俺、サトシになってました(笑)   作:黒ソニア

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レジェンズzaの悪い所…

・通信交換進化を何故レジェアル仕様にしなかった?
てっきりそういう仕様になるものだと思い、図鑑埋めが楽だと思ってた…。

・モンボに入んない。
自分がモンボ派の人だからモンボでゲットしたいのに全然捕まんない…。

・色違い厳選が面倒い。
個人的にはこれもレジェアルかSVと同じ仕様にして欲しかった…。




第54節:『おいおい…マジかよ』

 

 

 

『第112話:本戦第7試合 VS〝ジョーイ〟(中編)』

 

 

 

「アシレーヌ、《ムーンフォース》!」

 

『サトシ選手が早々に攻撃をしかける!

アシレーヌの《ムーンフォース》がラプラスを襲いかかる!

ラプラスはどう動く!?』

 

「…《サイコキネシス》。」

 

『ああっと! 《ムーンフォース》を《サイコキネシス》で止めてあらぬ方向にへと飛ばしたぁ!!』

 

 

アシレーヌのタイプ一致の《ムーンフォース》を苦もなく飛ばすか。

カイリューと変わらないレベルか…厄介この上ないな!

 

 

「だったら、接近戦に持ち込んでやる!

アシレーヌ! 《アクアジェット》で突っ込め!」

 

『これはどういう考えだぁ!?

ラプラス相手にみずタイプの技は効果いまひとつだぞ!?』

 

 

無論分かっているさ。

しかし、アシレーヌは見ての通り素の動きは遅いポケモンだ。

かといって素早さが遅い分ガッツリ耐久に振られている訳でもない。

けどそれを《アクアジェット》で素早く動き回る事で補填する事が出来るのだ。

…悪く言えば、それくらいしか無いのと、4つしか使えない技選択に技が1つ固定される事だ。

 

アシレーヌが《アクアジェット》でラプラスに近づくと、ジョーイは《フリーズドライ》を指示する。

 

あるのかよ!

 

《フリーズドライ》はこおりタイプの技なのだが、みずタイプのポケモンに効果抜群を取れる特殊かつ強力な技だ。

 

この距離では避けれるかも至難…!

ならば───

 

 

「アシレーヌ! 《ねっとう》!」

 

 

熱い水で無理矢理無効にするしかない。

しかし、その考えは正しく。

《フリーズドライ》に《ねっとう》で完全に無力化され、ラプラスは技を解いて《ねっとう》を受けた。

 

しかし、効果はいまひとつでダメージが全然ならまだしも…ラプラスは《ねっとう》を吸収し始めた。

 

成程、特性は『ちょすい』か。

確か他には『シェルアーマー』があった気がしたが、少なくても相手のラプラスは『ちょすい』である事が判明した。

 

分かれば…その上で行動を取れば良いだけの話だ。

 

 

「アシレーヌ!

技を切り替えて《ムーンフォース》!」

 

 

アシレーヌは瞬時に《ねっとう》から《ムーンフォース》にへと切り替えた。

 

これにより、至近距離である為に回避などさせずに攻撃が通る。

結果、見事に《ムーンフォース》はラプラスにへと被弾する。

 

…しかし、ラプラスはそれだけでは大きなダメージにはならなかった。

 

 

「…ラプラス、《10まんボルト》!」

 

 

ラプラスは角から《10まんボルト》を放つ。

俺は瞬時に《アクアジェット》で退避させる様に指示して、得意とする《アクアジェット》で《10まんボルト》を避けきった。

 

 

『アシレーヌ、《10まんボルト》を《アクアジェット》で華麗に避けた!

