ENTUM23   作:マブラマ

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第79話 ヨメミNo.1

2018年12月7日

 

スナック『ミツコ』のカウンターは、いつもの賑やかさに加え、ENTUMの面々がヨメミの新作動画とSNSの炎上で騒然としていた。ミツコがグラスを磨き、夕呼が焼酎を傾ける中、アカリはスマホを握りしめ、ヨメミの動画『キズナアイをぶっ倒してNo.1になります!!』に衝撃を受けていた。ファルカ、二コラ、カタリーナはENTUM公式Twitterの停滞を憂い、もちひよこ、届木ウカ、皆守ひいろ、月夜ソラ、ユメノツキミ、花野蜜は突然の「ENTUMアンチアカウント」の攻撃に困惑。冬コミを目前に、ENTUMは新たな試練に直面していた。

 

 

動画が始まり、ヨメミがエネルギッシュに叫ぶ。

《ハロー、ダーリン! あの人たちと遊んでいくんだ! 遊ぶんだよ! そして私はね、トップスタァになる!!! ダーリンの為にね、みんなをスタァライトしちゃうから、じゃ、行ってくるぜぃ!》

キズナアイが明るく登場。

《はいどうもー、キズナアイです。普段なかなか一緒に遊べる機会のないこの4人でゲーム対決だ! イエーイ!》

《イエーイ!》

ヨメミ、電脳少女シロ、ときのそらが一斉に応える。

アカリが動画を見ながら呟く。

「…」

もちひよこが驚く。

「なんと…」

届木ウカが黙って画面を見つめる。

「…」

猫宮ひなたも無言で動画を凝視。

「…」

二コラが眉をひそめる。

「何だこれは?」

月夜ソラがスマホを手に、言う。

「何をって、これどう見てもヨメミさんの動画ですよ」

二コラがタイトルを読み上げ、唖然。

「ん? 何だこのタイトルは!? 『キズナアイをぶっ倒してNo.1になります!!』????」

アカリが肩を落とし、呟く。

「アカリより目立ってる…うぅ…あーだりぃ…ヤミはね、ヨメミちゃんがね…気にしないって言うか…あ、そもそも他のVTuberより浮いてるよね…」

カタリーナが呆れた顔で言う。

「浮いてるのはアンタも同じよ」

もちひよこがアカリを気遣う。

「ヤミ…ちゃん?」

「何?」

アカリがハッと顔を上げる。

もちひよこが優しく言う。

「動画のタイトル、あれは嘘だから気にしない方がいいよ」

動画内でキズナアイが続ける。

《今日はこの私が優勝しますので、皆さん応援してくださいね♪》

ヨメミが割り込む。

《ちょっと待った! ちょっと待ったぁー! ゲームですごすごAIと言ったらこの私…この中で一番になるのは私だ! へい、誰にも負けないぜ! 下剋上だ!》

電脳少女シロが叫ぶ。

《ダメです! アイさんの背中はシロが守ります! あ、そっか…でも今回はアイさんも敵…! アイさん! シロも謀反を起こします!》

キズナアイが笑う。

《いやいや、AIと言えばインテリジェントなスーパーAI、この私が優勝します!》

《私だ!》

ヨメミが拳を振り上げる。

《シロです!》

シロが負けじと叫ぶ。

キズナアイがニヤリ。

《全員可愛過ぎかよ!》

《そういうアイさんも可愛過ぎです!》

シロが返す。

ヨメミが笑う。

《そうだよそうだよ! シロちゃんだって…》

アカリが叫ぶ。

「そらちゃああああああああああああああああん!!????」

二コラが冷静に言う。

「あの女はホロライブのVTuber…ときのそら!」

カタリーナが首をかしげる。

「何故この動画に…」

二コラが動画を見ながら呟く。

「なんだこの茶番は?(ヨメミ…何をしようと!?)」

カタリーナがスマホを手に、焦った声で言う。

「二コラ、ENTUM公式Twitterのフォロワー数が…」

二コラが画面を確認し、叫ぶ。

「何だこれは!!? 全然増えてないじゃないか!」

「私に言っても…」

カタリーナが肩をすくめる。

ファルカが冷静に割り込む。

「恐らく、このアカウントの影響では?」

二コラが目を細める。

「何? 『ENTUMアンチアカウント』?」

ファルカがスマホをスクロールし、読み上げる。

「『今日も堂々と胸を強調するミライアカリ。世の男性を色気攻撃』」

アカリが飛び上がり、叫ぶ。

「え!!???? アカリ、そんな事してないよ!!」

