俺、サトシになってました(笑)   作:黒ソニア

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革新様
高評価ありがとうございます。
お陰様で更にこの作品に対しての意欲が高まりました。
それから誤字報告して下さった方々、ありがとうございます。




第74節:『ポケモンと共に歩む事を』

 

 

 

『第16話:カントー四天王の実力』

 

 

 

「そ、それでは!

不束者ですが、このバトルの審判は僕が務めます!

使用ポケモンは1体。

準備は……よさそうだね。

……それでは両選手、ポケモンを!」

 

 

バトルフィールドにて、俺とカンナ様とのバトルの審判であるケンジがポケモンを出す指示を送り、俺達はボールを構え…投げた。

 

 

「ゲッコウガ! キミに決めた!」

 

「さぁ行くわよ! パルシェン!」

 

 

俺はゲッコウガを繰り出し、カンナ様はパルシェンを繰り出した。

 

…互いにみずタイプのポケモンである事から、観戦してるカスミが「キャー!」と、目をハートにして騒いでいた。

 

 

「ゲッコウガ、相手は四天王だ。

これまで戦ってきたトレーナーのポケモンとは比べ物にならない。

…最初から全力全開で攻めるぞ!」

 

『コウガッ!』

 

「準備は良いみたいね。

───さぁ、始めましょう。」

 

 

四天王カンナのプレッシャーが偽サトシとゲッコウガを襲う。

しかし、2人にプレッシャーは効かず、それどころか気迫が増した。

 

 

「それでは…始め!」

 

「ゲッコウガ、《あくのはどう》!」

 

 

開始の合図と共に《あくのはどう》によるあくタイプのエネルギーの砲弾が放たれる。

勢いのある攻撃にカンナは口角を上げ、パルシェンに《からをやぶる》と回避を同時に指示した。

 

流石は四天王。

このくらいの事は平然とこなすか!

 

これ以上《からをやぶる》をさせない為にも《ちょうはつ》をしたい所だが…。

そんなのは見破られているだろうから簡単に回避してくるだろう。

 

ならば───

 

 

「攻めるあるのみ!

ゲッコウガ、《でんこうせっか》からの《グロウパンチ》!」

 

 

《でんこうせっか》による先制技とダクマとオコリザルを通して新たに会得した《グロウパンチ》で攻める。

《グロウパンチ》はかくとうタイプの技だが、技の威力は低い。

しかし、攻撃が当たる度に攻撃が上がる!

 

 

「いい勢いね。でも残念、《テレポート》。」

 

 

…しかし、《でんこうせっか》で接近して放った《グロウパンチ》も空をきった。

 

《テレポート》…!

パルシェンはその技が使えたのか…!

 

 

「今度はこちらの番ね。《ミサイルばり》!」

 

 

《テレポート》でゲッコウガと距離を作って背後上から《ミサイルばり》を放った。

むしタイプの技はゲッコウガに効果は抜群だ。

 

 

「ゲッコウガ! 《あくのはどう》をオーラの障壁にするんだ!」

 

 

俺の指示にゲッコウガはあくタイプの波導のオーラを障壁の様にして攻撃を防ごうとする。

 

それを見てカンナは少し驚いた顔をするが、《ミサイルばり》を完全には防げずに1発分は無効化出来たが、2発目、3発目は無効に出来ずに半ば攻撃を受けて、吹き飛ばされる。

しかし、カンナのパルシェンの特性は『スキルリンク』。

最大数放てる為、4発目と5発目の攻撃がゲッコウガを襲う。

 

 

「ゲッコウガ! 《でんこうせっか》で回避し続けろ!」

 

 

ゲッコウガは効果抜群の大ダメージを堪え、《でんこうせっか》で4発目と5発目の攻撃を回避した。

 

しかし…パルシェンは《テレポート》でゲッコウガの前に現れ、次の《ミサイルばり》を放とうとしていた。

 

だがそれは、偽サトシ達にとってもチャンスであった。

 

 

「今だ! 《グロウパンチ》!」

 

 

《でんこうせっか》の状態で放たれた高速の《グロウパンチ》のパンチを真正面から受けるパルシェン。

それにより、少し苦渋の顔を浮かべるが…直ぐに切り替えて《ミサイルばり》の5発分の針爆弾がゲッコウガを襲う。

 

