よーっす。アレ?こんな口調だったっけ?俺って。まあ人前で喋んのが1年以上ぶり?だから、口調に関してはブレッブレだけどこれは作者が悪いからな。俺は何も悪くないぞ。
あ、そうだ、今回は活殺会自体かなり縮小化されている。そもそも、必要ないって言ったほうが分かりやすい…かな?
今回の舞台は…まあ、分かりやすいから、見せたほうが早い…かな?
それじゃ、夢を撃ち抜く奇跡との出会いから物語は、始まる。と。
春。入学式。自分は無事花咲川学園高等学校の門をくぐっていた。いつものアイツラと一緒に。
「真兄〜。写真撮るぞー!!!」
おっと、勇人に呼ばれちまった。あ、自己紹介が遅れたな。
俺の名前は金脇真人。ただの高校1年生のクソガキだ。え?お前みたいなクソガキがいてたまるかって?まあまあ、そう言わずに。俺の高校3年間の軌跡、見てってくれよな。
入学式
新入生代表挨拶。それは新入生で受験において特に優秀な成績を残した生徒が行う挨拶である。
「新入生代表。金脇真人。」
「はい。」
史上初男子での首席入学を果たした俺である。え?お前アホじゃなかったか?って?うるせえ。滅茶苦茶勉強頑張ったんだよ。
とあることを成し遂げるために…な。
入学式終了後、初のホームルーム。
自己紹介。それは新入生たちにとってどんな人となりかを知る重要な機会である。
「出席番号9番。金藤雄哉だ。昨年秋の全国中学野球大会決勝でキャッチャーマスクをかぶり決勝ホームランを打った。よろしく。」
おいおい雄哉よ…それではお前の性格がわからんぞ…と。俺の出番だ。
「出席番号10番。金脇真人だ。歌うことと野球をするのが好きだな。ここの野球部で全国優勝してやる。甲子園の舞台、見てぇだろ?」
はいおっけー。これで大体どんなやつかわかる。と思ったらサクサク自己紹介を終えた俺の弟がツッコんできた。
「おい真兄…!お前めっちゃ注目集まってんぞ…!どうすんだよ!」
「黙っていろ。大丈夫。その為にこのメンバー集めたんだぞ?俺らに出来ねえことはねーって。」
その後ろの子が自己紹介してる間に…ひそひそ話は終わった。そしてその次の子。
「出席番号13番!北沢はぐみ!はぐみって呼んでね!ソフトボールのチームでエースで四番だよ!よろしくね!」
なんか面白そうやな。
そしてこのあとは何事もなく…終わるわけがなかった。
「出席番号16番戸山香澄!キラキラドキドキしたいです!」
キラキラドキドキってなんやねん!
今度こそ本当に何事もなく終わり、部活動の説明会があると言われて今度は講堂へ。
しかし野球部の部発表は何もなく、紹介をされるだけであった。それが引っかかった俺は職員室へと歩を進めた。
-職員室-
「野球部の顧問の先生はいらっしゃいますかー?」
「すいませんねー、現在野球部の顧問は居ないので私が対応致します〜。」
教頭?なんで教頭が?という疑問符はありながらも素直に質問を投げかけた。
「体験入部したいんですけども。」
「ここまでで8人目ですよ。凄いですね今年は。」
「へ?8?7じゃないんですか?」
「練習グラウンドの方行ったらどうですか?」
「わ、わかりました〜。」
というかなんで一人増えてるんだ…?
