俺、サトシになってました(笑)   作:黒ソニア

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free&peacemaker様
高評価ありがとうございます。
お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。




第60節:『VS 強敵〝コピーポケモン〟』

 

 

 

『第123話:ミュウツー』

 

 

 

「ポケモンがポケモントレーナーだって!?」

 

 

皆の気持ちを代弁した様にウミオが言い放った。

 

 

『いけないか?

ポケモンである私がトレーナーを名乗る事が?』

 

 

ミュウツーがテレパシーで語る。

テレパシーである事に気がついたタケシが「これは…テレパシーか!」と叫び、シゲルが「これが…テレパシー!?」と驚いた後、タケシはミュウツーに向けて言い放つ。

 

 

「ミュウツーと言ったな?

ジョーイさんは明らかに普通じゃ無い!

一体何をしたんだ!!」

 

『ほう…?』

 

「この人がジョーイさん?

…言われてみれば、そう見えるな。」

 

「ええ。それも、セキエイ大会で出場していたジョーイさんです。

しかし、セキエイ大会でもジョーイさんは様子がおかしかった…。」

 

「そうなの!?」

 

 

…お姉さん絡みになるとよく分からない潜在能力を発揮するタケシがミュウツーに問いかけた。

 

 

『よく気がついたな。

この女は、貴様がセキエイ大会といった催しの前に此処へ現れたコイツを支配下に置いておいたのだ。

全てはより腕の立つポケモンを集める為にな。』

 

「腕の立つポケモンを集める為だって…?

一体、キミは何を企んでいる!?

そもそも、キミはポケモンだと言うのか!?」

 

 

シゲルの言葉にミュウツーはキッとした目つきになった。

 

 

『お前達はその女を通して調べた。

お前達はそれなりに腕の立つトレーナーだ。

ここへ呼んだのは、お前達のポケモンを奪う為だ。』

 

 

ミュウツーが圧を掛けるようにサイコパワーを発しだした。

皆が警戒心と共に敵意を出し始めると…。

 

 

「ポケモンを奪うだって!? 生意気な!!」

 

 

ウミオが反発すると、ミュウツーがサイコパワーで宙に浮かせながら苦しめ、ウミオのポケモン達(ギャラドス、ニドクイン、ドククラゲ、シャワーズ、ゴルダック、シードラ)の方へと投げ飛ばした。

 

 

「ぐっ………うぅ。」

 

『所詮はこんなものか。』

 

「よくもやったなぁ!?

いけぇ、ギャラドス! 《ハイドロポンプ》!!」

 

 

ミュウツーに向けて《ハイドロポンプ》を放つも、《サイコキネシス》を応用したやり方で防御する。

 

…アレは、ナツメのフーディンがやった戦法か。

 

特殊技では効果が無いと判断して次に物理技で仕掛ける為、ギャラドスに《かみくだく》で攻める。

しかし、その攻撃もミュウツーには届く前に《サイコキネシス》でワンパンしてしまった。

 

 

「ギャラドス!?」

 

『…こんなものか。』

 

「…かなり厄介な相手だな。

だが、ここにいる全員で掛かればどうにか───」

 

『フッ…。』

 

 

ミュウツーが鼻で笑うと、ジョーイがボールからファイヤーを繰り出した。

 

 

「なっ…!?」

 

「これが伝説のポケモン:ファイヤー!?

な、なんてプレッシャーなの…!?」

 

 

ソラオ、スイートが初めて目の当たりにするファイヤーの前に圧倒されていた。

 

 

『…もうそのボールに留めておく必要は無い。』

 

 

ミュウツーが言うと、ジョーイはボールを投げ捨て───ファイヤーが思いっきりボールを踏み潰した。

 

 

「あのファイヤー…お前達はグルだったのか。」

 

『そうだ。私とコイツは共に───

お前達人間に憎しみを抱く同士だ。』

 

 

ミュウツーはそう言うと背後にあった壁が消え、その先にはバトルフィールドがあった。

 

 

『私とコイツでお前達を蹂躙すれば直ぐに終わるが…。

それではつまらない。

喜べ、お前達にチャンスをやろう。

フィールドでお前達の自慢のポケモンを用意しろ。

こちらは───』

 

 

ミュウツー達の周り…床から3箇所の穴が開き、そこから模様のついたリザードン、フシギバナ、カメックスが現れた。

 

 

『私の作り出した、コピーポケモンで相手してやろう。』

 

「…あれが、コピー?」

 

 

その問いに答えるまでもなく、ミュウツーはサイコパワーと《テレポート》を駆使して、俺達をそれぞれバトルフィールドにへと移動させてしまった。

 

分かってはいたが、拒否権は無いらしい。

 

 

「…良いさ。見せてやろう!