二コラがチラリとアカリを見て、言う。

「胸元開いた服着てる貴様に言われても説得力がないぞ」

「…」

アカリが言葉を失い、顔を赤らめる。

ファルカがさらに続ける。

「『もちひよこ、届木ウカと密会』『皆守ひいろ、特撮聞き齧り女』」

皆守ひいろが拳を握り、叫ぶ。

「な!!?? 聞き齧りじゃないよーーーーー!!」

ファルカが新たなツイートを見つける。

「あ、新しいツイートが…『月夜ソラとユメノツキミは暇さえあればラブホテルへベッドイン!』」

月夜ソラが目を丸くし、叫ぶ。

「な、何を言ってるんスか!!???」

ユメノツキミが恥ずかしそうに顔を隠す。

ファルカがさらに読み上げる。

「あ、また更新された…『花野蜜はお色気満載。その色気で男ゲット!』」

花野蜜が慌てて否定。

「なななななななな…!? 何を言って…デマよ! 私はそんな事しないわ!」

ファルカが冷ややかに見つめる。

「…」

花野蜜が小さく呟く。

「少しだけ…」

「はぁ…」

ファルカがため息をつく。

ミツコがカウンターで笑いながら言う。

「アカリちゃん、ヨメミちゃんの動画に負けず、冬コミで挽回しなさいよ! アンチアカウントなんて、ENTUMの勢いで吹っ飛ばせるわ!」

アカリが拳を握り、叫ぶ。

「うん! 『ミライアカリオルタネイティヴ』のデモ版、絶対バズらせる! 萌実ちゃんの主題歌、ニーツちゃんの動画、ミディちゃんのアレンジ、みんなで冬コミをドカンと盛り上げる! キズナアイちゃんのNo.1の座、いつかアカリが奪うよ!」

夕呼がグラスを掲げ、言う。

「その意気よ! WUGとのコラボも楽しみね!」

ベアトリクスが微笑み、言う。

「アンチアカウントの裏、ホロライブやにじさんじが絡んでる可能性もあるわ。油断しないで、冬コミでENTUMの力を示しなさい」

ファルカが頷き、言う。

「リィズ先輩にも、このゲームを見せるため…アカリさん、シナリオの最終調整、急ぎましょう」

アカリがスマホで萌実からのメッセージを確認。

「アカリちゃん、アンチなんて気にしない! 冬コミ、絶対成功するよ!(´ω`)」

彼女の目に闘志が宿る。

「よし! ENTUM全員で、トップVTuber目指して突っ走る!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、ENTUM本社会議室は、緊迫した空気に包まれていた。長テーブルの上には『ミライアカリオルタネイティヴ』のデモ版ディスク、萌実の主題歌の楽譜、ニーツのプロモ動画データが並び、冬コミの準備は最終段階に突入していた。しかし、ENTUM公式Twitterのフォロワー停滞と「ENTUMアンチアカウント」の急成長が、会議室に暗い影を落とす。エイレーン社長がタブレットを握りしめ、焦った声で叫ぶ中、アカリ、ファルカ、二コラ、カタリーナ、月夜ソラ、皆守ひいろ、花野蜜、ニーツ、ミディが顔を揃えていた。

エイレーンがタブレットを振り、叫ぶ。

「た、大変ですよ! Twitterアカウントが!」

二コラが目を鋭くし、言う。

「!!」

カタリーナがスマホを手に、声を上げる。

「二コラ、また更新されてるよ」

二コラがカタリーナのスマホを覗き、読み上げる。

「ん? 『ENTUM社食は殆どベトナム料理ばかり。ベトナムパワーで頑張れ社畜!』 くだらない…」

ファルカが手を挙げ、鋭く言う。

「待ってください! 我が社の社食が外部の人間には知られてはいない。即ち、内部の犯行!」

二コラが会議室を見回し、低く唸る。

「この中に犯人が…!」

カタリーナが新たなツイートを見つけ、叫ぶ。

「あ、また更新された! 『私が大事にしていたタブレットが割れた。これも全てヴェアヴォルフの仕業』…」

ファルカがカタリーナのスマホを奪い、画面を凝視。

「ちょっと貸してください」

「あ!」

カタリーナが驚く。

ファルカの目が鋭く光る。

「(このアングル…ひょっとして?)」

会議室の空気が凍りつく中、アンチアカウントは嘲笑うかのようにツイートを連投。『アカリのサイドテールは実はウィッグ! 本当はショートカット!』『花野蜜のマンガマニュアル、実は代筆疑惑!』『月夜ソラ、夜な夜なカラオケで熱唱も音痴!』と、ENTUM所属VTuberを次々に標的に。そのフォロワー数は、遂に20万人を突破していた。

