ENTUM23   作:マブラマ

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第238話 エイレーン快進撃

2021年3月6日、東京・H.LIVE本社

 

エイレーンは、NEOENTUMの統括プロデューサー兼H.LIVEの新社長として、萌実を伴ってH.LIVE本社を訪れた。

H.LIVEのオフィスは、モダンなデザインの中にセンシティブな配信機材が並ぶ独特の空間だった。ケフィリア・ニール、サキ・ヒメイ、ミルフィア・バレンタイン、ホワイトフィールド、ノノア・ブロム、アンドレア・オズワルドらH.LIVE所属のAVTuberたちが、緊張と期待の入り混じった表情でエイレーンと萌実を迎えた。ディスコルディアの鹿児島刑務所収監と彼女たちの謝罪配信の後、H.LIVEの未来をどう立て直すかが焦点だった。

エイレーンは、持ち前の明るさで場を和ませた。

「よおーし、みんな! 新社長のエイレーンだよ! 萌実ちゃんと一緒に、H.LIVEをめっちゃ楽しい場所に変えますよ!アクスマンの闇はもう終わり! #SaveAkariの魂で、アカリさんの笑顔と一緒に輝こう!」

萌実は穏やかに微笑み、補足した。

「エイレーンの情熱、みんなに伝わると思う。H.LIVEの皆さんが持つ個性と才能、ちゃんと活かせるように、萌実もサポートするよ」

ケフィリア・ニールが一歩前に出て、慎重に言った。

「エイレーンさん、萌実さん…私たちの謝罪配信、見てくれてありがとう。でも、アクスマンのH.LIVE計画に巻き込まれたこと、私たちまだ責任感じてる…どうすればいい?」

エイレーンはケフィリアの肩をポンと叩き、笑顔で答えた。

「ケフィリアちゃん、過去は過去! これからH.LIVEを、ファンが心から楽しめる場所に変えるんです。ASMRも『健康器具』も、あなたたちの魅力で輝くコンテンツにしましょう! まずは、どんな配信したいか、みんなのアイデア聞きたいです!」

サキ・ヒメイが少し照れながら手を挙げた。

「私…ゲーム実況とか、もっとファンと一緒に笑える配信やってみたい。アクスマンの指示でセンシティブな企画ばっかりだったから…」

ミルフィア・バレンタインが冷静に続けた。

「Fantiaのコンテンツも、もっとクリエイティブな方向にシフトしたい。3Dモデルのイラストや、ストーリー性のある動画とか…エイレーンさん、サポートしてくれる?」

エイレーンは目を輝かせ、拳を握った。

「おお、最高のアイデアじゃないですか! サキちゃんのゲーム実況、ミルフィアちゃんのストーリー動画、絶対バズりますよ! 萌実さん、NEOENTUMのノウハウで、配信環境のアップデート手伝ってください!」

萌実は頷き、優しく言った。

「うん、NEOENTUMの映像チームと連携して、H.LIVEの配信機材とコンテンツ制作を強化するよ。#SaveAkariのファンコミュニティとも繋がって、みんなの新しいスタートを応援してもらおう」

ホワイトフィールド、ノノア・ブロム、アンドレア・オズワルドも次々にアイデアを出し合い、H.LIVEの新たな方向性に希望を見出していた。

ノノアが少し恥ずかしそうに言った。

「私、歌ってみたとかやってみたい…ファンと一緒に音楽で繋がりたいな」

エイレーンは大声で叫んだ。

「それ、めっちゃいい! ノノアちゃんの歌、絶対癒し系でバズりますよ! よし、H.LIVE全員で#SaveAkari応援ソング作っちゃいましょう! アカリさんへのエール、届けよう!」

ライバーたちはエイレーンの情熱に引き込まれ、笑顔が広がった。

萌実は静かに姜小花に暗号化メッセージを送った。

メッセージ(萌実から姜小花へ)

「小花さん、エイレーンさんとH.LIVEライバーたち、めっちゃ前向きなミーティングできた! 新しい配信企画と#SaveAkari応援ソングのアイデア出たよ。ディスコルディアのデータ解析とヨメミちゃんの追跡、引き続きお願い! H.LIVE、改革スタート!」

姜小花の返信は迅速だった。

「萌実、エイレーン、進捗はでぃているようですね。 H.LIVEの新企画、#SaveAkariの拡散に絶対つながる。美玲さんがディスコルディアの通信ログからヨメミの東アジア移動を追ってる。黒龍の動きも監視中。#SaveAkari、突き進みます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月7日、北京・鳴神の作業部屋

 