僕の自慢のバナードの力を!」

 

「私にはクスクスがいるわ!」

 

 

ソラオとスイートはやる気になっていたが、ウミオが「待て! まだ俺のポケモンが───」と言った先に、ウミオのポケモン達の周りに変なボールが出て来てウミオのポケモン達を奪ってしまった。

 

 

「俺のポケモン達がぁ!?」

 

『貴様は既に敗者だ。

敗者にはポケモン達を失ってもらう。』

 

「何だと!?」

 

 

ウミオがポケモンを取られた所を目の当たりにした偽サトシ達。

皆が戦おうと決意し、先に動いたのは…ソラオだった。

 

 

「一番手には僕が出よう。

───行くぞ、バナード!」

 

 

一番手にソラオが出て、フシギバナ(バナード)がフィールドに立った。

そして、ミュウツーは同じフシギバナを前に出した。

 

 

「…舐められたものだな。

僕相手に同じフシギバナで挑むなんて…!

尚更負けられん…!

バナード、《はっぱカッター》だ!」

 

『こちらも《はっぱカッター》だ。』

 

 

格の違いを見せつける為に敢えてソラオと同じ指示を下したミュウツー。

 

両者のフシギバナの《はっぱカッター》がぶつかり合う。

…しかし、葉っぱ数のは同じでも、葉っぱの大きさに威力はミュウツーのフシギバナ───コピーフシギバナが上で、そのままバナードにへと被弾する。

 

 

「何だと…!? くっ………だったら!

バナード! 《エナジーボール》!」

 

 

負けじと《エナジーボール》を放つが、コピーフシギバナは《パワーウィップ》で弾き、そのままバナードを拘束して地面へと叩きつけた。

 

バナードは《パワーウィップ》を解こうとするが、相手はそのまま何度も地面に叩きつける…モグラ叩きの様にされ、動かなくなった所で放り投げられる。

 

バナードは数回バウンドし、戦闘不能になった。

バナードが戦闘不能になった事で、ソラオのポケモン達が全員奪われてしまった。

 

 

「そんな、バナード!! 皆んな!!」

 

「…次は私の番よ。

私が勝って、奪われたポケモン達や後輩達を不安がらせない様にしてみせる!」

 

 

二番手としてスイートが立ち向かう。

それに対してミュウツーはソラオと同じ様にカメックスにはカメックスをぶつける。

 

 

「クスクス! 《ハイドロポンプ》!」

 

 

カメックス(クスクス)の《ハイドロポンプ》がコピーカメックスを襲う。

 

それに対してコピーカメックスは《こうそくスピン》で仕掛ける。

 

コピーカメックスはクスクスの《ハイドロポンプ》では全く止まらずに《こうそくスピン》でクスクスを吹き飛ばす。

 

 

「…特殊技はダメみたいね。

だったら…クスクス!

こっちも《こうそくスピン》でやり返すわよ!」

 

 

クスクスは切り替えて《こうそくスピン》でコピーカメックスにへと迫る。

 

しかし、コピーカメックスは臆さずに攻撃を受ける。

 

スイートや他の皆んなは攻撃が入った…と、思っていたが、コピーカメックスをよく見れば、何やら力が上がった様なエフェクトが入っていた。

 

 

「不味い! あれは《ロケットずつき》の構えだ!

