俺、サトシになってました(笑)   作:黒ソニア

124 / 128


オータムホーク様
小蝉丸様
 高評価ありがとうございます。
 お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
 それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。


『第3幕:偽サトシのフシギダネ』


偽サトシのフシギダネ…オーキド庭のポケモン達を纏め上げるリーダーである。

元々隠れ里でトレーナーに捨てられたポケモン達の世話を焼いていた事もあって纏め上げるリーダー質があるのだ。

そんなフシギダネは世話や面倒を見ながら、偽サトシのポケモンとして日々の鍛錬を磨いており、毎日が忙しいが…そんな生活を満喫しているのだった。




#122:『VS ロケット団幹部〝アテナ〟』

 

 

 

『第65話:いち早くラジオ塔へ!』

 

 

 

偽サトシ達は急いでラジオ塔へ向かい…隣のリニア駅まで辿り着いた。

ここでも街同様にロケット団が暴れていた。

そんなロケット団を皆それぞれがポケモンを出して対応して一掃していく。

 

 

「この調子なら、直ぐにラジオ塔へ行けそうやな!」

 

「そう簡単には行かせませんよ。」

 

「あっ! あんたは…!」

 

 

俺達の前に立ちはだかるのは…以前、ヒワダタウンで暗躍していたロケット団幹部:ランスだった。

 

 

「あんたはタケシが倒した…!

どうしてここにいんのよ!

警察に突き出して連行された筈!」

 

「フッ、そんなの直ぐに脱獄致しましたよ。

…それにしても、この私に屈辱を味合わせた…あのジムリーダー:タケシはいないのですか?」

 

「…タケシなら、他の所でテメェ等を懲らしめているよ。」

 

「そうですか。どうせなら、彼にリベンジを果たしたかったのですが…。

いえ、あなた達を人質に取ってこちらへ連れて来させましょう。」

 

「…タケシが相手取るまでもねぇ。

ここは俺が一気に片付けて───」

 

「サトシくん、ここはウチに任しいや。」

 

 

アカネさん?

 

 

「ここコガネシティはウチの街や!

そのジムリーダーとしても、あんた等ロケット団を許さへん!」

 

「ほほう。この街のジムリーダーでしたか。

あの男の肩慣らしにはなりそうですね。」

 

 

と、ランスは『ダークネスボール』を取り出して…暴走虫:レディアンを繰り出した。

 

 

「気をつけて下さいアカネさん!

あいつのレディアン、ただのレディアンと違ってとんでもない攻撃力を有してるんです!」

 

「そうなんやな。

けど…ウチのポケモン達はそう簡単には負けへんで!

頼むやで! グランブル!」

 

 

アカネはグランブルを出してランスと戦い始めた。

 

 

「サトシ! 他のロケット団は私とカスミで何とかするから、早くリーフとブルーさんの元へ行ってあげて!」

 

「任せて頂戴。

アタシだって、ジムリーダーだって事を思い知らせてやるんだから!」

 

 

と、セレナはテールナーとヤンチャムを、カスミはキングラーとラプラスを出して、ロケット団達を相手に戦い始めた。

 

…ここは皆の為にも早く2人を助けに向かおう。

 

 

「すまん、ここは任せた!

直ぐに2人を助けて戻って来るからな!」

 

 

偽サトシはラジオ塔へ走り出す。

その際、邪魔してきたロケット団とポケモン達がいたが、『波導』の力を駆使して瞬殺するのだった。

 

 

 

 

 

『第66話:ロケット団幹部:アテナ』

 

 

 

「リーフ!! ブルーさん!!」

 

 

ロケット団員を薙ぎ払い、ラジオ塔前に辿り着いた。

そこにいたのは───

 

 

「カメックス! 《はどうだん》!」

 

 

腕2つについたロケット砲に、背中には大きなロケット砲があるカメックス…メガカメックスと、指示しているブルーさんがいた。

 

…後ろからだが、パッと見ただけでも分かる。

このカメックスはブルーさんのエースだ。

レベルも間違いなく70前後はあると見た。

 

 

「…っ! サトシくん!?」

 

「無事で何より………リーフは!?」

 

「リーフちゃんはまだ建物の中にいるのよ!

