俺、サトシになってました(笑)   作:黒ソニア

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KKK・joker様、煉獄騎士様
高評価ありがとうございます。
お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。




第33節:『覚醒の時』

 

 

 

『第76話:お前だけには負けられない…!(後編)』

 

 

 

「次期ジムリーダーだと?

胡散臭ぇな、そんな話を信じろと───」

 

「事実でござる。」

 

 

アンズの側にキョウが現れる。

 

 

「チッ、どうやら次期ジムリーダーであるのは事実の様だが、だとしたら尚更バトルを中断するな…!」

 

「娘の言っている事は間違っていないでござる。

貴殿とサトシ殿のバトルは途中から見ておった。

故に、審判のタケシ殿が公平に判断を下しておったにも関わらず、相手のポケモンの虐待をする行動もしかとこの目で見ておった。

それ以上するのであれば……ジムリーダーとして、貴殿の身柄を拘束し、トレーナーの資格を剥奪する事も視野に入れるが?」

 

「…」

 

 

流石のクソ野郎もトレーナーの権利剥奪をされるのを恐れて、反抗を止めた。

 

 

「…サトシ殿、貴殿のリザードは重傷でござる。

今すぐポケモンセンターに運ぶが…どう致す?」

 

 

それを聞いて、俺はリザードを今すぐにでもジョーイさんの元まで運びたい……と、思ったが、クソ野郎がそれを察してか鼻で笑ってくる。

…コイツには痛い思いをさせてやらないと、この怒りが抑えられない!

 

 

「…すみません、バトルを中断出来ないです。」

 

「……左様か。」

 

「では、あたいと…そこのタケシ殿でアナタのリザードをポケモンセンターに連れて行くわ。

審判は父上にお任せします。

勝手ながらでありますが、如何でしょうか。」

 

「……タケシ、アンズさんと一緒にリザードを頼む。」

 

「分かった。リザードは任せろ。

……必ず勝てよ!」

 

 

そう言って、タケシはアンズと共にリザードをポケモンセンターにへと連れて行って貰った。

 

 

「……とんだ邪魔が入ったが、テメェは残り1体だ。

さっさと出せよ。

最も、さっきの弱い奴からある程度の体力だが、回復したガオガエンにお前の弱いポケモンが勝てるか?

今だったらジムリーダーがいるからな、土下座でもすれば許してやる。」

 

 

……土下座? こんな奴に?

ポケモンを虐めて、貶して…それを楽しそうに笑う奴に?

 

俺の体の底から怒りが込み上がる。

それに同調してボールからゲコガシラが出て来て、共にクソ野郎を睨みつける。

 

 

「負けてたまるかぁ!!」

 

『ゲコォ!!』

 

 

ゲコガシラがフィールドにへと出て来る。

 

 

「出て来たな、そいつにそっくりな生意気なカエル。

お前のタイプは把握してる、みずタイプのゲコガシラ。

そいつの特徴も把握済みだ…ガオガエンが負ける事は無い!

ガオガエン、《かえんほうしゃ》!」

 

 

ガオガエンの《かえんほうしゃ》が迫り来る。

 

 

「…ゲコガシラ、《まもる》!」

 

 

…俺は怒りを抱きながらも、勝つ為に冷静に《まもる》で攻撃を防ぐ。

 

《まもる》で防いだ後…ガオガエンは突撃して来ており、《かみなりパンチ》で攻撃して来る。

その雷の拳をゲコガシラは俺と一緒で、怒りを抱きながらも冷静に動きを見切って躱し、新たに習得していた《アクアブレイク》でガオガエンへと当てて、吹き飛ばす。

 

ガオガエンは効果抜群を受けて大ダメージを負うが、物理防御が高い為にそれでは倒せず、直ぐに体勢を立て直す。しかし、俺のゲコガシラは既に迫っており、《アクアブレイク》の水の剣を振り上げ、それを力強く振り下ろすことでガオガエンを叩き伏せ…戦闘不能にする。

 

ガオガエンは倒れた。

 

 

「チィ、やられやがって…!」

 

「…せめて良くやった位言ってやれよ。」

 

「そいつにやられてる時点でまだまだだ。

弱いトレーナーの弱いポケモンにな。」

 

「……さっきから弱い弱いってよぉ…。

弱いのは誰だ…?

