usami001様、ヴァズトゥーン様
浦松様
高評価ありがとうございます。
お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。
「初上陸、オレンジ諸島!」
俺達はクチバシティの港からオレンジ諸島に入り、博士のお使いでダイダイ島に辿り着いた。
…アニポケでは確か、ロケット団絡みでヤベェ流れになった気がするが、普通に目的地に辿り着いたのでよしとしよう。
そいやーアイツ等、劇場編でも出て来なかったし…何やってんだろ?
もしかして、もうルパンの様に脱獄出来なくなったん?
だとしたらお疲れさん。
ちゃんと更生しろよ。
………んで、特に問題は無いのだが、博士…ジジイにはほんっっとうに困った。
あのジジイ、旅費を少しも寄越さんかった。
お使い頼んどいて何も渡すもんがないって何様やねん。
帰ったらプラターヌ博士の研究所にポケモンを預けるようにすんぞって弄ろうかな。
いや、多分だがオレンジ諸島で新たにポケモンを捕まえると思うので、その時にでも弄ろうかな。
ま、ナナミさんやシゲル達にはお土産を買ってくが、ジジイには何もやらんで良いかな。
「いやぁ、それにしてもここのジョーイさんも美しかったなぁ。」
「…タケシって、普段もあんな感じなの?」
そういえば、セレナは初めて見るんだったな。
タケシのナンパを初めてみる女の子は困惑するよな。
「おねーさん絡みだといつもあんな感じ。
だからナナミさんに会う度にナンパを阻止すんの疲れんだよな。
まぁ、暫くはシゲルの手伝いをしてるから大丈夫だけど。」
「ナナミさん…シゲル…会わなかったけど、マサラタウンにいなかったからなのね。」
あれ、セレナってナナミさんはサマーキャンプで俺達の手伝いとかしてくれたけど、シゲルとは接点あったけ?
アイツ確か他の奴等と絡んでなかったっけ?
ん? リーフはどうだっけ?
「ナナミさんにはアンタが勝手にやるけど、それ以外はアタシがやってるんだからね?
偶にはアンタもやりなさいよ!」
「いやー、気持ちは分からなくも………いや、何でもないよ。」
偽サトシがタケシのナンパに理解がある所を見て、セレナは笑顔で圧をかける。
加えてカスミも肩に手を置いて力強く握り締め、物理で圧をかけていた。
「……おっ、あそこがウチキド博士の研究所だな。」
タケシがジョーイさんから聞いたウチキド博士の研究所の建物を見つけたので、俺達はサクッと向かった。
「すみませーん、ウチキド博士という方はいませんかー?」
建物に入って早々カスミが一番に声をかける。
すると…俺の足元近くからパカっと隠し扉に近い感じなのが開くと、髪型と服以外は全く同じ顔の女の子3人が現れた。
俺達はオーキド博士からお使いを頼まれたと事情を説明すると、助手だった女の子達に今ウチキド博士のいる海岸まで着いていく。
すると、突如海からギャラドスが現れてカスミとセレナがビビって俺の腕にしがみついた。
急なギャラドスに警戒心を向けるが…ギャラドスを含めた他のポケモン達は大人しく…1人のエロい体つきの大人のお姉さんに「いい子いい子」と撫でられていた。
「うぉぉおおお!
じ、自分もいい子いい子されたい…!」
「あ、俺もおれ───痛いたいたいたいっ!!!
ちょっ! カスミ!
俺じゃなくてタケシにやれよ!」
「…何も間違えて無いわよ。」
じゃあ何で俺は仕打ちを受けてるんですかねい?
後、セレナさん…?
無言でお腹つねるのやめて…メッチャいてぇ…。
「あら、その子達は?」
「オーキド博士のお使いだそうです。
───例のGSボールの事かと思います!」
…ああ、そいやぁそんなボールもあったな。
ゲームではセレビィと関係があるも、アニメでは自然消滅したんだっけ?
俺達は研究室へと招待されると、例のGSボールについて説明される。
「これは最近見つかったモノなんだけどね?