私が何とかして助けに向かおうとしても…!」

 

 

立ちはだかるのは無数のロケット団員。

 

ブルーさんの実力があれば瞬殺してもおかしくない気がするが…。

 

 

「彼等、妙なビリリダマをさっきから使ってくるのよ。

既に何体か戦闘不能になってるのに…一向に引く気配が無いわね。」

 

「…って事は、1人が6匹以上のポケモンを所有してるって事ですね。

まぁ、悪党なんでそのくらいは平然とするだろうけど…。

妙なビリリダマ?」

 

「そう………実際に見れば、分かるわ!」

 

 

ロケット団員達が1人2匹のビリリダマを繰り出し…飛び出したと同時にメガカメックスに目掛けて『でんきタイプ』のエネルギーを凄まじい勢いで放出すると同時に───《じばく》と《だいばくはつ》を起こす。

それだけでも厄介なのだが…問題なのは数と規模に加え、雷撃も混ざった自爆攻撃をしていたのだ。

 

そう、まるで『ノーマルタイプ』では無く、『でんきタイプ』の攻撃を仕掛けていたのだった。

 

自爆攻撃はメガカメックスが事前に《はどうだん》を連続で放ち、ビリリダマの自爆攻撃寸前に被弾させる事で押し返すと同時に爆撃の威力を弱め、こちらへと襲いかかる攻撃には《しおふき》で完全無効化にしてみせた。

 

瀕死となったビリリダマをボールに戻すロケット団達。

 

 

「これだけの自爆攻撃をされてもブルーさんのメガカメックスなら苦戦する事なくいられてるんですね。

…にしても、ビリリダマって特性『エレキスキン』を持ってましたっけ?」

 

 

あまり知識は無いが、少なくても聞いた事が無い。

『せいでんき』であるのは知ってるけど…。

 

 

「問題なのはそこよ。

ビリリダマ、進化先のマルマインに『エレキスキン』を持ってるなんて聞いた事が無いわ。」

 

「…多分、ロケット団が何らかの手段で手を加えられたポケモン達です。

俺達は普通とは異なるレディアンを持つロケット団幹部を知ってるんです。」

 

「…っ!? 何、それ…。

ああ、成程。ロケット団はマフィアだものね。

こういう非道な事は当然の様にやってる訳ね。」

 

 

ブルーは目を細める。

 

 

「…ブルーさん、ここは任せても良いですか。」

 

「任せてもって…私でも苦戦してるのよ?

キミがどうやって…?」

 

「無理矢理突破します。」

 

 

ブルーが疑問の顔を浮かべる中、ロケット団員達が再びビリリダマを大量に繰り出し、飛び出して来た。

再度大爆発攻撃を仕掛けて来るのだろう。

 

だが、その程度では偽サトシは動じない。

『波導』の力を強めに解放し、凄まじい勢いで突撃する。

 

 

「サトシくん!?」

 

 

偽サトシが突撃し、ロケット団員はビリリダマに《スパーク》を命じて特攻させる。

偽サトシは電撃に弱いので効果覿面だが…『波導』の力を強めに解放してる事と、『オラオララッシュ』も加わってる事もあり、ビリリダマ…そして、ロケット団員を吹き飛ばしてラジオ塔へと突入した。

 

 

「…」

 

 

ブルーは偽サトシの異常な身体能力に言葉を失っており、ロケット団員達も「何だ、奴は…!?」と驚いていたが、直ぐにブルーを警戒する。

 

 

「子供1人通してしまったが、奴だけは絶対にここへ入れさせる訳にはいかない!」

 

 

と、再びブルーに目掛けて大量のビリリダマを自爆特攻させるのだった。

 

 

「…サトシくん、リーフちゃんを頼んだわよ!」

 

 

ブルーも冷静になってメガカメックスで応戦するのであった。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

ラジオ塔に突入した偽サトシ。

 

内部は人気は無く、既に全員がここから脱出したと見て良いだろう。

…ただし、上の方から鳴り響く事から上で誰かが戦ってる以外は。

 

 

「恐らく、リーフが誰かと戦ってるんだな。

待ってろ、今直ぐ向かう…!」

 

 

偽サトシが階段を急いで登り始める。

そして………リーフがいるだろう場所に近づいた瞬間、謎の静電気が走った。

 

 

「…電気、か…リーフが戦ってる相手は『でんきタイプ』使いか。

さっきのビリリダマとマルマインといい、今回の相手は厄介な相手になるな。」

 

 

その後、偽サトシは大広間へと辿り着いた。

そこには、老人を守りながら必死で戦っているリーフと赤髪の女と小さな女の子を人質に取っているロケット団員がいた。

 

 

「サトシくん…!!」

 

「リーフ、無事だな!

