ENTUM23   作:マブラマ

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第151話 宝鐘マリン、海上自衛隊に乗り込む!

2019年10月11日、朝の東京湾。水平線に朝日が輝く中、ホロライブ3期生の宝鐘マリン(船長)は、異様なテンションで海上自衛隊の練習艦「やまゆき」の甲板に立っていた。「Ahoy!! 宝鐘海賊団船長、宝鐘マリン、参上! ついに本物の海賊船…いや、練習艦に乗っちゃった! ヨーソロー!」

彼女の声が海風に乗り、近くの海上自衛官たちが苦笑いする。マリンのトレードマークである赤と黒の海賊コスプレは、軍艦の無骨な鉄板の上で異彩を放っていた。この日は、ホロライブのスタッフが「何かバズる企画を!」と海上自衛隊と連絡を取り、特別に模擬演習への参加を許可された日だった。マリンは敵艦役として「やまゆき」に乗艦し、模擬戦闘で指揮を執る――もちろん、彼女は海上自衛官でも公務員でもないただのVTuber(自称17歳)なので、実際の指揮は現役の海上自衛官たちがサポート。マリンは「雰囲気だけでも船長っぽく!」と意気込んでいたが、すでにカオスな予感が漂っていた。

「ふふん、海賊船買う資金を貯める前に、本物の軍艦で船長気分を味わっちゃうなんて、マリン、最高のアイドルじゃん?」と、彼女は片目でウインク。隣に立つ自衛官、佐藤一等海尉は冷静に言う。

「宝鐘さん、模擬演習は遊びじゃないんですよ。敵艦役とはいえ、指示は正確に…」

「はいはい、任せて! マリンのトーク力とオタク知識で、敵艦もリスナーも全部わからせるよ!」と、マリンは胸を張る。佐藤一等海尉の眉がピクッと動いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演習の設定はこうだ。東京湾沖で、海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」が友軍役、「やまゆき」が敵艦役として模擬戦闘を行う。マリンは「やまゆき」の艦橋で「敵艦の総司令官」を気取り、マイク片手に指示を出す…はずだった。

「よーし、宝鐘海賊団、出航ー! 敵艦、むらさめをぶっ潰す! サクラ大戦の帝国華撃団みたいに、華麗にキメるよ!」

彼女のテンションに、艦橋の自衛官たちは困惑気味。通信士の田中二等海曹が小声で呟く。

「これ、ホントに大丈夫かな…?」

演習開始のホイッスルが鳴り、マリンは艦橋のモニターを見ながら叫ぶ。

「全速前進! 主砲、撃てー! ピカチュウげんきでちゅうのRTA並のスピードで攻めるよ!」(※注:マリンはこの頃、ピカチュウげんきでちゅうのRTAにハマっていた)。

佐藤一等海尉が慌てて補足。

「宝鐘さん、主砲は模擬弾ですし、速度は艦長が調整しますから…とりあえず、敵の動きを報告してください!」

「おっと、了解! むらさめ、11時方向に発見! めっちゃ速い! まるでぺこら先輩のマリオカート並の加速!」(※注:同日、マリンはマリオカート8の配信を予定)。

 

戦況は一進一退。マリンは「敵艦の動き、まるで東方Projectの弾幕みたい! 霊夢のホーミング弾並みに避けなきゃ!」と、オタク全開の比喩で状況を解説。リスナー向けに配信カメラを回していたホロライブスタッフは、コメント欄が「船長、ガチで海賊w」「これはサクラ大戦の新作?」「やまゆき、沈没不可避www」とカオスに沸くのを見逃さなかった。マリンはさらに調子に乗り、「よーし、宝鐘海賊団のテーマソング、行くよ! Ahoy!! 我ら宝鐘海賊団☆」と歌い出すが、佐藤一等海尉に「静かにしてください!」と制止される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘中盤、「やまゆき」は「むらさめ」からの模擬ミサイル攻撃を受け、戦術的に撤退を迫られる。マリンは焦りながらも、持ち前のトーク力で場を盛り上げる。

「うわっ、負けそう! でも、マリンのお宝はここにいるキミたち…じゃなくて、勝利だ! 作戦変更! 潤羽るしあちゃんの『ふぁんふぁん♪』戦法で、敵の心を乱す!」

彼女は艦内放送で、るしあのモノマネを披露。

「ふぁんふぁん♪ マリン船長、超かわいいよ~!」(※注:マリンはるしあと頻繁にコラボしていた)。

 

自衛官たちは唖然。通信士の田中二等海曹が「宝鐘さん、これ、敵に聞こえてますよ…」と指摘すると、マリンは「それが狙い! 敵の集中力をぶっ壊すの! これぞ海賊の心理戦!」とドヤ顔。しかし、むらさめの艦橋からは「何だこの放送…?」と困惑の声が漏れ、模擬戦は一時中断。ホロライブスタッフは「これ、絶対バズる!」と興奮し、コメント欄は「船長、治安悪すぎw」「自衛隊、よく耐えた」「るしあ戦法、草」と大爆笑。最終的に、「やまゆき」は模擬戦で「撃沈」判定を受けたが、マリンは負けを認めず、「次は本物の海賊船でリベンジ! ホロライブ3期生、全員で乗艦するから!」と宣言。佐藤一等海尉は疲れた顔で「またのご協力は…検討します」と呟く。演習後、マリンは甲板でリスナー向けに締めの挨拶。

「ヨーソロー! 今日の宝は、このカオスな思い出とキミたち! 夜のテトリス99配信で、この悔しさぶつけるよ!」(※注:同日、マリンはテトリス99配信を実施)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前代未聞の模擬演習は、ホロライブ内外で話題沸騰。兎田ぺこらが「ぺこぺこ! マリン先輩、軍艦乗ったってマジ!? 次はぺこらも!」と配信で騒ぎ、白銀ノエルが「団長、マリンの船に乗ってみたい…!」と呟く。潤羽るしあは「ふぁんふぁん♪ マリン船長のモノマネ、めっちゃ似てた!」と大喜び。不知火フレアは「マリン、やりすぎじゃん…でも、ちょっとカッコよかった」と苦笑い。ハニーストラップの西園寺メアリは「マリン船長、恋愛相談より海戦の方が得意なの!?」と茶化し、にじさんじの鷹宮リオンは「次は私も混ぜなさいよ!」とコラボを匂わせる(※注:マリンは9月30日にリオンらとコラボ済み)。

 

コメント欄はさらにカオス。「マリン、リアルサクラ大戦じゃん!」「やまゆき、宝鐘海賊団の新拠点?」「自衛隊、ホロライブに占領されたw」と、リスナーの盛り上がりは止まらない。ホロライブスタッフは「次は護衛艦で3期生全員の演習企画を…?」と企むが、マリンは「いやいや、まずは海賊船買う資金! 12月11日の生放送で、もっとバズる企画考えるよ!」と意気込む。この日、マリンの「海上自衛隊乗艦事件」は、VTuber界のカオスな歴史に新たな1ページを刻んだ――。

 

 

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