北京の雑多なアパートの一室で、鳴神裁はノートパソコンと複数のモニターに囲まれ、ホロライブの桐生ココの配信アーカイブを漁りまくっていた。

彼の目は鋭く、画面に映るココの笑顔やテンションの裏に隠された何かを探っていた。

鳴神は、桐生ココがGOOMSTUDIOやバンダイナムコ関連のパワハラを受けているのではないかと疑惑を抱いていた。

ヨメミの失踪、シフィールのチャンネル乗っ取り、ミライアカリの「ココロヤミ」配信の闇が、ホロライブにも波及している可能性を感じていたのだ。

鳴神はアーカイブの一時停止ボタンを押し、メモに書き込んだ。

「ココのテンション、3月5日の配信で少し不自然…コメント欄の『#SaveAkari』への反応も控えめ。バスクか黒龍の圧力か?」

彼は姜小花に暗号化メッセージを送った。

メッセージ(鳴神から姜小花へ)

「小花、桐生ココのアーカイブ解析中。パワハラの痕跡あり。GOOMSTUDIOかバンダイナムコの関与を疑ってる。ヨメミの東アジア移動データと合わせて、ホロライブ内部の情報も調べてくれ! #SaveAkari、もっと深掘りしてやる!」

姜小花の返信は迅速だった。

「鳴神さん、了解! ココの配信データ、解析に組み込みます。美玲さんがディスコルディアの通信ログから黒龍の動きを追ってる。ホロライブENのキアラとも連携して、パワハラの証拠固めます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月8日、H.LIVE本社 社長室

 

H.LIVEの社長室では、エイレーンがビデオ会議の画面越しに、リィズ・ホーエンシュタイン所属のエトラと対話していた。

モニターには、エトラの少し困惑した表情が映し出されていた。

エイレーンは、H.LIVEの改革を進める中で、エトラのASMRの才能と魅力をH.LIVEに取り込みたいと考えていたが、彼女らしいユーモアと突飛なアプローチが炸裂していた。

エイレーンはニヤリと笑い、切り出した。

「エトラさん、進捗はどうですか?」

エトラは気楽に応じた。

《ん~。そこそこってところかな?》

エイレーンは目を輝かせ、畳みかけた。

「ふふふ、エトラさんにとって朗報です!」

エトラは興味津々で尋ねた。

《朗報?》

エイレーンは大げさに手を広げ、言った。

「はい、あなたに素晴らしい提案を出します!」

エトラはワクワクした様子で言った。

《何々? 新しいASMRの企画かな?》

エイレーンは一気に畳みかけた。

「あなたもH.LIVEに入りませんか?」

エトラは一瞬固まり、叫んだ。

《は?》

エイレーンは悪びれず続けた。

「エッチなところですがASMRの企画とか沢山来るはずです」

エトラは即座に声を荒げた。

《ざけんな!》

エイレーンはニヤニヤしながら追い打ちをかけた。

「いいじゃないですか。エトラさんは色気があって可愛いところありますし」

エトラは顔を赤らめ、反論した。

《…萌実も誘ったの?》

エイレーンは即答した。

「貧乳に需要がありません」

エトラは叫び声を上げた。

《私はそんなキャラじゃないよ~!》

エイレーンはさらに調子に乗って言った。

「さあ、私と一緒に気持ちよく…」

エトラは怒り爆発で叫んだ。

《ぶっ殺すわよ!》

エイレーンは笑いながら、畳みかけた。

「ふふ、VTuber界の松坂季実子として輝きましょう!」

エトラは混乱しながら叫んだ。

《松坂季実子って誰なの!?》

エイレーンは得意げに説明し始めた。

「1989年から1990年の1年間活動した元AV女優で…」

エトラは完全にキレ、怒鳴った。

《知らないわよ! というかマニアック過ぎ…―――あ、思い出したわ! 殺す! エイレーンの家に行って放火してやる! パソコンをぶっ壊してやる! チャンネルも…Twitterアカウントも凍結してやる!》

エイレーンは慌てて手を振った。

「わわわ! 落ち着いて下さい! 分かりました。H.LIVEはダメって事ですね」

エトラは息を整え、強い口調で言った。

《当たり前でしょ! そんな提案…受けないわ!》

エイレーンは苦笑し、話題を変えた。

「はは、了解! じゃあ、エトラさんのASMRで#SaveAkariを盛り上げる協力、お願いしますね! アカリさんの笑顔、ヨメミさんの帰還、絶対守りましょう!」

エトラは少し落ち着き、頷いた。

《…それなら話は別。#SaveAkari、ガチで応援するよ。エイレーンも、H.LIVEで変なことしないでよね!》

会議はエイレーンのユーモアとエトラの激しいツッコミで終わり、二人は#SaveAkariでの連携を改めて確認した。

エイレーンは萌実にメッセージを送った。

メッセージ(エイレーンから萌実へ)