しかし、これにより攻撃が通りにくい場所へと押し戻されてしまった!』

 

 

何とか《10まんボルト》は回避したが…こちらが厳しい状況なのは変わらない。

 

アシレーヌとラプラスは互いに3つの技を使用している。

 

アシレーヌは…《ムーンフォース》

《アクアジェット》《ねっとう》

 

対してラプラスは…《サイコキネシス》

《フリーズドライ》《10まんボルト》

 

こちらの有効打は《ムーンフォース》しか無く、あっちは3つとも有効打。

しかも、内2つは効果抜群を取れる技。

レベル差も考慮すれば、一発で体力の半分以上削られるのは明白。

………後事なんて考えているのは止そう。

 

今はアシレーヌでラプラスを倒す事に集中する事だ…!

 

俺の思いが感じ取ったのか、横目で俺を見て頷いた。

 

 

「行くぞ、アシレーヌ!

《アクアジェット》で突っ込め!」

 

『アシレーヌが突っ込む!

それに対してラプラスはどう動くのか!?』

 

「…《10まんボルト》。」

 

 

ジョーイの冷静な指示にラプラスは《10まんボルト》で攻撃を仕掛ける。

 

それに対してはアシレーヌは《アクアジェット》をしながら優雅に躱す…が。

 

接近したタイミングで《サイコキネシス》でアシレーヌを止めに入った。

アシレーヌは力一杯振り解こうとするが…その前に相手は《サイコキネシス》をしながら《10まんボルト》を発動しようとする。

 

 

「…!! 《ムーンフォース》だ!!」

 

 

この体勢ならこちらの方が早く《ムーンフォース》を当てられると踏んで指示する。

結果、見事に《ムーンフォース》をぶつけたは良いが…。

 

ラプラスも負けずと《10まんボルト》を発動させ…アシレーヌに被弾して大ダメージを受けてしまう。

 

 

『ラプラス、攻撃を受けて尚、アシレーヌに向けて《10まんボルト》を炸裂!

効果抜群の技を受けてこのままダウンしてしまうのか!?』

 

 

クソッ…!! このままじゃ実況通りに《10まんボルト》を浴び続けてやられてしまう!!

何か、何か策は───

 

偽サトシに焦りが走り、それがアシレーヌにへと届く。

アシレーヌは電撃を受けている状態で……ラプラスを見つめて、ラプラスを宙に浮かべ始めた。

 

 

「こ、これは…!!」

 

 

カロス図鑑とボールを見れば一目瞭然…リザードンと同様に土壇場で新たに技を会得し、《サイコキネシス》でラプラスを操り、体勢を変える事で電撃と相手の《サイコキネシス》から晒した。

 

 

「凄い……凄いぞアシレーヌ!

よく土壇場で《サイコキネシス》をモノにした!!」

 

『フィ〜!』

 

「よしっ! アシレーヌ!

ラプラスを逆さまにフィールドに叩きつけて《ムーンフォース》だ!」

 

 

アシレーヌは《サイコキネシス》を継続して、ラプラスの動きを抑えながらジワジワと態勢を変えつつ…逆さまにしてフィールドにへと叩いた。

 

そして、受けたダメージを堪えながら直様攻撃に《ムーンフォース》でラプラスにへとぶつけ…ラプラスの動きは止まって、目をグルグルとさせていた。

 

ラプラスは倒れた。

 

 

「ラプラス、戦闘不能! アシレーヌの勝ち!」

 

『激戦を制したのはサトシ選手のアシレーヌ!

これで互いにイーブンの状態になり、試合がどうなるのか分からなくなったぁあ!!』

 

「よく頑張ったぞ! アシレーヌ!」

 

 

俺が声をかけると、アシレーヌはとても嬉しそうに返事を返してくれた。

…しかし、ダメージの消耗は大きく、やや無理をしているのは一目瞭然だった。

 

そうしている間にも、ジョーイはラプラスを戻して次に…()()()()()()()()()()を繰り出した。

 

そのポケモンは紫色の実が左右の羽の様な両腕についており、木の体をした女神の様なポケモンだった。

 

 

「な、何だ……あのポケモンは…!?」

 

 

俺や会場の人達は驚きでどよめいていたり、新種のポケモンではと盛り上がっていた。

 

 

『こ、このポケモンは……?

