待ちぼうけの騎士〜天童アリスの護衛従者〜   作:弥次郎兵衛

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しゃあ!時間が出来た!!突っ走るでぇ!!!
ここから頑張って書いていくので多少クオリティとか下がるかもなので勘弁して下さい
あと誤字があったら報告よろしくです


エデン条約編一・二章
三つ編みとミサンガ


アイドル騒動から数日、色々な事があった

 

ーーー

ーーー

 

“ねぇ、ヨジロウ………何で着てるの???”

[この船じゃコレが正装なんだろ?じゃあ変装にもってこいだ]

「あははははははははははは!!!!女の子だ!ヨッちゃんだ!ヨッちゃん!!」

「リーダーが見たことない程笑ってる…」

 

カジノに潜入するためにバニー服を着たり

 

ーーー

ーーー

 

「ギャー!ネル先輩とバニー服着た変態が追ってくるーー!」

「待てコラァ!!」

[ラビットハントならぬラビット()()()を食らわせてやるぜぇ!!]

「それさっきスタッフが悶絶してたアイアンクローじゃないですかぁーー!!」

 

その潜入先にいた標的を追いかけたり

 

ーーー

ーーー

 

「ったくあのバ会長はトキを置いてどこ行ったんだ?」

「先輩方、お世話になります」

「いやそれは良いんだが[なあネル]…んだよ」

[リオにあげる為に作った可愛い自作アバンギャルド君人形知らない?見当らねぇんだよ]

「いや、知らねぇ。つーか誰が欲しがんだそんなもん…ん?どうしたトキ、少し笑って」

「いえ…良かった、と思いまして」

[え…傷つく]

 

 

オレが作ったアバンギャルド君人形が無くなったりしてトキに喜ばれたり

 

ーーー

ーーー

 

「アリスも衣装を作ってみたいです!」

[任せてください、オレが綺麗な縫い方を伝授しましょう]

『勿論です、私と一緒に王女が気にいるデザインを考えましょう』

[『…は?』]

「二人で教えてあげれば良いじゃん…」

 

キィと正面衝突しかけたり

 

ーーー

ーーー

 

そんなある日

 

“トリニティに長期の出張する事になったよ”

 

そうユミちゃんは言った

()期出張?

 

[え、長くなるの?]

“長くなるね”

 

 

行きたくねぇ〜〜

 

いや別にトリニティにも知り合いはいるし、最近全然会えなかったから幾分には嬉しいんだけど

…長期、長期か〜〜!

 

折角王女達と一緒にいられるミレニアムから離れてわざわざトリニティまで行って長期とかめんどくさすぎる

そんな風にあからさまに嫌な態度をとっていると

 

“フッフッフ、そう言うと思ってね。出番だよ二人とも!”

 

待ってましたと言わんばかりに元気よくユミちゃんが扉に叫ぶ

すると同じく待ってましたと出てきたのは

 

[王女とキィ?二人共どうしたんです?]

「先生がきっとヨジロウはゴネるだろうから来て欲しいと頼まれたんです!」

『まあ、案の定でしたね』

 

あらユミちゃん、よく分かってらっしゃる

心を読まれてる気分だ、プライバシーの侵害だぞ?

 

「遠くに行ってしまうのは寂しいですが、クエストなら仕方ありません。なので、こっちに座って下さい!」

 

何が「なので」なのかはさっぱり分からんがオレは言われた通り座る

オレが命令通り席に着くと王女は後ろにまわり、高らかに言った

 

「お守りにユウカに教わった三つ編みをしてあげます!」

[やったぁ!!あざーーっす!!!]

 

今オレは適当に根本部分で纏めているだけなので結ってくれるのだろう

鼻歌を歌いながら王女はオレの髪を三つ編みにしていく

……録音しようかな。あ、してる?さすがキィ

 

…ユミちゃん、引くな

流石に今のはキモイなって思ったから引くな、頼む

キィ、あとで消そうな?…え?嫌だ?