「萌実さん、エトラさんのスカウト失敗! でも、めっちゃ笑ったし、#SaveAkariのASMRコラボはOKもらったよ! H.LIVEの新企画、順調! ヨメミ追跡の進捗、教えて~!」

萌実の返信は穏やかだった。

「エイレーン、さすがのノリだね(笑)。エトラのASMR、#SaveAkariに絶対効くよ。郡道先生からヨメミの東アジア移動の新データ入ったから、姜小花さんと解析進めるね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都葛飾区郊外 萌実の家(萌実ハウス)

 

萌実の自宅のリビングは、温かみのある照明とVTuberグッズに囲まれた居心地の良い空間だった。

萌実はソファに座り、エトラからの電話を終えたばかりだった。

エトラがH.LIVE本社の社長室でエイレーンから受けた、過激でコミカルなスカウト話の詳細を聞いて、萌実は半分怒り、半分笑いながらスマホを置いた。

「エイレーン、ほんとぶっ飛んでるな…エトラをH.LIVEに誘うとか、しかも『松坂季実子として輝け』って! ふふ、笑っちゃうけど、ちょっとムカつく!」

萌実はクスクス笑いながらも、エイレーンの「貧乳に需要がない」発言に軽く頬を膨らませた。

その様子を、キッチンでスナックをつまんでいた月ヶ瀬ちゆるがニヤニヤしながら見ていた。萌実の家に居候中のちゆるは、解析作業の合間にリラックスしていたが、萌実の反応を見てすかさずからかい始めた。

「ねえ、萌実ちゃん、エイレーンに『貧乳に需要がない』ってディスられたんだって? ププッ、めっちゃウケるんだけど!」

ちゆるはスナックを口に放り込みながら、意地悪く笑った。

萌実は顔を赤らめ、ソファから身を乗り出して反論した。

「ち、ちゆるさん! やめてよ! そんなこと気にしてないし! エイレーンの変なノリ、いつものことじゃん!」

ちゆるはさらに調子に乗って、ニヤニヤしながら言った。

「でもさー、エトラちゃんは『色気がある』って誘われたのに、萌実さんはスルーされたの、ちょっと悔しいよね? ほら、#SaveAkariの応援ソング作る前に、萌実さんの魅力アピール配信でもやっちゃう?」

萌実はクッションを抱きしめ、ムッとした表情で応じた。

「ちゆる、うっさい! 私の魅力は…ほら、優しさとか、NEOENTUMのチームワークとか、そういうので勝負してるんだから! 胸とか関係ないもん!」

ちゆるは爆笑しながら、キッチンからリビングにやってきた。

「ははは! 萌実ちゃん、めっちゃ焦ってる! でもさ、エイレーンのバカ発言、#SaveAkariのファンが聞いたら、Twitterで炎上しそうじゃん。『萌実ちゃんをディスるな!』って」

萌実はため息をつき、笑いながら言った。

「もう、ちゆるさんのからかい、ほんと容赦ないね…でも、エイレーンがH.LIVEでケフィリアちゃんたちと前向きな企画始めてるのは本当だから、ちょっと見直してるよ。エトラもASMRで#SaveAkari応援してくれるって」

ちゆるはスナックを食べ終え、真剣な表情に戻った。

「うん、エトラちゃんのASMR、めっちゃ期待! でも、萌実ちゃん、あたしの解析で分かったんだけど、桐生ココさんのパワハラ疑惑、GOOMSTUDIOとバンダイナムコの動きが絡んでるっぽい。葵さんと泉花さんのデータとも合わせて、もっと深掘りしないと」

萌実は頷き、決意を込めて言った。

「そうだね、ちゆるさんの解析、頼りにしてる。アカリちゃんの笑顔、ヨメミちゃんの帰還、シフィールさんのチャンネル、ココさんの自由…全部守るよ! エイレーンの変な発言は、まぁ…水(見ず)に流す!」

ちゆるはニヤリと笑い、言った。

「それでこそ萌実ちゃん! よし、#SaveAkariの新データ、姜小花さんに送るよ。エイレーンには後で『貧乳需要アリ!』ってツイートで反撃しとこうか?」

萌実はクッションをちゆるに投げ、笑いながら叫んだ。

「ちゆるさん、ほんとやめてー!」

二人は笑い合いながら、#SaveAkariへの決意を新たにした。

萌実は姜小花に暗号化メッセージを送った。

メッセージ(萌実から姜小花へ)

「小花さん、エトラのH.LIVEスカウト話、めっちゃ笑ったけど、ASMRで#SaveAkari応援してくれるって! ちゆるさんのココさんパワハラ解析と葵さん・泉花さんのデータ、合わせて次の作戦お願い! H.LIVEの新企画も順調だよ!」