ゲッコウガは寸前で《あくのはどう》を全身から展開するが…ダメージを多少軽減させたが、吹き飛ばされて大ダメージを負った。

戦闘不能にはならなくても、体力は既に1/3を切っているのは目に見えていた。

 

繰り返すが、ゲッコウガにむしタイプの技は効果は抜群。

技である程度防御しているとはいえ、その攻撃を何発か喰らっているので体力が1/3を切ったのは大きい。

 

これが…四天王のポケモンの強さ。

 

 

「…流石は四天王のポケモン。

セキエイ大会ではファイヤーを倒した実績があっても、ここまでの実力差があるのか!」

 

「仕方ないわよ。

だって、カンナ様のパルシェンよ?

攻撃が一度入っただけでも…。」

 

 

ケンジの言葉にカスミが反応するが…。

カスミの隣で偽サトシを応援しているセレナは横に振る。

 

 

「まだ…サトシ達は諦めていない。

どんなピンチだって、きっと逆転出来る!」

 

「…確かにこれまでは何とか逆転してきたけど…。」

 

「ううん。これまでも…これからだってそう!

そうでしょ? サトシ!」

 

 

セレナの言葉に…偽サトシは不適な笑みを浮かべた。

ゲッコウガも痛みに耐えながらも立ち上がる。

 

 

「なぁゲッコウガ…。

カンナさんのパルシェン、スゲェ強ぇな。

分かってはいたけど、こうもこちらの攻撃が通用しなくて、相手の攻撃は一撃一撃が重い。」

 

『コウッ…!』

 

「絶体絶命だよな、これ…。

だけどさ……()()()()が収まんねぇんだよな!

この状況を覆した時の事を考えたらさぁ…!」

 

 

偽サトシは楽しそうに笑う。

ゲッコウガも偽サトシと同じ気持ちだった。

 

この瞬間…偽サトシとゲッコウガの気持ちが力強く同調する。

これまでの『キズナ現象』と偽サトシとゲッコウガのキズナの力が強く重なり合う。

 

ゲッコウガから凄まじい水の柱が立ち、それがゲッコウガをヴェールの様に包み、全身に力が入る。

 

 

「出た! 不思議なゲッコウガ!」

 

「サトシとゲッコウガの絆の力!」

 

 

ケンジとセレナが応援の勢いを増す中、カスミは静かに偽サトシに勝機があるかもと、緊張感のある顔になった。

 

一方、対戦相手のカンナはというと───

 

 

「フフ…待っていたわ。

不思議なゲッコウガ…!」

 

 

四天王カンナとパルシェンに気合に火をつけた。

 

 

「さぁ、やってやろうぜ!

ここからが反撃だ!

ゲッコウガ! 《でんこうせっか》!」

 

 

偽サトシの指示にカンナとパルシェンは臨戦態勢に入るが…。

キズナゲッコウガのパワーは想像を遥かに凌駕しており、姿が一瞬で消えるや否や、パルシェンに不意打ちの一撃を与えた直後に《グロウパンチ》を素早く指示した事により、パルシェンは吹き飛ばされた。

 

カンナはパルシェンに声をかけて立ち上がるも、両者はキズナゲッコウガの力に冷や汗を流す。

 

 

「…想像以上の力ね。

パルシェンが攻撃を受けて漸く認識出来た…。

これ程の力を有しているゲッコウガ、初めて見た!」

 

 

カンナは驚きつつ、それ以上に未知なる相手に高揚していた。

 

 

「次はこちらの番よ!

パルシェン、《ミサイルばり》!」

 

 

パルシェンは先程よりも素早く放たれた《ミサイルばり》でキズナゲッコウガを襲う。

しかし、キズナゲッコウガはその攻撃を難なく躱していく。

 

 

「凄いぞ! さっきよりも早く放たれた《ミサイルばり》を躱している!」

 

「…これなら、カンナ様のパルシェンにも!」

 

「いっけぇ! サトシ! ゲッコウガ!」

 

「ゲッコウガ! 一気に決めるぞ!

俺達の絆の力を放て!

───《おんがえし》!」

 

 

最後の4つ目の技に《おんがえし》を選択し、キズナゲッコウガは全身から凄まじい光を放ち、パルシェンへ突撃する。

 

《おんがえし》はなつき度で威力が増す技。

『キズナ現象』という特別な力を発揮している彼等の《おんがえし》は勿論…最大火力で放つ事が出来る!