他の誰でもねぇ…テメェ自身だろうが…!」

 

「いいや、俺は強いトレーナー…いずれ最強になるトレーナーだ。

俺以外の全ては弱者だ!

お前も、お前のポケモンもなぁ!」

 

 

俺はコイツが大嫌いだ。

ポケモンを大事にしない奴が嫌いだ。

 

何より…俺のポケモンを散々馬鹿にして来やがって…!

 

俺の大切なポケモンを痛めつけやがって…!

 

俺の大切な家族を見下しやがって…!

 

俺の大切なヒーローを馬鹿にしやがって…!

 

 

「お前に…お前なんかにぃ…!

負けるかぁぁぁぁあああああっっ!!!」

 

『ゲコォォォオオオオオ!!!』

 

 

俺の気持ちに同調してゲコガシラが遠吠えを上げながら青白い光に包まれ───ゲコガシラがゲッコウガにへと進化した。

 

 

「…進化だと? それが何だ?

───調子に乗るんじゃねぇよ!

お前等みたいな雑魚が、俺に勝てる訳がねぇ!!

やれぇ! ルガルガン!!」

 

 

クソ野郎はルガルガンを繰り出した。

ルガルガンはクソ野郎の気持ち、考えを表す様に見下す顔をする。

 

 

「絶対に勝つぞ……ゲッコウガァ!」

 

『コウゥゥウッ!』

 

 

ゲッコウガが俺の気持ちに同調して力を高める。

それと同時に───俺とゲッコウガに不思議な感覚に襲われる。

 

それはまるで、俺とゲッコウガの心が気持ちが…完全に一つになった様な感覚だった。

 

進化もした事で得たパワーアップに更に力が増す。

 

それにより…《かみなりパンチ》で迫るも、ルガルガンの腕を片手で掴んで攻撃を止める。

 

 

「何!?」

 

 

クソ野郎はそれに驚く。

 

 

「ゲッコウガ、《アクアブレイク》!」

 

 

俺の指示に反応すると同時に俺が求める勝つ為のビジョンがゲッコウガに告げずとも伝わり、ゲッコウガは片手で掴んだルガルガンを地面に叩き落とし、もう片方の《アクアブレイク》の剣を振り下ろした。

振り下げると、フィールドに大きなクレーターが出来、ルガルガンに凄まじい衝撃と激痛が走る。

 

ルガルガンは思わず大きな悲鳴を上げ…ようとするが、それを抑止する様にルガルガンの口を掴み上げる。

 

強力なプレッシャーと威圧をかけてルガルガンの戦意を奪うと同時に手を離して、渾身の《けたぐり》でルガルガンをクソ野郎の方の壁に蹴りつけた。

 

 

「る、ルガルガン! 何をやられてやがる!

さっさとやり返せ! 《ストーンエッジ》!」

 

 

ルガルガンはクソ野郎の指示で激痛の走る体を起こし、必死に《ストーンエッジ》の岩柱をゲッコウガへと放つが…。

 

 

「ゲッコウガ! 《アクアブレイク》で斬り進め!!」

 

 

今のゲッコウガなら奴の攻撃を容易く避けて攻撃を躱せるが、敢えて粉砕させ…こちらの方が圧倒的に強い事を示す行動を取る。

 

そして、容易に《ストーンエッジ》を粉砕していき、ルガルガンに近づいた瞬間に更に《アクアブレイク》の剣に力を込め、太刀程のサイズにして振り下げた。

 

ルガルガンは再び壁の方にへと吹き飛ぶと同時にクソ野郎の頬に掠る。そのままルガルガンは壁に激突し…壁が壊れてしまった。

 

その光景に周りは唖然とし、キョウも唖然としていた。

 

クソ野郎はさっぱり状況が飲み込めない様子を示していて、倒れ込んでいるルガルガンに「何をしてる……立て…。」と呟くが、当然ルガルガンは立ち上がれないでいた。

 

 

「聞こえないのか!? 俺の───!?」

 

 

ゲッコウガの《アクアブレイク》の水の剣を向けられた事で、クソ野郎は尻餅をついた。

 

俺は悠々とゲッコウガの元へと駆け寄り、クソ野郎を見下ろす。

 

 

「俺の…俺達の勝ちだ。」

 

 

俺に見下されたクソ野郎はギィと悔しそうにし、「クソォ!」と吐いてルガルガンをボールに戻してこの場から逃げ去った。

 

 

「やったな、ゲッコウガ。」

 

『コウガッ!』

 

 

互いにコツンと拳を合わせる……が、同時に急に脱力感が遅い、俺は尻餅をついてしまう。

 

あれ……何で…?

