俺、サトシになってました(笑)   作:黒ソニア

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 自業自得と理解してますが…最近、低評価が増えてスランプ気味になってる黒ソニア(作者)です。
『アルトマーレ』や『アルフの遺跡』の事で不評気味ですが…何とか面白い話をこれから投稿していきますので、これからも偽サトシくんの物語をよろしくお願いします。
………なので高評価を…何卒、高評価をお願いします…!!(切実)


今昔こんにゃくコング様
高評価ありがとうございます。
お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。


『第13幕:ピカニート生活⑧』


ガルーラに良いところを見せたかったが、逆に守られるサマになってしまったピカニート。

その後ガルーラはオーキド研究所の多くのトレーナー達のポケモンと仲良くなったが、ピカニートは研究所にてぐーたら生活に戻ってしまう。

今日もピカニートは寝ながらご飯を食べ…ぶくぶくと太り続ける。




#104:『VS ロケット団幹部〝ランス〟』

 

 

 

『第29話:暴走する色違いイワーク』

 

 

 

「アレは…い、色違いのイワーク!?

どうしてこんな所にいるの!?」

 

「イワークというポケモンは、山や洞窟に生息するポケモンだ。

何も可笑しくは無いが…どうしてあんなに暴れてるんだ!?」

 

 

タケシがそう叫ぶが…その原因は一目瞭然だ。

経緯は不明だが、ロケット団がこのイワークを捕獲しようとして正当じゃないやり方をやり、それ故に暴れ狂っているのだろう。

現に、逃げるロケット団員が手元に持つ道具や『()()()()()()』を持っているのがその証拠だろう。

 

そんな事は今はいい…今は、このイワークを何とかしないとな!

 

 

「ゲッコウガ、やるぞ!」

 

「待ってくれサトシ!

あのイワーク…俺が何とかしてみせる!」

 

 

自分もイワークを持ってる事から思う事があるのだろう。

タケシはイワークを出して立ち向かう。

 

同じイワーク同士で先ずはコミュニケーション…とはいけずに、色違いイワークは《10まんばりき》で襲い掛かってくる。

タケシは驚きつつも直ぐに《てっぺき》で防御を上げて攻撃を受けさせる。

防御を上げたといえ、タイプ一致の《10まんばりき》が思いの外強く、このイワークが相当レベルが高いと俺とタケシは気づいた。

 

 

「…あのイワーク…恐らくレベルは50前後と見た。」

 

「だな。俺も同意見だ。

俺のイワークと張り合える強いポケモンだ。」

 

 

恐らくこの洞窟に生息していて、強いイワークがいると耳にしてロケット団が動いたのだろう。

 

などと考えている内に大人しくしていたロケット団員達はタケシが相手して弱らせているいる間に俺達を人質にしてポケモンを奪いつつ色違いイワークも奪い取ろうと奇襲をかけて来たが、ティア、セレナ、カスミをエレキブルに任せて俺はロケット団員達を一掃する。

 

物理行使でも無理だと判断したロケット団達は次に残ったポケモン達で奇襲して来たが、ボールから出て来たゲッコウガが一瞬にして返り討ちにし、その後俺が纏めてワイヤーで拘束した。

 

 

「さて、こっちは片付いた…後はタケシの方だが…。」

 

 

タケシの方へと俺達は向かうと…既に戦いは終わっており、タケシがきずぐすりを使って手当をしながら、『いわタイプ』のポケモンが好むフーズを自分のイワークと一緒に食べていた。

 

 

「流石だな。」

 

「そう大した事じゃなかったさ。

俺のイワークが戦いながら、敵じゃない事を伝えてくれたみたいでな。

ティアも一緒に伝えてくれてたお陰で直ぐに打ち解けたんだ。」

 

「そうかそうか。

お手柄だぞ〜ティア〜。」

 

「うん。本当にお手柄ね〜。」

 

「偉いわよ〜。」

 

「うー!!」

 

 

偽サトシ達に褒められて上機嫌のティア。

ロケット団は鎮圧し、色違いイワークの暴走を食い止めて一件落着…なのだが、ギンの奴は逃してしまった。

根は悪そうな人物には見えなかったので、より一層何とも言えない気持ちになった偽サトシなのであった。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

その後、偽サトシ達はジュンサーを呼んでつながりの洞窟を抜けてロケット団を引き渡した。

その際ロケット団を拘束したまま連行するのに手伝ってくれた色違いイワークはタケシに懐いてそのままタケシのポケモンになった。

タケシも初めて色違いポケモンをゲットし、相棒のイワークと仲良くしてる所を見て上機嫌だった。

 

