貞操観念が真逆の世界で、風俗の受付(兼キャスト) 作:パッチワーカー
日間加点ランキング1位、日間ランキング2位などありがとうございます。今まで書いてきた小説よりも評価されるのは嬉しくもあり、少し複雑な気持ちもあります。
今回はR17.9チックなので、気をつけてください。注意されたらマイルドに書き直します。
体を簡単に流して、拭いた。
···緊張とかもろもろを流せたらよかったけど、普通にそのままだ。
けど、枕の近くで落ち着きがなく座ってるなぎささんを見て落ち着いた。
···なんか、初デートのときに待ってるお姉さんって感じがして可愛かった。
「お待たせ、待たせちゃった?」
「ううん···えっと、今来たとこ?」
「ふふっ、優しい返事ありがと。···なぎささん腕広げて?」
「···ん、わっ···!──本当に細くて軽い」
困惑しながらも僕に向けて腕を広げてもらってるところにゆっくり飛び込む。
「···なぎささん思ってる以上にあったかいんだ──僕体温低いけど、大丈夫?」
「うん、私体温高い方なんだ〜。れいくんは低くてスベスベしてて触り心地いいよ」
「そう?僕からしたら心地良いあったかさがあるなぎささんの方が魅力的だよ?」
片方の手は繋ぎながら、もう片方の手で背中、二の腕、腕、手を優しく触る。
···傷跡とかを触られるのがちょっと恥ずかしそうだったし、僕を触るか触らないかで葛藤してるような位置に手があるのが面白かった。そういうところも込みで可愛い。
「···なぎささんは僕の身体触ってくれないの?」
「そ、そうだよね···!いや、私なんかがこんな若い子の肌触るのは···」
「考えすぎだって、僕はなぎささんにいっぱい触ってもらいたいよ。触ってくれないお姉さんには、そうだなぁ···耳貸して」
「え、う、うん。いいけど···」
「はふー」
「うひゃっ」
ちょっとあったかみを足しながら息を優しく吹きかけた。元から少し赤くなって耳や頬がより赤くなって、涙目になりながらもこっちをちょっと睨んできたのを見るに、緊張なくなったかなって思った。
「な、なに?!」
「なにって意地悪かな···どう?緊張ほぐれて触れるようになった?」
「あ、···確かに緊張は無くなったけどさ···!」
もうって言って不満たらたらですよのオーラを出し始めてしまった。──そういうのも可愛いけど、お客様の機嫌は取らないとね。
より一層ぎゅーってしてみると、なぎささんも観念したように背中に手を回してきてくれた。良いお姉さんにはご褒美あげないとね。
「じゃあ、今度は目瞑って」
「···うん、れいくんも瞑ってね?」
──えー、反応見るのが好きだから瞑りたくないなぁ。
片頬に手を当ててこれからすることを認識させる。卑怯かもってちょっぴり罪悪感を感じた気がした。
「──なぎささん、目瞑ってよ」
「···ん·········」
3回目のキスは今までとは違い、ちょっとイソジンのにおいが混じっていかにも風俗って感じがした。···こういう感じはなぎささんは大丈夫なのかな?
さっき言われたことをスルーして、キスしながらなぎささんのことを見てみると幸せそうな表情をしていた。
···よかったと思ってると、なぎささんも視線を感じたのか見てきた。···あ、もうちょっとキスしてたかった···
「やっぱり、れいくんめっちゃ見てきてたよね?···マナー違反じゃない?」
「ふふっ、なぎささんの顔見ながらキスしたかったんだよね。···うがい薬の風味がちょっと残ってるけど、なぎささんはあんまり気にならない?」
「れいくんはほんとにもうっ······うがいのやつは、ぶっちゃけ緊張してて分かんなかったよ。れいくんは?もう慣れてるのかな···?」
「んー、僕はちょっと嫌かな、だからちょっと待っててね」
背中に回されていた腕と繋いでいた手を優しく払い、持ってきていた市販のオレンジジュースを持ってくる。
···ちょっと寂しそうな顔するのは卑怯だと思うよ。
「オレンジジュース飲めるー?」
「うん、アレルギーとかは特にないし」
「そっか。じゃあ、目瞑って待ってて」
「う、うん。あーんしてくれるの?」
うんと軽く肯定して、自分の口の中にジュースを入れる。──まあ僕が飲むわけではないんだけど。
「んっ···!······あ、あのされいくん??」
一瞬、ビックリしたような表情を見せたけど、すぐに理解して大人しく飲んでくれた。
4回目のキスはオレンジジュースの味がしたのか、はたまた動揺で分からなかったのか。分からないけど困惑してるのは明白だった。
「美味しかった?」
「──ギリギリ味分かったけど、美味しさよりも驚きが勝ったよ??」
「味ちょっとしか分からなかったんなら、もう一回飲む?」
「──今度は目開けてていい?」
「うん、いいよ」
けど、いいの?視覚触覚味覚で覚えちゃったらなかなか消えないと思うけど。
もう一回ジュースを口に含み、目を合わせながら口を少し尖らせてるなぎささんに近づき、抱き合いながら渡す。
