俺、サトシになってました(笑)   作:黒ソニア

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サトセレが好き、そしてサトハルも好き。
どうも、黒ソニアです。

アニポケの話を全部やるのは正直面倒ですので、色々とカットしていきます。
後、ここのサトシくんのポケモンもアニポケとは異なるので、ご了承下さい。


緋蓮@拉麺廚様、ケンシン1様、芝本はまはな様
高評価ありがとうございます。
お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。




第2節:『原作に無い出来事、多くね?』

 

 

 

『第4話:これが俺というサトシ』

 

 

 

カロス地方のポケモン博士ことプラターヌ博士達との混合のサマーキャンプを終え、セレナとも別れた。

 

出会いも有れば別れもある。

そして逆に、別れもあれば出会いもあるのだ。

 

何せアニポケと違って、今俺の側にはケロマツがいる。

それもただのケロマツじゃあ無い、恐らくあのサトシゲッコウガとなるケロマツくんだ。

 

え? 何故そんな事が分かるのかって?

 

特に根拠も示す証拠は無いのだが……感覚というか、こう勘が囁くのだ。

 

一体、何を言っているんだ?

って思うかもしれないが、安心して欲しい。

 

正直俺も何を言っているのか分からない自覚はある。

けど、そういう事だって理解して欲しい。

 

とまぁ、ケロマツが俺の最初のポケモンとなった訳で、おふくろと一緒に生活をして早2週間。

ケロマツは俺の素性を知っていき、所々思う所があるみたいな反応をしていた。

 

まぁ、仕方ないだろう。

俺は本物のサトシくんじゃあない。

 

その大きな要因は───

 

 

「おいごら、生意気サトシ!

ゴンタの奴が消えたからって調子に乗ってんじゃねぇぞ!」

 

「見た事ないポケモンに懐かれたからっていい気になるよ!!」

 

 

…前にも似た様なのがあったような気がする。

マサラタウンに住まう俺と歳が近いガキンチョ共が、俺に目掛けて木の棒とかでイジメて来ようとしてくる。

それに対して俺は、最初軽く躱して帰る様に促すが……コイツ等は止めずに攻撃して来る。

 

そういう時は───

 

 

「いでぇえ!?」

 

「何で素手のくせに斧が砕けるんだよ!?」

 

 

容赦無く返り討ちにするのだ。

 

え? 返り討ちにしちゃうのかって?

何でもかんでも受け身でいけないのは前世で経験しているからな。

 

そう、何を隠そう……実は俺こと『()()()()』の前世は不良くんだったのだ。

最初ボッチだった由縁でもあり、イジメの対象にされる事が多く、それが当然嫌で何とかせねばと考えた結果……

 

『やられたらやり返す、100倍返しだ。』

 

と、喧嘩強い不良くんにへと進化したのだ(笑)

 

喧嘩強い素質があったお陰もあって、俺に対するイジメは無くなったとさ…!

 

てか、木の枝だけじゃなくて斧で攻撃してくるとか頭イかれてないか?

普通は子供とはいえ、そこまでのことはしないだろう?

前のジャイアンもどきと一緒で非常識この上ない。

 

俺じゃなかったら死んでるぞ?

多分、アニポケサトシくんだったら確実に死んでると思う。

……いや、何とか生きてそう(笑)

 

うんまぁ、簡単な自己紹介(?)は置いといてだ、返り討ちにしたのは良いものの、おふくろには「弱い者イジメは駄目です!」と怒られるのがオチな生活をしている。

 

ケロマツは最初こそ、俺の素性に驚いたり、俺を庇おうと色々と訴えかけて大変そうだったが、もう慣れたのか次第にやれやれと言った感じでフォローする様になっていた。

 

因みに、このマサラタウンでの俺の立場は喧嘩強い生意気なガキンチョになっている。

けど、俺が自分からちょっかいかける事が無いのは周りがフォローしてくれているお陰があって、今ではお咎めは無い。

寧ろ、近所では「サトシくんには勝てない(喧嘩)から、手を出すのはやめなさい。」と、放っておきなさい扱いとされている。

 

え? それなのに不満は無いのかって?

 

安心してくれ。

普段はケロマツと共に野や森を駆け回りしてエンジョイしてるぜ!

