今更ですが、ポケモンを数える場合は基本『匹』を使ってますが。
『人』も使う場面もあるので…。
『人』を使う場合…人の場合は『2人』、ポケモンの場合『二人』と漢字を使う事で分かりやすくしようと思います。
yuzupon_hamburg様
ギリア様、豆狸0818様、MTHL様
高評価ありがとうございます。
お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。
うっす、サトシさんだよ。
この挨拶もなんか久しぶりの予感がするな。
まぁ、そんなのはさておいて、今俺は次のジムである…グレンジムの為の手持ち調整をしている。
現在のバッジは5つ。
……うん、原作とは全然違う展開になっているが、しょうがないね。
ヤマブキジムのナツメがアニポケとは別人になっているであろう影響だろうね。
ま、そんな細かい話はこの際良いか。
兎も角手持ちを次のジムがほのおタイプの使い手を考慮して…。
ゲッコウガとリザードを残し、フシギダネ、エレブー、オコリザル、ベトベトンを研究所へと送り、代わりにゼニガメを送ってもらった。
ケンタロスとストライクは最初は手持ちに加えておこうと思ったが、グレンジムのジムリーダーカツラは強かった気がして、悩んだ末一旦研究所の方へと送った。
グレンジムが終わった後に手持ちに加えよう。
おふくろにも、ニャヒート、オシャマリ、モクローを送ってもらおうと連絡を入れると…いつの間にかバリヤードが家にいた。
「どう言うことやねん!?」と、思わず声を上げてしまったが、どうやらニャヒートと買い物に行ったら野生のバリヤードと出会い、お腹を空かせていたので家まで連れてってご飯を食べさせて…その後懐いた様だった。
で、ナナミさんからボールを貰ってゲットしたらしい。
「へー。」
『だから、家の事は心配しなくても大丈夫よー。
ニャヒちゃん達も安心しても大丈夫。
それに、またいつでもママは待ってるからねー。』
と、ニャヒート達をボールに入れながら会話をしていた。
その後、無事にニャヒート達のボールが送られて来たと同時に全員が一斉に出て来て俺に抱きついて来た。
特にオシャマリはこの時を待っていたかの様にベロベロと舐め回して甘えて来る。
「待たせたなぁ〜、うりうり〜。」
俺達はいつものスキンシップをしていた。
その様子を画面越しから微笑ましく見ていたおふくろ。
『それじゃ、頑張ってね〜。』
『バリバリ〜!』
そんな感じに通信を切った…が、バリヤードって一応サトシくんのポケモンだった筈ではと思ったが、まぁ元々おふくろの所にいたポケモンだし、おふくろのポケモンの方が良いよなってなった。
グレンジムに向かう前に…もう1日セキチクに留まって特訓する事にした。
ニャヒート、オシャマリ、モクロー、ゼニガメの成長を見届け、次のグレンジムに向けて特訓を始め、お昼を食べた後に───
「こんにちわ、サトシ殿。
まだセキチクから出発していなかったのね。」
セキチク辺りをパトロールしていたアンズがやって来た。
「どうも。今日は次のグレンジムに向けて手持ち調整してグレンジム前の特訓をしていた所です。」
「成程、流石は父上が認めになったトレーナー。
サトシ殿、突然だけど…一手バトルを申し込んでも?
……あんたのゲッコウガ、見ていてバトルしてみたかったの。」
「…良いっすね。
こちらからも是非相手をお願いします。」
と、急遽アンズとのバトルが始まり、アーボックを繰り出した。
アーボック…初めて会った時に出していた奴だな。
キョウさんとのジム戦で戦ったベトベトンと並ぶ強さをしているな。
「行くぞ。ゲッコウガ、《みずのはどう》!」
「アーボック、《へびにらみ》!」
こちらが先制して攻撃を指示すると、アンズは攻撃を敢えて受ける上で《へびにらみ》で状態異常を狙って来てた。
ぐっ、しまった…進化した事で変に自信がついてつい油断した。
ここは《ちょうはつ》を選ぶべきだった!
相手は《みずのはどう》を受けたが、こちらは『まひ』になってしまう。
してやられたが、やられた以上は仕方ない。
こちらは素早さが半減した分、受け身のスタイルであるカウンター型で行かねば…と考えているが、相手もそれを考慮して、特殊技の《アシッドボム》でダメージと特防を下げる戦法を取る。
流石は次期ジムリーダー…容赦無い戦法だな!