 

そんなこんな話してると結い終わったのか、王女が声を上げる

…何処か()()()()()()()()

 

「いけません!三つ編みをしたのに髪留めを忘れてしまいました!このままでは解けてしまいます!」

“何だって!?それは大変だ、折角アリスが結った三つ編みを解くなんてヨジロウとしても許せないんじゃない?”

 

おうユミちゃんまでどうした

あんまり叫ぶと喉にくるぞ?もういい歳なんだsゴメンゴメン謝るからその拳を下げてくれ

 

[いや、確かに王女に二度もやらせるのは忍びないが…もう一度やってくれるならオレ的には十分うれs“許せないんだよ”…お、おう]

 

圧がすげぇ

さっきの疑問形はどこいった、ハテナは消えたのか()……ここに居たわ

 

「あ!そういえばケイが渡したいものがあるんですよね!」

“え!?そうなの!衣装作りでアリスと裁縫をやっていたケイが!?”

 

す、すげぇ…めっちゃわざとらしい

もういっそ『芝居です』って言われた方がマシだと思う程わざとらしい

件のキィを見れば何処かおずおずと、座っているオレに何か差し出してきた

 

紐?いや違う、三本の紐糸が混ざって…これは……ミサンガ?

 

『…王女と衣装作りの片手間に作ったものです、髪を結ぶには丁度いいでしょう』

『今更ですが長い期間待ち続けた報酬の様なものです』

 

水色と濃い紫、そして黒の三色で出来た綺麗なミサンガだった

しっかりと出来ていて、ちょっとやそっとじゃ崩れる心配もない程に丈夫に作られていた

 

水色は王女のことを表しているのだろう

紫はキィのはず…だが

 

[黒って…]

『貴方は金髪になった事を嘆いていましたから、少しでも早く治ればいいと思いまして…』

 

オレの髪はポッドに長いこといたせいで黒の色素が抜け、金色になっている

治ってくれと心の中では早く治ってくれと日々願っている

 

そんなオレを、気遣ってくれたのか…

 

 

[………]

『あ、あの、早く感想を言ったらどうですか?』

 

 

初めてだ

 

 

[キィの…]

“え?”

 

 

初めてもらった

 

 

[キィからの…]

 

 

相棒の

 

 

贈り物(プレゼント)

 

“ヨジロ[やっったあああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!]うわっビックリしたぁ”

 

座りながらオレは思いっきり叫んだ

 

[やったぁ!やったぞ!やったやったーー!]

 

オレはミサンガを持ち、思いっきり喜んだ

 

[王女!頼む!早く結んでくれ!]

「任せてください!」

 

早く早k「出来ました!」早ぇな!

 

[どうだ!似合うか?王女が結ってくれてキィのミサンガで結ったんだ!最高以外のものは無いだろ!]

“うん、よく似合ってるよ”

『…似合ってますよ』

 

そうだろそうだろ!もう一生ほどかねぇからな!!

 

⬜︎⬜︎

 

“良かったねケイ、あんなに喜んでるよ”

 

先生は自分の尻尾を追う犬の様に三つ編みを追いかけて、グルグル回っているヨジロウを見て言う

 

『まあ……はい』

「ケイが嬉しそうです!」

『王女、別に私は嬉しいとは[ありがとなキィ!]ぐぅ…』

“嬉しそうだね”

 

そしてヨジロウは有頂天になりながら長期出張への覚悟を決めたのだった




男+義手+金髪+三つ編みでどっかの錬金術師が思い浮かんだ今日この頃

一応弁明すると


ケイとかアリスと同じ時代にいたら人体改造くらいするよな…
→せや!どっか機械にしよう!

ポッドに長い間いたらどっかで誤作動で異変くらい起きるよな…
→せや!髪を伸ばして色素も抜こう!(昔プールで色素が抜ける事があると聞いたことがある)

長期出張になったら絶対ゴネるよな、何か二人から贈り物でもあげるか…
→せや!折角髪伸びてるし三つ編みとミサンガでも送ろう!




……あれ?エドワード・エル◯ック?

になった
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