アカリが拳を握り、叫ぶ。

「何!? アカリのサイドテールは本物だよ! ウィッグじゃないもん!」

花野蜜が顔を赤らめ、否定。

「私のマンガマニュアル、全部自分で描いたわ! 代筆だなんて…!」

月夜ソラがムッとして言う。

「カラオケ、音痴じゃないスよ! めっちゃ上手いス!」

皆守ひいろが呟く。

「特撮聞き齧り女とか…ひどいよ…」

ニーツが冷静に分析。

「アンチアカウントのツイート、内部情報を含むものが多すぎます。社食のベトナム料理、タブレットの件…誰かが意図的にリークしている可能性が高い」

ミディが手を挙げ、言う。

「でも、こんなデマで20万人って…めっちゃ影響力! この勢い、冬コミのブースに悪影響出るかも…」

エイレーンが頭を抱える。

「うう…せっかくWUGとのコラボも決まったのに! アカリさん、ファルカさん、なんとかしてください!」

ファルカがスマホを手に、呟く。

「このタブレット割れの写真…アングルが社内の休憩室と同じ。犯人はENTUM内部、もしくは…最近出入りしている人物!」

二コラが目を細め、言う。

「確証はないが恐らくキャサリン・ワードや鳴神裁も絡んでる可能性は?」

カタリーナが頷く。

「あの二人なら、ENTUMを潰すためにアンチアカウントを操る動機は十分…」

アカリが立ち上がり、叫ぶ。

「そんなの許さない! アカリ、冬コミで『ミライアカリオルタネイティヴ』を絶対成功させて、アンチなんて吹っ飛ばす! 萌実ちゃんの主題歌、ニーツちゃんの動画、ミディちゃんのアレンジ、みんなの力でトップVTuberになるよ!」

ファルカが頷き、言う。

「アカリさんのシナリオに、リィズ先輩の想いを込めた。あのアンチアカウント、必ず暴いてみせる」

月夜ソラが拳を振り、言う。

「ヨメミさんの動画にも負けないス! ENTUM、絶対勝つスよ!」

花野蜜がマンガマニュアルを掲げ、言う。

「アカリちゃん、私のマンガもブースで配るよ! 『マンガで分かるアンチ対策』、急いで描く!」

エイレーンが涙目で言う。

「みんな…ありがとう! ENTUMの絆で、冬コミを最高の舞台にしましょう!」

スマホが光り、萌実からのメッセージが届く。

「アカリちゃん、アンチなんて気にしない! 冬コミ、ENTUMのブースが一番輝くよ!(´ω`)」

アカリの目に闘志が宿る。

そして数分後、アンチアカウントの正体が明らかになった瞬間、凍りつくような緊張に包まれていた。モニターには『ミライアカリオルタネイティヴ』のデモ版データが映り、冬コミの準備は佳境を迎えているが、ENTUM公式Twitterの停滞と「ENTUMアンチアカウント」の攻撃がチームを揺さぶっていた。ファルカがタブレットの画像を解析し、ヨメミの顔が浮かび上がると、会議室は騒然。アカリ、二コラ、カタリーナ、もちひよこ、花野蜜、猫宮ひなた、月夜ソラ、皆守ひいろ、ニーツ、ミディ、エイレーンが一斉に息を呑む。

ファルカが画像編集ソフトを操作し、言う。

「このタブレットの画像を画像編集ソフトで開いてイメージ…色調補正…明るさ・コントラスト…出てきた操作ウィンドウで画像の明るさとコントラストを弄ると…」

……

アカリがモニターを指差し、叫ぶ。

「あ、犯人の顔が写ってる!!?」

二コラがファルカに迫る。

「ファルカ、もっとハッキリさせろ!」

「やってます!」

ファルカがキーボードを叩き、画像を鮮明化。

……

ENTUM所属VTuber一同が一斉に叫ぶ。

「ヨメミ!????????」

アカリが目を丸くし、呟く。

「ヨメミちゃん…だよね?」

もちひよこが頷く。

「そうだと思うよ」

ファルカが冷静に分析。

「成程…元ENTUM所属VTuberヨメミなら、ツイートの内容も説明が付く」

アカリがスマホを手に、新着ツイートを確認。

「あ、新着ツイートが!」

カタリーナが読み上げる。

「『今日も聳え立つ黒い巨塔。ブラックENTUM&ヴェアヴォルフ』」

ざわ…ざわ…

花野蜜がハッとする。

「これって…」

猫宮ひなたが窓の外を指す。

「この建物の前だよ」

二コラが目を見開く。

「!!!!!」

ドダダダダッ!