 

 

「サトシ殿、無事でござるか?」

 

「え、ええ……ただ、急に脱力感が…。」

 

 

と、呟いた途端に俺の意識は落ちた。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

偽サトシとクソ野郎とのバトルを近くの茂みから隠れて見ていた…ムコニャ。

 

 

「見た?」

 

「見たニャ。」

 

「ジャリボーイ凄いよな。

見ていて爽快な気分になったぜ。」

 

「そうそう! あんっの、腹立つトレーナー…ジャリボーイの強いポケモンを痛めつけて楽しんでいる時なんて、腹立ちたすぎて介入してやろうかと思ったわ!」

 

「それはしなくても良かったニャ。

してたら、ジムリーダーが出て来て結局「やな感じ〜!」にされてたニャ!」

 

「…それもそうね。」

 

 

この3人はアニポケよりも学習能力があるのか…少しは考える事を覚えた様だ。

 

 

「しかし…ジャリボーイのリザード、あんな風にされて大丈夫かな?

流石に心配だぜ…。」

 

「ニャア…ニャーだったらと思うと……ニャアァァ…!

お、恐ろしいのニャ!」

 

「まぁ何はともあれ、ジャリボーイが勝って清々したわ。」

 

 

悪の組織に属する3人だが、根は善人寄りなのである。

 

 

「後、あのポケモン…ゲッコウガだっけ?

滅茶滅茶強いなぁ…!」

 

「ね! ね! あのポケモンゲットしたら───

『私達幹部昇進支部長就任いい感じ〜!』になるわよね!」

 

「おう! それは間違いないぜ!

……けど、俺達…ジャリボーイに勝てるかな?

久々に見たら更に強くなってたし…。」

 

「「…」」

 

 

コジロウの一言にムサシとニャースは意気消沈する。

 

 

「そう言う事を言うの止めなさいよ…。」

 

「そうニャ、折角久しぶりにジャリボーイ達を見つけたのにニャア…。」

 

「うっ……でも、事実だし。」

 

「それは…そうだけどさ。」

 

「はぁ…ニャー達、あのジャリボーイに会ってから何一つ成果を出せてないのニャ…。

ボスに連絡を取ろうにも何も手柄はニャいし。」

 

「だな。俺のギャラドスがいるけど…離れたくないしなぁ…。」

 

「何か……あ、そうよ、あるじゃない!

さっきジャリボーイと戦ったあのムカつく奴のポケモンよ!

今アイツはジャリボーイとのバトルで碌に戦えないでしょ?

その隙に私達で襲い掛かれば…!」

 

「おお! あんな奴のポケモンでいるより、俺達悪の結社の為に尽くせば俺等もアイツのポケモンもWin-Winだぜ!」

 

「早速行動開始ニャ!」

 

 

3人は早速行動に移った。

 

 

 

 

 

『第77話:立ち上がれ、リザード』

 

 

 

「………う。」

 

「あ、サトシ! 大丈夫!?」

 

「………カスミ?」

 

「サトシ! 目を覚ましたんだな!?」

 

「………タケシ?」

 

 

俺は重い体をゆっくりと立ち上げる。

 

 

「………あれ、俺…どうしたんだ?

あのクソ野郎をバトルで倒したまでは覚えているけど…。」

 

「キョウさんから聞いた話では…サトシはバトルに勝った後、倒れたみたいだぞ?」

 

 

俺が理解している程度か…何故、俺は倒れた?

思い当たる理由は───

 

 

『コウガ。』

 

 

理由を模索していると、ゲッコウガが俺の側に駆け寄った。

 

そうだ…ゲッコウガに進化して、サトシゲッコウガみたいな現象が起きたんだっけ?

正確には姿…水のヴェールみたいなのすら発現して無いから多分違うんじゃないかと思うけど…。

それの前兆みたいなのはあったのかな?

 

 

「ねぇねぇサトシ!