 

最後に俺の事をフォローしてくれる俺の大切な人達を紹介するぜ。

 

先ずママさんこと『おふくろ』。

アニポケ同様、子思いのお母さんなので俺としても守らないといけない大事な人になっている。

んで、俺はサトシくんと違いヤンチャなので、よく料理を手伝わされたり、マナーを叩き込まれてる。

正直本音としては怠いのだが、俺の事を思っての行動なのでちゃんと聞いて行動取るようにしております。

 

次に、シゲル……の姉の『ナナミさん』。

いや、まさかのこの世界に存在していたとは…。

しかも、めっちゃ清楚で美人な人で、前世にいたら求婚していたかったと思うくらい良い人なのだ。

俺の事をシゲル同様に手のかかる可愛い弟の様に接してくれるから、おふくろと同じく守らなきゃと誓った人なのだ。

因みに歳の差は6歳差。

俺が10歳になった頃には16歳……ああ、こんなに差があるだなんて、現実は悲しい。

もう少し歳が近ければ、親密になりたいと本気で思っていた。

 

そして、その次に『リーフ』。

ナナミさん同様にまさかまさかの人物が実在していた。

しかも可愛いし、言動もポケマスに近い所もしばしば。

ポケマスよりも清楚ぽくて、尚更良きかな。

 

最後に『シゲル』。

アニポケ同様に自分が優秀だと言わんばかりの小生意気なガキンチョである。

しかし、元から研究者としての素質があるのは事実なので、ポケモンの知識をペラペラと語れるのは凄い事なので、「スゲー!」と返してる。

何だかんだ、シゲルも俺を気にかけてくれるので良き友である。

 

……他にも、アニポケには全く出て来ないはずの人物達とも交友があるが、それはいずれ。

 

とまぁ、こんな感じだろう。

後、俺がこの世界に転生する前まではSV発売目前という時期だった。

それから、俺はオンライン対戦はやらない満足民だったのだが、剣盾はそれなりに長くやっており、種族値とかVとかをこの時に理解した民でもある。

 

 

 

 

 

『第5話:え? キミは───』

 

 

 

とある何にも変わらない日常。

おふくろが買い物に行くからそれについて行った。

ケロマツを乗せながら、歩いていると……ふと視界に寂しげにしている子が1人、ブランコに座っていた。

 

 

(……あの子の面影…何処か覚えが…。)

 

 

声をかけに行こうか考えていると、おふくろがそれを察する。

 

 

「サトシ。あの子1人で寂しそうにしているわね。

カッコいいサトシなら…どうするのか分かるわね?

さぁ、優しく接して遊んで来なさい。」

 

 

と、言ってくれたので俺はその子の元までケロマツと共に歩み寄る。

 

 

「キミ、大丈夫?」

 

「……キミは、誰?」

 

「俺サトシ。おふくろの買い物について行ったら、キミが1人で寂しそうにしていたのが気になってさ。

それで、キミの名前は?」

 

「……僕、リラ。よ、よろしく…。」

 

 

わお。何処かで見た事あるって思っていたら、まさかのゲームでもフロンティアブレーンの1人であるあのリラだった。

こんな所で出会うとは流石に思わなんだ。

 

意外な展開に少し、虚を突かれた心情である。

 

ふむ……にしても、この子がねえ。

リラも個人的に好きなキャラだから、これを機に仲良くしていきたい。

 

 

「そっか。改めてよろしくな、リラ。

あ、そうそう。コイツはケロマツ。

俺が10歳になったら、共にポケモンマスターを目指す俺の相棒だぜ!」

 

 

ケロマツが『ケロウッ!』と返事を返す。

 

 

「ポケモンマスター……それって、何なの?」

 

 

うっ…! そいやー、ポケモンマスターの意味なんて特に決めて無かったや!