ん? 今通達が入ったぞ!

こ、このポケモンは……パルデア大陸で生息していると言われているポケモンらしいぞ!?

ポケモン名は……オリーヴァと、命名されている様だぁあ!!』

 

 

お、オリーヴァ?

しかも……パルデア大陸、か…。

俺の前世…で、剣盾の次のSVの舞台だったか?

いや……それより、昨日夜にタケシとカスミがブルーさんと何やら話してたよな。

 

けど、今はそんなのは置いといてだ…あのオリーヴァというポケモンだ。

見た限り…くさタイプは確実にあるな。

後は……ひこうタイプか?

少なくても、アシレーヌでは厳しいな。

技も4つ固定されていて、こおり技が使えないしな。

 

俺は審判の試合開始前にアシレーヌを戻した。

 

 

「アイツにはお前だ。

フクスロー、キミに決めた!」

 

『サトシ選手、アシレーヌを戻して四番手にフクスローを繰り出した!』

 

 

くさタイプ相手ならほのおタイプのガオガエンに行かせると思うだろうが、ここは『くさ・ひこう』のフクスローに任せる。

相性も悪く無いし、『ほのお・あく』のガオガエンだと戻されるからな。

 

案の定、相手は戻さずに《あまいかおり》で仕掛けて来た。

 

おいおい、まさかのその技かよ!?

ウチのフクスローにある意味効果抜群な技だぞ!?

 

フクスローは俺の抑止する声も耳に入らずにオリーヴァにへと近づいて行く。

その油断している所に《エナジーボール》を放ち、フクスローに命中する。

 

…!? 結構な威力じゃねぇか!?

あのオリーヴァというポケモン、特殊攻撃に強いポケモンだな?

しかもかなり高い数値の種族値だろうな。

くさ技が1/4のフクスローじゃなかったら、結構痛手だぞ?

…いや、違う意味で痛手ではあるか。

 

 

「フクスロー!

気を取り直して《エアスラッシュ》!」

 

 

フクスローの《エアスラッシュ》がオリーヴァにへと迫る。

しかし、オリーヴァは動く様子は見せずに羽腕の実を飛ばして攻撃を弱めて受けた。

その直後、破壊された実から緑色のオーラがバトルフィールドを包んだ。

 

これって…?

 

 

『こ、これは……間違い無い!

《グラスフィールド》だ!

実が破壊された瞬間に《グラスフィールド》が展開された!!

《グラスフィールド》は攻撃技では無いが…それを可能にする技量だという事なのか!?

……いや、待ってくれ!

これは……『特性』による反応があるぞ!?

運営から通達が入った情報では、オリーヴァの特性は『こぼれダネ』と言うらしく、攻撃を受けると実から《グラスフィールド》を展開するとの情報だぁ!!』

 

 

…攻撃を受けると《グラスフィールド》にするという特性か。

って事は、さっきの《エナジーボール》が更にパワーアップするって事ぉ!?

 

俺がそれに気づいた瞬間にオリーヴァの《エナジーボール》がフクスローを襲う。

威力とスピードの上がった事に驚きつつも、間一髪の所で躱すフクスローに俺とフクスローは安堵の溜息を吐く。

 

しかし、その後も連発で《エナジーボール》で攻め上がって来る。

 

 

「フクスロー! 先ずは《きりばらい》だ!」

 

 

《きりばらい》で《グラスフィールド》を掻き消す。

これにより、《エナジーボール》の性能が落ちた事で、しっかりと躱わす。

 

そして、攻め上げ…《ブレイブバード》で勝負に出る。

オリーヴァ相手に耐久戦は無理だ。

早々に勝負を決めるしか無い。

 

《ブレイブバード》がオリーヴァにへと直撃する。

 

…やはり、避けなかったか。

 

攻撃を受けた事で、再び実が落ちて《グラスフィールド》が展開されてそれが狙いに見えるだろうが、あのポケモンはあまり派手に動かないタイプなポケモンであるのは間違い無いとみた。

 

…更に加えるなら、耐久も高い。

《ブレイブバード》を受けて尚、《エナジーボール》で迎撃に入った辺りそうだろう。

 

…厄介この上ないな!