直ぐに退避を───」

 

『遅い。』

 

 

思わず大声で叫ぶも、クスクスは《ロケットずつき》を受けて押される。

 

更に追撃の《はかいこうせん》がクスクスを襲った。

 

そのまま壁にへと叩きつけられてしまい、戦闘不能になってしまう。

これにより、スイートのポケモン達もミュウツーに奪われてしまった。

 

 

「ああ!? 皆んな!!」

 

『…フッ、こんなものか。

こんな事ならば、この女を通してもっと優秀なトレーナーを選抜しておくべきだったな。』

 

「………もう許せん! 今度は俺が出る!」

 

 

タケシが怒りを露わにして前に出る…が。

 

 

「待ってくれタケシ。

………ここは俺に任せてくれ。」

 

「サトシ!? いや、ダメだ!

いくら強くなってセキエイ大会で大きな成果を出したが、これはそれ以上に───」

 

「無論、サトシだけではありませんよ。」

 

「私達もやります。」

 

 

偽サトシだけで無く、シゲルとリーフも偽サトシに並んで前に出た。

タケシが俺達を引き戻そうとするが、ミュウツーが『邪魔をするな』と圧をかけた事により、タケシは止まった。

 

 

「たくっ、2人まで出なくて良いんだぞ?

相手はマジでヤバいからな。

ここはある程度修羅場を潜り抜けた俺が───」

 

「見栄を張るなよ。

どう見たってキミ1人でどうにかなる相手じゃない。

僕だって招待された側だ、セキエイ大会では無様を晒したからね、ここで払拭させてもらう。

何より相手もカメックスを使うんだ、余計負けられないさ。」

 

「そうそう!

いっつもサトシくんばっかり頑張っちゃってズルいよ。

私も、サトシくんに負けないくらいには強いんだからね?

寧ろ、今度はサトシくんが出番無いくらい活躍しちゃうからね!」

 

「…やれやれ、じゃあ……やりますか!」

 

 

俺達3人は並んでトレーナーリングの前まで歩んだ。

 

 

 

 

 

『第124話:マサラの3人』

 

 

 

『…先ずはどいつからだ?』

 

「カメックスが出ているんだ、ここは僕から出よう。

さあ行くぞ! カメックス!

……キミに決めた!」

 

 

シゲルがカメックスを繰り出した。

 

…それは良いが、リーフに続いて俺の真似をしていないかい?

 

 

「どういった心境なんだい? シゲルン?」

 

「…どうしたも無い、これが元から僕のフォームだ。」

 

「ふーん(ニヤニヤ)。」

 

「状況が状況なんだ、揶揄うのは止めてもらおう。

後、僕はシゲルだ。」

 

 

俺なりに気を使ってみたんだが、余計なお世話だったか。

これなら大丈夫そうだな。

 

 

『今度はこちらからだ…《こうそくスピン》。』

 

「こちらも《こうそくスピン》!」

 

 

互いに同じ技を指示してぶつかり合う。

最初は互角だったが…段々コピーカメックスの方が勢いが強まっていた。

 

 

「…今だ! カメックス!

相手のそのまま受け身を取るんだ!」

 

 

シゲルの指示でシゲルのカメックスがコピーカメックスの《こうそくスピン》を受けて空にへと舞う。

しかし、受け身だったのでダメージは小さく、《こうそくスピン》のまま宙にて次の指示を待っている。

 

 

「狙いを定めて《ロケットずつき》!」

 

 

宙の中でも、落ち着いて狙いを定めながら力を溜め、狙った先に《ロケットずつき》で奇襲してダメージを負わせる。

 

 

「ダメージが通った!」

 

「私のクスクスよりも耐久もパワーも優れているの!?」

 

『…小賢しい。やりかえせ!』

 

 

カスミとスイートの活気に面白くないと思ったのだろう。

ミュウツーが怒気を含んで命令し、コピーカメックスもやり返そうと今度は《ギガインパクト》で突撃してくる。

 

それに対して、シゲルは落ち着いて《てっぺき》を指示して攻撃を敢えて受けさせた。

 

 

『ふんっ、勝負はあったな。』

 

「ああ、僕の勝ちでね。」

 

『…何だと?』

 

 

シゲルは攻撃を受けて土煙が上がっている状況下でも、自分のカメックスなら耐えられると信じていた。

煙が晴れると、シゲルのカメックスは何とか堪えている状態だった。

 

 