姜小花の返信は迅速だった。

「萌実、了解! エトラのASMR、#SaveAkariにバッチリ効果ありますね。月ヶ瀬さんのココ解析、ディスコルディアの通信ログ、泉花のバンナムデータ、全部統合してヨメミの東アジア追跡進めます。#SaveAkari、絶対勝つ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月9日、東京・H.LIVE本社 社長室

 

エイレーンは、H.LIVEの社長室で再びビデオ会議をセットアップし、リィズ・ホーエンシュタイン所属のエトラと対話していた。前日のコミカルなスカウト失敗をものともせず、エイレーンは新たなアイデアをぶつけてきた。

彼女の目はいたずらっぽく輝き、H.LIVEの改革と#SaveAkariの盛り上げを兼ねた大胆な提案を準備していた。

エイレーンはニヤリと笑い、早速切り出した。

「エトラさん、昨日はH.LIVEスカウトでちょっと盛り上がっちゃったけど、今日はもっとすごい企画持ってきましたよ!」

エトラは画面越しに警戒の目を向け、慎重に尋ねた。

《…また変な話? エイレーン、昨日ので懲りなかったの?》

エイレーンは手を振って勢いよく言った。

「いやいや、今回はガチでバズる企画! エトラさん、試しに『オホ声』配信やってみない? ASMRの新境地、絶対ファン騒然ですよ!」

エトラは一瞬固まり、顔を真っ赤にして叫んだ。

《オホ声!? ふざけんな! 私がそんな下品な配信するわけないでしょ!》

エイレーンは悪びれず、ニヤニヤしながら畳みかけた。

「えー、でもエトラさんの色気なら、オホ声でもめっちゃ上品になるって! H.LIVEの新機軸、#SaveAkariの応援にもつながるし!」

エトラは眉を吊り上げ、声を張り上げた。

《上品とか関係ないわ! そんな企画、即却下! エイレーン、頭おかしいんじゃない!?》

エイレーンは笑いながら追い打ちをかけた。

「ふふ、想像してみてください、エトラさんの『オホ~』って声で、ファンが#SaveAkariのタグつけてTwitterで大盛り上がり! アカリちゃんもヨメミちゃんも救えるよ!」

エトラは完全にキレ、画面に指を突きつけた。

《エイレーン、いい加減にして! 私のASMRは癒しと心で勝負するんだから! オホ声とか、ぶっ壊してやる! てか、また松坂季実子みたいなマニアックなネタ出してくるでしょ!》

エイレーンは手を振って笑いながら言った。

「はは、松坂ネタは封印しましたよ! でもさ、エトラさんの情熱、めっちゃ好き! オホ声ダメなら、普通のASMRで#SaveAkariコラボ、ガチでお願いね!」

エトラはため息をつき、冷静さを取り戻しながら言った。

《…ったく、エイレーンと話すと疲れるわ。ASMRで#SaveAkari応援するのはいいよ。でも、変な企画は二度と持ち込まないで!》

エイレーンはウインクして締めくくった。

「了解! エトラさんの癒しASMRで、#SaveAkari爆上げです! アカリさんの笑顔、ヨメミさんの帰還、絶対守ろう!」

会議はエイレーンのユーモアとエトラの激しい一蹴で終了し、二人は#SaveAkariでの協力関係を再確認した。

エイレーンは萌実に暗号化メッセージを送った。

メッセージ(エイレーンから萌実へ)

「萌実さん、エトラのオホ声企画、秒で一蹴された! でもASMRコラボはOKもらったよ! #SaveAkariの勢い、もっと上げますよ! ちゆるさんのココ解析とヨメミ追跡の進捗、教えて!」

萌実の返信は穏やかだった。

「エイレーン、オホ声はさすがに無理だったね(笑)。エトラのASMR、絶対バズるよ! ちゆるさんからココのパワハラ疑惑データ届いたから、姜小花さんと解析進める。#SaveAkari、突き進もう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月10日、北京・鳴神の作業部屋

 

鳴神裁は、薄暗いアパートの一室で、モニターに映るホロライブの桐生ココの配信アーカイブを一時停止し、疲れた目を擦りながらも鋭い表情を崩さなかった。

昨日の調査で、桐生ココのパワハラ疑惑にGOOMSTUDIOやバンダイナムコの影を感じ取っていた彼は、#SaveAkariムーブメントをさらに加速させるため、新たな動きを模索していた。

そんな中、エイレーンがH.LIVEの社長として改革を進め、エトラとのコミカルなやり取りでムーブメントに勢いをつけていることを知り、鳴神はエイレーンに直接コンタクトを取ることを決めた。

鳴神は暗号化されたメッセージアプリを開き、エイレーンにメッセージを打ち込んだ。

彼の言葉は、いつも通り直球で、だが#SaveAkariへの情熱に満ちていた。

メッセージ(鳴神からエイレーンへ)