 

 

「ならこっちは…パルシェン、《ギガインパクト》!」

 

 

カンナが選択した4つ目の技は…《ギガインパクト》。

この技は使用後、反動で動けなくなるデメリットの大きい技。

しかし…技の威力では《ギガインパクト》の方が上回っている。

 

パルシェンとキズナゲッコウガの技がぶつかり合う。

凄まじい衝撃が走り、フィールドが吹き荒れる。

 

…しかし、レベルの差もあって、パルシェンの方が徐々に押し返していく。

 

ぐっ…! やはり四天王のポケモンは威力が違う!

このままじゃ押し切られる…!

何か、策は…策は……!?

 

ゲッコウガの受けている痛みが偽サトシにも伝わる中、勝つ為に勝利の活路を……見出す!

 

 

「ゲッコウガァア!

《あくのはどう》も上乗せだぁあ!!

後先なんて考えるな!

この一撃に全パワーを出し尽くせぇええ!!」

 

『コウガァアア!!』

 

 

キズナゲッコウガが《おんがえし》で《ギガインパクト》とぶつかり合ってる中、《あくのはどう》も上乗せして勢いが増す。

それにより、パルシェンの方が劣勢になっていくが、カンナのパルシェンも負けずと《ギガインパクト》に全パワーを注ぐ。

 

2つの力が次第に大きな爆発を起こす。

爆風が発生し、フィールドが砂嵐が巻き起こる。

 

そして、徐々なフィールドが晴れると…そこには。

倒れたパルシェンと、『キズナ現象』が解けて倒れたゲッコウガと偽サトシも倒れていた。

 

それにより、カンナやセレナ、カスミ、ケンジが駆け寄る。

 

パルシェンは目をグルグルと回しており、ゲッコウガと…偽サトシは満足そうに倒れていた。

 

勝敗は引き分けとなった。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「すいません、カンナさん。

ご迷惑お掛けしました。

皆もすまん、迷惑かけた。」

 

『コウガ…。』

 

 

偽サトシとゲッコウガが目を覚ましたのは数時間後で、空は既に夕暮れだった。

 

セレナ達は色々と言いたい事があったが、偽サトシとゲッコウガが目を覚ました事で一先ず許す事にした。

 

 

「私の事は気にしないで。

何より、全力のサトシくんとバトルが出来た事に感謝しているもの。」

 

 

カンナさんはそう優しく返してくれた。

 

…とはいえ、引き分けか。

引き分けと言っても、()()()()()()()()()

最初から倒そうとすれば、《テレポート》を活かした戦術で難なくゲッコウガを倒せていた筈だ。

 

あくまでも、俺達の実力を見極める為。

 

…だが、トレーナーになって半年で本気じゃ無かったとはいえ、四天王のポケモンと引き分けたのは大きい。

 

前向きに捉えよう。

俺達は更に成長出来た、と。

 

 

「成長できたのはキミだけじゃ無いわよ。」

 

「……え? あれ、俺、声に出てました?」

 

「フフ、キミは割と顔や雰囲気に出るタイプだから分かりやすいの。」

 

 

え? まじ?

だとしたら気をつけないと…!

 

 

「───サトシくん。

キミはいずれ…そう遠く無い内に私達の領域までやって来る。

その時はキミも当然として、私達も強くなってる。

その上で、キミと全力で戦える日を楽しみにしているわ。」

 

「はい! 俺もです!」

 

 

偽サトシとカンナは握手を交わす。

 

 

「…何があっても、ポケモンを思う気持ち。

ポケモンと共に歩み続ける事を忘れないでね。」

 

「はい、勿論です。」

 

「そうね。キミなら、大丈夫ね。」

 

 

こうして、偽サトシはカンナとバトルした事を忘れないのであった。

 

しかし、カンナさんとのバトルを終えてから不思議とゲッコウガと意識が繋げやすくなった感じがするのは気のせいだろうか?