数分後…
「あの〜、すいません〜。教頭の方いらっしゃいますかー?」
「はいなんでしょうか。」
「私、金脇翔太と申します。この度貴校の野球部監督になる者なのですが。」
「少々お待ちください。」
一方その頃練習グラウンドでは。
「真ー。遅いぞー。」
と声をかけられた。
「わりーわりー和ー。待たせちまってよー。」
そう、今の声が俺の一番の親友、村瀬和也である。
右投右打の外野手。(レフトとライトのみ。センターは守れない)俊足巧打強肩好守を売りにしており、ド派手なプレーで観客を沸き立てる俺たちの切り込み隊長(予定)。
「たっくもー。真人どんだけ待たせてんのよー。練習始めたいんだけどー。」
今のが牧木春美。左投左打。投手と外野手(主にセンターとレフト。左投げのためライトは守りづらい)兼任でこちらも俊足巧打好守の三拍子揃った外野手。投手としては左の変則サイドハンドとして切れ味抜群の変化球。そして決め球のドロック(ドロップスクリュー)が何よりも脅威。
「お前らー、体は仕上がってんな?」
「まだまだ全然。こっから準備運動して軽くランでもしよっかって話してたところー。」
と返事をしたのが木村明美。内野手(セカンドとファースト)。右投右打で強打のセカンド。昨年秋の中学全国大会では優勝まであと一歩のところで金藤雄哉に完全に封じ込まれ敗北。女子とは思えないパワーの高さで打球を遥か彼方へと飛ばす。
「アレ?監督っていないの?」
関村恵美。彼女は投手と内野手(ファースト)兼任で、右投右打。リリーフピッチャーでアンダースローから140km/h近い快速球がストライクゾーンに投げ込まれる。真っすぐとほぼ同じ軌道から鋭く打者のインコースへと切れ込む超高速シンカー、アクアが大きな武器。
「いやまったくー?超ゆるすぎるよなあ〜…」
とワイワイ話していたら集合がかかった。
「えー…今私の横に立っているのが新たな監督です。」
そう言われ横を見たらよく見知った顔がそこにはいた。
金脇翔太。俺の師匠。今回花咲川を甲子園優勝まで導いてほしいと言われ、最高級のメンバーを集めさせ、この学園へと集結させた。実際、俺一人では優勝は無理だしな。だからって監督になるとは一切聞いてないんだけども。
「とりあえず、全員の実力を確認するために紅白戦を行います。5イニング制でリードもしくは同点で点差が4点以上ついた時点で攻守交代。その次の守備で無失点であればコールドとする。これで構わないな?」
各自思い思いに返事をする。さーってとチーム分けは?
「初めてということで1年生・2年生の控え対2年生レギュラー・3年生でいこっか。」
かなり不利な条件に見えて有利な条件…だな。この学園の野球部についての前調べは済んでる。正直実力…なんてものはないチームだ。余裕だろう。それでは打順の発表だ。俺は何番かな〜。
紅チーム 白チーム
一番 右翼手 村瀬和也 一年生 一番 中堅手 せんたー 三年生
二番 遊撃手 金脇勇人 一年生 二番 二塁手 せかんど 三年生
三番 捕手 金藤雄哉 一年生 三番 左翼手 れふと 三年生
四番 投手 金脇真人 一年生 四番 投手 主砲 二年生
五番 左翼手 戸山香澄 一年生 五番 一塁手 かめ 三年生
六番 二塁手 木村明美 一年生 六番 遊撃手 さかもも 二年生
七番 三塁手 北沢はぐみ 一年生 七番 右翼手 ひらな 三年生
八番 一塁手 関村恵美 一年生 八番 捕手 もみ 三年生
九番 中堅手 牧木春美 一年生 九番 三塁手 やまもも 三年生
試合の結果は…語るまでもないだろう。
圧倒的なまでの蹂躙。そう呼ぶに相応しかった。三者連続三球三振を俺がした後三者連続フォアボールからの満塁ホームランで勝負あり。その後白チームを三者連続三球三振で試合終了。だがしかし、試合が終わったあと、事件が待っていた…
さあ、ついについに新作です!最終回までがんばるーぞ?
次回予告
初戦の紅白戦を圧倒的な実力でねじ伏せた金脇真人。だがしかし、その実力を見せつけたせいで野球部は瓦解寸前に!部員募集のために全校を駆け巡りそして他校にまで!?一方紅白戦で真人が飛ばした打球はとんでもない運命を招いていた…!?
次回!夢を撃ち抜く奇跡の放物線 第二話!知らねえ。お楽しみに!