一同が会議室を飛び出し、ENTUMビルの入り口へ急ぐ。二コラが先頭で外に飛び出し、雪の降る街角でヨメミの姿を捉える。

「…な!!?(いた!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪が降り積もるENTUMビル前、ヨメミはスマホを手に、悪びれずに笑う。

「♪…へへっ、これには笑ったね」

二コラが冷たく切り返す。

「笑えないな」

「二コラさん」

ヨメミがニヤリと笑う。

二コラが一歩踏み出し、言う。

「ヨメミ、貴様が今やってる事は草が生えないくだらない事…」

もちひよこが静かに言う。

「墜ちましたね、ヨメミさん」

ヨメミが黙り込む。

「…」

アカリがショックを受けた声で言う。

「まさかヨメミちゃんがアンチだなんて…」

二コラがヨメミを睨み、問う。

「何故こんな事した?」

「…」

ヨメミが目を逸らす。

「…」

二コラが待つ。

「…」

ヨメミが黙り込む。

「…」

カタリーナがヨメミを見つめる。

「……っ!」

ヨメミが唇を噛む。

「…」

ファルカが冷静に観察。

「…」

アカリが息を呑む。

「…」

もちひよこが悲しげに俯く。

ヨメミが突然叫ぶ。

「…煩い!」

「え?」

二コラが驚く。

ヨメミが涙を流しながら叫ぶ。

「潰れちまえばいいんだ! こんなブラック企業! こんな事務所に入った事が大きな間違いだったんだ! 自主退職して人生を狂わせて…この為体! 住む場所なければ貯金もゼロ! 一生懸命動画投稿しただけなのに………うぅ…何で私だけこんな目に遭わなきゃいけないのよ!! 皆さーん、聞いてくださーい! このENTUMって言うブラック企業は、善良なVTuberを不当な解雇に…」

二コラが鋭く言う。

「黙らせろ」

「了解」

カタリーナが素早く動き、ヨメミの口を塞ぐ。

ガバッ!

「う! うぅ……」

ヨメミがもがき、涙を流す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ENTUMビルに戻り、会議室でヨメミは椅子に座らされ、俯いていた。アカリがヨメミを見つめ、呟く。

「ヨメミちゃん…どうして…」

ファルカが冷静に言う。

「彼女の退職は自主的でしたが、VTuber業界の厳しさと生活の困窮が、ENTUMへの恨みに繋がったのでしょう」

エイレーンが涙目で言う。

「ヨメミさん、私たちのサポートが足りなかった…ごめんね…」

ヨメミが震える声で言う。

「…エイレーン社長には恨みはないよ…でも、ENTUMが輝いてるのを見ると、私の失敗が…悔しくて…」

二コラが冷たく言う。

「だからアンチアカウントでENTUMを攻撃した? 愚かな選択だ」

カタリーナがヨメミに近づき、言う。

「ヨメミ、貴女の気持ちは分かる。でも、こんな方法じゃ誰も幸せにならない」

二コラがヨメミを冷たく見据え、言う。

「泣き言で人生は開けないぞ」

ヨメミがハッと顔を上げ、震える。

「!!」

二コラが一歩踏み出し、続ける。

「今回の貴様の行動は、ENTUM社の人間としてとても看過する事は出来ない。当然、それ相応の処罰を受けて貰う」

ヨメミが息を呑み、俯く。カタリーナが彼女の腕を離し、静かに見守る。

二コラがポケットから紙を取り出し、ヨメミに差し出す。

 

スッ

 