 

…後に彼等は知る。

『キズナ現象』を覚醒させてから…ファイヤー、ミュウツー、ロケット団のラムダ、そして先程のカンナとの経験値により、偽サトシとゲッコウガは大きく成長を果たしていた。

 

これにより、2人はまだ未完成だが、自分達の意思で『キズナ現象』を引き出せる様になりつつあった。

 

 

 

 

 

『第17話:カイリューの楽園』

 

 

 

マンダリン島からユズ島へ向かう俺達。

その道中、急に天候が悪くなった。

今のシーズンは雨降る事は少ない上に、今日は快晴だというのに…。

何ともついていない話である。

 

しかし、降ってきてしまったものは仕方ないので、鞄から雨除け道具を出していると、天候は更に悪化していく。

次第に風も吹き始め、嵐となってしまった。

 

 

「嘘でしょおお!?」

 

「通り雨どころか嵐になるなんてぇえ!?」

 

 

カスミとケンジが嵐に怯えているラプラスを気遣いつつ、雨具をさっさと展開しだすと…。

 

渦潮も発生している区域に入ってしまったのか、ラプラスは急いで方向を戻して行くと───

 

 

「え?」

 

 

セレナがその勢いと嵐の風で体勢を崩して渦潮の方へと落ちてしまった。

 

 

「セレナ!!」

 

 

俺は後先考えずにセレナを救出に渦潮へと飛び込んだ。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「……………んっ、んん?」

 

 

静かで綺麗な波の音で心地いい感じな状態に、ふと起き上がる。

セレナを助けに向かって渦潮に飛び込んで、セレナを助けたまでは覚えはあるのだが…。

 

 

「! セレナ、セレナは!?」

 

 

キョロキョロとしていると、直ぐ側にセレナが寝ていた。

 

 

「うん、美女の寝顔は目のほ───」

 

 

と、言いかけた所で、セレナの服が海水で…下着が見えかけた。

紳士…いや、ただのむっつり偽サトシくんは咄嗟に目を逸らして、静かに上着を脱いでセレナに被せたのだ。

 

 

「………ん、んん? サト、シ?」

 

「!? あ、ああ、お、俺だよ?」

 

「………確か、私…嵐で……あれ?

これ、サトシの?」

 

「あー………えっと、セレナさん?

落ち着いて聞いて欲しいのですが…。

そのぉ………ふ、服が…ですね…。」

 

 

偽サトシが目を逸らしたまま言葉を告げている事に疑問を抱き、偽サトシの上着を取ると…自分の下着が丸見えである事に気がついたセレナちゃん。

 

 

「〜〜〜!!!」

 

 

暫く2人は顔を赤くして微動だにしなかった。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「と、取り敢えず、この無人島から脱出してカスミとケンジ達と合流しないとな!」

 

「そ、そうね!」

 

 

調子を取り戻した2人は先ずはこの島から人のいる島に向かう為の準備に取り掛かった。

今の2人には鞄が無く、あるのは手持ちのポケモンのみ。

 

セレナはフォッコ、ヤンチャム、イーブイ、アローラロコン。

 

偽サトシはゲッコウガ、トゲチック、ダクマ、オコリザル、エレブー、ストライク。

 

色々と試行錯誤すれば何とかなるのではと思い、行動に移していると…。

カイリューの群れが偽サトシとセレナの前に現れた。

 

 

「こ、ここって…! カイリューの島!?」

 

「驚いたなぁ。」

 

 

これは驚きである。

まさかこの様な展開は覚えが無い。

何だったらアニポケのサトシくんがカイリューをゲットした回しか知らない───

 

と、思っていると、何か近くにいるハクリューが目に入った。

 

俺はそのハクリューを見て理解した。

このハクリュー…もしかして、サトシくんのカイリュー!?

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

あれから俺達はハクリュー達の進化の手伝いをしていた。

カイリュー達に人のいる島に連れてってくれないかと尋ねると、快く頷いてくれた。

 

…が、その前に今はもう直ぐ進化するハクリュー達を待って欲しいと訴えており、フィーリングで解釈した俺はセレナと一緒に毛繕いとか色々と出来る限りをして手伝っていた。

それらもあって、次々と進化していくハクリュー達。

 

…しかし、サトシくんのハクリューは中々飛ぶ事が出来なくて苦戦していた。

俺はそんなハクリューの頑張る姿に心を惹かれて、1日試行錯誤してハクリューが空を飛べる様に一緒に努力した。

具体的に言うと、《りゅうのまい》を活かして飛ぶというプランだ。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

そして、翌日。

朝早くにカイリュー達が焦ったり、動揺していた。

何があったのか様子を見に行くと、カイリュー達を捕獲しに来たポケモンハンター達が現れた。

 

見れば、沢山のニューラ達を率いてカイリュー達の弱点であるこおりタイプで攻め込んで来た。

 

そんな悪事はこの俺が許さねぇぜ!