どうしようか………いや、ここは俺の思うがまま、成りたい理想像を伝えよう。

 

 

「ポケモンマスターってのはな……バトルが強くて、優しくて、沢山のポケモンと友達で……誰よりもカッコいい奴を示すんだぜ!」

 

「……す、凄い夢だね。」

 

 

と、俺なりのポケモンマスターの夢を掲げ、それを教えてリラと友達となった。

 

それからケロマツと共にリラと遊んだ。

今日だけで無く、他の日にもリラと出会ってケロマツと共に走り回っていた。

 

と、そんな日々を過ごしていく内にリラは友達を紹介したいと言って、森の中を歩いていた。

 

 

「サトシ、紹介したい子がいるんだ。

紹介するよ。

この子が僕の友達……ラティオスだよ。」

 

 

そう言って、森の中を歩いた先にリラが紹介したのはなんと……伝説のポケモン:ラティオスだった。

 

はへー、確かリラはアニポケではエスパータイプのポケモンを使ってたし、ゲームや漫画でもラティオスを持ってたから可笑しくはないか。

 

とまぁ、そんなこんなでリラとラティオス、俺とケロマツとで仲良く楽しく遊び、駆け回った。

そして、そんな日々で知ったのだが、リラはサイコパワーというエスパーを扱える家系で、その影響でポケモンと心を通わせる事が出来るようだ。

それを知り、俺は色々と納得して改めてスゲーなと思った。

 

……そんなある日に、リラと仲良く過ごす日常の終わりが告げられる。

リラは引っ越す事となったらしい。

 

別れは寂しかったが、トレーナーになったら再会し合う約束をした。

 

リラもスゲー泣いていたが、俺がそう説得した事で納得してくれた。

 

必ず会おう。そして、また遊ぼうぜ!

 

 

 

 

 

『第6話:まさかのアローラ』

 

 

 

唐突だが、旅行に行く事になった。

しかも動機までがアニポケのアローラ編とほぼ全く同じ流れ。

ただ、まだトレーナーになっていないからバリヤードがいないのだが、ケロマツにガラガラ抽選を回してもらったら、まさかの旅行券が当たってもうた。

 

マジ?

 

とまぁ、行く事になった以上は行くのが道理でしょ。

家の事はナナミさんにお願いして、おふくろとケロマツでアローラ旅行に参るのであった。

 

 

「俺、初めて飛行機に乗ったなぁ…!

なんか無性にワクワクするな!

な? ケロマツ?」

 

『ケロウ!』

 

「2人共楽しそうで、ママは嬉しいわ。」

 

 

そんなやり取りをしている最中、俺は途中で寝落ちしてしまった。

車とかそうだけど、乗り物って眠くなるよな。

 

……目が覚めると、アローラ地方に辿り着いた。

飛行機から出ると、ものすごい日差しが襲う。

 

やっべぇ、すっげぇテンションが上がる。

 

俺は飛行機に乗っている間、原作ブレイクをかなりやってると気にしていたが、なんかもうどうでも良くなってアローラを満喫するのであった。

 

先ずは…サメハダーライドでアローラの綺麗な海を満喫。

次に…ケンタロスライドでアローラの草原を満喫。

最後に…リザードンライドでアローラの空を満喫。

無論、合間にアローラの名物の食べ物も食していた。

 

1日だけでも、サトシとケロマツは共にアローラ旅行を楽しんでおり、その様子を近くから見守っていた母:ハナコは息子の楽しむ様子に微笑んでいた。

普段はケロマツと野原を駆け回り、近くの森を彷徨いていたりしており、時々シゲルやリーフ、ナナミと一緒にするくらいで、子供らしく楽しんでいるのを見かけなかった身として、アローラを堪能しているサトシの姿に嬉しすぎて時々涙がホロリとしていた。

 

と、夕方となってホテルに戻ろうとしている時だった。

 

俺とおふくろはホテルにへと向かっている最中、俺は道端で砂まみれで倒れているポケモンが目に入った。

しかも、すぐ近くに荷物を運んでいるケンタロスライドが近づいており、もうちょっとで砂まみれのポケモンが轢かれてしまう。

 

周りの人やライドの人もそれに気づいていないので、俺はダッシュでそのポケモンを救助に入る。

その行動に、おふくろやライドの人が突然の行動を取る俺に驚くが、俺は間一髪、砂まみれのポケモンを助けつつ、転がって緊急回避に成功する。

 