ヨメミが紙を受け取り、目を丸くする。

「これは…」

二コラが淡々と告げる。

「ENTUM公式Twitterのログインアドレスとパスワードだ」

「え?」

ヨメミが呆然と二コラを見上げる。

二コラが目を細め、言う。

「貴様は本当にどうしようもないVTuberだが、認めてやる…Twitterの能力だけは」

ヨメミが紙を握りしめ、涙が再び溢れる。

「…あ…」

二コラが背を向け、雪の降る空を見上げながら言う。

「フォロワーが15万人付いたら出してやる。アニメイラスト、GIF画像でも何でもいい! 呟き続けろ…我が社の為に」

ヨメミが紙を見つめ、震える声で呟く。

「…」

アカリがヨメミに駆け寄り、彼女の手を握る。

「ヨメミちゃん! アカリもマルチ商法で失敗したけど、ENTUMのみんなが支えてくれた! ヨメミちゃんのTwitterの才能、冬コミで絶対活かそう!」

ファルカが頷き、言う。

「ヨメミさんの投稿は、確かにフォロワー20万人を集めた。アンチではなく、ENTUMの魅力を発信すれば、リィズ先輩も認めてくれるはずです」

花野蜜がマンガマニュアルを手に、笑顔で言う。

「ヨメミちゃん、私の『マンガで分かるVTuberの再起』、Twitterで宣伝して! 冬コミブース、めっちゃ盛り上げるよ!」

月夜ソラが拳を振り、言う。

「ヨメミさん、TwitterでENTUMのスゴさ、ガンガン呟くスよ! 一緒にトップVTuber目指すス!」

エイレーンが涙目で言う。

「ヨメミさん、ENTUMに戻ってください! 冬コミで『ミライアカリオルタネイティヴ』を成功させて、みんなで輝きましょう!」

ヨメミが紙を胸に抱き、涙を拭う。

「…みんな…ありがとう……私、ENTUMのために…頑張るよ!」

カタリーナが微笑み、言う。

「なら、さっそく呟き始めなさい。ヴェアヴォルフの名にかけて、失敗は許さないわ」

もちひよこが優しく言う。

「ヨメミさん、ENTUMの公式アカウント、絶対バズらせましょう!」

猫宮ひなたが頷く。

「ヨメミのTwitterなら、アカリのシナリオももっと広がるよ!」

スマホが光り、萌実からのメッセージが届く。

「アカリちゃん、ヨメミちゃん、ENTUMの絆は最強! 冬コミ、Twitterでバズらせて勝つよ!(´ω`)」

アカリがヨメミの手を強く握り、叫ぶ。

「よし! ヨメミちゃんのTwitterとアカリのシナリオで、キズナアイちゃんのNo.1の座、絶対奪う!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ENTUMビルに戻り、会議室ではヨメミが公式Twitterのログインを試みる。彼女の指がキーボードを叩き、最初のツイートを投稿。

「どうも! 中の人が変わりました! これから皆様にお得な情報を呟いていきますので、どうぞよろしくお願いしまーす。 #ENTUM #冬コミ」

続けて次のツイートを投稿。

「【ENTUM冬コミ】『ミライアカリオルタネイティヴ』デモ版、超感動! アカリのシナリオ、萌実の主題歌、ニーツの動画、ミディのアレンジ…ぜんぶ最高! WUGとのコラボも見逃せない! #ENTUM #冬コミ」

ニーツがモニターを確認し、言う。

「投稿後10分でリツイート500、いいね1000。ヨメミの影響力、健在です」

ミディが手を振る。

「ヨメミちゃん、次は主題歌のスニペット動画、ツイートして! 絶対バズるよ!」

ファルカがヨメミに言う。

「アンチアカウントのフォロワーを、ENTUM公式に引き込む。ヨメミ、貴女の力で、リィズ先輩にENTUMの輝きを見せつけてください」

ヨメミが頷き、目を輝かせる。

「うん…! 私、ENTUMのために、Twitterで全力出すよ!」

アカリが拳を握り、叫ぶ。

「冬コミ、ヨメミちゃんのTwitterとアカリのシナリオで、ENTUMがVTuber業界のトップになる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長室は暖かな照明とエイレーン社長の笑顔で穏やかな空気に包まれていた。デスクには冬コミのブースレイアウト図や『ミライアカリオルタネイティヴ』のデモ版ディスクが並び、壁にはENTUM所属VTuberのポスターが飾られている。ヨメミはエイレーンの前に立ち、ENTUM公式Twitterのログイン情報が入った紙を握りしめていた。アンチアカウントの騒動を乗り越え、ヨメミの再起がここから始まろうとしていた。