 

 

「フクスロー! 《エアスラッシュ》!」

 

 

両翼を羽ばたかせて空気の刃を飛ばして軌道を晒して攻撃を防ぐ。

…しかし、相手は再び《あまいかおり》を仕掛けて来る。

 

俺はそれに対して怒号に近い位に大きな声で指示を送る。

 

 

「フクスロー! 《きりばらい》!」

 

 

強い風で《あまいかおり》を無力化しつつ、《グラスフィールド》を掻き消した。

 

それと同時に…ここで4つ目の技で攻め上げる!

 

 

「フクスロー! 《あやしいひかり》だ!」

 

 

《きりばらい》でフィールドを完全にフリーにした状況で《あやしいひかり》で相手を『こんらん』状態にする。

 

よしっ! ならばここは《エアスラッシュ》の乱舞をお見舞いするのみ!

 

俺はそう指示してフクスローは連続で《エアスラッシュ》を放った。

オリーヴァは『こんらん』状態に《エアスラッシュ》で大ダメージを与えて押して行く。

 

このまま戦闘不能まで───

 

偽サトシが勝機有りと見極めた瞬間にオリーヴァの『こんらん』が解け、特性による《グラスフィールド》が展開されていると同時に…全身が虹色の光に包まれていた。

 

 

「…《ミラーコート》。」

 

 

!!?? 《ミラーコート》だと!?

 

 

「フクスロー《ブレイブバード》!!」

 

 

俺は咄嗟に力強く指示を送り、フクスローもそれに対して即時行動を取った。

 

《ミラーコート》の虹色の光から高出力の光線が吹き飛んだ。

 

フクスローは《ブレイブバード》を駆使して…何とか《ミラーコート》は回避したものの、スタミナの消耗は激しく、相手に《ブレイブバード》を当てていないので反動ダメージが無いとはいえ、長くは戦えないとみた。

 

 

「こうなりゃ……この《ブレイブバード》で、オリーヴァを倒す他無い!!

フクスロー! 《ブレイブバード》で突っ込め!」

 

『フクスローがオリーヴァにへと突っ込む!

しかし、オリーヴァは《エナジーボール》で迎え撃つ!』

 

 

《グラスフィールド》化の《エナジーボール》な為、一発でも貰えばそのまま戦闘不能まで持ち込まれるが、《ブレイブバード》で攻め上がれば、攻撃をもって攻撃を無理矢理無効化しつつオリーヴァ自身にへと突っ込む。

 

数発の《エナジーボール》を無力化し、オリーヴァへと《ブレイブバード》を決める。

 

それにより、凄まじい爆発が生じる。

爆発が晴れると…フクスローとオリーヴァの両者はボロボロの状態で立っており、フクスローはフラフラとしながらも何とか立っていたに対して、オリーヴァは前のめりに倒れ…戦闘不能になった。

 

オリーヴァは倒れた。

 

 

「オリーヴァ、戦闘不能! フクスローの勝ち!」

 

『何とサトシ選手とフクスローが、パルデア大陸のポケモンを倒したぁあ!!

最初はサトシ選手が押され気味だったが、巻き返した!!

先にジョーイ選手のポケモンが3体が戦闘不能になったので、インターバルに入る!