質感などはモンスターボールと変わり無いのだけどぉ、ボールとしての機能が一切起動しない謎の代物なのよ。
いつ誰が作ったのかも分からない。
思い切って叩いたり、投げつけたりと試しても何も反応無し。」
「ほほう。」
「それからレーザーを当てたり、チェンソーで切ったり、ハンマーで叩いたりしても無傷なのよ。」
「おいおい、叩いたり投げたりからぶっ飛んだ行動を取ってるよ、この人達。」
思わずタメ口のツッコミを入れてしまう。
お淑やかそうに見えて怖ぇよ…。
取り敢えずGSボールを受け取り、バカンスの出来るリゾート地の行先を教えてもらおうとすると…。
ナイスバディのエチキド…ウチキド博士にメロメロのタケシがウチキド博士の手伝いをしたいと言い出した。
こうなってしまったら聞く耳持たないので、仕方なく俺達も今日はお手伝いをする事になった。
案内された庭ではバタフリー、ラフレシア、パラスといったカントーでも見るポケモン達だが、よく見れば模様や色が違う。
これがジジイの言っていたオレンジフォーム(仮)か。
助手の女の子達が食事を持ってきて、ポケモン達が一斉にやって来る。
…しかし、その中でバタフリーは皆と違ってご飯を食べなかった。
「困ったわねぇ。
あの子ったら最近ご飯を食べないわねぇ。
…これ以上食べないと…。」
ウチキド博士達が困っていると、タケシがバタフリーのポケモンフーズを食す。
その行動にウチキド博士達やセレナは驚いて戸惑ってるから、俺が解説しよう。
「タケシはポケモンブリーダーなんです。
しかも、ポケモン達のポケモンフーズを一から作り上げてしまう程の腕を持ってるんです。
それも、市販品よりもポケモン達が喜ぶものを的確に。」
タケシは一口してから、近くにあったきのみでバタフリーの好む味の調味料にして振りかける。
すると、バタフリーは素早くタケシの振り掛けたポケモンフーズを凄い勢いで食事始める。
「あらぁ、凄いわねぇ。」
「むむ? あのパラスも食べるのにやや抵抗があるな。
少し残ってるからそれを…。
おっ、あのきのみを使えば、更に美味しく出来るなぁ!」
ルンルンとしながらも行動はテキパキと動くタケシはあっという間にこの辺りのポケモン達に好かれていた。
「タケシって凄いのね!
こんな事をパパッと出来ちゃうなんて!
ポケモンにも好みとかあるのね。」
「ああ、そこは俺達人間と一緒だよ。
例えば俺のゲッコウガはポケモンフーズよりも、俺の握ったおにぎりの方が好きみたいだし。」
ゲッコウガがジッと俺のおにぎりを見ていたので、あげてみたら…凄い『パァ!』っとした顔でムシャムシャと食べてくれたしな。
しかも、市販のおにぎりよりも俺の握ったおにぎりが良いってスリスリしておねだりしてくるレベルだもんな。
全く…可愛いやつだぜ!
そして、スーパータケシタイムは終わらない。
夜になって、夕飯を作ろうとした時だ…。
リビングやキッチンが汚かった。
ハッキリ言ってゴミ屋敷だった。
カスミもつい「汚なぁ…」って口滑っちゃうからね。
いやでも、これは…。
「私達、研究以外は適当だもの〜!」
「「「てきとー!!!」」」
「普段どうやって生活してんだよ。」
またもやタメ口でツッコミを入れてしまう。
聞けば、普段は研究室の床とか椅子で寝たりしてるらしい。
体に悪すぎる…。
…と、俺達3人は呑気なウチキド博士達に呆れているが…。
タケシは何やら1人で燃えて掃除をし始めた。
流石に1人でやらせるのは放っておけないので、俺も率先してテキパキと動く。
「タケシくんも凄いけど、サトシくんもテキパキと動けるのねぇ!」
「どうもどうも。」
清潔の方が良い印象で受けられるからね!
…汚いの嫌だし。
セレナとカスミも参戦してスムーズに事は運び、タケシはキッチンにて料理を始める。
俺は窓辺りの掃除をしていると…。
「…?」
少し気になる物があった。
翌朝、俺達はリゾート地のある島…ダイダイ島のチケットと、一泊出来るチケットをウチキド博士から貰えた。
何でも昨日の掃除などがとても嬉しかったらしい。
…何処かのお金にがめちいジジイ博士とは違うぜ。
取り敢えず、預かったGSボールを鞄に入れる。
さて、4人でボンタン島へ…とはいかず、タケシがここでブリーダーとして働くと頑としていた。
…俺は昨日窓際で見た物を耳打ちで教えてあげたが、タケシは全然気にして無い。
ウチキド博士と一緒に生活出来る事にウキウキ爛々として、もう何を言っても通じないので、俺はセレナとカスミを連れて…。
「んじゃまたなー。博士達もお元気でー。」
と、見送られながら2人を連れて港まで向かう。
「サトシ!? 軽いわよ!?