5回目のキスは紛れもなくオレンジジュースの風味がした。···普段の生活で目にして、飲むかもしれないオレンジジュースの記憶が塗り替えられたのは多分分かってない。
まあいつの日か思い出したら、顔が赤くなりそうだなぁって飲ませながら思った。
──全て飲ませてから僕も、全て飲み切ったなぎささんも離すことはなかった。
何も言わずに、舌でなぎささんの口をノックする。そうすると、なぎささんもおずおずと慣れていない感じで迎えに来てくれた。
そんな激しいキスが好きなわけじゃないし、優しくゆっくりと舌を絡めていく。それと同時に背中や胸の周りを優しく触っていく。
「···ん···ぁっ···んぅ···」
口の間から漏れる声があったかくて艶っぽい。···ほんと変な気分になるし、興奮してしまってる。
──視覚的に分かられるの嫌だけど、なぎささんは僕の下を見てきてないからバレてないかも。
「···なぎささん気持ちいい?」
「うん···気持ちいい。気持ちいいんだけど···ちゃんと触って···?」
なぎささんの間に座ってるからか、ちょっと上目遣いになりながらお願いされた。···お客様に言われたらやらないとキャスト失格だよね。
「うん、なぎささん舌べーって出して」
「は、恥ずかしいよ···」
「···じゃあ僕目瞑って舌出して待ってるから」
今更何を恥ずかしがってるのかはちょっと分からないけど、配慮はしておこう。
目を瞑りながらベーっと舌を出してると、少し離れていた距離がゼロになった。
舌を絡めながら、両手で胸を触る。
片方は先っぽを弄り、片方は先っぽではなくその周りを少し強めに触る。
「···あっ♡···ふっ♡···んんぅ···!」
反応を見るに先っぽを軽くつねられたり、触られるのが好きみたいだった。結構そういう人多いよね。
好みに合わせて、先っぽを重点的に触りながら他の部分も触れていく。
普段触れないところも触って、どこが性感帯なのか探す。
···開発してるみたいでちょっと興奮するけど、ちょっと
「──感じやすくて責めてる側からしたら嬉しいよ。···でも、なぎささんは責めなくて大丈夫···?」
「···んー、今日は責めるとか責められるとかよりいちゃいちゃしたかったんだけど、──れ、れいくんの
そう言って、僕の下を初めてちゃんと見てきた。多分身体にちょっと当たってたから見なくても大きくなっていたのが分かってたみたいだ。
「じゃあ、交代しよっか。──先に言っとくけど、僕感じやすいし、イキやすいから優しくね···?」
いちゃいちゃ好きなお姉さん相手でも、僕がずっと責めてたのは単純にイキやすいからだ。やっぱり一回イってしまうと賢者タイムに入って百パーセントで楽しめないし、始めは責めに回ることが多い。
「···れいくんも人のこと言ってたけど、分かりやすいんだね。耳赤くなってるよ」
「色白だし仕方ない。あと、初めてのお姉さんにこんなこと言うの恥ずかしいよ」
「お姉さんじゃなくて、なぎささんでしょ?」
そう言って今まで座っていた僕の身体を押し倒して、キスしてきた。
しかも目を瞑らず、僕の目をじっと見ながら舌を絡めないキスだ。···なんだか、なぎささんらしくなくて新鮮だった。
「──なぎささんに言うのが恥ずかしかったの、···まあ優しくしてよ。気持ちいいところは教えるし」
最低限の意地は見せて、教える気でいた。
「れいくんも分かりやすいから、探させてもらうね。さっき私にやってたみたいにね」
何かでなぎささんのスイッチを入れたらしく、僕の身体を上から順にキスしたり舐めたりしていった。
別に耳や胸が特段感じることはないし、くすぐったいだけなんだけど、嫌でもあそこへの刺激を期待して興奮してしまう。
「──えっと、じゃあ、いただきます」
元の世界で言うと、女の人のあそこを男の人が舐めているということが起こった。そんなことは中々ないし、僕もあんまり経験がなかったけどなんとかなると思いながら、片手を出して恋人繋ぎをした。
それが裏目に出てしまったらしい。
「···あっ♡···んっ♡···だ、だからやっ優しく···って···!!」
なぎささんみたく初めてのお姉さんに咥えられるのは初めてで、加減が伝えるのが上手くいかなかったらしい。普通に激しく舌を動かし、口を窄めて吸われてる。
──さっきまでキスしてた口に入っていて、慣れない動きながらもしていく内に慣れていって腰が引けるほどの快楽を与えていく舌の動きをされると弱い。
何度か上下に動き、先っぽを吸われたときに限界が来た。
優しく頭を撫でて、繋いでる手をぎゅっと握って震える口を動かす。けれど、声にならない声しか出なかった。
久しぶりの解放は気持ち良さよりも、色んな考えと目がチカチカが来て、ふらっとした。
あと1話でなぎささん編?は終わります。今回で終わるつもりが、なぎささんを弄るの楽しくなって文字数が増えてしまいました。気をつけます。
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