後半が実に楽しみでならないぞぉお!!』

 

 

実況の言葉に会場が盛り上がるが、こちらは相手の1匹1匹の強敵相手に神経使いすぎてヘロヘロだ…。

フクスローをボールに戻し、控え室に向かおうとすると───

 

 

「先ずは、お疲れさん。」

 

 

観客席から駆けつけて来たタケシが俺の肩を持ってくれる。

他の皆んなも駆け付けて来てくれた様で、俺はヘロヘロながらも手を上げて礼を述べた。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「最初は冷や冷やしたが、よく巻き返したな。」

 

「皆んなが頑張ってくれたからだよ。」

 

「謙遜は良く無いぞ。ポケモン達も当然だが、お前が諦めずに的確な指示を送ったからだ。」

 

 

タケシの言葉に全員が頷く。

…しかし、結果的に勝ててるのは俺のヒーロー達のお陰だ。

俺自身は大した事は何も出来ちゃいない。

リザードン、アシレーヌは新技を会得した事で、相打ちに倒す事が出来たんだ。

フクスローはタイプ相性が良かったのもあるし…。

やはり考えただけでも皆んなは優秀だが、俺自身はまだまだ未熟だ。

 

心して挑まねば…!

 

 

「サトシ…。」

 

「…おふくろ?」

 

「自分を追い込まないでね。

皆んなだけで無く、サトシも凄いんだからね?」

 

 

おふくろが座っている俺に目線を合わせて、手を優しく合わせて元気をくれる。

それに合わせ、皆んなも同じ気持ちで頷いてくれた。

 

 

「ありがと、おふくろ…皆んな。」

 

『───間も無く、インターバルの時間が終えます。

サトシ選手はフィールドに戻って下さい。』

 

「…それじゃ行って───」

 

「サトシ。」

 

 

おふくろが呼ぶので、振り向こうとするが、その前におふくろが俺の背中を優しく叩く。

 

 

「頑張ってらっしゃい。」

 

「うん。」

 

 

俺達親子がそんなやり取りをしていると、皆んなも笑っておふくろの真似をして俺の背中を押す様に叩く。

ナナミさん、リーフ、ブルーさんはおふくろ同様に優しくしてくれたが、カスミ、タケシ、シゲルは強めに叩いたせいか、少し痛かった。

 

痛かったが…それ以上に嬉しかった。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

『さぁ、間も無く後半が始まります!

サトシ選手はこのまま勝ち越せるか!

はたまた、ジョーイ選手が追い越すのか!?』

 

「両選手、同時にポケモンを!」

 

「ガオガエン、キミに決めた!」

「…」

 

 

俺はガオガエンに対し、元ジョーイさんは…()()()()()()()を繰り出した。

 

 

『サトシ選手はガオガエンに対して───

おっとお!? ジョーイ選手のケンタロスは色違いかと思えば、このケンタロスはパルデア大陸で発見されたリージョンフォームのケンタロスだそうだぁあ!!』

 

 

実況の解説に会場が凄まじい何度か目の熱狂に溢れる。

 

リージョンフォームのケンタロス、だと…?

オリーヴァというポケモンがいたんだ、他のパルデア大陸のポケモンがいても可笑しくは無いが…。

まさかのケンタロスのリージョンフォームとは…タイプは何だ?

 

そうしている間にも、ジョーイはパルデアケンタロスに《レイジングブル》を指示して突撃させる。

 

偽サトシは《レイジングブル》という技をこの時は、ゲームをやっていないSMで新たに習得したケンタロスの専用技という認識だったので、ここは《ビルドアップ》を積んで耐えようと考えた。

 

しかし…防御を1段階上げた程度では、『()()()()』タイプの技である《レイジングブル》を受けきれずに吹き飛ばされてしまう。

 

 

『ガオガエン、《ビルドアップ》で物理防御を上げたが、『かくとう』タイプの技である《レイジングブル》を受けきれなかった!!

本来、《レイジングブル》はケンタロスの『ノーマル』タイプだけであったが…。

パルデア大陸のケンタロスは『かくとう』タイプが主体である為、『かくとう』タイプの技としても使えるらしい!!

それにより、『ほのお・あく』タイプであるガオガエンには効果抜群だぁあ!!』

 

 

はぁ? マジかよ…!?

