それはそうと待ってって良かった!めっちゃ可愛い!そりゃそうか!王女と同じ姿だもんな!
ああ主よ、どうかこの罪深い私……伊落マリーをお許しください
私は取り返しがつかない過ちをしてしまいました、たとえ故意ではなくともこれは私自身が許すことができないのです
どうか、私の懺悔をお聞きください
あれは昨日の夜、クーデターの阻止として要請された時でした
ーーー
ーーー
ーーー
あの鎧の中の人がヨジロウさんと知った時は驚きました
[うぇっ…ひくっ…グスッ……]
「よ、よしよしですヨジロウ様」
"ヨジロウ、私達は第三次試験に行くけど……落ち着いたら来てね?"
コクリ……、と声に出さずに頷きで答えるヨジロウさん
「あの、ヨジロウ……本当に大丈夫なの?」
[……へへっ、お兄さんの事は気にしないで…ズビッ……テスト、頑張ってね]
「あまりにも大丈夫じゃ無さそうですよコーチ…っ!」
サクラコ様は鎧を脱ぎ、体育座りで肩を振るわせ啜り泣くヨジロウさんの頭を撫でていました
先ほど先生たちがおいでになり、手に持っていた三つ編みを渡すとさらに肩の震えが大きくなり、サクラコ様の撫でるスピードも速くなりました。どうやら大切にしていた三つ編みが戦闘の際に撃ち抜かれたようで怒っていたそうです
私達が来た時にはもう戦いはほとんど終わっていました
件に聞いていた部隊は何かに怒っている甲冑を着た騎士?によって壊滅状態だったのです
あたりに倒れるアリウスの方々、私達シスターフッドはその後片付けでした
本来であれば加勢する形だったのですがその必要はなかった様です
ですがその代わりとしてサクラコ様、ヒナタさん、私でその騎士を止める事になりました
騎士さんは怒りが一周まわったのか、涙声で悪口を連呼し、アリウスの方々を的確に攻撃していました。抱きつく形で止めようとしている私たちに攻撃が当たるのではないかと不安になっていましたが、ちゃんと理解してくれているのか無理に振り解かず、あくまで引きずる形になったのです
「マリーさん、少し聞いてもいいですか?」
「どうしました?ヒナタさん」
その際サクラコ様が説得の言葉をかけたのですがこの時初めて騎士さんがヨジロウさんと知りました。確かに涙声で分かりずらいですが、よくよく聞けば聞き覚えのある声。会ったばかりの私や何も知らず未だ困惑しているヒナタさんとは違いすぐに気づく事が出来たサクラコ様はすごいと思いました……これが愛の力というものでしょうか?
「サクラコ様とヨジロウ?さんって言う人とすごく仲良さそうですね、ご友人なのですか?」
「ああいえ、サクラコ様の想い人です」
「……へ?」
荒っぽいですが最後にはヒナタさんが
「あっ、あのマリーさん?」
「はい、まだ何か聞きたい事があったらなんでも聞いてください、私に答えられる事ならなんでも答えますよ?」
そのあとは鎧が突然消えると中から見知った姿のヨジロウさんが姿を見せました
少しの沈黙の後、いきなり涙を流し始めて私達もギョッとしましたが先生の話を聞くと理解する事が出来ました。そのままヨジロウさんは体育座りにな「サクラコ様の想い人って本当ですか?」り………え?
「な、何故その事を……?」
「たった今マリーさんが『サクラコ様の想い人』って……」
「あの、私が?」
「はい」
「………たった今?」
「はい」
「……………………」
「沈黙……えっ?本当なんですか!?」
(……あ)
あぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
や、やってしましました!つい思考に気を取られてしまったが故に!つい口からポロッと!まずいです!とてもまずいです!どっどうしましょう、冷や汗が止まりません…っ!
ああ……っ!ヒナタさんの目がすごくキラキラしています!
か、かくなる上は……
「……ヒナタさん」
「……………内緒ですよ?」
「本当なんですね!!」
ーーー
ーーー
ーーー
それが昨日の出来事
そして現在
「サクラコ様はあの鎧の人が好きなのですか?!」
「どっどどど、どうしてその事を!?!?」
サクラコ様!どうかお許しください!
かなりリアルがヤバい事になると思うけど一応頑張って明日の分も書く