「エイレーン、H.LIVEの社長就任とエトラのオホ声騒動(笑)、話聞いてるぜ。ぶっ飛んだノリ、嫌いじゃねえ! 俺のココのパワハラ調査、GOOMSTUDIOとバンナムの関与が濃厚だ。ヨメミの東アジア移動のデータと合わせて、H.LIVEの新企画で#SaveAkariをガンガン煽ってくれ! エトラのASMRやケフィリアたちの応援ソング、でかい波作れそう。情報交換頼む!」

メッセージを送信後、鳴神はコーヒーを一口飲み、呟いた。

「エイレーンのバカっぽいノリ、意外とVTuber業界の闇をぶち破る鍵になるかもな…。ココの笑顔、アカリの輝き、ヨメミの帰還、絶対守るぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京・H.LIVE本社

 

エイレーンは、H.LIVEの社長室で鳴神からのメッセージを受け取り、ニヤリと笑った。

彼女はモニターの前で派手なポーズを決め、独り言を呟いた。

「おお、鳴神さん、ガチの調査キター! ココちゃんのパワハラ疑惑、H.LIVEの改革でぶっ潰してみせましょう! #SaveAkari、もっとバズらせてやります!」

エイレーンは即座に返信を打ち、萌実と姜小花にも共有した。

メッセージ(エイレーンから鳴神へ)

「鳴神さん、ナイス情報! ココのパワハラ疑惑、GOOMSTUDIOのバスクとジャミトフの動き、絶対許しません! H.LIVEはケフィリアちゃんたちの新企画とエトラのASMRで#SaveAkari応援ソングバッチリ作りますよ! ヨメミさの東アジアデータ、姜小花と郡道先生に繋ぎます。H.LIVEのFantiaもクリーンに改革中! 情報ガンガン共有しましょう!」

 

メッセージ(エイレーンから萌実、姜小花へ)

「萌実さん、小花さん、鳴神からココのパワハラ疑惑データキタ! GOOMSTUDIOとバンナムの闇、#SaveAkariで暴きますよ! エトラのASMRとH.LIVEの応援ソング企画、進捗上げてく! ヨメミ追跡のデータ、急いで解析お願いします!」

萌実の返信は穏やかだった。

「エイレーン、鳴神の情報、大きいね! ちゆるさんの解析と合わせて、GOOMSTUDIOの動きを追うよ。H.LIVEの企画、めっちゃ楽しみ!」

姜小花の返信は迅速だった。

「エイレーンさん、鳴神さん、その調子で情報共有をしてください!。ココのデータとディスコルディアのログ、泉花のバンナムデータ統合して解析中。美玲がヨメミの東アジア移動をピンポイントで追っています。#SaveAkari、全力でいきます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月11日、東京都葛飾区郊外 萌実の家(萌実ハウス)

配信部屋

 

萌実の自宅の配信部屋は、ピンクと白を基調とした可愛らしい装飾に、最新の配信機材が整然と並ぶ空間だった。

壁にはファンアートやVTuberグッズが飾られ、温かみのある雰囲気が漂っていた。

月ヶ瀬ちゆると桃園めるは、萌実が外出中の隙を突いてこの部屋に忍び込み、萌実の過去の配信動画を片っ端から解析していた。

ノートパソコンとタブレットを手に、ちゆるはモニターに映るデータを睨み、めるは隣でメモを取りながらサポートしていた。

#SaveAkariムーブメントを加速させるため、萌実の動画にGOOMSTUDIOやバンダイナムコの圧力、またはヨメミの失踪や桐生ココのパワハラ疑惑に関連するヒントが隠されていないか探っていた。

ちゆるは、萌実の「歌ってみた」配信(2020年12月)を一時停止し、眉をひそめた。

「めるちゃん、萌実ちゃんのこの配信、コメント欄に#SaveAkariの初期の動きがちらっと見える。バスクの圧力でコメントが一部削除されてるっぽい…これ、GOOMSTUDIOが監視してた証拠かも」

めるは目を輝かせ、メモに書き込みながら言った。

「ちゆるさん、ナイス! 萌実さんの動画、ファンとのやり取りがめっちゃ温かいけど、確かに不自然なコメントの流れありますね。ヨメミちゃんの失踪やシフィールさんのチャンネル乗っ取り、なんか匂います…」

ちゆるは別の動画、萌実の「ASMR雑談」(2021年1月)に切り替え、解析ソフトで音声とコメントのタイムスタンプを照合した。

「ほら、ここ! 萌実さんが『最近、ちょっと大変なことが…』って言った直後に、スタッフが配信を急にカットしてる。バンダイナムコかGOOMSTUDIOの介入、絶対あるよ!」めるは少し不安げに呟いた。