この子がゲコガシラの進化系のゲッコウガなのよね!?」

 

「え? あ、うん、そうだね。」

 

「キャー! カッコいいー!!」

 

 

カスミはゲッコウガに抱きつき始め、ゲッコウガは急に抱きつかれて困惑している様子だった。

 

 

「ほらほらカスミ、気持ちは分からなくも無いが、ゲッコウガが困惑してるだろ?」

 

 

タケシがカスミからゲッコウガを解放する。

ゲッコウガは直様俺の側に駆け寄り、拳を出す。

それに応えて俺も拳を合わせた。

 

 

「……サトシ、リザードの事なんだが…。」

 

「!! そうだ、リザードは!?」

 

「……治療は終わった。

体の方は明日には良くなるそうだが…問題は心の問題でな。

…クロス達に植えられたトラウマがリザードを蝕んでいてな。

恐怖でうなされている状態だ…。」

 

「何だって…!?」

 

 

俺は直ぐに立ち上がり、ゲッコウガに支えられながらリザードの元へと向かった。

 

リザードはベットの上で寝ているが、うなされていた。

 

 

「リザード…!」

 

 

俺はリザードの側に駆け寄ってリザードの手を握る。

 

 

「大丈夫だ、大丈夫だ…リザード。

俺がいるからな。」

 

 

俺は今自分が出来る事をする。

…この行為でリザードが救えるとは思えない…思えないけど、俺に出来るのは何があっても、リザードの側にいてあげる事だ。

ゲッコウガも、俺にならって俺の手に被せる様に握る。

 

 

「……ごめんな、リザード。

俺、絶対に勝たせてやるって思ってたのに…。

…まさかあんな手があるとは分からなくて、お前を苦しめる羽目になるとは思わなかった。」

 

 

奴がガオガエンにさせた行為…。

本来、ポケモンの交代するのを妨害するのは特性の『かげふみ』や技の《くろいまなざし》の様なものだが、それはゲームだけの話。

 

現実においてはトレーナーのボールセンサーの適応範囲内に入れさせない手段がある。

例えば、空中においては高すぎる場所、水のフィールドで何らかの方法でトレーナーの視界にポケモンが入らない様にする、こういった方法がある中…奴は単純にポケモンとトレーナーの間に壁となって妨害した。

 

…残念ながらその行為自体はルール上問題無く、れっきとした戦略の一つとされている。

問題なのはポケモンを痛ぶった事だ。

審判が戦闘不能の合図を出したのにも関わらず、痛めつける行為は反則である。

あの状況で、奴は公式バトルでは無い事を逆手にとってあの様な行動をとった。

それも、クロス自身やクロスのガオガエンはその行為に慣れている様子で、これまで何度も行ったのだろう。

 

 

「……リザード。俺、強くなる。

あんな状況にならない様に色んな案を講じてみせるからな?

お前は決して悪く無いから……だから……頼む。」

 

 

俺はそれしか言えなかった。

俺自身……まだ半端者のレベルのトレーナー。

別に自分が腕の立つトレーナーとは思ってはいないが、まだまだ分かっていない事が多い。

早く………沢山……覚えて……頑張らないと、俺の……ヒーロー…。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

夜中……リザードは目を覚ます。

眠っている最中、クロスやポケモン達に虐待を受け続ける日々を思い出してしまい、うなされていた。

しかし…途中、背後からの眩しい光がクロス達を追い払い…手を差し伸べてくれた。

 

その光は───

 

 

「…」

 

 

自分の手を握りながら、寝ている偽サトシだった。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

翌朝。

 

 

「………んんっ、腰いってぇ…。」

 

 

俺はリザードの手を握りながらベットに突っ伏して寝ていたせいか…物凄く腰が痛かった。

 

 

「…あれ? リザードは?」

 

 

リザードの手を握っていない事に気づき、正面に寝ている筈のリザードがいない事に気付き起き上がると───

 

 

「! リザード!」

 

『リザ。』

 

 

リザードは元気な姿でカーテンを引っ張り、眩しい光を照らしてサトシを出迎えた。

 

 

 

 

 

『第78話:サファリゾーン』

 

 

 

リザードが元気になって、俺達は気持ちの良い朝を迎えた。

 

昨日、迷惑をかけたキョウさんやアンズさんに礼をしに行こうとしたら、態々パトロールで近くにいたので、改めて礼を言った。

 

2人は何もしていないと言っていたが、あの状況ではこの2人がいなければどうなっていたか分からない。

 

