ENTUM23   作:マブラマ

183 / 229
第183話 ドイツ連邦情報局の協力

2020年10月15日、シリウスシュガー 所長室シリウスシュガーの所長室は、月ヶ瀬ちゆるの情熱とデータの光に満ちていた。姜小花の公安コネクションの協力を得たことで、ミライアカリ救出作戦は新たな局面を迎えていたが、バスクとジャミトフの野望を打ち破るには、さらに国際的な力を結集する必要があった。そこで、ちゆるは姜小花の親友であり、ドイツ連邦情報局(BND)の第2局(シギント、信号情報部門)に所属するリリー・ラヴォアに連絡を取ることを決めた。ちゆるは、小花とリリーの学生時代からの絆と、彼女の正義感に賭けた。通信画面越しに、リリー・ラヴォアが現れた。160cmのスラリとした体躯、ライプツィヒ出身の彼女は、ガジェットを手に軽快な笑顔を浮かべていた。彼女の背後には、『巨獣特捜ジャスピオン』のフィギュアやヒーローグッズが並び、明るく正義感溢れる雰囲気が漂っていた。ちゆるはいつもの明るさで切り出した。

「リリーさん! やっほー! シリウスシュガーの月ヶ瀬ちゆるだよ! 小花さんの親友って聞いて、連絡したんだ! ミライアカリちゃんがGOOMSTUDIOでバスクって奴のパワハラに苦しんでるの。#SaveAkariのために、リリーさんの力、貸してほしい!」

リリーは目を輝かせ、ガジェットを弄りながら応じた。

《おお、ちゆるちゃん! 小花から話は聞いてたよ! ミライアカリがピンチ!? そんな悪党、ジャスピオンの正義の心でぶっ飛ばしたいね! バスクって奴、どんなヤツ? さあ、教えて教えて!》

彼女の声は、ヒーロー作品に影響された情熱と正義感に満ち、まるで戦場に飛び込むヒーローのようだった。ちゆるは勢いよく説明した。

「バスクはGOOMSTUDIOを牛耳って、アカリちゃんを道具にしてVTuber業界を支配しようとしてるの! 小花さんの公安のコネと、ZIZAI、NEOENTUM、にじさんじ、ホロライブのみんなが動いてるよ! リリーさんのシギントの技術で、GOOMSTUDIOの通信網やバンナムの裏情報をハックできたら、めっちゃ助かる!」

リリーはガジェットを手にニヤリと笑い、ヒーローらしい口調で答えた。

《ふっ、悪を許さぬヒーローの心、燃えてきた! ドイツ連邦情報局のシギントなら、GOOMSTUDIOの通信ログや暗号化データをガッツリ追えるよ。小花とはシュプラッハカフェのミュンヘン校で風紀委員やってた頃からの盟友さ。彼女が動くなら、私も全力でいく! ジャスピオンの名にかけて、アカリちゃんを救ってみせる!》

彼女は一瞬、目を輝かせて付け加えた。

《そういえば、ヒーロー作品好き? ジャスピオンの話、時間あったら語りたいな!》

ちゆるは笑いながら手を振った。

「うわ、リリーさん、めっちゃカッコいい! ジャスピオンの話、救出作戦終わったら絶対聞かせて! 今は、アカリちゃんのために、リリーさんのガジェットパワーとコネ、めっちゃ頼りにしてるよ!」

リリーは拳を握り、力強く頷いた。

《よーし、任せて! 小花の公安コネと私のシギント技術、合体技でバスクの野望をぶち壊す! BNDのデータ解析網、フル稼働だ! アカリちゃんの笑顔、絶対守ってみせる!》

彼女の声には、かつて内気だった少女がヒーローに憧れて手に入れた強い正義感が宿っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリー・ラヴォアのプロフィールとコネクション所属: ドイツ連邦情報局(BND) > 第2局(シギント、信号情報部門) – 通信傍受、暗号解読、サイバー情報収集を専門とする部署。国際的な通信網やデータの監視に優れる。

誕生日: 7月24日

身長: 160cm

出身: ドイツ・ライプツィヒ

趣味: ヒーロー作品鑑賞(特に『巨獣特捜ジャスピオン』)、ヒーローグッズ収集

好きなもの: ガジェット(最新の通信機器やハッキングツールを愛用)

人物像: 元々は内気で臆病な少女だったが、『巨獣特捜ジャスピオン』に感化され、明るく正義感溢れる性格に変貌。ヒーロー作品について語ると止まらない情熱家。

姜小花との関係: 学生時代、シュプラッハカフェ(ミュンヘン校)の生徒会風紀委員会で小花と知り合い、共にベルリン大学を卒業。小花がドイツ高校留学中に優等生として活躍した時期に、深い友情を築いた。互いに異なる国(中国・ドイツ)の情報機関に所属するが、個人的な信頼関係は揺るぎない。

 

コネクションの詳細BND内部コネクション: シギント部門のエキスパートとして、通信傍受やデータ解析の専門家と密接に連携。GOOMSTUDIOのサーバーやバンダイナムコの国際的な通信記録を追跡可能。ヒーロー作品への情熱を活かし、チームを鼓舞するリーダーシップを発揮。

国際ネットワーク: 小花の公安コネクションと連携し、中国とドイツの情報機関の橋渡し役を担う。インターポールや欧州のサイバーセキュリティ機関とも間接的なつながりを持ち、バンナムの海外展開に関わる不正を暴く可能性を秘める。

ガジェット活用: 最新のハッキングツールや通信傍受機器を駆使し、GOOMSTUDIOの警備システムの脆弱性を探る。ジャスピオンを彷彿とさせる「正義のガジェット使い」として、技術面でチームを支える。

 

 

 

 

 

 

 

 

リリー・ラヴォアの参戦により、#SaveAkariのムーブメントは国際的な情報戦の領域に突入した。小花の公安コネクションとリリーのシギント技術が交錯し、バスクとジャミトフの野望を打ち砕く新たな武器となる。ちゆるは通信を終え、静かに呟いた。

「リリーさん、小花さんと一緒に、めっちゃ心強い! アカリちゃん、絶対救うよ!」

VTuberたちの絆と国際的な協力が、希望の光をさらに強く輝かせていた。

 

Fortgesetzt werden

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。