ずっと一緒に旅して来たんでしょ!?」
「そうよ! どうかしたの!?」
2人に問われたが、少し離れた所で俺は昨日見たものを語り始める。
「…昨日掃除してた時に、窓際でウチキド博士と誰かの写真があったんだよ。」
「それがどうしたのよ。」
「…顔は光の反射とジッと見つめるのもアレだったからよく見れなかったけど、ガタイのいい男性で腕を組んでたんだよ。」
それを聞いた2人は固まる。
「それって…もしかして……アレ?」
「多分、ね…タブンネ。」
「…えっと…兄妹って線だったりは?」
「恋人にする様な組み方で、ウチキド博士の頬が若干赤かったかな…。
タケシにも耳打ちで教えてやったけど…聞く耳持たずだったからな…。」
「「…」」
2人は察した。
「………そうね。つまりは
「だから『またなー』って呑気にタケシに言ったんだよ。」
「…タケシ、私……タケシの分まで幸せに…!」
おいおいセレナさん…そこまで言ってやるなや。
………死ぬなよ、タケシ…。
だが、この時点では知らなかったが、後に俺達は知る。
ウチキド博士のその相手が誰で、どういった仲なのかを…。
偽サトシ
「やめて!
真実を知ったらタケシの心は燃え尽きちゃう!
お願い! 死なないでタケシ!
お前がここで倒れたら、ジョウト、ホウエン、カントー(2回目)、シンオウ…それ以降もどうするの!!
ライフはまだ残っている!(多分)
(真実を知っても)耐えれば、リア充にきっと勝てるんだから!(そんな事は無い)
次回、『タケシ死す』。デュエルスタンバイ!」
タケシ
「俺…ウチキド博士の手伝いをし続けて、いつか…(盛大なフラグを立てる)。」
「来たぜ! バカンスリゾート!
浜辺のねーちゃん達がいっぱいだぁ…!」
俺達は朝別れたタケシの事なんてとうに忘れて、昼にリゾート地:ボンタン島へと辿り着いた。
セレナとカスミが水着に着替えている間、俺は隠れて趣味で買った黒いグラサン(丸メガネ)を装着してジロジロと周りのおねーさん達を見渡していた。
気分は既に五条悟だ。
え? 何故に五条悟かだって?
だって、最強で面白いんだよ?
好きにならない訳がないじゃない。
…と、心の中でふざけていると───
「お、お待たせ…さ、サトシ…!」
背後から恥ずかしそうにしている…水着のセレナさんが現れた。
う、美しい…!
まだ同じ10歳だというのに膨らみがあり、モデルみたいな仕草に夏の様なひでりに砂浜もあって、彼女の美しさが100%…否、200%引き出されている。
素晴らしい…!!
ここが…理想郷だったか!!
俺は、そんな恥ずかしそうにしているセレナを凝視してしまう。
「あぅぅ……は、恥ずかしいよぉ…サトシぃ…。」
セレナが涙目になって訴えている。
そんなキミも…と呑気に考えているが、気がつけば周りの年近い野郎共がセレナをジロジロと俺と同じで凝視しているでは無いか。
「ああん!? 何見てんだ? あ?」
俺は咄嗟に『波導』の力を利用して、覇王色の覇気を飛ばすように威圧する。
中にはチンピラみたいな連中がナンパ目的に近づいてくるから───
「ウチのセレナに何かようか?」
と、思わず勢いでカッコつけてしまう。
野郎共はそれでもナンパしてくるので、笑顔でマサラパワーを引き出してチンピラを遠くの海まで投げ飛ばしてあげた(キラッ!)。
「悪いセレナ! 色々カッコつけた!
急に肩を寄せちゃったしぃ…どうした、セレナ?」
俺がセレナの方を見ると…。
セレナは顔を真っ赤にして頭から煙のようなのが上がっていた。
『俺のセレナに何かようか?(キラキラ)』
セレナの脳内では、その様に変換されていた。
「(やだ…サトシがカッコ良すぎる…(うっとり)。
お、おおお俺のセレナって───)」
「…何やってんのよ、アンタ等。」
「「!?」」
2人が振り向いた先には半眼でいるカスミだった。
「お、カスミ! この前と違って新しい水着じゃん!
良いじゃん!」
「へ? え、ま、まぁね…!」
「………この前? ねぇ、サトシ…その話詳しく教えて?」
今度はセレナが…影のかかった顔で笑っていない笑顔で偽サトシを見つめる。
「あ、ああ…それはぁ…あ、アオプルコでぇ…。」
俺はどう伝えようかと困惑していると…。
カバンの中のボールからアシレーヌが勝手に出て来て、俺の体にくっついて頬ずりし、ペロペロと顔舐めをしてくる。
「おぉぉ……アシレーヌ…こ、このタイミングで何故…?」
偽サトシを舐めまくるアシレーヌを見てセレナの不機嫌ゲージがぐんぐんと伸びていく。
『フィ? フィ〜♪』
(※特別翻訳:アナタじゃこんな事出来ないでしょ?)
「(ブチッ!)…上等じゃない…!
