ENTUM23   作:マブラマ

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第4話 ENTUMの新たな一歩 ~情熱の記録&連鎖する努力~

2018年4月9日、株式会社ENTUMのオフィスは、設立式の興奮がまだ冷めやらぬ中、早くも日常の喧騒に包まれていた。営業統括部のフロアでは、書類のシャカシャカという音とキーボードの軽快な打鍵音が響き合い、新たな挑戦の息吹が感じられた。

エボラちゃんが、弾むような足取りでヨメミのデスクに近づく。彼女の手には、丁寧にまとめられた書類の束が握られていた。

「課長、書類作成しました!」

エボラちゃんの声は、どこか誇らしげで、初々しい熱意に満ちていた。

ヨメミは椅子にふんぞり返り、にこやかな笑顔で書類を受け取る。

「お、ご苦労様ね! 早いじゃない、さすがエボラちゃん♪」

彼女はパラパラと書類をめくり、満足げに頷いた。

その瞬間、オフィスのモニターに映し出された数字が、フロア中の視線を奪った。

「1000万再生」

ENTUMの公式チャンネルにアップされた設立記念動画が、公開からわずか一夜にして驚異的な数字を叩き出していたのだ。

エボラちゃんが目を丸くする。

「うわっ、課長! 見て、見て! 1000万!?」

ヨメミが立ち上がり、モニターを指差して叫ぶ。

「ハロー、ダーリン! これよ、これ! 私たちのスタートダッシュ、最高じゃない!?」

二人の声に釣られ、営業統括部の社員たちが次々と集まってきた。歓声と拍手が響き合い、フロアはまるでお祭りのような熱気に包まれる。

だが、その喧騒の片隅で、エボラちゃんはふと呟いた。

「これ、ベアトリクス名誉会長が見たら……なんて言うかな?」

ヨメミが肩をすくめ、いたずらっぽく笑う。

「さあね。『勝たなきゃゴミだ!』とか吠えるんじゃない? でも、まあ――」

彼女はエボラちゃんの頭をぽんと叩き、続ける。

「私たちは勝ったも同然よ。さ、次行くわよ、エボラちゃん! 1000万なんて、ただの通過点なんだから!」

エボラちゃんは目を輝かせ、力強く頷いた。

「うん、課長! 次の目標、1億再生だね!」

二人の笑顔が、オフィスの光に照らされ、きらりと輝く。ENTUMの物語は、1000万という数字を刻み、さらに大きな夢へと突き進む――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社ENTUMの営業統括部は、1000万再生の快挙に沸きつつも、着実に日常の業務を進めていた。オフィスの空気は熱気と集中力が入り混じり、まるで新しい物語のページがめくられるような活気に満ちていた。

ヨメミが書類の束を抱え、軽やかな足取りで萌実のデスクに近づく。

「次長、書類提出するよ!」

彼女の声は弾むように明るく、達成感に満ちていた。

萌実は柔らかな微笑みを浮かべ、書類を受け取りながら答えた。

「ありがとね、ヨメミ。さすが、仕事早いよ」

彼女は一瞬書類に目を落とし、満足げに頷く。

オフィスのモニターでは、依然として「1000万再生」の数字が輝き続け、フロアに集まった社員たちの笑顔を照らしていた。萌実は書類を整理しながら、ふと呟く。

「この勢い……ちゃんと繋げていかないとね」

ヨメミがニッコリ笑う。

「ハロー、ダーリン♪ 次は1億再生、狙っちゃうよ!」

萌実はくすっと笑い、軽く肩をすくめた。

「まあ、まずは目の前の仕事を片付けてからね。ヨメミ、引き続き頼んだよ」

「オッケー、次長!」

ヨメミが元気よく敬礼すると、二人の笑い声がオフィスに小さく響いた。ENTUMの新たな一日は、こうして仲間たちの絆と情熱で紡がれていく――。

 

 

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