ふと思い赤バーになる基準を検索したら平均評価8以上ですって!
………ムズくね?
「今日はヴェリタスに呼ばれてるから騎士も来る?」
【…いや、今日は少し用事がある。終わったらそっちに向かう】
あの日から少し経ったある日、ユミちゃんはオレを誘ってくれた
護衛として出かけるなら一緒にいたほうがいいんだが
(と言っても聞けばタブレットからバリアを張れるらしいけど)
あいにく今日はダメだ
なぜなら
ーーー
ーーー
ーーー
【なーんでこいつらがいるんですかねぇ】
廃墟に来たオレの足元にはオレ達の部下みたいなロボである『無名の守護者』が数体転がっている
【可愛いから暴力は振るいたく無いんだよな〜】
見ろこのクリクリとした目玉(カメラ)
丸い体から出てるこの…1、2、3……何本だ?
…まあいいや
丸い体から出てるこのウネウネした触手のような腕
あれだ、キモ可愛いってやつだな
世に出たら一躍人気になること間違いなしだ
久々に見たが…
【あー可愛い、今度人形でも作ろうかな】
とりあえずこいつらをどっかに隠さなきゃな
それにしても今更何で出てきたんだ?
元々廃墟には色々監視カメラとかハッキングしたり探知機を仕込んでたから対処できたわけだが
【ウロウロしてるからすげー見つけやすかったぞ】
何で動き出したんだ?王女が目覚めたからか?
だとしたら王女に会わせるわけにはいかねぇな
王女に会われたら恐らくそのままキィが王女の体を操れる様になる
少しの時間だけでも入れ替わったら何やらすか分かったもんじゃない
アイツのことだ、ゲーム機からでも
……ん?
遠隔?
何だ?この違和感
なにか、見落としてる
なんだ?何を見落とした
落ち着け、冷静に考えるんだ
冷静に、今日起こったことを思い出せ
たしか今日は朝からユミちゃんに誘われて…
『今日はヴェリタスに呼ばれてるから騎士も来る?』
あ
いや、まさか
『ウロウロしてるからすげー見つけやすかったぞ』
オレは全力で走り出した
まさかまさかまさか!
やりやがったなキィ!!
突然廃墟に現れた『無名の守護者』
これが囮だったら?
オレはキィの入っているゲーム機に少し細工してアイツの意識を呼び起こした
その機能を使ってもしも『無名の守護者』を呼んだら?
そういえばそうだ、こいつらは如何にも見つかって欲しそうに
最早おかしい程、あからさまに廃墟をうろついてた
もしその逆ができたら?
オレにばれないように廃墟を出ることができたら?
この近くにはミレニアムがある
ミレニアム生がみたらこんなロボ、解析してみたくてたまらないだろう
そんなロボを誰が最初に手に入れることができる
そりゃ情報収集に長けた集団だ
ああ、嫌な形で点と点が繋がっていく
このまま北斗七星が出来そうだ
死兆星はありませんように
クソッこんなことなら最初からユミちゃんについていくべきだった
とりあえず今は走れ
間に合うために
□□
わたしたちはヴェリタスにあるヘンな機械を見に来ていた
もしかしたら新しいゲームのアイディアになるんじゃないかと思って
ミドリとユズ、アリスを連れてゲーム開発部全員で訪れていた
今日は先生も呼ばれていたらしく
ヴェリタスの部室前の廊下でバッタリ会った
騎士がいないことにアリスがしょんぼりしてたけど
先生が後で来るって言ったら元気になった
部室に入るとそこには
丸い胴体から触手みたいなのが生えてる少し不気味なロボットがあった
先生とヴェリタスのみんなが話し合っている間に私たちはロボットを見ることになった
ふと横を見るとアリスは目を瞑ってロボットを触っている
そして
ゆっくりと瞼を開けるアリスの目は
『…起動開始』
怪しい紫色で染まっていた
余談ですがタイトルを付け加える形で変更させてもらいました
前々から思っていたのでこの機会に変えました
ダサいとか言わないで下さい
作者が泣きます