エイレーンがデスクのタブレットを手に、呟く。

「ん?」

ヨメミがタブレットでENTUM公式Twitterを開き、ツイートを投稿。

「どうも! 中の人が変わりました! これから皆様にお得な情報を呟いていきますので、どうぞよろしくお願いしまーす。 #ENTUM #冬コミ」

エイレーンが微笑み、言う。

「そうです。地道にやる事が…第一歩ですよ、ヨメミさん」

ヨメミがタブレットを操作しながら、笑う。

「出入りは自由! 意外にも…ワロタ」

エイレーンがクスクス笑い、言う。

「ヨメミちゃん、Twitterの才能、ほんと凄いですね。アンチアカウントで20万人集めたんだから、公式アカウントなら50万、いや100万フォロワーも夢じゃないですよ!」

ヨメミが少し照れながら、言う。

「…社長、ほんとごめんなさい。アンチなんてやって…ENTUMのみんなに迷惑かけちゃって…」

エイレーンが手を振って遮る。

「いいの、いいの! ヨメミさんの気持ち、ちゃんと分かったから。ENTUMは家族みたいなものです。失敗しても、やり直せる場所なんだから!」

ヨメミが目を潤ませ、頷く。

「うん…私、ENTUMのために、Twitterガチで頑張る! 冬コミのブース、めっちゃバズらせるよ!」

エイレーンがデスクから立ち上がり、ヨメミの肩に手を置く。

「その意気です! アカリさんのシナリオ、萌実さんの主題歌、ニーツさんのプロモ動画、ミディさんのアレンジ…ヨメミさんのTwitterで、全部リスナーに届けて! WUGとのコラボも、最高の舞台にしましょう!」

ヨメミがスマホを手に、新たなツイートを投稿。

「【ENTUM冬コミ】『ミライアカリオルタネイティヴ』デモ版、ヤバい感動! アカリのシナリオに泣ける! 萌実の主題歌、ミディのアレンジ、ニーツの動画…全部神! WUGコラボも見逃せない! #ENTUM #冬コミ」

彼女が投稿ボタンを押すと、即座にリツイートと「いいね」が増え始める。

ヨメミが目を輝かせ、言う。

「…うわ、反応めっちゃ早い! これ、絶対バズるよ!」

エイレーンが笑顔で言う。

「ヨメミさん、さっそくフォロワー増えてますね! この調子で、キズナアイさんのNo.1の座、ENTUMで奪っちゃいましょう!」

ヨメミが拳を握り、叫ぶ。

「うん! 私、ENTUMのTwitterで、トップVTuberの夢、みんなで叶える!」

スマホが光り、萌実からのメッセージが届く。

「ヨメミちゃん、Twitter最高! アカリちゃん、冬コミでENTUMの輝き、絶対見せるよ!(´ω`)」

ヨメミが笑顔で頷き、ツイートを続け、ENTUMの未来に新たな光を灯していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長室から会議室に移り、アカリ、ファルカ、二コラ、カタリーナ、月夜ソラ、花野蜜、ニーツ、ミディが集まり、冬コミの最終確認を行う。モニターにはヨメミの最新ツイートが映し出され、フォロワー数が急上昇中だ。

アカリが拳を振り、言う。

「ヨメミちゃんのTwitter、めっちゃバズってる! アカリのシナリオも、絶対みんなに届くよ!」

ファルカが頷き、言う。

「ヨメミさんの投稿は、リィズ先輩にも届くはず。ENTUMの公式アカウント、15万人フォロワーまで、あと少しですね」

二コラが腕を組み、言う。

「ヨメミの能力は認める。だが、冬コミ本番でのミスは許さん。ヴェアヴォルフの名にかけて、完璧なブースを用意しろ」

カタリーナが微笑む。

「二コラ、ヨメミのツイート見て、少しは安心したでしょ?」

二コラがフンと鼻を鳴らす。

「…まぁ、な」

花野蜜が新作マンガを手に、言う。

「ヨメミちゃん、私の『マンガで分かるVTuberの再起』、Twitterで宣伝お願い! 冬コミでアンチを笑いものにするよ!」

月夜ソラが笑顔で言う。

「ヨメミさんのTwitter、ENTUMのスゴさ、世界中に広めるスよ!」

ニーツがデータを確認し、言う。

「ヨメミのツイート、1時間でリツイート2000、いいね5000。フォロワー増加率、過去最高です」

ミディが手を振る。

「主題歌のスニペット、ヨメミちゃんのツイートで公開! 冬コミ前にバズっちゃうよ!」

アカリが立ち上がり、叫ぶ。

「よし! ヨメミちゃんのTwitter、萌実ちゃんの主題歌、WUGとのコラボ…ENTUM全員で、冬コミをVTuber業界の伝説にする!」

 

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