「よしっ! 今だ、《カウンター》!」

 

 

シゲルはこの状況と結果を待ってましたと、《カウンター》で返り討ちにする指示を送って、コピーカメックスを押し飛ばした。

 

コピーカメックスは立ちあがろうとしたが…耐えきれずに倒れた。

 

 

「やった! 先ずは一本!」

 

「ああ! 流石だな。」

 

「…やるな、アイツ。

セキエイ大会ベスト16のレベルじゃないぞ…!」

 

「…そうね。私のクスクスよりも強い…。」

 

 

カスミとタケシが勝利に喜び、ウミオとスイートはシゲル達の強さに驚愕していた。

 

 

「やったね! シゲルくん!」

 

「当然さ。」

 

 

と、リーフのハイタッチに応じると、俺の見ていたいつもの自信満々なシゲルの顔になった。

 

 

「やるじゃん。」

 

「当然だよ、サートシくん。

…さて、僕は勝った。

次はキミ達の出番だ、負けるなよ。」

 

 

当たり前だぜ。

と、俺が前に出ようとしたが、次に相手側でフィールドに立ったのはコピーフシギバナだった。

 

 

「フシギバナ相手は私だね。

サトシくん、私も勝つよ!」

 

「おう、ファイト。」

 

 

と、リーフの背中を軽く押してあげた。

 

リーフは偽サトシから気合いを受けた事で、勝つ気満々だった。

 

 

「さて………それより、その子は介抱して上げないんですか?

そのままだと可哀想なんですけど…?」

 

『負けた者に介抱する必要は無い。

…一体を倒せた位で思い上がらない事だ。』

 

「………そうですか。

お願い、フシギバナ! キミに決めた!」

 

 

これ以上何かを言うのはよく無いと判断したリーフはフシギバナを繰り出した。

 

 

『《パワーウィップ》!』

 

「《じしん》!」

 

 

コピーフシギバナが《パワーウィップ》で攻めてくるに対して、リーフは《じしん》を指示した。

《パワーウィップ》の大蔦がリーフのフシギバナに届く前に《じしん》が先にコピーフシギバナを襲い、大蔦は地面に落ちる。

 

しかし、攻撃を受けながらも徐々に大蔦を伸ばして来るが、リーフは《どくづき》を指示、リーフのフシギバナは《どくづき》の毒を浴びた蔦で相殺する。

技の威力としては《パワーウィップ》の方が上だが、《じしん》を受けながらの為、コピーフシギバナの方が力負けしていた。

 

 

『チッ……《はかいこうせん》!』

 

「《どくづき》の蔦を突き立てながら《にほんばれ》!」

 

 

リーフは《まもる》では無く、《どくづき》を活かして攻撃を軽減する手段を取った。

攻撃は受けてしまうが、シゲル同様にフシギバナの耐久を信じ、次の手に向けて《にほんばれ》を展開する。

 

《どくづき》を上手く活かして《はかいこうせん》によるダメージを軽減した事もあって受け堪えたリーフのフシギバナ。

コピーフシギバナが《はかいこうせん》の反動で動けない隙を狙い───

 

 

「今の隙に連続で《ウェザーボール》!」

 

 

これがリーフの狙いである。

 

《ウェザーボール》は天候によって効果が変わる。

《にほんばれ》状態の場合、『ほのお』タイプとなり威力の上がる。

 

リーフのフシギバナも《はかいこうせん》でかなりのダメージを受けながらも、反動によって動けない相手に我慢しながら《ウェザーボール》を連続で放ち、戦闘不能にまで追いやった。

 

 

「やったな、リーフ!」

 

「流石だ。」

 

「うん! フシギバナもご苦労様。」

 

 

リーフは俺達に向けて笑顔で応え、フシギバナに労いの言葉をかけた。

 

 

「よしっ! リーフも勝った!」

 

「サトシィ! 次はアンタの番よ!

2人に負けずにかましちゃいなさい!」

 

「…凄いな。強力な技を受けて尚、返り討ちにした…。」

 

 

リーフが勝った事でタケシ達は活気がつく。

中でもカスミは偽サトシにエールを送り、ソラオはリーフとフシギバナの強さに呆然としていた。

 

 

『…どうやらお前達3人のポケモンは優秀な様だ。

お前達のポケモンを奪えば、さぞ強いコピーを生み出せそうだ。』

 

「そう言う台詞は俺に勝ってから言ってもらおうか?