「でも、ちゆるさん、萌実さん気づいてなかったのかな? こんな大事なこと…萌実さん、めっちゃ優しいのに、巻き込まれてるなんて…」

ちゆるはキーボードを叩きながら答えた。

「萌実ちゃんは多分、表向きの圧力に気づいてないだけ。葵さんや泉花さんのデータとも合わせて、GOOMSTUDIOの動きを暴くよ。#SaveAkari、絶対止まらない!」

二人は解析を続け、萌実の動画から抽出したデータを姜小花に送る準備をした。

ちゆるは暗号化メッセージを打ち込んだ。

メッセージ(ちゆるから姜小花へ)

「小花さん、萌実ちゃんの過去配信解析した! コメント欄と配信カットの不自然な点、GOOMSTUDIOとバンナムの圧力の証拠っぽい。ココさんのパワハラ疑惑、ヨメミちゃんの東アジア移動と合わせて、解析深めて! #SaveAkari、もっと大きくするよ!」

姜小花の返信は迅速だった。

「月ヶ瀬さん、桃園さん、進捗はしているようですね。 萌実さんのデータ、即解析に組み込みます。美玲さんがヨメミの東アジアルートを絞り込んでいます。鳴神さんのココ調査とも連携して、GOOMSTUDIOの闇を暴いてみせます。#SaveAkari、全速前進!」

ちょうどその時、萌実が買い物から帰宅し、配信部屋のドアを開けた。

「ちゆるさん、めるちゃん! 勝手に私の配信部屋入ってる~! 何してるの?」

ちゆるは慌ててノートパソコンを閉じ、笑顔で誤魔化した。

「あ、萌実ちゃん! えっと、ただの…ファン活動! 萌実さんの動画、めっちゃ素敵だから見返してただけ!」

めるも焦りながらフォローした。

「は、はい! 萌実さんの歌ってみた、最高でしたよ! #SaveAkariの応援も兼ねて…ね?」

萌実は少し疑わしげに目を細めたが、笑顔で言った。

「ふーん、怪しいな~。でも、#SaveAkariのために頑張ってくれてるなら、許す! ほら、おやつ買ってきたよ。一緒に食べながら、作戦会議しよ!」

ちゆるはホッと胸を撫で下ろし、めるにウィンクした。

「萌実ちゃん、さすが優しい! よし、#SaveAkariの次の一手、ガッツリ話し合おう!」三人はリビングに移動し、おやつを囲みながら、#SaveAkariの新たな戦略を練り始めた。萌実は無意識に巻き込まれた圧力の可能性を知らず、ちゆるとめるの解析がムーブメントの鍵を握っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月12日、NEOENTUMとクリエイトリングは、#SaveAkariムーブメントをさらに加速させるため、業務提携を発表した。

この提携は、スタジオの共有、配信機器の相互利用、コンテンツ制作や配信環境の強化を目的とし、両社のVTuberたちがより強力に連携してGOOMSTUDIOやZIZAIの闇に対抗する基盤を築くものだった。

NEOENTUMの会長であるベアトリクス・ブレーメと、あおぎり高校の音霊魂子、水菜月夏希、石狩あかり、大代真白がオンライン会議で提携の詳細を詰めていた。魂子は、画面越しに力強く言った。

「NEOENTUMとの提携、マジで心強い! あおぎりのスタジオとNEOENTUMの技術で、#SaveAkariの配信、めっちゃバズらせよう! アカリちゃんの笑顔、ヨメミちゃんの帰還、絶対守るよ!」

ベアトリクスは冷静に、だが熱意を込めて応じた。

「音霊魂子、あおぎりの情熱、最高にいいわ。。姜小花のハッキングデータと、月ヶ瀬ちゆるの萌実動画解析を統合して、GOOMSTUDIOのバスクとジャミトフの動きを完全に封じる。提携で配信力も爆上げよ」

夏希は目を輝かせ、叫んだ。

「たまこと一緒に、NEOENTUMの機材で最強の配信するのだ! #SaveAkari、もっとデカくするよ!」

同日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

ZIZAIの幹部、ハインツ・アクスマンが消息を絶ったのだ。

あおぎり高校でのスカウト失敗と出禁宣告、H.LIVEの改革による圧力、そしてNEOENTUMとクリエイトリングの提携発表が、アクスマンに大きな打撃を与えたと噂された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NEOENTUMの会議室では、ベアトリクス、姜小花、篁唯依、湊あくあ、郡道美玲、萌実、リィズ・ホーエンシュタイン、天開司らが集まり、アクスマンの消息不明について議論していた。