だが、こちらは痺れながらも《みずのはどう》で相殺した後、次の一手に出る。
それは《アクアブレイク》の水の剣を構えながら力を溜め、《でんこうせっか》をいつでも発動出来る様にする。
アンズは「何の構えだ?」と思いながらも、『まひ』状態である事を考えて続いては《いやなおと》を選択してくる…が、口を大きく開けた瞬間に《アクアブレイク》と《でんこうせっか》の合わせ技───
「喰らえ、『閃光のアクアブレイク』!」
それは霹靂一閃の様な高火力の一撃を瞬時に放つ技…。
安直だが、それっぽく土壇場で思いついた技名を言い、ゲッコウガが抜刀術を放った。
アーボックは技を出す前に強力な技を受けてしまい、大ダメージと共に硬直状態になる。
その隙を見逃さず、ゲッコウガも『まひ』を耐えながらもう一度《アクアブレイク》の一振りでアーボックを戦闘不能にした。
アーボックは倒れた。
「な、何と……お、お見事!
こちらの策略にハマって勝機かと思いましたが…見事ね。
あんな技…見た事が無い。」
「どうも。ただ、ゲッコウガが凄いから技と技の合わせ技を土壇場で完成させたんですよ。」
俺がそう言うと、ゲッコウガが否定気味に俺の横腹に軽くチョップをかましてくる。
いやいや、俺はそれっぽく発案しただけで実践したお前が凄いからね?
「…もしかして、サトシ殿とそのポケモンはこの様な事を平然とするのですか?」
「割とね。私達は慣れつつあるけど…やっぱ、凄い事なのよね。」
「ええ、それは間違い無く。
発想もそうだけど、いざそれを会得するのにも相当の時間を有する筈なのに…。」
「…俺もサトシのやり方に慣れてしまったが、改めて思い返すと、高度なものだよな…。」
…俺からすれば、コンテストとかある世の中でこういった発想が出ないの?ってなるけどな…。
そんなこんだで、勝った事で俺とゲッコウガがハイタッチを交わすと、他のポケモン達がウズウズとし始め、中でもモクローが俺の頭に乗っかり、「次は自分」と珍しく誇張していた。
「…ではもう一戦。モルフォン!」
こちらの空気を読んでくれて、アンズはモルフォンを繰り出す。
相性はどちらも弱点取れるタイプを持ってるから五分だが…進化していないのが差に出るな。
「モルフォン、《ちょうおんぱ》!」
…いきなり、変化技を駆使してくるか。
さっきのアーボックといい、ジムリーダークラスの実力となると、この様に変化技を活用してくるな。
なので、こちらは咄嗟に《あやしいひかり》を指示し、互いに『こんらん』状態になった。
こうなると、どちらが先に『こんらん』が解けるかの運ゲーになるが───
「モルフォン、気を一旦集中……《むしのさざめき》!」
普段の特訓などで、どう育てているかトレーナーの腕前が試される。
アンズの場合、技の特徴などを考慮し、この状態でも発動しやすい技を選んだ。
「こっちは…モクロー、《かぜおこし》!」
自傷ダメージを覚悟かつ、ワンチャン正気に戻りやすそうな技を選択してみる。
これはポケモンとの触れ合いで分かる直感的な行動だが…結果は自他共に巻き込んだ《かぜおこし》となり、互いに地に倒れ込む。
次第に両者が立ち上がると、モクローが青白い光に包まれ───モクローがフクスローに進化した。
「進化…!?」
アンズやタケシにカスミは驚愕する。
俺はと言うと、驚きつつ漸く進化したかと嬉しさと安堵の笑みを浮かべる。
「モクロー…いや、フクスロー!
進化したお前の力を見せてやれ!
《エアスラッシュ》!」
図鑑で調べると、やはり進化した事で得た技があってその内の一つの《エアスラッシュ》で攻める。
しかし、相手も《エアスラッシュ》で対抗し、拮抗する中…《かぜおこし》を使いこちらの《エアスラッシュ》の威力を上げて貫通させる。
強化された《エアスラッシュ》を《ちょうのまい》で回転を用いた事で技の効果を得つつ、ダメージを最小限に抑えるという離れ技を行った。
成程…そう言うやり方があるか!
俺はそれをよーく覚え、こちらはさっきのゲッコウガでやった合わせ技…《かぜおこし》と《あやしいひかり》で攻める。
先ずは《かぜおこし》で無理矢理回転速度を上げて酔わせ、風のダメージを与えつつ《あやしいひかり》で着実に『こんらん』状態にしてその隙に《つばめがえし》で突撃して大ダメージを与え、トドメに《エアスラッシュ》で戦闘不能にする。
モルフォンは倒れた。
「お、お見事。こちらの秘技を用いたつもりが、まさかのゲッコウガで行った技と技の合わせ技で返り討ちにあったわ…。」
「どうも。それもこれも、日頃から頑張ってくれているお陰ですから。
な、フクスロー?」
フクスローは勝利した事でモクローの時と同じ、俺の頭の上に乗っかって寝ていた。
さて、いざ次のジムがあるグレンタウンへ…!!