俺達もいくぞ…リザードン!

キミに決めた!」

 

 

俺はリザードンを繰り出し、ミュウツーも最後のコピーリザードンを前に出した。

 

 

『やれ、《りゅうのはどう》。』

 

「リザードン! 《りゅうのまい》をしながら上手く躱わせ!」

 

 

コピーリザードンの《りゅうのはどう》に対し、こちらは《りゅうのまい》をしながら上手く躱していく。

接近まで行けないが、相手の攻撃を見切りながら攻撃と素早さを上げられるのは大きい。

 

 

『《げんしのちから》!』

 

 

今度は4倍弱点を突いて攻撃を仕掛けて来る。

これに対しては《ドラゴンクロー》で向かってくる岩を引き裂く。

 

そして、向かって来る岩を無力化した所でそのまま《ドラゴンクロー》で攻め上がる。

それに対して相手も《ドラゴンクロー》で対抗する。

 

両者の《ドラゴンクロー》がぶつかり合う。

レベル、そして個体値は向こうの方が上だろう。

《りゅうのまい》で攻撃と素早さが1段階ずつ上がっているのに互角であるからだ。

リーフのフシギバナ、シゲルのカメックスの時もそうだったので間違いだろう。

 

…しかし、経験の差はこちらの方が上だ。

パワーは互角でも、攻撃を受け流す技術を持っている俺のリザードンが攻撃を流して《ドラゴンクロー》を決める。

 

そこへ更に《かみなりパンチ》をお見舞いする。

これにより、コピーリザードンに更なるダメージと共に隙が生まれる。

 

 

「決めろ! 《ドラゴンダイブ》!」

 

 

トドメに全力の《ドラゴンダイブ》で突撃し、コピーリザードンを吹き飛ばし、戦闘不能にした。

 

 

「やった! サトシが勝ったわ!」

 

「ああ! よくやったぞ、3人共!」

 

 

カスミとタケシの言葉にウミオ、ソラオ、スイートは負けて奪われたポケモン達が帰ってくると…思った。

 

 

「勝負は僕等が勝った。

さぁ、奪ったポケモン達と彼女を解放し、景品を貰おうか?」

 

 

シゲルがミュウツーに問い詰める。

…しかし、ミュウツーは負けたとはいえ全く表情は変わらず、ファイヤーに視線を送る。

 

 

『何を勝った気になっている。

まだ勝負は終わっていない。

この私と…このファイヤーがな…!』

 

「!? そのファイヤーはジョーイさんのポケモンだろう!?」

 

『いいや………この女のモンスターボールに入ってたのは、あくまでも私の指示だ。

この女のポケモンでは無い。』

 

「何だって…!?」

 

『それなりに実力のあるトレーナーの情報を知る為にやむ無くボールに入っていただけにすぎん。

…まさか、偶然とはいえ、そこのトレーナーに敗れるとは思わなかったがな…。』

 

 

ミュウツーが俺を見る。

そして、ファイヤーが俺に対して睨みつけてくる。

 

 

『だが、偶然は二度も起こらない。

今度はお前達が敗北する番だ。』

 

「…」

 

「一体…何がしたいんだ、キミ達は…!

僕等を集め、勝負を仕掛け、ポケモンを強奪…!

それらをして、何をする気なんだ!?」

 

『何をする…?

───無論、お前達『人間』に復讐する為だ…!!』

 

 

次の瞬間、ミュウツーから凄まじい殺気が偽サトシ達へと向けられた。

 

 

 






・コピーポケモン vs 偽サトシ達回でした。
結果はウミオ、ソラオ、スイートは敗北してポケモンを奪われ、シゲル、リーフ、偽サトシは勝利した。
最初の3人が呆気なく負けてしまったが…長く描写しても結局負けるので、お許しください。


次回、いよいよミュウツーが出張る。
加えてファイヤーも戦う気満々である。
………無理ゲー突入か?

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