…その人と、あの人質に取られている子は…?」

 

「この人はこのラジオ塔の局長さん。

そして…人質を取られているのは局長さんのお孫さんなの…。」

 

 

成程。恐らく局長さん達は他の人達と同様にここから脱出しようとしたが、お孫さんを人質に取られて逃げられなくなり、リーフが介入したって事か。

 

 

「………そういう事か。」

 

「おや、そこにいるのは…マサラタウンのサトシだねぇ?

ランスの奴は抑えられなかったのかい。」

 

「…テメェは。」

 

「一応自己紹介はしてあげるよ。

私はアテナ。ロケット団幹部さ。」

 

 

ああ、やはりそうか。

 

ラムダ、ランス、アテナ…アニポケでは出なかったが、ゲームではロケット団幹部の奴等だな。

て事は恐らく、この前のビシャスと並ぶ存在であろう…アポロもいると見ていいな。

 

 

「さて、一応もう一回言わせて貰うよ。

この子がこれ以上怖い目に遭いたく無ければ、大人しく降参しなさい。

さも無ければ…この子達の餌食になるだけだよ!!」

 

 

アテナがマルマインを繰り出し、外でブルーを足止めしているビリリダマと同様に『エレキスキン』のタイプ一致の自爆特攻を仕掛けて来た。

 

対してリーフはフシギバナの《はなふぶき》で威力を軽減させ、持ち前のタフネス力で爆撃から耐え抜いていた。

 

 

「…往生際が悪いねぇ。

さっさと降参すれば、大事なポケモンを傷つける事も無いのにねぇ。」

 

「リーフ、サンダースは持っていないのか?

確かリーフのサンダースの特性は『ちくでん』だろう?」

 

「それが…サンダースはあの人のラフレシアに『もうどく』状態にされてもう戦えないの。

何とか相打ちにしたんだけど…。」

 

 

そうか…。

更に付け加えるのなら、今の手持ちに『じめんタイプ』もいないって事だな。

 

 

「…リーフ、フシギバナ。

もう一度、奴の爆撃を堪えてくれないか?

その隙に…あの子は俺が何とかする。」

 

 

リーフにだけ聞こえる声で話し、俺の提案にフシギバナと一緒に頷いた。

 

 

「まだまだ耐えそうだねぇ。

あんた達はこっちの手持ちが尽きるのを狙ってるかもしれないけど、こっちにはまだまだストックがあるんだよ。

そら、行きな!」

 

 

側にいたロケット団員がボールが入ったケースを取り出し、そのボールからマルマインを繰り出し、再び自爆攻撃を仕掛けた。

それをリーフとフシギバナはさっきと同様に《はなふぶき》で攻撃をもって威力を軽減させて耐え抜いた。

 

 

「はっ! さっきと一緒かい! 懲りないねぇ!」

 

「さっきと一緒じゃねぇよ…!」

 

「!?」

 

 

今さっきの自爆特攻させた爆発の隙に、偽サトシがロケット団員を腹パンで気絶させ、その隙に人質の局長の孫娘を奪還していたのだ。

 

アテナが驚愕したと同時にアテナにも容赦の無い腹パンを決めようとしたその瞬間───

 

 

「調子に乗るんじゃないよっ!!」

 

 

懐から…ランス、ビシャスと同じ不気味なボールである『ダークネスボール』を所有しており、そこから出てきたのは赤いオーラを出して苛立っている色違いの青いマルマインだった。

 

 

「マルマイン、《スパーク》!」

 

 

電撃を纏って突撃してくる青いマルマインに対し、偽サトシは局長の孫娘を抱き抱え、攻撃を躱すと同時に天井を利用してリーフ達の元へと回避し、孫娘を局長へと引き渡す。

 

 

「お爺ちゃん!」

 

「おお! よしよし…ありがとう少年!」

 

 

局長とその孫娘はこれで一先ず良さそうだ。

…だが、後は目の前の幹部様を何とかしてとっ捕まえないとならない。

 

 

「その色違いのマルマイン…ラムダのケンタロス、ランスのレディアンと同じ、改造個体か。」

 

「流石にもう知れてるわね。

そう…これが私の『シ(・)ャ(・)ド(・)ウ(・)ポケモン』。

〝過電爆弾〟マルマイン。

外で戦っている〝カントーの女王〟ブルーが戦ってるビリリダマや、さっきまでのマルマインとは比べ物にならないよ!!