…そんな偽サトシ達を別の所から抜け出したギン。

 

 

「…あのイワーク、珍しい色違いというだけでなく中々強い個体だった。

本音を言うならば捕まえたかったが…あの戦いを目にすれば分かる。

今の俺では手に余るか…。」

 

 

ギンは冷静に自己分析して渋々自身の未熟さを痛感していた。

あの崩落に自分も巻き込まれそうになっていたのだったが、その時ギンを隣に居るニューラが助けたのである。

 

 

「…あの時はどうして、っと思っていたが…この辺りにいたんだな。」

 

 

ギンはニューラの頭を撫で、ニューラを嬉しそうに目を細めていた。

このニューラとギン、一体どの様な関係なのか。

 

 

 

 

 

『第30話:着いたぜ、ヒワダタウン』

 

 

 

1つ目のバッジ、ウィングバッジを手にしてから早1週間以上が経ち…ようやく2つ目のジムがあるヒワダタウンに辿り着いた。

 

ここまで来る途中色々あったが…中でも昨日辺りから日差しが強くなり、飲み物が尽きかけていた為にポケモンセンターについた偽サトシ達はぐったりしていた。

 

 

「あー、やっと着いた…。」

 

「クーラーが効いて涼しい上に、喉を潤す水に可憐なジョーイさん…。

ここはまさに天国だなぁ。」

 

「…はいはい、疲れるから大人しくしてよね、あんたは…。」

 

「あはは……タケシは相変わらずで安心したぁ。

それより、サトシ大丈夫?

お水、お代わりいる?」

 

「ああ、ありがとうセレナ。

そう気を使わなくても俺は大丈夫だからセレナも飲めよ。」

 

 

ここへ来る前での間、偽サトシ以外の飲料が尽きて大変だったのだ。

 

 

「うー?」

 

「本当だよ。だから心配すんな。

………さて、部屋に荷物を置いたら早速ジム戦に向かうとするか。」

 

「あっ、サトシ! その前にオーキド博士に頼まれていたお使い!

『ガンテツ』さん、という人にGSボールを渡さないと!」

 

「ああ、そう言えばそれもあったな。

さて…先にこいつを届けると同時におふくろ宛のお土産も買ってきますかね。

この辺で良さげなのは…。」

 

「じゃじゃーん! 見て見て!

この辺で取れるモモンの実の中に、『まぼろしモモン』という特産品があるみたいなの!

それも一緒に探しに行きましょ!」

 

「お? そんなのがあるのか。

『まぼろしモモン』か…多分相当美味いんだろうなぁ。

量次第では俺達も食べようぜ。」

 

 

と、偽サトシとセレナはティアを連れてガンテツについてはセレナが居場所を聞いており、そこへ向かいつつ『まぼろしモモン』を探しに行くのだった。

 

 

「…あれ、気づいてるのか知らないがデートみたいなもんだな。

くぅ、俺もジョーイさんやジュンサーさんと一緒に…!」

 

「…(※超不機嫌なカスミさん)」

 

「あっ………そ、そうだ!

俺達も『まぼろしモモン』を探しに行くか!」

 

「…早く2人を追うわよ。」

 

「いだだだ! は、はひぃ…。」

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

偽サトシ達は『まぼろしモモン』を探しつつ、ガンテツの家を目指していると…目的地のガンテツの家に辿り着くのだった。

 

早速ガンテツさんに声を掛けると───「ヤドン様に手を出すとは許さへん!!」と凄い形相で家を飛び出してしまった。

 

 

「い、一体何事なの?」

 

「凄い形相だったが…サトシ、セレナ何かしたのか?」

 

 

カスミとタケシも合流し、偽サトシとセレナが何もしてない事を告げると…ガンテツの孫:チエが出て来て事情を説明してくれる。

何でも、この町でヤドンは神の使いとされ…もう直ぐ年に一度行われるヤドン祭りがあるらしいのだが、井戸にいるその主役のヤドン達がロケット団に占領されてしまったらしい。

 

 

「一大事だな。俺達も向かおう。」

 

 

と、言う訳でチエちゃんに場所を教えてもらい、俺達も急遽向かったのだった。

 

辿り着いた井戸には…何人かのロケット団員が倒れていた。

どうやらガンテツさんが倒したらしい…地味にやるな。

 

…ただ、井戸の方から何やら呻き声が聞こえており、何かと思えば「この声爺ちゃんや!」と声の主はガンテツさんらしく、井戸の中へと降りて行くと、腰を痛めたガンテツさんが苦しそうにしていた。

 

 

「お爺ちゃん! どうしたんや!?」

 

「あだだだ………い、勢い余って落ちてもうた…。

こ、腰が……。」

 

 

おいおい、それかなりヤバいじゃねぇか?