俺の行動に周りの人やライドの人が慌てており、おふくろも俺に「何してるのサトシ!!」と当たり前の反応をしてくるので、助けた砂まみれでボロボロのポケモンを見せる。

事情も理解してくれた所で、ライドの人や周りの人がポケモンセンターまで案内してくれる。

このアローラではポケモンと共に共存しているので、荷物を落とさせてしまい迷惑をかけてしまったが、許してもらえた。

 

ありがたい話である。

仕方ない状況とはいえ、今後は気をつけないとな。

 

兎も角、砂まみれのポケモンを急いでポケモンセンターにへと連れて行く。

到着して、大声でジョーイさんを呼びかけるも、そのジョーイさんがこの場を離れていたタイミングだった。

 

最悪の状況である。

砂まみれのポケモンは体の方を見ると、若干痩せており、息もくるしそうにしていたので、どうにかして助けられないか不安で一杯だった。

 

そんな所に見覚えのある人物が現れる。

その人物はそう……アニポケやゲームでもこのアローラのポケモン博士であるククイ博士だった。

 

ククイ博士に何とか事情を説明すると、緊急なのでジョーイさんに連絡を入れてもらいつつ、最低限の治療をしてくれた。

俺はタオルで砂を解いていく……すると、そのポケモンの素性が明らかになる。

 

なんと、コイツはニャビーだった。

 

正直アローラニャースじゃないかと思っていたが、アローラに主に生息しているものの、あまり数を見ない新人向けにして炎の御三家ポケモンだった事について驚いてしまった。

 

ククイ博士が呼び戻してくれたジョーイさんが意外と早く駆け付けてくれたので、ニャビーはもう大丈夫だろうと2人が教えてくれた。

早く治らないかと心配していると、ククイ博士が俺の頭を撫でてくれる。

 

 

「大丈夫だ。ジョーイさんの腕は凄いからな。

そして何より、キミがあのニャビーを急いで助けに入ったから、必ず助かるぜ!」

 

 

ククイ博士がそう励ましてくれる。

無論、ジョーイさんたる者腕が立つのは充分理解しているが、それでも心配してしまう状態だったので、励ましが嬉しかったりする。

 

暫くして、ジョーイさんが病室から出てきてもう大丈夫だと教えてくれた。

ニャビーは主に栄養失調……殆ど何も食べていない状態かつ、野生のポケモンとのバトルで負ったダメージで倒れたのではないかと告げられた。

 

ニャビーを思い、励ましに行ってやりたいが今は治療を終えたばかりなのでまた明日顔を出してあげようと思った。

元気になると良いのだが…。

 

そして、ククイ博士とも明日会おうと約束してホテルに戻る最中、視線と気配に気がつく。

そういえば、ポケモンセンターに駆けつける際にもこの気配を感じ取っていたな。

一体、何だろうか………って思っていると、上空に黄色い体にトサカが特長なポケモンが目に入った。

 

ああ、コイツはカプ・コケコだ。

 

そういや、ここはメレメレ島でこいつの管轄島であったな。

俺はアニポケサトシくんでは無いが、少しは見応えのある奴だと見られたのだろうか?

 

だとしたら、嬉しいのだが………ケロマツとの出会いに、リラとの出会い、そしてあのニャビーも何かしらのシンパシー…ケロマツ同様にサトシくんのニャビーでは無いかと思うこの直感といい、原作ブレイクも凄まじいな。

時系列もガバガバ……俺、アニポケサトシくんに負けないトレーナーになれるだろうか?

ぶっちゃけ前世でもポケモンをやりこんでいた人物では無いので不安な気持ちが募る一方。

 

俺は………ポケモンマスターになれるかな?

 

そう思っていると、不安な気持ちを察せられたのかケロマツが俺に顔を寄せて頬ずりしてきた。

 

はは、こやつめ……カッコよくて可愛い所もあるとか、最強かな?

 

 

 






・この世界にはリーフだけでなく、ナナミさんもいる。
彼女のイメージCVは田中涼子さん。
加えて、まだ本編では語られてないけど、他にも追加されているキャラクター達がいます。

・リラも好きなキャラなので接点を作りました。
…アニポケではゲストキャラだったのが、地味に悲しかった。

・アニポケでアローラは第二の故郷と化して、ククイ博士は第二の親ポジになってるから、先にアローラに行きました。
予定ではアローラ編はアニポケとは異なる展開になります。

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