに怯むことなく光球目掛けて突撃する。
ブレイバーン
(イサミがいない状況では倒せるか分からないが…これしか無い!)
すると全身を駆け巡っていた金色の光を右腕に収束させ、突き出し叫ぶ。
ブレイバーン
「バーンブレイブ…フィンガーッ‼︎」
金色の光を纏った手…【バーンブレイブフィンガー】を光球目掛けて突き出す。
突き出された右腕は光球のシールドバリアを貫通、光球本体へと突き刺さる。
そこから膨大なエネルギーを流し込み、光球にダメージを与える。
??????
《………………!》
やがて流れ込んでくるエネルギーに耐えきれず、光球にヒビが入る。
トドメとばかりにさらにエネルギーを流し込む。
ブレイバーン
「ビックバーン…エンド‼︎」
次の瞬間、光球が爆発する。
だが、ブレイバーン自身も負荷が掛かり過ぎた上に爆発に巻き込まれてしまう。
爆発が収まり煙が晴れると、30m程あった光球は直径3mまで小さくなったが未だに健在であり、小さいゲートを生み出し四つの光球を連れて異空間から脱出する。
ブレイバーン
(くっ…!倒しきれなかった……!)
追跡しようにも既に身体は限界を迎えており、所々から火花が散っている。
それどころかダメージによって動くことが出来ず、このままだと異空間に取り残され、やがて消滅する。
ブレイバーン
(…ならば!)
何かを決意したブレイバーンはエネルギーを胸部に集中させ、金色の光を宿す。
それはまるで種子の様だ。
ブレイバーン
(ぶっつけ本番だが…これしか方法は無い!)
瀕死の重症を負ったブレイバーンが取った行動…
それは“
生き延びる為に自らをリセットし、共に戦った相棒であるイサミ・アオをベースに“ルル”を生成する…
無論、生体電池としてのルルでは無く、ブレイバーンに乗り共に戦う
デスドライヴズを完全に破壊する為、ブレイバーンは自らの因子を残した。
ブレイバーン
「バーンブレイブ…ビックバーン……リジェネレーションッ‼︎」
日本、関東地方の何処かの神社にて一組の夫婦が訪れていた。
妻の妊娠してお腹は膨れており、もうすぐ出産する予定である。
そんな時だった。
「〜〜〜」
「…ねぇあなた、何か聞こえない?」
「…確かに、何か聞こえる……」
夫婦は耳を澄ます。
「〜〜〜」
「これは…赤ん坊の声か?」
「あそこから聞こえます、行ってみましょう!」
夫婦は声のする方向へ走る。
そこには…
「⁉︎」
「これは⁉︎」
「〜〜〜!」
夫婦が目にしたのは布に包まれているが、今まさに生まれたばかりの赤ん坊が元気いっぱいに泣いている。
しかも、布には『イサミ』とカタカナで模様の様にたくさん書かれていた。
妻は赤ん坊を抱き上げてあやす。
「あぁよしよし、いい子いい子…」
「どうして赤ん坊が…かわいそうに……ん?これは………?」
夫が見つけたのは、赤ん坊の手に握られていた星らしきエンブレムが描かれた金色のペンダントであった。
その赤ん坊は夫婦に引き取られ、一ヶ月後に生まれる夫婦の子供【
プロローグはもう1話続きます。
乞うご期待ください。