だったら……えい!」
偽サトシに(腕に)思い切って抱きつくセレナ。
それにより、偽サトシの興奮ゲージがぐんぐんと伸びていく。
『…!!』
セレナの行動が意外だったのか、アシレーヌはセレナに睨みつけてセレナも睨み返して、火花を散らし合う。
(!?!?!?!?
せ、せせせせセレナが、だ、だだだ抱きつき!?
お、おおおおむねがががががが!?!?)
偽サトシは顔を真っ赤にして微動だにしなかった。
「はぁ………何やってんだか。」
目の前でイチャイチャしている光景を見て更に不機嫌になるカスミ。
それを横目にして笑っている人達を見て…カスミは偽サトシのもう片方の腕に抱きついた。
「え!? か、カスミ!?」
「………私だけしてないとか、空気読めてないから察しなさいよ。」
にゃ、にゃんだって…!?
カスミさんが、カスミさんならぬ行動を取ってない!?
「おい、アレ見ろよ。」
「可愛い子じゃん! どっちもアリだわ。」
「てか、女の子2人侍らせるのもヤバいのに、ポケモンにまでとか…あのガキンチョやってんなぁ(笑)。」
「ねぇねぇ! そこのお二人さん!
そんな冴えない奴より俺等と遊ばない?」
ゲラゲラと新たなチンピラ集団が現れる。
「…はぁ、折角のビーチなのに…。
サトシ、さっさとここから立ち去───」
「…おい。」
「? サトシ?」
セレナとカスミが何やら偽サトシの様子が可笑しい事に気づいてつい手から離れる。
「そんなに遊びたきゃあ…やろうぜ?
ビーチバレーでもよぉ!」
偽サトシはカバンから球を取り出した。
「あん? ヤロウに用は───」
次の瞬間…チンピラの1人の顔面に球がめり込むと同時に鈍い音が鳴り響いて、球が偽サトシの元へ戻ると同時にチンピラは海の方にジェット機が飛んでった様に飛ばされる。
「………は?」
チンピラ達は何が起きたのか分からない顔をしている。
今やったのは間違い無く偽サトシだ。
だがしかし…今の偽サトシは通常の状態で無く、興奮状態がマックスを超えて暴走状態になってハイになっていた。
「セレナ達にまとわりつく奴等は…消毒だぁあ!!!」
『ひぃぃぃいいいい!!!!』
…ビーチバレーと称したゲームで一方的にチンピラ達を殴殺(死んでません)していく偽サトシ。
それを近くで偽サトシを眺めているセレナとカスミ。
「…今のアイツ、いつもと違うけど…慣れた方が良いわよ。」
「カッコいい…(うっとり)。」
「だーめだこりゃ…。」
セレナは超人ぶりな偽サトシを目の当たりにしても動じなかった。
同然だろう。
幼い頃にイワークを相手に自分を抱えながら超人離れした動きで避けたのを間近で見ていたからだ。
つまり…セレナは偽サトシの超人ぶりも込みで惚れているのだ。
「だぁ………し、死ぬかと思ったぜ。
何だったんだ…? アイツ…人間なのか?」
海に投げ飛ばされたチンピラが息を荒くしながら、ゆっくりと立ち上がる。
「チッ、この俺にした仕返しをしてやる!
こうなりゃ、俺のポケモンで…あん?」
チンピラが目にした先には…珍しいポケモン:ラプラスが倒れていた。
・エチキド…ウチキド博士に会ったよ。
それもあって案の定、タケシが一時離脱。
…しかし、彼が真実を知った時は…。
・リゾート地で偽サトシくん暴走(笑)。
美少女2人の密着で暴走した偽サトシくん。
そこにチンピラ達がやって来て、ビーチバレーという名の殴殺ショーの開幕。
最後に何やら次回のイベントのフラグが?
因みに殴殺ショーの後、アシレーヌの《ハイドロポンプ》によって正気に戻るのであった。
『偽サトシ』
タケシ同様、おっぱ…ウチキド博士に目が行くが、セレナとカスミによって阻止される。
尚、アニポケに無かったタケシがウチキド博士の元から離れた理由の一端を見てしまった。
『セレナ』
偽サトシが他の女に目を向けさせない様にするストッパー。
ダイダイ島のビーチでは、アニポケでは無かった水着を披露して偽サトシを喜ばせた。
スリーサイズは決めてないが、ハルカ同様に10歳にしては大きすぎる。
将来はすんごい事になるのは確定。
『カスミ』
何だかんだで最初の偽サトシのストッパー。
ダイダイ島のビーチでは、偽サトシとセレナのイチャイチャを目の当たりにして不機嫌となり、加えて周りから…「あの子1人だけ」みたいな扱いに等々積極的になるツンカスミになった。
いいぞ、もっとやれ!!
『タケシ』
欲望タラタラで離脱したもの、彼の行く末は…。
有名な『城之内死す』ネタが出来て楽しかった。