………では無く、今俺達は化石が発掘されたとされるグランパキャニオンへと足を運んでいた。
理由はタケシが「俺、実は化石ポケモン持ってないからこの機にゲットしたい!」と珍しく暑くなっていたからだ。
まぁ、気持ちは分からなくも無い。
なので、グランパキャニオンへと向かい…辿り着いた所で───
「やぁ、キミも化石ポケモンの噂を聞いて来たのかい?
サートシくん?」
「あ、シゲコだ。」
「僕はシゲルだぁ!
後、新ジャンルを増やすな!」
「久しぶり、サトシくん!」
「おっす、リーフ。」
「無視しないでくれるかな!?」
久しぶりにシゲルとリーフに再会した。
何でもシゲルは俺と同じで化石ポケモンをゲットする為に来ていたが、リーフは親絡みの宣伝と、別の目的で来ていたらしい。
リーフも相変わらず大変だなぁ…。
実はグランパキャニオンに辿り着く前…コジロウの親絡みで色々とあって大変だった。
コジロウに久し振りに会った時は何故かボロボロで、理由を聞いたらはぐらかして「お前凄いよな。」と何故か褒めてきたり、コジロウの許嫁が出て来てまさかのムサシにそっくりでムサシと別の意味で強烈なだったしで…アイツも大変だなぁって事があった。
「んで? リーフは化石ポケモンが欲しく無いの?」
「うーん…欲しいけど、正直あるとは限らないし…。」
リーフは割と現実的な視点で見ているな。
「私の目的はね、進化の石なんだ。
ほら、化石がある所には進化の石が多く見られるってオーキド博士が言ってたでしょ?」
「あー、確かに言ってたな。
もしかして、進化させたいポケモンがいるのか?」
「うん。そう、この子達を見て!」
リーフはボールから…イーブイ、ブースター、シャワーズを出した。
「お、2匹は進化してる!
……て事はもしかして、リーフの目的は『かみなりのいし』か?」
「うん。それと、サトシくんがくれた『つきのいし』もね。」
成程、そういう事か。
…ぶっちゃけ、『つきのいし』は使う予定ないんだよな。
だから『かみなりのいし』が見つかる事を願おう。
結論から言おう───シゲルが『こうらのカセキ』を発掘した。
これにより、ちょっとしたお祭り状態になった。
…その代わり、タケシは結構ショックを受けていたが…しょうがないさ。
後、俺はリーフが欲しがっていた『かみなりのいし』を発掘したので、それをリーフにあげた。
リーフは『つきのいし』の時同様にいずれ何かしらで返すと言う約束だが、俺は別に見返りは求めていない。
…と、リーフとやり取りをしながら、シゲルの化石が復元されるのを待っていると───近くで大爆発が起きる。
そこへ急いで向かうと………案の定、ムコニャの3人がダイナマイトで無理矢理化石を発掘しようとぶっ飛んだ行動を取っていた。
…色々と指摘する部分があるが、先ず化石があっても爆発で木っ端微塵になって本末転倒じゃねぇか。
で、これ以上コイツ等を好き勝手にさせない為にいつも通り『やな感じー』にしてやろうかと思ったが、無駄に反抗して来た結果…。
ムコニャは爆発によって足元の地面がひび割れて下に落ちていき、不幸な事に俺達の方にも迫って来て…リーフを助ける為、俺も下に落ちて行ってしまった。
「………おお、奇跡的に生きていた。」
地下空洞に落ちていく途中、地面にぶつかる前に『波導弾』を放った事で、何とか生きていた。
ついでに…ムコニャの3人もなんやかんやあって存命しており、俺が普通の人間じゃ無い力を有してる事がバレた。
「…たくっ、テメェ等のせいで生きて帰れるか分からない状況になっちまったじゃねぇか。
どうしてくれるんだよ。
てか、ダイナマイトなんて使用すんじゃねぇよ、バカ!」
「ば、バカはないでしょうが!!」
「ま、まぁ…もう二度とダイナマイトは使わないよ…。」
「……生きて帰れたらの話だけど───ニャア!?」
ニャースが酷く怯えた声でそう告げる。
俺、ムサシ、コジロウはニャースが見ている方に視線を向けると……この地下空洞にて長い間潜んで生きていた化石ポケモンのオムナイト、オムスター、カブト、カブトプスが俺達に向けて怪しい目つきをしていた。
「チッ、戦わないと、最悪俺達はコイツ等の養分になっちまうぞ!」
『いやぁぁあああ!!!』
俺はボールからゲッコウガを出し、リザードも出て来た。
「リザード、アイツ等化石ポケモンは『みず・いわ』の複合タイプだ!
