ENTUM23   作:マブラマ

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第195話 aNCHORの警戒

2020年10月28日

株式会社aNCHOR 会議室

 

株式会社aNCHORの会議室は、マブラヴシリーズの未来を担う重厚な空気で満たされていた。テーブルの上には、走り鳰警視や姜小花から提供されたGOOMSTUDIOの監視カメラデータ、#SaveAkariムーブメントの進捗報告書、そしてミライアカリの現状をまとめた資料が並んでいた。

柏木晴子は、マブラヴ統括プロデューサーのtotoro氏と向き合い、GOOMSTUDIOの実態とミライアカリが受けているパワハラの詳細を力強く報告していた。

築地多恵も同席し、涼宮茜への想いを胸に秘めつつ、真剣な表情で話を聞いていた。

晴子が、朗らかさの中に強い決意を込めて訴えた。

「totoroさん、GOOMSTUDIOのバスクとジャミトフは、ミライアカリを道具として扱い、VTuber業界を支配しようとしてます。ZIZAIやNEOENTUM、シリウスシュガーの月ヶ瀬ちゆるが動いてますが、aNCHORの力も必要です。アカリさんの笑顔を、なんとしても取り戻したい!」

totoro氏は静かに聞き終えると、深いため息をつき、穏やかだが決意に満ちた声で応じた。

「晴子、多恵、君たちの想いはよく分かった。ミライアカリの状況は看過できない。aNCHORとして、できる限りのことで支援したい。でも、今は難しいかもしれない…来年10月のTVアニメ『マブラヴ オルタネイティヴ』の放送を控えている。グラフィニカさんやゆめ太カンパニーさんが、分割2クールという形で誠意をもって製作してくれているんだ。」

彼は一瞬目を閉じ、続けた。

「KAMITSUBAKI STUDIOには、必ずミライアカリのことを伝える。相手はバンナムの事務所だ。今はエイベックスさんに守られているが、いつ見捨てられるか分からない状況だ。この状況下で、私たちにできることは――マブラヴアニメの宣伝を大々的にやって、VTuber業界全体にaNCHORの存在感を示すことだ! アカリの救出を後押しする力になるためにも、まずはマブラヴの成功を確実なものにしよう。」

晴子は一瞬考え込み、だが力強く頷いた。

「…分かりました、totoroさん。マブラヴの宣伝を全力でやって、VTuber業界にaNCHORの力を示しましょう。アカリさんのためにも、私たちにできることをやり尽くします!」

多恵は目を輝かせ、笑みを浮かべて付け加えた。

「うん! マブラヴのアニメで、みんなの心をガッチリ掴むんだ! アカリさんの笑顔を取り戻すためにも、aNCHORの団結力を見せつけてやる!」

totoro氏は微笑み、二人に頷いた。

「その意気だ。晴子、多恵、君たちにはマブラヴの宣伝と並行して、KAMITSUBAKI STUDIOや他のVTuber事務所との連携を進めてほしい。アカリを救うムーブメントは、私たちも支える。バンナムの支配に立ち向かうため、力を合わせよう。」

会議室は、aNCHORの決意と情熱で熱気を帯びた。

晴子と多恵は、マブラヴアニメの宣伝を通じてVTuber業界に影響を与え、#SaveAkariムーブメントを後押しする新たな使命を胸に刻んだ。

 

 

晴子と多恵は会議室を出る際、互いに拳を軽くぶつけ合った。晴子が笑顔で言った。

「多恵ちゃん、マブラヴでVTuber業界にデカい一撃入れるよ! アカリちゃんのために、絶対頑張る!」

多恵は茜を思い浮かべながら頷いた。

「うん、茜ちゃんも応援してくれるはず。アカリさんの笑顔、絶対取り戻そう!」

一方、NEOENTUMではちゆるがエトラとの接触準備を進め、GOOMSTUDIOではミライアカリが孤独と戦いながら希望の炎を燃やし続けていた。#SaveAkariのムーブメントは、aNCHORの参戦により新たな勢いを獲得し、バスク、黒龍、アクスマンの策略に立ち向かう。

 

 

Fortgesetzt werden




本作はフィクションであり、実在の団体・人物・出来事とは一切関係ありません。
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