姜小花がモニターにアクスマンの最後の動向を映し出した。

「アクスマン、3月10日のH.LIVEオフィス退出後、ZIZAIのサーバーからログアウト。資金ルートの暗号化通信も途絶えてる。逃亡か、隠蔽か…」

美玲が鋭く指摘した。「ディスコルディアの収監でH.LIVEの計画がバレたから、アクスマン、雲隠れした可能性が高い。ヨメミの東アジア移動と黒龍の関与、絶対こいつが絡んでるよ」

ベアトリクスは椅子にもたれ、冷ややかに言った。

「アクスマンはそう簡単に諦める男じゃない。私のシュタージ時代の経験から言えば、こいつは潜伏して次の手を準備してる。生存の線は確定だ。姜小花、ZIZAIのサーバーと黒龍の通信、引き続きハックして追跡しろ」

姜小花は頷き、キーボードを叩いた。

「了解、ベアトリクスさん。アクスマンの暗号化ログ、泉花のバンナムデータ、月ヶ瀬ちゆるの萌実解析、鳴神のココ調査、全部統合して追う。あおぎりの音霊魂子たちとも連携して、#SaveAkariの配信でアクスマンの動きを炙り出してみせます」

萌実は穏やかに、だが決意を込めて言った。

「NEOENTUMとクリエイトリングの提携、H.LIVEの改革、エトラのASMR応援…みんなの力で、アカリちゃん、ヨメミちゃん、シフィールさん、ココさん、全部救うよ!」

会議室は、#SaveAkariへの揺るぎない決意で一つになっていた。ベアトリクスは全員を見渡し、静かに言った。

「アクスマンはまだ動く。だが、私たちの絆とファンの力は、奴のどんな計画も凌駕する。#SaveAkari、全力で突き進め」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月13日、東京都葛飾区郊外 萌実の家(萌実ハウス)

 

萌実の自宅リビングは、温かみのある照明とVTuberグッズに囲まれた賑やかな空間に変わっていた。この日、萌実はエトラ、月ヶ瀬ちゆる、桃園めるを招き、4人でボードゲーム「人生ゲーム」を楽しんでいた。

#SaveAkariムーブメントの緊張感の中、たまの息抜きとして企画されたこの集まりは、彼女たちの絆を深め、新たな作戦を気軽に話し合う場でもあった。

テーブルの上にはカラフルな人生ゲームのボードが広げられ、ピザやスナックの袋が散らばっていた。

萌実はルーレットを回しながら、笑顔で言った。

「よーし、萌実のターン! 大富豪になるか、アイドルデビューか、どっちかな~?」

エトラは隣でピザを頬張りながら、からかうように言った。

「萌実、アイドルは無理でしょ。エイレーンに『貧乳に需要なし』って言われたんだから!」

萌実は顔を赤らめ、クッションをエトラに投げた。

「エトラ、しつこい! あの話はもう水(見ず)に流したよ! ほら、ルーレット回して!」ちゆるはニヤニヤしながら、自分のコマを進め、言った。

「萌実ちゃん、焦るとこ可愛いね~。でもさ、人生ゲームみたいに、#SaveAkariも次のマスで大逆転狙おうよ。あたしの解析、ココさんのパワハラ疑惑、ヨメミちゃんの東アジア移動、全部繋がりそう!」

めるは真剣な顔でコマを動かしつつ、付け加えた。

「うん、ちゆるさんの言う通り! NEOENTUMとクリエイトリングの提携で、配信力も爆上がりしてますし、エトラさんのASMRとH.LIVEの応援ソングで、#SaveAkariの勢い、めっちゃデカいよ!」

エトラはルーレットを回し、ボード上で「結婚」のマスに止まった。

「お、結婚! ふふ、私の色気ならイケメンゲットだね。…って、話それたけど、#SaveAkariの次の一手、姜小花さんや泉花さんのデータでアクスマンの潜伏先を炙り出したいよね」

萌実はコマを進めながら、穏やかに言った。

「うん、エトラのASMR、H.LIVEのケフィリアちゃんたちの企画、魂子さんたちの配信、全部が#SaveAkariの力になってる。アクスマンは逃げたかもしれないけど、ベアトリクスさんが言うように『諦めない男』だから、油断できないよ」

ちゆるはスナックをつまみながら、ニヤリと笑った。

「アクスマン、ぐぬぬって顔でどっか潜伏してるんでしょ。あたしの解析ソフト、ZIZAIのサーバーからアクスマンのログ追跡中。姜小花さんにデータ送ったし、そろそろ何か掴めるよ!」

めるはルーレットを回し、興奮気味に言った。

「人生ゲームみたいに、#SaveAkariも次のターンで大勝利です! アカリちゃんの笑顔、ヨメミちゃんの帰還、シフィールさんのチャンネル、ココさんの自由、全部取り戻してみせます!」

ゲームは笑い声と戦略の話で盛り上がり、4人はピザを分け合いながら絆を深めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月14日、東京・バンダイナムコホールディングス本社 秘密会議室