という訳で、応急処置程度だが俺が『波導』の力で腰をある程度力尽くだが治して見せた。

 

 

「お、おお……腰の痛みが少し和らいだ…。

し、しかし、まだ碌に動けそうに…。

た、頼むお前さん等!

ヤドン様を! ヤドン様を助けておくれい!

ロケット団達はこの奥におる筈や!」

 

「そのつもりで来ました。

行けるか、皆?」

 

 

皆は頷き、ガンテツさんにはチエちゃんに任せて先に進むのだった。

奥の方に進んで行くと…何匹かのヤドンが尻尾を切られていた。

一瞬ギョッとするが、一応ヤドンの尻尾は前世でいうトカゲと同じで直ぐに生えるらしく、何なら高級食材なんだとか。

…この前の樹液といい、どうやらロケット団は金目的で行動してるっぽいな。

 

 

「…何か妙な予感がするな。」

 

「どうしたタケシ…?

まさか…歳上のお姉さんがいるのか?

分かっているだろうが、相手はロケット団だぞ?」

 

「いや、そういう感じじゃないな。

恐らく…この先にいるのは───」

 

 

と、タケシが変な感覚に襲われている所にヤドンの尻尾を切る作業をしているロケット団員達を見つけたので、容赦無くボコボコにしていく。

そこへ───

 

 

「全く、この忙しい時に何をしているのです?

こっちは既に最終段階に突入……お、お前達は…!?」

 

 

以前に森の樹液を奪取し、森火事を引き起こしたロケット団幹部:ランスが姿を現した。

 

 

「そうか…!

お前がいるから違和感を覚えたんだな!

ランス! お前の相手は俺だ!」

 

「…良いでしょう。

あなた達がいる以上、邪魔をされるのは明確。

先にあなた達を排除しましょう。」

 

「その前に一つ聞いておく。

お前等、この前の森の件といいここでヤドンの尻尾を目的といい…金稼ぎでもしてんのか?

それとも、お腹でも空かせてんのか?」

 

「…答える義理はありませんが、特別に冥土の土産に教えてあげましょう。

金稼ぎはついででしかありませんよ。

我々ロケット団は、崇高なる力を手にするのです。」

 

 

…どうやら金稼ぎが目的じゃねぇらしい。

だとしたら余計に厄介極まりねぇな。

 

 

「その目的やらも勝って吐かせてやる!

頼むぞ、イワーク!」

 

「…懲りずにイワーク、ですか。

良いでしょう…では、お見せするとしよう…!

これがロケット団の力!

いでよ、〝暴走虫〟レディアン!」

 

 

ランスは不気味なボールからレディアンを出した。

…森での時は気付かなかったが、あのレディアン…普通のレディアンと違い赤いオーラを出して苛立ち始めた。

 

 

「この感じ……そうか。

ラムダってオッサン野郎が使ってたケンタロスと同じ…!」

 

「…そう言えば、あなたはラムダと戦ったみたいですね。

マサラタウンのサトシ。

ええ、あなたの言う通り私のレディアンはラムダのケンタロスと同じロケット団の叡智の力を授かっています。

ただのレディアンとは比べ物にならない事を…教えてあげましょう!

レディアン、《マッハパンチ》!」

 

 

素早い動きでイワークの前に現れて目で追えない程の速度の《マッハパンチ》でイワークを殴り飛ばす。

 

 

「イワークをああも簡単に…。」

 

「タケシは大丈夫かしら…。」

 

 

いざって時は俺も───

 

 

「大丈夫だサトシ!

…確かに、レディアンとは思えない力だが!

俺もイワークも、これで倒れる程やわじゃない!」

 

 

タケシがそう叫ぶ様にイワークはレディアンに向けて《ストーンエッジ改》の岩の尖礫を飛ばす。

しかし、レディアンはそれを躱していく…が、その隙に《ロックカット》で素早さを上げて《もろはのずつき》でレディアンにぶつける。

回避出来ないレディアンは《マッハパンチ》のラッシュで対抗するが、イワークの防御力の高さで堪え、4倍弱点の高火力技が見事炸裂して壁に激突する。

 

 

「馬鹿なっ…!?」

 

「そのレディアンの攻撃力には俺もイワークも驚かされた…。

だが、俺のイワークはそれで負けない!