やりなさいマルマイン、《ほうでん》!」

 

 

マルマインが凄まじい電撃による広範囲攻撃を仕掛ける。

 

 

「…エレキブルがいたら容易に相手取れるんだが…。

けど、お前でも十分相手を倒せる!

ゲンガー、《ヘドロウェーブ》!」

 

 

偽サトシはゲンガーを出し、《ヘドロウェーブ》で《ほうでん》を相殺する。

その隙にリーフがフシギバナに《タネばくだん》を指示してマルマインに放たれるが…マルマインは攻撃を受けても尚、痛みを無視して《ロケットずつき》でフシギバナに攻撃を当てる。

 

フシギバナの体力はもう残り僅かなのは明白で、特性の『しんりょく』があろうが、やられるのは目に見えていた。

 

 

「ゲンガー! マルマインに《シャドーボール》!」

 

「マルマイン! 《テレポート》!」

 

 

素早くシャドボを放つも、ギリギリの所でマルマインには逃げられてしまう。

 

 

「動きが早ぇな。」

 

「マルマインは素早さが非常に高いからね。

ゲンガーも早いポケモンだけど、マルマインはそれ以上なんだよ。」

 

「そうか………だが、2人でなら…!」

 

「うん。フシギバナ戻って…!

………ブースター、ゲンガーと一緒に倒すよ!」

 

 

リーフがフシギバナを戻し、ブースターを出す。

…その間、アテナが何やら報告を受けていた。

 

 

「………そう。目的は果たせたのね。

なら、こちらもさっさと離脱するわ。」

 

「逃さねぇよ! ゲンガー、《シャドーボール》!」

 

「そうだよ! ブースター、《やけっぱち》!」

 

「しつこいわね………良いわ。

やりなさいマルマイン! 《だいばくはつ》!」

 

 

クソッたれ…! その技で仕掛けてくるか…!

だがその前にこっちの攻撃が………いや、待て!?

あいつの方が早く技が発動しないか…!?

 

アテナの〝過電爆弾〟マルマインは他のビリリダマやマルマインとは違い、行動と技の発動が早く…ゲンガーとブースターの攻撃が届く前に《だいばくはつ》を仕掛ける。

 

想像よりも威力のある電撃爆弾がゲンガーとブースター…そして、偽サトシ達を襲う。

 

ブースターは炎が消されてそのまま電爆撃を受けて戦闘不能になってしまい、ゲンガーは持ち前の『すり抜け』で攻撃を受け流した。

偽サトシは『波導』の力で本気の障壁を作って爆風で壁際まで押されるも、怪我はしなかった。

 

 

「…っ、ゲンガー! 無事だな!?

なら、《あやしいひかり》で幹部を拘束───」

 

「甘いよ! どうやって逃れたかは知らないけど、このマルマインはただ威力とスピードが速いだけじゃないのよ!

一度だけで無く、二度目の爆撃が出来るのよ!!」

 

「…!? 何だと!?」

 

 

ゲンガーがアテナに近づき、《あやしいひかり》を放とうとした瞬間に青いマルマインが二度目の《だいばくはつ》を仕掛けた。

 

偽サトシは咄嗟に《ゴーストダイブ》を指示し、『波導』の障壁で何とか二度目も防いだ。

………煙から晴れると、直撃を寸前で躱したもののある程度ダメージを受けたゲンガーが影の世界から飛び出したものの、相手のマルマインと幹部の姿は無かった。

 

どうやら二度の爆撃で壁が吹き飛んだおり、そこから逃げたようだ。

 

 

「………ゲンガー、大丈夫か?」

 

『ゲ、ゲンゲロ…。』

 

「良し、一先ず大丈夫なら良いか。

リーフと局長達は無事か?」

 

「私達はサトシくんのお陰で大丈夫だよ。

………ブースター、ごめんね。」

 

 

リーフはブースターに駆け寄り、謝罪してボールに戻した。

 

 

「…取り敢えず、リーフが無事で良かった。

お前にもしもの事があったら、ブルーさんや皆に合わせる顔がねぇからな。」

 

「さ、サトシくん…。」

 

 

リーフは頬を赤く染める。

 

俺は吹き飛んだ壁から外の様子を見ると、既にロケット団の騒動は収まっていた。

 

騒動は抑えられたが、アテナは逃げられた。

恐らく、同じ幹部のランスも逃げられてる可能性もある訳だし…今回の騒動の目的も見抜け無かった。

 