 

と、言うわけで、俺のポケモン達総動員で迎撃していく。

あっという間に全滅…という所で、足掻きで1人が逃げると同時にサトシくんのハクリューを鉄網で拘束して逃げて行く。

 

 

「そんな! ハクリューが!!」

 

「…許さん、許さんぞぉお!!」

 

「サトシ!?」

 

 

俺の怒りのエネルギーが更に新たなステージに至った。

 

気づけば…俺は海の上を走っていた。

どういった原理とかは知らん。

きっと万能『波導』の力によるものだろう。

 

しかも、海の上をフルスピードの船よりも早く走る俺にエネル顔になっており、俺はその先に回り込んで気合いの『ファルコンパンチ!』で船を止めた。

 

衝撃により、ハンターは気絶して一先ず解決…とはいかず、衝撃で鉄網で絡まってるハクリューが空高く飛んでしまい、このままだと海に落ちた衝撃で傷ついてしまう。

 

 

「そんな思いさせてたまるかぁああ!!」

 

 

と、体が動いて空の鉄網を気合いで破り捨てたものの、海に落ちるのは目前だった。

 

俺は咄嗟にハクリューのクッションになるが、ハクリューが咄嗟にカイリューに進化し、お互いに助かったのである。

 

 

「カッコいいぜ、お前。」

 

『バゥ〜♪』

 

 

俺は力強く抱きしめられた。

みしみしと言ってるが、スーパーマサラ人の肉体はダテではないので平気だった。

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

その後、カイリューの島へと半壊の船を持って行き、ボコしたハンター達を乗せて人のいる島へと辿り着いた。

 

その際、その島にはカスミとケンジが俺達を救出する為に動いており、港に丁度よくいて、カイリュー達と一緒にいる俺とセレナに驚愕していた。

 

ハンター達はジュンサーに引き渡し、カイリュー達に別れを告げる…が、サトシくんのカイリューが俺に着いていきたいと抱きついて来た。

俺は良いのかと思っていると、カイリュー達も俺なら信用できると思ってくれた様で、『よろしく頼む』と笑顔で手を振ってカイリューの楽園へと向かった。

 

後に知ったが、カイリューの楽園は普通では行けない場所で、その付近では嵐に渦潮など天候が荒いらしく、俺達は運悪くそこを通ってたらしい。

 

ま、何はともあれ───

 

 

「俺と一緒ポケモンマスターを目指そうぜ!」

 

 

と、ボールを伸ばすと、カイリューは快くボールに入った。

 

 

カイリュー、ゲットだぜ!

 

 

色々とあったが、新たにカイリューを仲間にした事でウキウキとなった偽サトシくんであった。

 

 

 






・前半から中間まではカンナ戦。
初の四天王戦。勝敗は引き分けとなった。
しかし、エース兼『キズナ現象』という力ありきで互角で出来たと捉えるべきか…。
だが、自力で『キズナ現象』を出せる様になった事や、四天王と引き分けた事が偽サトシ達を大きく成長させたのは間違いない。


・後半は新無印のカイリュー回。
カイリューを早くゲットしたかったので、初期案からオレンジ諸島編で導入する予定でしたのでここになりました。


『偽サトシ』
カンナ戦にて、これまでの経験を経て遂に自分達の意思で『キズナ現象』を起こせる様になった。
まだ第1段階だが、まだまだ強くなるという意味である。

『セレナ』
カンナ戦では、偽サトシ達の勝利を誰よりも信じ、勝てなかったものの四天王と引き分けた事で偽サトシの凄さに大喜び。
カイリュー回では、ずぶ濡れ透けてる状態に恥ずかしがってるものの、偽サトシ一筋の彼女からすれば嫌がらなかった。
後に…「責任…とってね?」をすれば良かったと、後悔していたとか。

『カスミ』
憧れのカンナ様と偽サトシのバトルにて、密かに自分もトレーナーとして成長しなきゃと思っていた。

『ケンジ』
活躍どころか、中々出番が回せなくて難しくなりました(作者談)。

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