相性において最悪だが…やれるのか?」
俺の問いにリザードは頷いた。
リザードが戦うと言う以上はトレーナーの俺がしっかりと指示しないとな!
「…おい、
隅で怯えてねぇで手伝いやがれ!」
俺が喝を入れても3人は怯えてる。
役に立たないのが居られても困るが…仕方ない。
ゲッコウガには新たに覚えた《みずしゅりけん》で連続で当てていきダメージを与えていき、その後にリザードの《がんせきふうじ》をぶつけ、続けて《かみなりパンチ》で大ダメージを与えるという戦法で次々と倒していく。
意外と押せてる。
…この隙に1匹ずつゲットしてみようかな?
と、考えていると、奥の方から化石ポケモンの親玉であるプテラが降臨してしまう。
化石ポケモン達は邪魔にならない様に立ち去り、今度はプテラが襲いかかる。
プテラは頭部にいわタイプの技を使用する色光を放つ。
図鑑で何を使用するかと調べると…なんと《もろはのずつき》だった。
それ、ヤバいやつじゃ無いの!?
「二人共! その技を受けるな! 《まもる》!」
俺がそう指示すると、プテラはまさかの俺の方に突撃して来て、リザードとゲッコウガは二人で《まもる》を使用して俺を守ろうとするが、二人は直撃こそ防いだものの、吹き飛ばされてしまう。
そして、俺は風圧に耐えている隙を突かれてプテラの足に捕まり、地上の方にへと連れて行かれてしまった。
偽サトシがプテラに連れて行かれ、地下空洞にてゲッコウガは飛んで追いかけようとするも届かず、壁を捩って行こうとするも出来ない形をしていた。
そして…ゲッコウガは思い出す。
偽サトシがリザードで打倒クロスの案を掲げて考えていた。
悩んだ末…偽サトシはリザードを進化させてリザードンという翼を生えたポケモンにするしかないと結論付けた事を。
ゲッコウガはリザードにその事を告げる。
「ね、ねぇ、ニャース。
なんか話し合ってるけど、何を言ってるの?」
「ニャ、ニャニニャニ…?」
『リザード、サトシを助けるのにお前の力が必要なのだ!』
『え、俺の力だって?』
『お前がここで進化しなければ、ここを出られない!』
『進化?』
『頼む! サトシを…我等のサトシを助ける為に!』
『で、でも、どうやって!』
『…強く願え、サトシの為に強くなりたい…!
居場所の無かった我等に光をくれた、サトシの為に!』
「……って、言っているのニャ!」
「よ、要するに?」
「ここを出るのにあのリザードが進化しなければならないと?」
ムコニャ達はプテラがいなくなった事で化石ポケモン達が自分達を標的にし、近づいて来てるのに気がつく。
『コウガッ!』
『リ……リ……リザァァアアア!!!』
リザードは偽サトシを助けたいという気持ちが強くなり、青白い光に包まれ───リザードはリザードンへ進化した。
『おおぉぉおおお!!』
奇跡の進化を目の当たりにして、興奮するムコニャ。
『コウガッ!』
『グオウッ!』
ゲッコウガはリザードンの背中にしがみつき、リザードンは進化した事で生えた翼を最大限に力を込めて、プテラの後を追うのだった。
『ああ!! 置いてかないでぇぇえええ!!!』
ムコニャは置いてかれた。
・アンズとバトルをしてフクスローが進化した。
漸く進化してくれて偽サトシくんは大喜び。
・ここのプテラは強力な特殊個体。
まだ覚えない(投稿時点SV)《もろはのずつき》が使えるプテラ。
因みに特性は『いしあたま』。
偽サトシ達なこの激レアプテラを前にどうするのか…!?
・原作同様、ダイナマイトで化石を発掘しようと考えていた
…因みに、前に偽サトシに負けたクロスに襲いかかったが、クロスの他のポケモン達にコテンパンにされていた。
・偽サトシを救う為にリザードがリザードンに進化を果たした。
さぁ、リザードン!
我等が偽サトシくんを救ってくれ!!