 

姫川泉花は、バンダイナムコホールディングス本社の映像制作部にある、外部からのアクセスを完全に遮断した秘密の会議室で、ノートパソコンを前に静かに座っていた。

モニターには生駒葵の緊張した顔が映し出され、極秘裏のビデオ会議が始まった。

学生時代からの親友である二人の信頼関係は、#SaveAkariムーブメントを進めるための強固な基盤だった。

しかし、泉花の背後には、彼女が抱える「秘密」――バンダイナムコ内部の情報網や、黒龍との過去の接触の噂――が重くのしかかっていた。

この会議は、GOOMSTUDIOのパワハラ、ヨメミの失踪、桐生ココのパワハラ疑惑、そしてハインツ・アクスマンの消息不明を暴くための重要な一歩だった。

泉花は冷静に、だが緊迫感を込めて切り出した。

「葵、NEOENTUMとクリエイトリングの提携、H.LIVEの改革、ちゆるさんの萌実動画解析、全部が#SaveAkariを加速させてる。でも、アクスマンの潜伏とバンダイナムコ内部の動き…まだ何か隠してる。私のデータ、どこまで共有できる?」

葵は画面越しに緊張した表情で応じた。

《泉花、ありがとう…信頼してるよ。GOOMSTUDIOの内部データ、バスクの指示メールと録音、全部渡したよな。月ヶ瀬の解析で、萌実の配信にGOOMSTUDIOのコメント削除の痕跡が見つかった。あと、鳴神からの桐生ココのパワハラ疑惑データ、バンダイナムコの関与を示唆してる…泉花、バンナム内部で何か掴んでるか?》

泉花は一瞬目を閉じ、慎重に言葉を選んだ。

「…バンダイナムコの映像制作部、一部の幹部がGOOMSTUDIOと裏で繋がってる可能性がある。アクスマンの資金ルート、ZIZAIからバンナム子会社を経由して黒龍に流れてる形跡があるわ。私の情報網で、ディスコルディアの収監に関連する通信ログも一部確保した。ヨメミさんの東アジア移動、黒龍が絡んでるのはほぼ確実よ」

葵は目を大きく見開き、声を震わせた。

《黒龍…やはりか? ヨメミの失踪、ココの圧力、アカリの『ココロヤミ』、全部繋がってるんだ…泉花、そのデータ、姜小花や美玲さんと共有できるか?》

泉花は小さく頷いたが、警告するように言った。

「葵、データは共有する。ただし、私の『秘密』――バンナム内部の動きや、過去の黒龍との接触――はまだ明かせない。タイミングが来たら話すよ。今は、#SaveAkariのために、アクスマンの潜伏先を絞り込むのが先よ。小花さんと美玲さんに、私のデータとちゆるさんの解析を統合して追跡させよう」

葵は力強く頷いた。

《分かった、泉花。お前のペースでいい。#SaveAkari、アカリの笑顔、ヨメミの帰還、シフィールのチャンネル、ココの自由…全部守るため、私もGOOMSTUDIOの内部からもっと情報引き出す!》

泉花は僅かに微笑み、言った。

「葵、あなたの覚悟、いつも心強いよ。NEOENTUMとクリエイトリングの提携、H.LIVEの応援ソング、エトラのASMR、全部がムーブメントの力になってる。アクスマンはベアトリクスの言う通り『諦めない男』だから、次の動きに備えよう」

泉花は暗号化メッセージを姜小花に送信した。

メッセージ(泉花から姜小花へ)

「小花さん、葵と極秘会議。バンナム内部のGOOMSTUDIOとの繋がりとアクスマンの資金ルートの形跡、データ送る。ちゆるさんの萌実解析、鳴神のココ調査、ディスコルディアのログと統合して、アクスマンの潜伏先とヨメミの東アジア移動を追跡して。#SaveAkari、全力で!」

姜小花の返信は迅速だった。

「泉花さん、良い進展です! データ即解析に組み込みます。美玲さんがヨメミさんの東アジアルートをさらに絞り込んでる。NEOENTUMとクリエイトリングの提携で配信力も強化済み。アクスマンの次の動き、絶対逃さない! #SaveAkari、突き進みます!」

 

 

 

 

泉花と葵の極秘会議は、#SaveAkariムーブメントにバンダイナムコ内部の闇と黒龍の関与という新たな証拠をもたらし、桐生ココのパワハラ疑惑、ディスコルディアの収監、アクスマンの潜伏、ヨメミの失踪、シフィールのチャンネル乗っ取りの真相が迫る中、GOOMSTUDIOの支配を揺さぶっていた。

VTuber業界の絆と国際的なファンの力が、革命の火を燃え上がらせていた。

 

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