2018年4月11日、株式会社ENTUMの会議室は、まるで嵐が吹き荒れる戦場と化した。1000万再生の輝きを背に、新たな企画を巡る議論が火花を散らす。テーブルの周りにはベイレーン、ベアトリクス、萌実、ヨメミ、ベノちゃん、エイレーン、ニコラ、カタリーナ、ファルカが集まり、熱気と混乱が渦巻いていた。
エイレーンが勢いよく企画書を掲げる。
「『何人まで女の子の服を脱がせられるのか?』の企画書を提出します!」
ベイレーンが眉をひそめ、冷静に問う。
「具体的に言うと?」
エイレーンは少し焦りながら答える。
「うーん、とにかく女の子を脱がす企画で!」
ベアトリクスの声が雷鳴のように響く。
「エイレーン」
エイレーンがビクッと身を縮める。
「はい!」
ニコラが顎に手を当て、呟く。
「ふむ、悪くはない……」
だが、ベアトリクスが一気に声を荒げる。
「萌実副社長にこんな破廉恥なことをやらせるのか!?」
エイレーンが無邪気に頷く。
「はい!」
ニコラが即座に吠える。
「通るか! こんなクソ企画が!」
エイレーンが絶叫する。
「えええええええええええええええええええええええええええええ!」
カタリーナが呆れ顔で言う。
「真面目に考えなさいよ、エイレーン」
萌実が顔を真っ赤にして立ち上がる。
「エイレーン! 私を脱がして何をするつもり!?」
エイレーンがニヤリと笑い、呟く。
「ぺろぺろ」
バン!
突然の銃声に会議室が凍りつく。
萌実が悲鳴を上げる。
「ひゃっ!」
ヨメミが目を丸くする。
「ええええええええ!? やり過ぎじゃない!?」
ベアトリクスが冷たく言い放つ。
「訓練弾だ。危害はない」
ファルカが首を傾げ、ぼそっと呟く。
「百合ですか?」
ニコラが調子に乗って続ける。
「ミライアカリと届木ウカを公開性行為させるとか――」
カタリーナが慌てて遮る。
「ニコラ、それアウトよ! コンプライアンスに引っかかる!」
エイレーンが不敵に笑う。
「私は死にませんよ!」
バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン!
訓練弾の連射音が会議室に響き、エイレーンが床に倒れ込む(もちろん、訓練弾なので無傷だ)。
ベアトリクスがニコラに鋭く命じる。
「ニコラ」
ニコラが即座に敬礼。
「ハッ!」
「一生寝てなさい」
ベアトリクスがジャキッと新たな銃を取り出し、ガガガガガガガガガガガガと訓練弾を乱射。ニコラも床に倒れ込む。
萌実とヨメミが唖然とする。
「…………」
ベノちゃんが冷静に呟く。
「自業自得だね」
ベイレーンが慌てて叫ぶ。
「やり過ぎだお!」
ベアトリクスが全員を睨みつけ、声を張り上げる。
「いいか!? 今後クソな企画を提出したら即クビにする! 心しておけ!」
ヨメミが恐る恐る手を挙げる。
「あ、あの、私も!」
ベアトリクスが一瞥。
「見せろ」
ヨメミが企画書を差し出す。
「はい。『太鼓の達人でダーリンと対決!』です」
ベアトリクスが書類をパラリとめくる。
「ふむ。貴様は帰ってよし! 検討させてもらうわ」
ヨメミがホッと胸を撫で下ろす。
「はーい、では失礼します!」
ガチャ、バタムとドアが閉まる。
萌実が勢いよく立ち上がる。
「私も考えました!」
ベアトリクスが無表情で言う。
「見せろ」
萌実が自信たっぷりに企画書を渡す。
「『旦那様とモンスト対決!』です!」
ベアトリクスが頷く。
「よし、帰っていい。検討する」
萌実が心の中でガッツポーズ。
「(よし! やった!)失礼しますね!」
ガチャ、バタムと彼女も退室する。
ベノちゃんがニコニコと企画書を差し出す。
「私の番だね!」
ベアトリクスが受け取る。
「見せろ」
「はい、『エボラウイルスを耐えれるか』です!」
バン!
訓練弾が炸裂し、ベノちゃんが「ぐぼっ」と倒れる。
バン! バン! バン! バン!
ベアトリクスが無言で連射。
「私を怒らせないで」
ベイレーンが恐る恐る進み出る。
「名誉会長、実は私も考えただお」
ベアトリクスが一瞥。
「見せろ」
ベイレーンが企画書を渡す。
「『アフィリエイトサイトを論破』だお」
ベアトリクスが僅かに笑う。
「貴様はアフィカス嫌いだったな」
ベイレーンが熱く語る。
「アフィカスは嫌いだお。この世から消えてしまえばいいだお!」
ベアトリクスが頷く。
「帰って良し!」
ベイレーンが敬礼。
「失礼しますお!」
ガチャ、バタムと退室する。
会議室に残されたベアトリクスが、倒れている二人を一瞥する。
ニコラがぼそっと言う。
「あの二人、どうします?」
ベアトリクスが冷たく答える。
「放っておきなさい。訓練弾だから死にはしないわ」
会議室は静寂に包まれ、遠くのモニターでは「1000万再生」の数字が輝き続けていた。百合成分を巡る混沌の会議は、ENTUMの新たな挑戦を予感させる――が、ベアトリクスの訓練弾が飛び交う限り、企画は厳しく選別されるだろう。物語は、笑いと弾丸とともに、さらなる未来へと突き進む!