ジュンサー達も忙しいのか知らないが事が終わった後に来たので、ぶっちゃけ頼りねぇなって思ったが、それは心の内にしまっておいた。

 

そんなこんなで、目的地だったサファリパークに辿り着いた。

そこの管理者のカイザーという人が物騒だったが、30年ぶりに会ったミニリュウが、ハクリューに進化していて感動な展開になった。

 

…とまぁ、感動に浸るのも良いがサファリゾーンに来た目的、ここにしか見ないポケモンをゲットすべく行動を取るのだった。

 

 

「おお! ケンタロスだ!」

 

 

サトシくんのケンタロス…達であろう30匹くらいのケンタロス群と遭遇したが、正直俺はサトシくんの様に30匹の群れ丸ごと捕まる気は無いので、どうしようかと考えていると、1匹のケンタロスが1人で岩を砕く特訓をしていた。

俺はそのケンタロスを見て、この勢の良いケンタロスに声をかける。

 

 

「お前、俺と一緒にポケモンマスターを目指さないか?」

 

 

と、いつもの如く勧誘していた。

カスミからは「普通にボールを投げて捕まえなさいよ…。」とあきれていたが、俺には俺なりのやり方があるんでね。

 

ケンタロスは俺を見て突っかかる合図を送る。

それを見てタケシとカスミは逃げようとするが…俺は逃げなかった。

俺は「俺を仲間にしたければ、受けてみろ。」と言っている様に感じ取ったので、応じる。

 

俺はケンタロスの《とっしん》を真正面から受け止め、逆に投げ飛ばして見せた。

その奇行にタケシとカスミ…それから偶々見ていた管理人のカイザーは驚愕していたが、ケンタロスは俺を認めてくれた様で、ボールに入った。

 

 

ケンタロスが仲間になった。

 

 

続いて、1匹で木を斬り掛かっていたストライクを見つけた。

 

俺はこのストライクも捕まえたいと思い、またもや「お前、俺と一緒にポケモンマスターにならないか?」と勧誘してみせる。

 

その行動にまだ一緒にいたカイザーは「何やってんの?」みたいに指を差していたが気にしない。

 

このストライクもケンタロスの様に力を示せと手の刃で襲いかかる。

俺はそれを見切りながら躱していく。

ストライクの体力が尽きるまで躱し…疲れた所を背後を取り、手刀を軽く当てると「参った」と、そして忠義を尽くす様に俺を認めて膝をついた。

俺はボールを差し出し、ストライクはボールに触れた。

 

 

ストライクが仲間になった。

 

 

「よっしゃ! 次行こうぜ、次!」

 

「………じ、時間じゃ。」

 

 

まだいたカイザーが呆けながらそう告げる。

 

あ、まだいたんだ。

 

…因みに、俺がストライクの相手をしている間、カスミは俺を見ていたが、タケシは───

 

 

「サトシなら大丈夫だろうと思って、時間も迫ってたからポケモンを捕まえたんだ、パラス。」

 

 

と、さりげなくパラスを捕まえていた。

何でもブリーダー魂が疼いて、育てにくいポケモンを捕まえたくて捕まえたらしい。

 

そして、カスミも「私もそうすれば良かった…。」と、嘆いていた。

 

 

「残念だったね。」

 

「アンタのせいでしょうが!!」

 

 

何故か怒られてしまった。解せぬ。

 

 

 






・ゲッコウガへと覚醒進化した。
クロスとのバトルで遂にゲコガシラがゲッコウガへと覚醒進化を果たした。
サトシゲッコウガの様な現象が起きたが、まだ見た目の変化は起きてない。
新無印のサトシとゲッコウガの共鳴した様な感じ。


・リザードは立ち上がる。
クロス達の虐待を思い出してしまい、うなされていたが、偽サトシという存在が彼の救いとなった。
これにより、サトシくんの様な命令を聞かない事は無くなった。
そして…今度は必ず勝つと言う信念を抱き、偽サトシ達と共に強くなる。


・ケンタロスとストライクをゲットしたよ。
サトシくんのケンタロスは30匹いたが、流石の偽サトシくんは30匹の面倒を見ながら育てるのは無理なので、一匹狼のケンタロスを仲間にした。
ストライクはハッサムが好きなので、ゲットしたかった。
早くハッサムに進化して欲しいなって思ってる。

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