一度学習すれば、対処出来る!」

 

 

流石タケシ。それとイワークだ。

俺達はタケシがやり返して活気を出す…が。

ランスは「くくく…」と笑い始めた。

 

 

「確かに実力があるのは認めましょう。

…しかし、今の攻撃でレディアンを完全に暴走状態にさせた!」

 

 

ランスがそう叫ぶと同時にイワークに向けてレディアンが飛び出して再度《マッハパンチ》を飛ばしてくる。

タケシは《てっぺき》も積んで防御を上げて受ける…が、レディアンは《ちょうおんぱ》をしながらさっきよりもパワーが上がっている《マッハパンチ》のラッシュをし始めた。

 

 

「ぐっ…! 見境なく《ちょうおんぱ》に威力の上がった《マッハパンチ》だと!?」

 

「ふふ…これが、〝暴走虫〟の名を付けられたレディアンの力!

こうなってしまっては敵を倒すまで止まりません。

…代償に指示が効かなくなるのは難点ですが…最早、あなたのイワークは反撃をする事すら出来まい!!」

 

 

ランスは特殊な耳栓をして、《ちょうおんぱ》で苦しむ俺達を見て嘲笑う。

 

こうなりゃ、俺とゲッコウガを出して仕掛けるか…!

と、ゲッコウガのボールを構えると───洞窟内が揺れる。

何だ…と思っていると、ランスの背後にある水上から…何かが飛び出す。

 

その正体は───何と、ラプラス。

それも一際大きめで目には傷があり、何かと戦っていたのだろう。

体に戦った跡があった。

 

 

「なっ…!? こ、このタイミングですか…!?

おい、先程の連絡ではまだ時間がかかると聞いていましたが!?」

 

『も、申し訳ありません…!

例のラプラスが思いの外、手強く…こちらの装置が全て破壊されてしまいました…!』

 

「ちっ……それだけ、強い個体ですか。

それはロケット団としては喜ぶべきですが…片付いていないこの状況でこちらにやって来るとは…!!」

 

 

ランスの耳栓は通信機にもなっており、部下の連絡を受けて困惑する。

水中から束になって仕掛けてきたのだろう沢山のメノクラゲ、ドククラゲと水中服のロケット団員が飛び出し、倒れていく。

 

この前のつながりの洞窟でのイワークと同じ理由だろう。

強力なポケモンを手にすべく暗躍し、人目のつかないここで捕える予定だったが…このラプラスは強力であり、団員達は敗れて戦えるのはランスのみ。

 

ランスの切り札〝暴走虫〟レディアンはタケシが相手しており、最早ロケット団達に有効打は無い。

予想外の事態が偽サトシ達を巻き込んだ。

 

 

 






・タケシが色違いイワークをゲットした。
 地味にオムナイトに続きタケシがポケモンを増やしてる。
因みに色違いイワークをゲットさせたのには理由があって、タケシと言えばイワークというイメージがありまして。
アニメでは進化してしてしまったので、その進化させるイワーク枠にこのイワークを該当。
 後、原作通りならこの後更にもう1匹ポケモンが増えますよね。
…ちょっとだけネタバレ、その後にもタケシと言えば…というポケモンを捕まえさせる予定。
 ジョウト編ではかなりタケシを強化してるなぁ(今更)。

今のタケシの手持ち───
相棒のイワーク【55】
ゴローニャ【54】
ゴルバット【40】
カブト【25】
オムナイト【22】
色違いイワーク【48】


・ヒワダジムに挑む前にロケット団幹部:ランス戦。
 戦うのはタケシ。因縁つける予定は無かったが、流れでこうなった。
まぁ、ランスってビジュアル良いから女にモテそうだし、モテたいタケシと因縁付けるのも面白いか(笑)。

 それはさて置いて、今回ランスが使用した(初登場は前だが)レディアンは募集にあった攻撃種族値を多分70(※変更余地あり)&『ちからもち』へと改造されたレディアンです。
 確か募集欄にはラムダ持ち設定でしたが、こちらのミスで彼はケンタロスにしたので、レディアンはランスに変更しました。


・最後に出て来たラプラス。
オヤブン個体では無いが、大きめの個体で目に傷痕が特徴で気性は荒い。
果たして、どうなるのか…!?

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