ENTUM23   作:マブラマ

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第13話 ENTUMの混沌 ~百合成分と弾丸の会議~

2018年4月11日、株式会社ENTUMの会議室は、まるで嵐が吹き荒れる戦場と化した。1000万再生の輝きを背に、新たな企画を巡る議論が火花を散らす。テーブルの周りにはベイレーン、ベアトリクス、萌実、ヨメミ、ベノちゃん、エイレーン、ニコラ、カタリーナ、ファルカが集まり、熱気と混乱が渦巻いていた。

エイレーンが勢いよく企画書を掲げる。

「『何人まで女の子の服を脱がせられるのか?』の企画書を提出します!」

ベイレーンが眉をひそめ、冷静に問う。

「具体的に言うと?」

エイレーンは少し焦りながら答える。

「うーん、とにかく女の子を脱がす企画で!」

ベアトリクスの声が雷鳴のように響く。

「エイレーン」

エイレーンがビクッと身を縮める。

「はい!」

ニコラが顎に手を当て、呟く。

「ふむ、悪くはない……」

だが、ベアトリクスが一気に声を荒げる。

「萌実副社長にこんな破廉恥なことをやらせるのか!?」

エイレーンが無邪気に頷く。

「はい!」

ニコラが即座に吠える。

「通るか! こんなクソ企画が!」

エイレーンが絶叫する。

「えええええええええええええええええええええええええええええ!」

カタリーナが呆れ顔で言う。

「真面目に考えなさいよ、エイレーン」

萌実が顔を真っ赤にして立ち上がる。

「エイレーン! 私を脱がして何をするつもり!?」

エイレーンがニヤリと笑い、呟く。

「ぺろぺろ」

バン!

突然の銃声に会議室が凍りつく。

萌実が悲鳴を上げる。

「ひゃっ!」

ヨメミが目を丸くする。

「ええええええええ!? やり過ぎじゃない!?」

ベアトリクスが冷たく言い放つ。

「訓練弾だ。危害はない」

ファルカが首を傾げ、ぼそっと呟く。

「百合ですか?」

ニコラが調子に乗って続ける。

「ミライアカリと届木ウカを公開性行為させるとか――」

カタリーナが慌てて遮る。

「ニコラ、それアウトよ! コンプライアンスに引っかかる!」

エイレーンが不敵に笑う。

「私は死にませんよ!」

バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン!

訓練弾の連射音が会議室に響き、エイレーンが床に倒れ込む(もちろん、訓練弾なので無傷だ)。

ベアトリクスがニコラに鋭く命じる。

「ニコラ」

ニコラが即座に敬礼。

「ハッ!」

「一生寝てなさい」

ベアトリクスがジャキッと新たな銃を取り出し、ガガガガガガガガガガガガと訓練弾を乱射。ニコラも床に倒れ込む。

萌実とヨメミが唖然とする。

「…………」

ベノちゃんが冷静に呟く。

「自業自得だね」

ベイレーンが慌てて叫ぶ。

「やり過ぎだお!」

ベアトリクスが全員を睨みつけ、声を張り上げる。

「いいか!? 今後クソな企画を提出したら即クビにする! 心しておけ!」

ヨメミが恐る恐る手を挙げる。

「あ、あの、私も!」

ベアトリクスが一瞥。

「見せろ」

ヨメミが企画書を差し出す。

「はい。『太鼓の達人でダーリンと対決!』です」

ベアトリクスが書類をパラリとめくる。

「ふむ。貴様は帰ってよし! 検討させてもらうわ」

ヨメミがホッと胸を撫で下ろす。

「はーい、では失礼します!」

ガチャ、バタムとドアが閉まる。

萌実が勢いよく立ち上がる。

「私も考えました!」

ベアトリクスが無表情で言う。

「見せろ」

萌実が自信たっぷりに企画書を渡す。

「『旦那様とモンスト対決!』です!」

ベアトリクスが頷く。

「よし、帰っていい。検討する」

萌実が心の中でガッツポーズ。

「(よし! やった!)失礼しますね!」

ガチャ、バタムと彼女も退室する。

ベノちゃんがニコニコと企画書を差し出す。

「私の番だね!」

ベアトリクスが受け取る。

「見せろ」

「はい、『エボラウイルスを耐えれるか』です!」

バン!

訓練弾が炸裂し、ベノちゃんが「ぐぼっ」と倒れる。

バン! バン! バン! バン!

ベアトリクスが無言で連射。

「私を怒らせないで」

ベイレーンが恐る恐る進み出る。

「名誉会長、実は私も考えただお」

ベアトリクスが一瞥。

「見せろ」

ベイレーンが企画書を渡す。

「『アフィリエイトサイトを論破』だお」

ベアトリクスが僅かに笑う。

「貴様はアフィカス嫌いだったな」

ベイレーンが熱く語る。

「アフィカスは嫌いだお。この世から消えてしまえばいいだお!」

ベアトリクスが頷く。

「帰って良し!」

ベイレーンが敬礼。

「失礼しますお!」

ガチャ、バタムと退室する。

会議室に残されたベアトリクスが、倒れている二人を一瞥する。

ニコラがぼそっと言う。

「あの二人、どうします?」

ベアトリクスが冷たく答える。

「放っておきなさい。訓練弾だから死にはしないわ」

会議室は静寂に包まれ、遠くのモニターでは「1000万再生」の数字が輝き続けていた。百合成分を巡る混沌の会議は、ENTUMの新たな挑戦を予感させる――が、ベアトリクスの訓練弾が飛び交う限り、企画は厳しく選別されるだろう。物語は、笑いと弾丸とともに、さらなる未来へと突き進む!

 

 

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