 

 

『付け加えるなら、パルデアケンタロスはみずタイプとほのおタイプを持つ個体もいるらしい…!!』

 

 

………そんな凄い情報を今言われても困るわ。

て事はつまり…ほのお技は有効打にならないって事か?

 

だったら───

 

 

「ガオガエン! もう一度《ビルドアップ》だ!」

 

 

ガオガエンは、俺に何か考えがあると察知して素直に《ビルドアップ》して再度《レイジングブル》で仕掛けてくるパルデアケンタロスを待ち構えた。

 

近づいて来た瞬間に…《ニトロチャージ》で空中にへと飛ぶ。

 

そして、動きが止まったケンタロスに向けて《ニトロチャージ》をしながら《クロスチョップ》を合わせる事で、ガオガエンのスマブラの上必殺技───

『メテオクラッシュ』を急降下する事でパルデアケンタロスに目掛けて突撃する。

 

対してケンタロスは避けられないと判断したのか、《レイジングブル》で対抗し…大爆発が起きる。

 

爆発による土煙が晴れると、ガオガエンは息を荒くしながらも立っており、ケンタロスはボロボロだった。

 

恐らくお互いにダメージを負ったものの、パルデアケンタロスの方が力負けして衝撃も含めて大きくダメージを負ったのだろう。

対してガオガエンは攻撃をもって攻撃を防いだのもあり、大きなダメージにはならなかったものの、大爆発により反動ダメージを負った様だ。

 

しかし、まだ相手が倒れていないのを見て、痛みを耐えながらもう一度『メテオクラッシュ』を、パルデアケンタロスは《すてみタックル》で対抗して激突する。

 

再度力と力のぶつかり合いで凄まじい衝撃がフィールドを走るが、この戦いを制したのは……ガオガエンだった。

 

力負けしたパルデアケンタロスは吹き飛んで戦闘不能になった。

 

パルデアケンタロスは倒れた。

 

 

「ケンタロス、戦闘不能! ガオガエンの勝ち!」

 

『両者の力と力のぶつかり合いを制したのはサトシ選手のガオガエンだぁあ!!

これにより、ジョーイ選手の残りのポケモンは2匹。

内1体はラッキーだが…果たしてどうするのか!?』

 

「よく頑張ったぞ! ガオガエン!!

……休憩するか?」

 

 

俺の問いにガオガエンは断り、このまま戦う事を選んだ。

それに頷くと……相手は次のボールを構え───

 

 

「…行きなさい、ファイヤー。」

 

 

ジョーイの六番手はまさかの伝説の炎鳥ポケモン───ファイヤーだった。

 

おいおい……マジかよ。

 

 

 






・偽サトシくんはSVの発売前に解禁されたポケモンしか知らない。
なので、パルデアケンタロスは予想外でビックリ。
オリーヴァはミニーブの進化系であるが、忘れていたり気づいていないと思われる。
確実に覚えているのはミラコライドン、ニャオハ、ホゲータ、クワッス、グレンアルマ、ソウブレイズ、リキキリン、ウミディグダ、パルデアウパー…かな?

因みに、偽サトシくんが《レイジングブル》をSMで実装されたと勘違いしている理由、一つはSVをプレイした事が無いから(やる前に転生・憑依したから)。
二つ目は文字通りSMをやっていなかったのと、剣盾でケンタロスが内定していた事を知らない!
※これは自分がケンタロスが剣盾に内定していたのに気がつかなかった自分の影響もあり、この様な形で採用した。


・今回はアローラ御三家活躍回だった。

アシレーヌ
ラプラス相手に奮闘し、偽サトシに負担をかけまいとリザードンに並び《サイコキネシス》を土壇場に覚えて逆転した。

フクスロー
タイプ相性では有利だが、種族値や耐久の高さに物凄く苦戦した。

ガオガエン
《ニトロチャージ》と《クロスチョップ》の合わせ技で、スマブラのガオガエンの上必殺技のクロスチョップを再現して倒した。

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