 

「してやられた。」

 

「───リーフちゃん! サトシくん無事!?」

 

 

そこへ急いで駆けつけて来れたブルーさんが現れられる。

 

 

「お姉ちゃん。

うん………こっちはサトシくんのお陰で大丈夫。

お姉ちゃん達は?」

 

「こっちも大丈夫よ。

…ただ、何人かのロケット団は捕えられたみたいだけど、リーダーと思われる連中は逃げられたみたい。」

 

「…そっすか。まぁ、一先ず収まったし、リーフもみんな無事ならそれで…。」

 

「………けど、どうやら今回の騒動はここだけじゃ無かったみたいなの。

実はヤマブキシティの方でも騒動が起きて───」

 

 

…俺の勘が告げている。

どうしようも無かったとは言え、今回のロケット団の騒動がとんでもない事態に発展しかけている、と。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

ロケット団が引き起こした騒動の日の夜。

 

 

『ご苦労諸君。キミ達のお陰で、我々は世界征服へ着々と進んでいる。』

 

 

ロケット団のボス:サカキがロケット団全員へ通信を入れていた。

 

 

『残すはミュウツーだ。

奴の居場所をいち早く見つけよ。

…その時が来れば、我々ロケット団は遂に世界を手にする事が出来るのだ!』

 

 

サカキの命令により、現段階での任務がミュウツー捜索へと変わった。

 

今回の騒動でジョウトのコガネ、カントーのヤマブキに被害を及ぼしたが、特にロケット団ボスがヤマブキに現れたという事態が世間へ広まり、チャンピオン:ワタルを筆頭とする者達がカントーを主に捜索する様に誘導する事で、ジョウトに潜伏してるとされるミュウツー捜索に専念する計画となっていたのだ。

 

 

「…フフ、流石はサカキ様。

あなた様のお言葉でロケット団はミュウツー捜索に力を注ぐでしょう。

見つかるのは時間の問題ですね。」

 

 

ある人物が通信を聞いた後、個人宛ての通信が入る。

相手は無論…サカキだ。

 

 

『…私だ、ア(・)ポ(・)ロ(・)。今作戦は良くやった。』

 

 

そう。この男こそ、ロケット団の最高幹部にしてサカキの右腕…アポロなのだ。

 

 

「勿体無きお言葉…! ありがとうございます。」

 

『うむ。お前達のお陰でミュウツーを手中に収める為の『マスターボール』は手に入れた。

後は、ミュウツーの居場所を突き止めれば良い。

…分かっているな? アポロ。』

 

「はっ…! ですので、既に私はジョウト地方へと移動しております。」

 

『フフ…お前ならばそうしていると思っていたぞ。

───報告を期待して待っている。』

 

「お任せ下さい、サカキ様…!

全てはロケット団の為、あなた様の野望の為に…!」

 

 

アポロはサカキの為、ミュウツーの居場所を突き止める事を誓うのだった。

 

 

 






・ブルーとメガカメックス。
 念の為、ここで補足───
ブルーのトレーナー階級はマスターボール級の『ベテラントレーナー』。
 現時点のエースのカメックスのレベルは72。
 他のポケモンも70を超えるのがチラホラおり、四天王に匹敵する実力を既に有しており、実はカントーの四天王に勧誘を受けてるが、本人はチャンピオンになりたいが為に拒否している。

・3人目のロケット団幹部:アテナ。
 今回ブルーの足止めをしているロケット団員達とアテナが使ってるビリリダマとマルマインは募集にあった『可笑し屋ジャック様』の特性が『エレキスキン』のマルマインです。
 募集欄にはマルマインだけでしたが、ブルーを足止めするのなら彼女の直属の部下達も使えてても可笑しく無いよね…というのと、アテナには付け加えて爆発しても一度では倒れない仕様になってます。

・改造ポケモン:シャドウポケモン。
 遂に正式名称が決まりました。
…といっても、ポケGOのまんまですが、最初はダークポケモンの方が強そうな感じがしたのですが、それだとポケモンコロシアム(ポケコロ)の要素とか含まないととか迷い…結果、ポケコロ要素が無いポケGOのシャドウポケモンって事になりました。

・最後にアポロが登場。
 先にネタバレしておくと、コガネシティのお話の次はアポロとの戦いになります。
 どの様な話しになるのか…続きをお待ちください。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。